Laser システム立ち上げ (6) ノイズ落とし

Laserの立ち上げはその後も粛々とやっていて、ちゃんとCAMACでデータをとれるようになっている。Windowsで動いているPowermeterとCAMACのdataをevent毎に整合させないといけないので結構面倒な事になっていて、仕組みとしてはCAMACのoutput registerから約20Hzでtrigger信号を出して、それをLaserのLampのTriggerにする。LaserシステムはそのTriggerを受けてから数100us後にLaser発光するのだが、発光するタイミングでTTL信号を出してくれるのでそれをNIMのlogicに入れてCAMAC用のGATEとPowermeter用のTrigger信号を作っている。繰り返しが約20HzなのはLaserの仕様でこれは仕方ない。Powermeterは外部トリガーがあったときだけloggingするモードにしておけばあとでCAMAC DATAとの対応がとれる仕組み。
データはとれるようになっていたのだがノイズがひどかったのでそれの対策をずっとやっていた。実験をやっている人はわかると思うがノイズ対策というのは本当にやっかいで辛い。今回は暗箱の中にステージ用のステッピングモーターが入っていてこいつが大量のノイズをまき散らしてくれる。MPPCの信号を読むときは経験上MPPCのカソード以降特に出力端子になっているLEMOあたりをしっかりシールドしてグラウンドに落とすのが有効だとわかっている。で、私の基板で頑張っているとき出力側に入っているキャパシタをさわるとノイズが激変するのがわかり、私のへたくそなハンダ付けでは心許ないということで相方に作ってもらった。写真左上の左が私の基板で右が新基板。実際にノイズを見ながら入念にシールドしていくと何とかノイズは減っていって、写真左下のような悲惨な状態から右下のような綺麗に1pe,2peが見える状態にすることが出来た。この状態で実際にlaserを光らせてCAMACでとってみたのが右上で、ペデスタルと1pe,2peのピークが何とか分かれる程度にはすることが出来た。
あとはPMTの方でもデータをちゃんととれるようにできれば最低限のセットアップは完了でデータをとることが出来る。































