NIM EASIROC firmware焼き

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NIM EASIROCモジュールは一定の需要が今もあって、たまに問い合わせがくる。
今日お見えになったのは大阪大学の修士の学生さんで、放医研のHIMACで重イオンを使った原子核実験をする予定の人。ビームの上流にチェレンコフを置いてPIDするのに使いたいそうで、時間情報が必須とのことなので、新しい方のfirmwareが必要。
くる前にsoftwareの方はinstallしておいていただいて、いつものようにfirmwareを焼く。
ちょうど同じタイミングでFirmwareを書いてくれた人から、最新のfirmwareにバグが見つかったというのを聞いたので、少し古いのにする。
動作確認をするのだが、どうも全channel生きているわけでは無いようで動作がおかしい。色々試して、特定のチャンネルで、動作確認を行って、良しとする。
実験の内容を聞いて、モジュールが使えるかどうか一緒に考えてみたのだが、学生さんが行っていることが正しければ使えるかもしれない。
昨年度作ったモジュールがまだ6台残っているらしいので、今なら待たずに買うことができる。在庫が無くなってしまったら、もう一回作る気合が沸くかどうかは不明。

ラグビー アイルランド@味の素スタジアム

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土曜日は天気が持ちそうだったのでラグビー日本代表のアイルランド戦を見に味の素スタジアムに行ってきた。
ラグビーの試合は何度か見に行ったことはあるが、男子日本代表戦は初めて。味の素スタジアムも初めて。席は、バックスタンドの自由席4000円。通常開場時には行く事にしているので、そのように行ったが、自由席の列が長くて驚いた。もっとも、味スタは50000人入るので、ちょっとくらい列が長くてもどうということはない。私は前の方で見るよりは高い位置から見るのが好きなので、ほぼ中央の一番高いところ。そこから写真を撮ると左のようになる。遠いように思うかもしれないが、双眼鏡を持っていれば、何の問題もないし、ラグビーはラインの作り方とかいろいろ上から見ている方が楽しめる。
開場は12:00で、試合開始が14:40。この間何のイベントもないので退屈極まりない。再入場出きるので外に出たら、すぐ横のアミノバイタルフィールドで日大対東洋大のアメフトの試合をやっていたのでそれを見る。日大の選手の多さに驚く。
試合は前半日本のディフェンスが弱く、たやすくゲインを許し一方的な展開。日本代表の最近の方針かキックを多用するのだが、アイルランドがまったく動じないので単に敵にボールを与える形になり有効に攻撃できない。
後半は気合の入ったディフェンスを見せてくれたので、いいゲーム。最後の日本の長い攻撃をしのがれた後は切れてしまったようで簡単にトライを許してしまった。やはり、ディフェンスが良くないと試合にならない。
試合終了後、混雑しそうだった飛田給に行くのはやめて西調布から電車に乗る。これは正解だったと思う。

HAPD 取り付け完了の ARICH

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ARICHの製作が進んで、HAPDの取り付けが終わったというので写真を撮らせてもらった。綺麗な写真なのでいつもより大きめにしてみた。
60度毎の対称性があって、432個のHAPDが取り付けられている。アルカリ金属でできた光電面が黄土色に光っていて実に壮観。
このHAPDは一個100万円くらいはするだろうから、この検出器にどのくらい金がかかっているか分かるというものだ。
当たり前だが、ARICHは光検出器では成り立たないので、432個のHAPDからの62208ch分の読み出し回路と、HAPDに8kVの電圧を供給する電源もいるし、手前側にはアエロゲルの輻射体もある。
まだ、光検出器が付いただけなのでこれから読み出し回路を取り付けて、テストしないといけない。おそらく、1/6くらいはつながっていると思うが、何しろ、お盆までには完成していないといけないので、余裕は全くないはずだ。

27th Belle2 Open Meeting (2) ECL パラレル

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今日は朝からECLのパラレル。最初はTriggerと合同セッション。最近盛んにCDCとともに宇宙線をとっているので問題ないのかと思いきや、細かい問題はあるらしい。今は宇宙線用の簡単なtriggerは出せるようになっているようだが、本番用のtrigger logicはまだできていないようだ。
ECLの方は主にsoftwareの話し。Forwardのinstallationに興味のある人はいないのでほとんど話題にも上らない。放っておけば誰かがやってくれるだろうという感じ。対照的にsoftwareの方はいろいろとstudyがすすんでいて、いろいろと凝った reconstruction のアイデアがたくさん出ていて感心する。
途中で phase2 の間、約22週間あるらしいのだが、シフトを組まないとね、という話があって、どうなるものかと見て(聞いて)いたら、皆さん協力的で安心した。私とロシア人にすべてをまかせて日本には誰もこない、なんて事になったらどうしようと思ったが杞憂だったようだ。

27th Belle2 Open Meeting

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今日から金曜日までは第27回のB2GM。
例によって初日の午前の前半はPlenary。
少し出遅れたら、もう座る場所が無かった。後の方に夏の学校で見た顔があったので、修士の学生さんも参加されているようだ。席がなくては仕方ないので、KEKにいるのにビデオで参加。
午前はいつものようにBelle2, KEK(金), 加速器のstatus report。たいがいはここで、スケジュールが遅れると言うことが知らされるのだが、今回は、変わらず。いろいろと問題はあったのだが、24/7働く等頑張って、スケジュールは保つということらしい。なので、何もなければ9月にEndcapの据え付けが予定されることになりそうだ。
明日は一日ECLのパラレル。

ECL取り付け金具

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Endcap Calorimeter の取り付け金具には問題が多くて苦労したのは既に書いたが、Forward endcapはそれよりもっと悪い。金具を取り付けるネジが回せないことに加えて、毎回 Endcap を引き出す度に位置調整をする必要があって手間がかかる。なので、取り付けを前に金具を作り替えてしまおうと思っていたのだが、うまいこと上記二つの問題を解決するような構造を思いつかず放置していた。諦めかけていたのだが、私以外の人ならいいアイディアが浮かぶかもと思って工作のエンジニアリング支援に相談してみた。
外注するであろう業者を呼んで相談するというので、筑波から重い金具を持ってきて、相談。いろいろと話しているうちに画期的な方法を思いついて、それを元に検討してもらうことになった。
同時に概算で費用を計算してもらうのだが、思っていたよりずいぶんと高い。この金具を取り付けるのはたった一度なので、ネジを回せない問題の解決に使える金は自ずと決まってくる。もうすぐ費用の概算が上がってくると思うが、ボツになりそう。

広報協力 Daily Portal Z

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午後は広報から取材の写真を撮ってくれと頼まれてそれに協力。
取材にきたのは デイリーポータルZ というサイトをやっている人たち。先日のロールアウトの生中継のときに出演してくださった人がやっているサイト。とても有名らしいのだが、常識がないものでまったくわからない。
私が写真を頼まれたのは、加速器の富士直線部と筑波実験棟の見学の部分。7人でお越しになってそれぞれ滞在は30分くらいだろうか?
写真を撮るには説明している人から少し離れないといけないので、何を喋っているのかも分からず、どういう雰囲気で見学が進んでいたのかは不明。筑波実験棟では、見慣れない人がBelleで高所作業していて、安全が気になって写真に集中できなかった。なので、筑波の写真があまり無い。
その後、皆さんは研究本館で、KEKの人を交えて何か取材(座談会?)をされていたのだが、私は失礼して中座。
私にも取材があるということで、後で呼ばれて行ったら、今回の取材とは別の企画でいろいろな人に質問をしているのだとかで、どうしてだかは知らないが、私が回答者に選ばれたらしい。結構下らない答えをしてしまったし、私の答えの真意が伝わった気はあまりしていないので、変な感じでのってしまうか、あるいはつまらなすぎてボツになるかも。
少なくとも今回の取材に関してはそのうち上記ポータルにのるのではないか?

見学対応 ATLAS Spokesperson

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今日の見学はATLASのSpokesperson。
文部科学省で予算のヒヤリングがあってそのためにわざわざ日本までやってきたらしい。見学は昨日の予定が一旦キャンセルになったものの、今日の午前に時間があるということで、これもわざわざという感じでKEKまで足を延ばしたそうだ。
本来なら、この位偉い人なら、こちらももう少し偉い人が対応すべきだと思うのだが、急な依頼だったので仕方なく私。実は、この方の前のspokespersonは私が昔やっていた実験の共同実験者で(少なくとも私は)良く知っている人だったのだが、この方はまったくの初対面。
普通の所を見てもらった後は、少しでも興味を引きそうな所ということで、今ちょうどできつつあるARICHの組み立て小屋と近々SVDの組み立てが始まる部屋を見てもらった。急な話しだったがどちらもエキスパートが対応してくれて助かった。
写真左はHAPDがマウントされたARICH。HAPDが並んでいる様はなかなかに壮観。右はウィーンの人も交えてSVDについて説明しているところ。ちょっと説明が専門的過ぎたか?
本当はフェンスの中に入ってもらいたかったのだが、あまりに急過ぎて、手続きが間に合わない。3-40分くらいの滞在だったが、満足していただけただろうか?

冷水器 ナカトミ NWF-W18B2

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筑波実験棟で作業をしていると、作業着を着ているのでひどく暑い。なので、休憩時間になると、皆さん筑波実験棟外の自動販売機で飲み物を買って飲んでいる。作業員の健康を人質にコカコーラを儲けさせても仕方ないので、熱中症予防にせめて水くらいは供給したいと、夏がくる度に冷水器を買おうと思いたつのだが、ぐずぐずしているうちに秋になって涼しくなる事の繰り返し。
今年こそはと思い、最初は給排水管が直結したペダルを踏んだりボタンを押すと冷水が飛び出るタイプのものを調べたのだが、設置場所と配管を考えるとかなりの金がかかりそうで二の足を踏んでいた。ある日、タンク式のものにすればいいのだと気がついて探したところ、18L供給できるものが非常に安く売られていることに気がつき、それで行くことにした。
買ったのはナカトミのNWF-W18B2という商品で、大体3万円くらい。これだと、高級な湯沸かしポットとそんなに変わらない。それに、紙コップディスペンサーと紙コップ。
写真を見て分かるように、食堂に置いてある水が出る機械そのもの。上部が水槽になっていてここに水を入れると、コンプレッサーで冷やしてくれるというもの。値段なりのチープなもので高級感はゼロ。
こういう形状なので洗浄が厄介なのだが、何とか二度ほど洗って、浄水を入れて試用をしてみたところ、当たり前だが冷たい水が出てくる。
水とはいえ、口に入るものなので、衛生面も考えないといけない。まず監視員室で使ってみて、様子を見てから写真右下のダルマの下に設置する予定。

徳宿城跡

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おいしいそばが食べたくなって鉾田の村屋東亭まで遠征してきたのだが、2km程北に徳宿城跡があるのに気づいて足を延ばしてきた。
徳宿という名前を聞けば業界の人はすぐにKEK素核研所長を思い浮かべると思うのだが、名字由来netによると徳宿という名字はこの徳宿にいた徳宿氏に由来して、全国におよそ150人だそうだ。
左上は鹿島臨海鉄道の徳宿駅。線路は谷を走っていて、ホームへは階段を降りて行く。当然無人駅。
徳宿城跡は駅から少し東を走る県道114号線を南に行ってから、また東へ入ると右上の写真の碑があるのですぐ分かる。ほとんど誰も立ち入らないようで、荒れ放題の道を歩いて登ると(おそらく)本丸跡にでる(左下)。非常に寂しい感じで、祠と鳥居が立っていたので、徳宿所長の健康をお祈りしておく。北の方に少し行くと空堀らしきものがあって、さらに敷地は続くようだったが、虫が多くて少し進んだ所で退散した。
入り口に戻り由緒書きを読むと、徳宿氏は平国香から七代目が徳宿氏を名乗ったとある。城はその子親幹により平安末期に築かれ、1468年九代目道幹の時に水門城にいた江戸氏の攻略を受け落城、道幹も討ち死にしたとある。
徳宿城跡は緑地環境保全地域ということになっているようだが、要するに単に放置されていて、竹害がひどい。城跡のまわりを一回りしたが、すごい勢いで竹が繁殖していて道に溢れ出している(右下)。

第59回 KEKコンサート

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さっきまで小林ホールでKEKコンサートを見て(聞いて)いた。
コンサートの後は出口が混むので備忘録を兼ねて。

Bach/Bosoni BWV1004 Paritita No.2 for Violin Solo - Chaconne
J.Brahms Op.118 6 Pieces for Piano
D.P. Stotz "Good wishes for Japan - March 2011"
--- Intermission ---
F.Chopin Op.27-2 Nocturne No.8 in D-flat Major
F.Chopin Op.35 Sonata No.2
F.Chopin Op.60 Barcarolle
--- Encore ---
F.Chopin Op.25-1 12 Etudes No.1
J.S.Bach BWV971 Italian Concerto in F Major III

KEKコンサートにしては本格的なプログラム。川添亜希さんで調べると同じプログラムでリサイタルをされているようだ(3000円)。

小林ホールが音楽ホールでは無いので残響が極小で、ピアノ自身もあまり響かないのでかなりデッドな響きになる。なので、それになれるまで音に違和感がある。演奏する側もそうなんではないだろうか?
誰かの椅子がギコギコ音を立てていて耳障りだったのだが、演奏者の椅子だった。休憩時間に油をさしてくれる偉い人がいて後半は鳴らなくなった。
BrahmsのOp.118を全曲生で聞いたのは初めてな気がする。私の好きな Intermezzoはスルスルと進んでしまう(もっと甘く歌ってほしい)。
Stotzさんの曲は現代曲のわりには聞きやすい、きれいな癒し系の曲だった(3.11なんで当たり前か)。
どちらかというと後半のショパンの方が手の内に入っているという感じだったのではないかと思う、ピアノ響きにも慣れてきていたのもあると思うが。
アンコールはショパンのエチュードとバッハのイタリア協奏曲の3楽章。ピアノの響きがデッドなのでバッハがいいかなどと思っていたのだが、あたりだと思う。少しレガート目に弾かれるのだがそれでも一音一音クリアに響いて良い。

鉛シールドの試験

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先日半分だけテストしてうまく行かなかった鉛シールド。設計したカナダの学生に報告して、どうするか相談したところ、B2GMには来れないがその前なら来れるというので、きてもらって一緒にテストすることに。
やり方は簡単で、取り付けようの茶色い治具をつけた状態で鉛シールドは置いてあるので、そこにエンドキャップ引き出し装置の半月板を持ってきてちゃんと穴があうか確認する。
現場で試したときには1-2cm位ずれていたので合うわけないだろうと思っていたら、意外なことに穴の位置はほぼ正確にあった。実際には微妙に位置がずれているのでネジは締められなかったのだがこの位なら現場で何とかなるレベル。
前方もやってみたところこちらもほぼ同じような塩梅で、ネジははまりそう。
では、なぜ前回のテストの時あんなにずれていたのかが良くわからないのだが、とりあえず、シールド自体には問題がないことは分かった。その後、実際に取り付けるときに危惧している点(吊り難い点や穴に調整シロが無いこと等)を指摘して対策を教えてもらい作業終了。カナダからわざわざきてもらったのに3時間くらいでやることが無くなってしまった。若干申し訳ない気がしている。

不動峠再開通

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不動峠が再び4月29日から通れるようになったというのは知っていた。しばらく忙しくて走りに行けてなかったのだが、ようやく走ってきた。
ツールドつくばも近づいているので人が多いだろうと思い朝早めに行ったのだが結構な人がいて驚く。スタート地点はボロボロになっていた看板が付け替えられていた。道路情報には未だ法面決壊、全面通行止とある。付け替え忘れているのか?
久しぶりだったのでゆっくり登っていくと、結構な数の自転車に抜かれる。途中、富士山がこの時期にしてはとても綺麗に見えたので、写真を撮る。2.5kmから3.5kmの間はKEKの向こうに富士山が見える撮影ポイントで、冬にもう少しいいレンズを持ってきて撮ろうと思っていたのだが果たせなかった。ちょうど撮影ポイントが法面崩壊の場所だったようで、修復の後があった。それ以外は特に何もされていないようで路面は変わっていない。
不動峠に到着すると、裏不動の方も開通しているようで安心した。この道が使えないと筑波山系の東側に出て北に行くのに遠回りなのだ。
そのままつつじヶ丘まで登ったのだが、つつじヶ丘の手前2-300m位のところにある駐車場から東京スカイツリーが見えた。
裏不動も通れるようになったので北東の方に走りにいくか。

高エネルギー物理春の学校2017を終えて

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初めて幹事をやった春の学校が終わってそろそろ2週間くらいになる。帰ってきてすぐ作業があったりして後の作業が出来なかったのだが、送り返した物品を整理し、写真を整理して、最近ようやく参加者の皆さんに回答してもらったアンケートもまとめて、ようやく終わった気分。
アンケートを集計しながら思いついた、来年以降の課題を備忘録を兼ねて列挙しておく。

1) プログラム詰め込みすぎ問題
プログラムが詰め込み過ぎという意見は結構あった。口頭講演の希望者が多いので一人でも多くの人にやってもらおうと思うとこうなってしまう。今回も何人かの方にポスターに回ってもらったのだが、仕方なく来年はもう少し口頭講演の数を減らした方が良いようだ。また、休憩も短すぎた。

2) ポスターの問題
ポスターはいろいろ問題を指摘されている。多いのは、
- 会場が狭い
- 発表中他の人のポスターが見られない
前者は、初日は明らかに会場が狭い。会場を変えるべきだろう。2日目は会場としては広かったのだが、私が指示したポスターの配置が良くなくて、土地はあるのに、人が集中してしまっていた。失敗であった。
後者は、各セッションの時間を半分ずつに分けて、前後で発表者を変更するというアイデアを持っていたのだが余裕が無くて出来なかった。
ポスターはちょっと課題が多い。来年はもう少し良く考えてやらないといけない。

3) M1ばっかり問題
毎回、M1の学生がほとんどで年長者が少ない。もう少しM2やDの参加者が増えてくれるとM1の学生にも好影響があると思っているのだが、なかなかリピーターが育たない。アンケートによると5人に1人は来年もぜひ参加したいと思ってくれているようなので何とか参加してほしい。
今年は名古屋の先生のアイデアで過去の学校OBを招待して参加してもらったのだが、これは、とても好評だったようだ。今回は適任者が見つかったから良かったが来年以降もみつかるだろうか。

一回やって要領はつかんだつもりなので、少なくとも来年は幹事をするつもり。私以外の発起人の皆さんは、この7年で偉くなって、とてもとても急がしそうなのだ。発起人の高齢化も進んでいるので、新しい世話人が現れてくれるとうれしい。ただ、我々のようなガラの悪い者が相手だと、こっちからお願いしないと無理かもしれない。

前にも書いたが来年の学校は5月17-19日びわこクラブで開催予定。

写真は、2日目の晩にとった夜空とその翌朝同室のH氏のいびきで起こされて撮った日の出(4:56)

前方Endcapカロリメター筑波へ移送

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ロールインして筑波のB4の床が広くなったのでさっそく富士からForward Endcap を移送した。
運ぶものが重い(7-8t)ということを除いては大して難しくもない作業なので、特に問題なく進んだ。
トラックに載せて移送している時に筑波山を背景に写真を撮ろうと頑張ったのだが今ひとついい写真が撮れなかった。
カロリメター本体を運んだ後は、ケーブルとか、治具を運び、富士と筑波を合計2往復。私が責任者ということで、無駄無く作業を進めたので、1時に始めた作業が4時には終わった。
無事終わってめでたい。明日は乾燥空気の配管。

万力

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筑波のB4の隅にドリルプレス(ボール盤)とバンドソー(帯鋸)と卓上丸鋸(マイターソー)が置いてあって簡単な工作が出きるようになっている。私もたまにアルミ板を切ったり穴を開けたりするのだが、ヤスリも置いてないのでバリ取りも出来なくて不便だった。
で、買ったのが万力(バイス)。それなりの力で締められて、十分な強度で台に固定されるものというので探して買った、15cmのもの。モノタロウで1.2万くらい。鋳物の鉄で出来ていてとても重い。
とりあえず、ドリルプレスの横に設置した(ロールイン前にB4を整理したドサクサにまぎれて持ってきた)作業台に置いておいたのだが、使えるように固定してきた。
最初はそこらに転がっている金属用のドリルで開けようと思ったのだが、手持ちのドリルには10mmまでしかくわえられなくて断念。私物の工具をあさると15mmのフォスナービットが出てきたので、それをドリルガイドに取り付けて何とか穴は開けられた。KEKにはあまり木材加工用の工具は無くて、少し不満。
左下は強固に固定された万力。
アルミのLアングルを加工する機会があったので、帯鋸で切った断面を、ヤスリでバリ取りしてみた(右下)。非常に快適に出来て良い。

エンドヨーク閉まる

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今日は午前中は昨日やり残した後方側のエンドキャップ引き出し装置下部の取り外し。昨日前方をやったので少し慣れたが、それでも、非常に困難な作業なのは間違いない。
左下は架橋に当たるギリギリまで寄せて上げようとしているところ。右上は作業中のクレーンのフックの様子。エンドヨークのガイドがクレーンの邪魔をしているのがわかるだろうか。これをよけながらQCSに当たらないように吊ろうとすると、余裕は5㎝くらいしかない。
何とか約束の午前中に引き出し装置の取り外しは終わり、午後からはエンドヨークを閉じる。
QCSが前進した状態で閉じるのは初めてなのでクリアランスのきついあたりを見ていたのだが、途中厳しいところがあって1㎝くらいしか隙間がなかった気がする。そこは閉じてしまえば隙間の大きいところなので、あやまってケーブルをつけたりすると痛い目にあいそうだった。
左下の写真は後方B側のヨークが閉じたところ。図面で見ているのと同じようにQCSが収まっている。右下はヨークが閉じた後方側。ようやくかつてよく見た状態に戻ってきている。
明日からはBelleソレノイドが励磁される。

Endcap引き出し装置撤去作業

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鉛シールドの取り付け試験は終わったので、ソレノイド励磁に向け、Endcap 引き出し装置を撤去していく。
最初に昨日つけた半月板、次に引き出し装置上部(左上)。とりあえず狭いので作業性は最悪。クレーンの動きがとてもトリッキーで疲れる。何とか午前中に前後方四台分はずし終えて、保管場所に並べるところまで行った(右上)。
私はクレーンを操作しているので、普段は写真をとるために作業を止めたりするのだが、時間の余裕が無いのでそういう訳にもいかず、写真が少ない。
午後からは引き出し装置下部(左下)。上部より大きいのでさらに大変。QCSに当たらないようゆっくりと、立体パズルのようにかわしながら運び出す。あまりにギリギリを通すので、監視カメラで見ていた電磁石グループの人が心配になって見にきた。それでも、前方の二台分を取り外して保管場所に並べるところまできた。
明日、午前中に後方の分を外せば午後にヨークを閉められるだろう。何とか間に合う気がしてきた。

後方鉛シールド取り付け試験

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先日送られてきた鉛シールド、後方側は今引き出し装置がついているので、取り付けの試験が出来る。なので、引き出し装置の取り外しを一日延期して取り付けのテストをすることにした。
最初に半月板を取り付け(左上)、半割りにしたシールドに茶色い治具をつけてクレーンで吊り(右上)、半月板に取り付ける(左下)。と書いてしまえば簡単そうだが、障害物が多いので作業は大変。片側つけたところで時間が無くなったので、半分で撤退することにした。穴の位置を確認するために引き出し装置を前進したところが右下の写真。半割りになっているシールドのつなぎ目部分はセンターに来ないといけないのだが2cm位左によっている。当然ながら穴はあわない。
どこかの寸法を間違ったということだろう。
設計したのが誰かは知らないが、あまりにセンスの無い設計。というのも、すべては『正確』に作られているようで、穴に余裕が無いし、位置の調整機構もない。鉛を使っているので結構な重量物のわりには吊り方が考慮されてないし、失敗するべくして失敗したという感じ。
ここから学び取って次はもう少しましなものを作っていただきたいところ。
あまり、時間をかけていると、予定どおりにヨークを閉められないので直ちに取り外した。
明日から引き出し装置の取り外し作業。

第7回高エネルギー物理春の学校 2017 @ 北小松

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今年で7回目の高エネルギー物理春の学校が無事終わった。
幹事をやってたのであまり余裕がなくてえらく疲れたが、大きな問題もなかったので良かった。
集合写真を見てもわかるように天気が良く、それほど暑くもなく、窓を開けてさわやかな空気の中セッションを持てた。参加してくれた学生皆さんの日頃の行いのおかげだろう。
今回は新しい試みとして過去に賞をとったOBの二人を招待して講演してもらったのだが、二人ともとても良い内容で、感心した。こうやって、過去に参加した学生が立派になっているのを見るとやっていてよかったと思う。
右下の写真は今回受賞された皆さんで、中央にいる賞金のスポンサーの右側にいるのが最優秀賞をとった東工大の学生さん。ニュートリノの物理を修士の学生とは思えないくらいよく理解していて感心。
会場のびわこクラブの人もとても良くしてくれて助かる。例年同様にやってくださいというと大概のことはうまくいくので幹事の仕事がとても楽。
帰り際に来年の予約をしてきたので、来年の日程はもはや決定。何もなければ5月17-19日に開催される。
今回来てくれた中にリピーターは数人だったのだが、もう少し上級生が増えてくれると助かるので、今回参加した人にまた来て欲しい。

高エネルギー物理春の学校2017の準備

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先週の後半からはずっと春の学校の準備に追われていた。
開催場所は滋賀県なので道具の類は送らざるを得ない。前日までに確実に着くようにすると今日出すのが安全。で、持って行くものを用意していた。
軽い物は最悪手で持っていけばいいので、パソコン、Wifi、電源タップ、それにプリント類。名札、領収書、プログラム、アンケート、投票用紙等をプリントして何とかギリギリ間に合い、クロネコヤマトの人に引き取られていった。これでもう重いものは持っていけない。
これとは別に、ブレイクの時に出すスナックや飲み物の類を現場に送ってもらうように注文したりと、忙しい。
スライドのアップロードを参加者に頼もうとemailを書いていて、自分で手順を再現してみるとうまく行かない。嫌な予感はしていたのだが、用意していたサイトでは参加者によるアップロードが禁止されている事に気づいた。管理者がすべてをやれということらしいが、ポスターも合わせると60以上ある講演をすべて私が集めてアップロードするなんて絶対にできない。しょうがないのでうんざりするが別のサーバーにもう一度プログラムを登録する。
計算機センターに勧められて使ったのだが、失敗だった。

ECL鉛シールド荷受

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エンドキャップECLとQCSの間の隙間に入れて放射線を止める鉛シールド。昔使っていたものは外すなり捨ててしまったのだが、Belle2では、大きさはそのままに鉛とポリエチレンの二重構造にすることになった。カナダが担当ということで製作して送られてきたのが今日届いた。こっちの担当は私では無いのだが重いもの担当なので荷受けを手伝う。
箱に入って届くと思ったらパレットに乗ったむき出しの状態で少々驚いた(左上)。これならフォークの方が簡単だろうということでフォークリフトで降ろしたのだが、私の運転がへたすぎて若干怖かった。
とりあえず搬入口の床においてクレーンで下に降ろす。右上の写真が前方用。これを吊るのが一苦労で、パレットのまま吊ろうと思ったら、パレットがボロボロ過ぎて怖くて吊れない。次にシールドのみを吊ろうとしたら連結部分がヤワで壊れそうだったのでこれも断念。結局元に戻して、パレットに足場パイプを入れて吊る事になった。
B4では吊り上げてビシャモンに載せ替え(左下)、所定の位置に置く(右下)。
右下の写真のシールドの内側の薄紫に見える部分が中性子用のポリエチレン部分。
取り付けのテストをやりたいらしいのだが、後方は気合があれば出来無くはないのだが、日程がちょっと難しい。

b→sll anomaly 研究会 @ 東大

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LHCbから最近発表された B->K*ll で Lepton Universality が破れている?という発表に関して行われた研究会。LHCつながりということでなぜか東大のATLASの人の主催。
発表のスライドを見て軽く論文を読んでいたのだが、今一つ理解できてなかったが大体どういうことなのかは分かった。
問題のAnomalyだが、B->K*ll event の q2 の小さいところ、J/Psi より下の領域のイベント数をmuon と electron で比べると muon の方が有意に少ないという。実は2014年には B->Kll で同じ解析が行われていて同じように muon が少ない。SMでは、質量以外にleptonの種類を区別しないので、基本的に崩壊比(event数)は同じになるはずなのだが、なってないので lepton universality が破れている。なら、新物理があるはずだ!ということらしい。
発表を見ていると突っ込みどころは満載で、muon channelのq2分布がそもそも理論と全然あってなくてq2の低いところでは理論の予想よりとても少ない。次に electron channelはイベント数が少ないということで q2 分布を見せていないから、同じようにあってないのか確認できない。予想より多いと書かれているだけで情報がないし、そもそも統計誤差が大きいのではっきりしたことは言えない。
まとめると、単にmuonが少ないという状況で、統計的にはっきりしない electronと比べ lepton universality が破れていると空騒ぎしているという印象。
統計の多いmuon channelの様々なモードのすべてで q2 分布の低いところが予想より少ないので、ある意味 consistentなのだが、それが物理なのか検出器なのかはよくわからない。普通に考えると検出器の効果をうまく見積もれていないということだろう。
これを説明する理論の話もあったのだが、あまり、世の中にご利益を与えそうなものはなかった。
Belle2でこのanomalyに関して何か意味のある解析ができるようになるのは3-4年かかるので、取り敢えずはLHCbの統計を上げた結果を待つことになるわけだが、muonの方の結果は変わらないだろう。

共同通信に記事が載った。ほとんど内容がないがあのグダグダな研究会を見たらこの程度の記事しか書けないだろう。

QCS前進も磁場測定装置当たる

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連休明けの今日から磁場センサーのついたQCSを運転位置まで前進させる作業。
特にやることは無いはずなので見物に行ったのだが、ひどい目に合った。

上段左の写真は磁場センサーのついたQCSR(前方側)。先端部にごちゃごちゃついているのがBelleがつけた磁場センサー。ビームパイプのように伸びている金色の管は加速器の人がホールセンサーを通すための穴。
上段右の写真が前進している所。
ある程度までは電動で前進させるのだが前方側はクリアランスが非常にタイトというので見ていると、入りそうな気がしない。
中段左の写真で上の方に見えている銀色の構造物はBelle側についていて、下側の磁場センサーのコネクターが当たってしまっている。外してしまうとそのセンサーは読めなくなってしまうのだが、入らないのでは仕方ないので、コネクタを外してしまう。ここは何とか入ったのだが、他にも同様にきついところが何か所もあって途中で断念。
引き出してみると至る所に当たっているところがある。中段右の写真はコネクタ部分が当たってしまいケーブルが断線したところ。芋づる式につながっているのでこのままでは全チャンネル読めない。下段左はコネクタ部で壊れてしまった磁場センサー。一応四人で見守っていたのだが、当たるところが多すぎて防ぎようがなかった。
この他にも構造物が当たってしまったり、ケーブルが通らないように配置されていたりと、すがすがしいまでのダメさ加減。
仕方なく一旦撤退。壊れたケーブルを直してもらい、当たってしまう構造物は何とか外し、ケーブルをギリギリ通りそうなところに配置して再挑戦。
ファイバースコープでケーブルが押しつぶされないか確認しながら前進させて何とか所定の位置まできた(下段右)。
QCSは物理的には入った。前方部とバレル部のケーブルは読めなくなっている可能性があるので、すぐに磁場測定装置が動くのか確認したいのだが、驚くべき事に、磁場測定装置の人が誰もKEKにいない。こんな微妙なところに検出器をinstallするのに現場に人をおかないなんてちょっと信じられないが、もはやどうしょうもない。
ドイツの人と連絡を取ってやり方を教えてもらい今晩テストするそうだが果たしてうまく行くか?
壊れていた場合明日の朝一度だけ直すチャンスがある。それを逃すとせっかく用意したセンサーが無駄になる。

測定器開発優秀修士論文賞2017最終選考会議

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一次審査から7編の論文が二次選考に残り、9人の審査員で審査していた論文賞だが、1日に採点を締め切り今日最終選考会が行われた。
私は幹事なので審査員の皆さんの採点を集計して、選考の資料を作る。一応我々は物理屋なので、採点者の点数のバイアスや得点のばらつき具合を補正するよう統計処理をしたりもするのだが、そういうことをしなくても良いくらい、審査員間の点数のcorrelationも良く、特に問題なくすんなりと受賞論文が決まった。
昨年は私の採点とほかの審査員の先生の採点が全然違って愕然としたのだが、今年はそういうこともなく、安心した。
今回受賞された二編はどちらも、実験グループで使う検出器の一部分の開発で、それほど新しい検出器ではないのだが、緻密に研究されていて、論文としての完成度が高かった。
二次に残った論文の中には新しいアイディアに基づいた興味深い論文もあったのだが、新しさゆえにか、今一つ本質的理解ができていないようで、受賞には至らなかった。
今発表の準備をしているところで、連休明けには発表される予定となっている。

掃き清めてみた

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Belle2がロールインしたので筑波実験棟の床が劇的に広くなった。体育館みたいだが残念なことに大変埃っぽく、ものを動かすと結構な砂埃が舞う。
先日作業していて、うまく行かずに機嫌が優れないとき、ふとほうきとちりとりが目に入ったので掃き掃除をしてみた。一人でやるには広すぎるのでレールの間の1/3位の面積、もうすぐ前方エンドキャップを運んでくるあたりを10-20分くらいだろうか?掃き掃除など高校生以来だが、これからの作業の事を考えながら掃いていると案外落ち着くものだ。
Belleの皆さんにも実験愛を育んでもらうため掃き掃除を勧めると床も綺麗になっていいんではないだろうか?

ECL引き出し装置設置とBelle2アンカーホール固定作業

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今日は昨日の続きのECL引き出し装置の設置と20日に失敗したBelle2固定作業のやり直しの二つの作業が同時に走る。
引き出し装置の方は昨日入らなかった穴を広げてもらい(左上)、再挑戦したところ無事すべてネジが入った。右上の写真は引き出し装置を目一杯下げたところ。5cm位はみ出して後ろに下げられるようになった。この5cmがどのくらい大事かはこの写真を見ればわかる。この時は本当にギリギリで擦りながらだったので、この5cmで少しはましになることを期待する。
引き出し装置がついたので足場の方針を話し合って作業してもらっている間にモルタル打ちの方を見る。
前回の失敗はモルタルの粘性が高いのと、モルタルを運ぶチューブが細く弱かったのが相まって、抵抗が高まりモルタルがうまく流れなかったのが原因。今回はモルタルを粘性が低いものに変え固まるのに時間がかかるだけで強度は変わらない)、配管を頑丈なものにしてもっと圧力をかけても大丈夫なようにした。写真左中が新しい配管でより高圧に耐えられるもので先端は金属管になっている。右中はそれを設置したところ。開放されている側にポンプからの管を接続する。
いつものようにモルタルが規程の粘性で練れているのを確認したのち打設開始。穴は隠れて見えないので、鏡とファイバースコープを使って確認するのだが、確認するまでもなくボタボタとモルタルが流れ落ちる音が聞こえてきたので一安心。左下の写真はファイバースコープに映ったモルタルが流れている様子。モルタルには粘性があるので上面は水平にはならないが管の出口の側があふれそうになるくらい入れると反対側が2-3cm下になるという感じ。
一旦練り始めると休めないので4箇所続けて打設。1時間とかからず作業終了。
足場の方は順調に作業が進み右下のように立派な作業環境が作られた。
これで、今回の私の出番は終わり。
明日からは磁場測定装置の設置作業を見物させてもらう。

ECL引き出し装置設置作業

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昨日の続きで今日は引き出し装置上部を取り付ける。
まずは後方から。下部と同じでまわりに色々とものがあるのでクレーンの操作が難しいが、それ程問題なく終了(左上)。
前方は上部を取り付ける前に下部のまわりに足場を組む。磁場測定装置の取り付けはこちらで作業するので、引き出し装置の両側に、鉄製の台を持ってきて(右上)、高さを合わせて足場を組んでもらう。後でも出来るが、我々の作業も足場があった方が安全なので先にやる。落下防止に手すりもつけてもらう。
立派な足場が出来たので前方の上部を持ってきたのだが、下部のレールについているリニアガイドの穴と、上部のそこに開いている穴の位置があわずネジが入らない。左下の穴の左から1列めと3列目は何年か前に新しく開けてもらった穴なのだが、工作精度が悪くずれていたようだ。諦めて元に戻し、明日修正を試みてもらうことにした。
その後、後方に落下防止の手すりをつけてもらって今日の作業は終了。右下の写真は今日終わった段階での前方の様子。右側の駆動装置が未設置。
明日は、穴の修正後駆動装置上部取り付け。その後、前方のCDC端面にアクセスするための足場設置。その後後片付け。

不動峠依然工事中も5月9日終了予定?

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GWは遠出したいのでそれに向けてなるべく週末は走ることにしている。普段だったら二回に一回は不動峠を登りに行くのだが昨年の大雨からまだ回復していない。
仕方なく朝日峠から登ってスカイラインを風返し峠の方に向かって走ると不動の上に出たので様子を見にいくと、やはり工事中で通行止め。よく見ると工事期間は5月9日までになっているのでその頃には工事は終わりそう。ツールドつくばのエントリーも受け付けているので少々遅れてもそれまでには通れるようになるだろう。
反対側の裏不動の方は工事をやっている様子が無いのでまだしばらくかかるのか?八郷の方に下りられないと不便なので早く開通してほしい。
裏不動ではなく、朝日峠から北側、八郷の方に下りる道、いわゆる裏朝日峠も工事していたのでそっちは復活するようだ。

ECL引き出し装置下部取り付け

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今日から3日間衝突点付近の磁場を測定する装置の取り付けの準備。VXD据え付けの練習も兼ねているので、ECL引き出し装置を使う為、それを取り付ける。
ロールアウト位置だと気軽なのだが、ロールイン後は狭いし、QCSもあるのでクレーンの操作には気を遣う。まかり間違ってQCSをこわしてしまったら実験が年単位で遅れてしまうのでクレーンの操作は慎重に(左上)。右上の写真は引き出し装置下部を降ろしているところ。隙間が少ないが、これでも架橋を削ったので広くなった。
今日一日で下半分は両側ついて、その上に足場板を敷いたところで終了。
明日は引き出し装置上部の設置と足場組み。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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