ヘルメット修理

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作業の時に着用するヘルメットの右耳の部分の紐が切れてしまった(左上)。
しかたなくステープラーで紐をつないで急場をしのいでいたのだが、ずっとそのまま使うわけにはいかない。Belleの普通の人なら、これ幸いとカタログから自分好みの新しいヘルメットを選んで買うところだが、そこは私なのでカタログの別のところを調べて交換用のヘルメットインナーが1000円で売っているのを見つけ、手に入れた(右上)。
交換は特に工具を使う必要もなく簡単。ついでに、中身も洗ってキレイにしておいた(左下)。
何年も使っているのでなかなかに年季が入ってきているが、これでまだしばらく使えそうだ。

前方内部足場設置

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昨日時間が無くて暫定的につけた足場がお気に召さなかったらしく、注文がついたので、かつてBelle1の時に使っていた内部足場を持ち出してきて取り付けることにした。
まずは金具を前方エンドキャップを固定するための金具につける(左上)。前方エンドキャップは引き出されているのでこの金具が使える。そこにアルミパイプで作られた専用の足場材をはめ込み(右上)、後はそこに床を貼れば完成(左下)。片持ち構造でグラグラするので、反対側もスペーサーを入れて丈夫なところにのせてしまう。
CDCの中に頭を突っ込むときはレールに乗った作業台で、それ以外の作業はこの内部足場の上に乗ってする。
右下は、現在の前方の様子。
これからしばらくはVXDのコミッショニングなのであまり作業は無い。

前方エンドキャップ後退

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今日はVXDの人たちが検出器にアクセス出来るよう前方エンドキャップを後退させる。
エンドキャップを取り付けてから引き出すのは初めてなのでうまく行くか気になる。
切り離されていた引き出し装置を押し付けて、半月板にエンドキャップをネジ止めしたら、エンドキャップとBelleをとめているナットを外す(上段左)。ナットを外すとエンドキャップの荷重で少し下がってしまうので、引き出し装置の調整機構を使ってBelleにとめられていたときと同じ位置に調整する。正しい位置にいるとボルトが手出回るようになるので、そうなったら引き出す準備完了。思ったより順調に調整は進んで安心した。その後、人を呼んで、ケーブルなどを監視してもらい慎重に引き抜いていく(上段右)。
ARICHのケーブルが大量にあって一部は非常に良くない取り回しになっていた。中段左が一例でこうなっていると下手をするとエンドキャップとエンドキャップの固定金具に挟まれて断線してしまう。何とか裁いてもらって引き出している最中の様子が中段右。基本ずっと張り付いて作業しているので引いて撮っている写真がない。
下段左は引き出し終わった状態の写真。この後、VXDの人が作業出来るよう引き出した内側に足場を組んで今日の作業は終了。
これからしばらくVXDの人たちが配管配線して検出器を動かすコミッショニング作業が続く。

Phase2 VXD 或いは Beast2 installation (2)

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Phase2 VXDのinstallation作業の続き。
クリーンブースからクレーンで吊れるところまで転がして(上段左)、クレーンで衝突点に運ぶ。
衝突点には検出器を挿入するための樋が用意されているので、そこにVXDを慎重に載せる。ケーブルトレーを含めると長さがBelleとQCSの先端より長いので、斜めにして、先端をエンドキャップに挿入しながら少しずつずらして行って樋に載せていく(中段右)。クレーンのスリングがバレルヨークに当たってしまって全然余裕がない。もうちょっと後ろ側を重くしてチェーンブロックで吊ればもう少し楽になると思う。
樋にはローラーが仕込んであるのでケーブルや配管に注意しながらゆっくり手で押し込んで行く(下段左)。検出器には位置決めのピンがあらかじめ行った測量に基づき取り付けられているので、単に押し込んでいくだけで位置が決まる仕組みになっている。
下段右は挿入された検出器。
治具やProcedureはよく考えられているので、ほとんど問題なかった。もっとも、検出器自体が軽いので、ロールインやエンドキャップのinstallationに比べれば、このparticularな作業は比較的簡単そう。
写真にはあまり写ってないが、沢山人がいて驚いた。私の撮った集合写真には22人写っている。楽しそうで羨ましい。

今後は、ケーブルや配管の接続があるのだが、アクセスするのに前方エンドキャップが邪魔なので、まずエンドキャップを後退させる。

Phase2 VXD 或いは Beast2 installation (1)

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昨日だが、Phase2で衝突点に置かれる検出器のインストールをなぜか土曜日にやるというので、休日なのに出てきて見物してきた。
この検出器を正式には何と呼ぶのかよくわからないのだが、Belle2 Beast (Beast2) Phase2 とか Phase2 VXD とかいろいろ呼ばれている。日本人は『Phase2 Vertex』などと呼ぶことが多いだろうか?
中身は本番で使うシリコンピクセル検出器(PXD)とシリコンストリップ検出器(SVD)がPhiの一部だけあって、あとは、色々な放射線測定器がついているというもの。これで、Phase3で使うシリコン検出器のテストと、加速器由来の放射線Backgroundの分布を測る。Phiの一部とはいえ本番と同じシリコン検出器なのでCO2冷却とかも本番と同じものが使われる。
上段左の写真はテストが終わってインストールされる直前のPhase2 VXD。色々な配管配線が出ているが、これでもPhase3の1/10位らしい。
ここにハンドクレーンにつった吊り治具を持ってきて(上段右)、固定治具と結合。その後、検出器の前後にケーブルトレーを取り付けてケーブルや配管を養生する(中段左)。
準備が整ったら、クレーンに荷重を移して石定盤との固定を解き、持ち上げる(中段右)。
今度は移動用の台車を持ってきて(下段左)、クレーンで下ろし、固定(下段右)。
これで、クリーンブースから持ち出す準備が整った。
つづく

エンドキャップ引き出し装置上部足場

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エンドキャップの引き出し装置をつけたときにケーブルにアクセスするために足場を組むのだが、足場を組むのはそれなりの時間と手間がかかるので簡単になる方法を考えていた。アイディアはすぐに浮かんだのだが例によってグダグダしていて先延ばしになっていたのを遂に実行してみた。
例によって、最小の手間と金ですむようにセコくいく。
使う道具は二つ。
一つは加え幅の広いキャッチクランプ(上段左)。通常板を挟む方のクランプと単管を挟む方のクランプが直行しているだが、上段右に移っているネジを緩めると90度回して固定できる。
もう一つはL字型に加工した単管パイプ。足場板の幅は25cmと決まっているので3枚並べるとすると75cm。少し余裕を見て85cmのところで2mの単管を切ってL字型につなぐ加工を工作にやってもらう(中段左)。
設置は簡単で、引き出し装置にキャッチクランプを二個かけて、L字型のパイプを固定(中段右)。左右のパイプを2mの単管二本でつないで、足場板を並べるだけ。
下段が完成した足場。広くなったし、落下防止にもなっていて安心感がある。設置も今後はこのまま外してしまえばいいので早くなると思う。たったこれだけのことなのだから、もう少し早く作っておけばよかった。
うまく行ったので、後方用にもう1セット作ってもらおう。

後方エンドキャップ押し込みテスト

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前にやって撤退した後方エンドキャップの押し込み作業に再挑戦。
前回あたってしまったCO2の配管(上段右)はエキスパートが処理しておいてくれているので多分問題ない。ぱっと見て心配なのは銅の配管を曲げている所(中段左)と、その横の冷却水のシンフレックス管。どちらもエンドキャップに当たって押し込まれるという感じの隙間になっている。
押し込みの方は順調で、最後の何ミリかのところで抵抗を感じるようになり、ハンドルから手を離すと少し戻ってきてしまう。これは予想どおりなので、ハンドルのある側は気にせず押し込み、反対側はジャッキをかけて所定の位置まで押し込んでしまう。
その状態で内側を配管を見てみると(中段右)やはり軽く当たっているようだが、気にしない。左下はエンドキャップの固定金具で、所定の位置まで押し込めている。下段右は押し込んだ状態のエンドキャップ。
無事押し込めることがかくにんできたので、再び引き出して内部足場を復帰。
一回くらいは問題があって押し込めないかと思っていたが予想外にうまくいったので、午後は前方側でBeast2のinstallの準備をする。

鯖寿司

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鯖寿司は日本にいるときは作ったことがなかったのだが、昔国外に居たときたまに作った。鯖は割とポピュラーな魚で案外どこで出も手に入る。米酢の代わりにワインビネガーで作ってもそれほど違和感がない。
ちなみに鯖は英語ではmackerel, フランス語でmaquereau(マクロー)という。

新米が出たら作ろうと思っていたのだが、鯖がなかなか売ってなくてそこそこの鯖が見つかったときに作ったもの。

- 鯖は三枚に下ろして塩をしてしばらく置き、酢で締める。
- 寿司酢は甘めの京都風 酢60ccに砂糖40g塩10g

いつ作っても締め鯖の塩分が高すぎる気がする。塩を振る量が多いのか、締めてる時間が長いのか、塩抜きしないといけないのかよくわからない。レシピサイトを見ても、千差万別なので、ようは難しいということだろう。
寿司酢は甘めの京風で育っているのでレシピサイトを見て作ったのだが、さすがに甘すぎたようだ。別のサイトで見つけた 酢大さじ4(60cc)、砂糖大さじ2-3(20-30g)、塩小さじ2(10g)位が適切な気がする。
写真を見てもわかるように鯖が小さい。

花折れのような完璧な鯖寿司がまた食べたい。

Flavor Physiscs Workshop 2017 @ 三浦 (2)

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4日間のFlavor Physics Workshop は無事終わった。
workshopは無事だったのだが、私の体調が最悪で、かなり辛かった。ちょっと申し訳ない。
今回も感じたのだが、やはり学生さんの活気が足りない。質問もほとんどないし皆さんとても大人しい。ポスター発表だとそこそこ元気なのにどうしてなのだろう?
春の学校の質問の多さと比べるとその落差が激しい。やはり、学生に対してスタッフの人数比が高すぎて、恐縮してしまうのだろうか?
あと、講義が修士の学生向けだとすると、難しすぎる気がする。これは何を目的にworkshopをやるかによるのだが、学生中心だとするともう少し講師の先生へお願いしないと厳しい。現象論と実験屋の学生の両方にわかるように講義するというのはとても難しい気がする。

会場のホテルの部屋は海を向いていて、真正面から日が昇る。左上の写真はホテルのベランダから撮ったもの。右上はその後素早く海岸に降りて行って海岸から撮った写真。左下はホテルから降りたところの三浦海岸の浦賀方面の様子。ホテル自体は少し高いところにあり、周りは大根とキャベツの畑。その畑の奥に富士山が見えた。

Flavor Physiscs Workshop 2017 @ 三浦 (1)

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今年も恒例のFlavor Physics Workshp が昨日から行われている。今年は作業の予定がころころと変わって参加できるか不安だったのだが、何とか参加できることになった。
今年の会場は幹事がKEKということで、神奈川県は三浦市。京急三浦海岸駅のそばにある温泉リゾートホテル?が会場。
例年に比べてアナウンスも遅かったし、reminderもあまり出てなかったので参加者が集まるか不安だったのだが、結構な参加者がいて大変結構。しかし、実験の学生さんの参加者は例によって低調でその辺は残念。
セッション会場はホテルの最上階にある会議室で縦長でフラットなのでとても良いとは言えない。

Nikon 1 J5 (2) 二台目

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Nikon 1 J5を買ったのは7月頃だったと思うのだが、使い始めて約2ヶ月でもう一台買うはめになってしまった。
車で出かけるとき、トランクに荷物を積み込んで出発。東大通りを加速しているときに、ゴロゴロと音がして、リアビューミラーに黒いものが見えた。交通量が少なかったので慌てて拾いに行ったら、傷ついたカメラが転がっていた。荷物を積むときに幌の上においたまま走ってしまったらしい。
カメラを確かめると、録画ボタンとダイヤルが脱落、液晶画面が破損と使える状態ではない。
まったく間抜けだ。
仕方ないので再度購入。左側の写真のレンズはその時一緒に転がったレンズだが、奇跡的に生きていた。
こういうことが起きると、もう一台予備に欲しくなる。

ダイヤモンド筑波山 2017 母子島遊水地

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2日間予定していた作業が昨日一日で終わり、今日の作業はキャンセルになったので、都合良く時期を迎えたダイヤモンド筑波山を見に行ってきた。
おそらく一番いいのは明日28日なのだが、明日は雨の予報なので今日が今回一番のチャンスだったと思われる。
前に見に行ったときには池のそばの駐車場にとめられたのだが、今回は車で近づくことすらできず、筑西市の職員と思しき人の誘導で臨時駐車場!へ。その大きな駐車上にも車が一杯で驚いた。
あまりの人に怖気づいて三脚は諦め、池のほとりは全て人で埋め尽くされていたので背の低い女性の後ろに場所を確保して、ライブヴューでカメラを持ち上げて撮ることにした。
今日の日の出はほぼ6時ちょうどだったのだが、筑波山から出てきたのは6時22分。
前回は3日遅れで男体山の右側だったが、今回は1日早いのでほぼ女体山からの日の出だった。
駐車場から出られないのを恐れ、数枚撮って退散。KEKについてもまだ7時頃だった。
写真は上に高圧電線が写り込むので上下トリミングして2:1にしてある。-1.3/-0.3/+0.7のブラケットで撮ったうちの-0.3のもの。
(D600/Tamron A007 24-70/40mm/F11/ISO100)

見学対応 筑波大学

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今日の見学は筑波大学1年の皆さん。
筑波大からどうやってくるのかと思ったら貸切のバス。大学-KEKの移動のためだけに借りたんだろうか?
40分あるといつもは展示室でスライドを見せながら説明するのだが、laptopからDsubに出すアダプタを忘れてしまい断念。気分を変えてF1から。
慣れない順に説明したので、一部説明が必要なところを話し損ねた。
珍しく17:00からだったので終わったころには完全に日が暮れていた。

前方鉛シールド取り付けテスト

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前方エンドキャップが引き出し装置から外れたので、ようやく3週間遅れで前方用鉛シールドの取り付け試験。
持ち上げる前に半割の鉛シールドの結合部分をつなぐのだが変形していてネジが入らない。精度のない工作をしているのにネジをテーパーにして融通が効かないようにしているのが敗因。仕方なく一本ネジを入れないで続ける(上段左)。
クレーンで吊って衝突点側に持っていき、半月板に取り付けるの(上段右)だが、ここもネジ穴のバカさが足りてなくてネジをはめるのに往生する。きっと1mm位しか余裕がない。端的に言ってダメな設計。
半月板に取り付いたら引き出し装置を使って押し込み(中段左)、シールドをエンドキャップに取り付ける。これは取付板をあらかじめ精度のいらないものにしてもらっていたのですんなりと取り付いた。
今度は、シールドと茶色い治具を結合しているネジを外すのだが、これもシールドの変形により結構てこずる(中段右)。
何とかそれも外し、シールドがエンドキャップに取り付いた状態が下段の写真。
この後上記の逆プロセスで取り外し、試験は何とか終了。
作業性に問題があった部分は改造を提案しておいた。

Nikon 1 J5 (1) 購入

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ずいぶん前に買ったのだが備忘録も兼ねて。
NikonはどうやらNikon1のシステムはディスコンにするみたいなのだが、私自身は結構気に入っているので寿命が来ていたS1の代わりに買ったもの。レンズも寿命だったのでレンズキット。ヤフオクで3.1万+送料。
S1と比べると少し厚みが増して、幅が小さくなった。ニコンとしては少しでも小さくしたかったのだろうが、グリップ側を小さくしてしまったので却って握りにくい。正直改悪だと思う。
もっとも、ボディーの保護のためにケースをつけるので握りにくさはマシになる。
純正のケースが高かったので Amazon で見つけた互換品(1100円)を買った。純正だと速射型のカバーをつけるためのボタンがついているのだが、この互換品はフラットになるので良い。電池とメモリーカードをケースを外さず取れるようになっていたり、ケースの方も良くなっている。
レンズとケースをつけた状態で380g。S1が350gだったので30g重くなっている。同じようにレンズとケースをつけたV3(ファインダー無)は440g位なので差は60g。

レンコンフライ

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茨城県民なので蓮根はもちろん食べるのだが、余ったときには揚げて食べるのがおいしい。
作り方は簡単で、好みの形に切って水分を拭き取り、軽く小麦粉をまぶして揚げ、塩を振るだけ。
輪切りにするのがいいのか、縦に切るのがいいのかは好だと思うが、あまり薄く又は細くしすぎてしまうと、カリカリ成分しかなくなってしまって良くないので、少しホクホクした成分が残るくらいの大きさに切るのが良い。
ビールのつまみに最高なのは言うまでもない。

ABFEC ミラのカレー

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私が広義外食を人生で一番しているのは間違いなく筑穂のミラ。外食と言っても持ち帰りなので店の中では食べないから広義外食。
ABFECは昼のカレーセットで私が食べる順番。昼のミラで持って帰れるカレーはおそらく10種類位だと思うのだが、いちいち考えるのも面倒だし、いろいろ食べていく中でこの順で食べることが定着した。ナンが一枚ついて550円。
写真は左上からABFECの順。容器は店に使い捨てを使わせるのも悪いし、ちゃんとしたものの方がこぼれなくて安心なので、密閉できる容器を持っていくようにしている。
今ではもう慣れてしまったが、ほうれん草のカレーを最初に食べたときには、インド人というのはおいしいものを食べてるんだと思ったものだ。

前方エンドキャップ 作業完了

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後方側の作業に見切りをつけて、わずかに残っていた前方側のケーブル戻しを終わらせた。
これで、長かった前方のinstall作業は一応完了。作業をしてくださった皆さんと恒例の記念撮影。
途中、(私のせいではない)問題があってずいぶん遅れたが、無事終わってよかった。
これで、ECLグループとしての私のPhase2へ向けての作業は終わり。
構造体グループとして皆さんのinstallを手伝う方はまだまだ続く。

後方エンドキャップ 押し込みテスト 撤退

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前方側で我々がエンドキャップをインストールしている反対側の後方側では、日々、SVD/PXD/Beastのためのケーブルや配管がなされていた。それが、一段落ついたというので一度エンドキャップを前進させて干渉が無いかテストすることになった。
朝から、足場を外して押し込み開始。前方側だとあまり人がこないのだが、こちらはいろいろな人がやっているので結構賑やかなことになる。9月11日に引き出すまで問題なかったので、新しくinstallされた部分を見てれば大丈夫だろうと高をくくっていたら、1cm位で何かにあたり撤退。
再度足場を組んで、怪しいところをあたってもらい午後に再挑戦したがまたも、8mm位のところで何かにあたる。もう一度引き出してみたが、あからさまにあたりそうなところは無いので、真剣に調べないと見つからなさそう。
明日はもう少し真面目にあたりそうなところを調べる予定。

前方エンドキャップ バレルケーブル戻し

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今朝、測量してみたところ、昨日最後に測ったところからはずれていなかったので、ちゃんと固定されたと判断して、ネジを締めるために退避していたバレルケーブルを戻す。
バレルのケーブルには立派なケーブルトレーがあり、そこに4束のケーブルが入る。外していたケーブルを一束ずつ戻していく(上段右)のだが、ものすごく重くて大変。また、バレルのケーブルの後に様々なケーブルが張られているので、思うように取り回せず苦労する。中段左は上に出ているケーブルの処理をしているところ。重さがもろにかかるので7人がかりの作業。ケーブルがキレイにトレイに入ったら、ケーブル押えを取り付ける。7年前に外したときにこの板を捨ててしまったので作り直した。
ちょっと作業するとわかるがこういう板をちゃんと面取りしておかないと、本当に痛い。後方側の作業をしているときTOPの人がいれたケーブル押えの板が尖っていて、私も業者の人も手から血を流しながらネジを締めるはめになった。
バレルケーブルを戻す作業と並行して、私は、エンドキャップのケーブルの取り回しをなるべくneatになるよう改善したり(下段左)、測量のためにつけていなかった乾燥空気の配管をしたり(下段右)していた。
思ったより作業は進んで、ほとんど終わってしまった。
これで、ECLとARICHのケーブルをつなぐことはできそうなので、明日から作業してもらおう。
明日は、前方側の作業は一旦中止。後方側にまた、たくさんケーブルだの配管だのがなされたので、後方エンドキャップを前進して干渉が無いか確認する。後方の作業を下人たちは大丈夫だと言っているが、またグダグダになりそうな予感。

前方エンドキャップ 固定完了

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全てのネジは締め終わったので、エンドキャップの荷重はBelle側に移っているはずだから、引き出し装置は外しても構わない。
引き出し装置の半月板のネジを外していく。元々7tくらいの荷重がかかっていたのがネジを外すと開放されるので、少し背が高くなってきて、ネジが回らなくなる。引き出し装置の高さ調整機構を使って少し半月板を下げてやって、ようやくネジが全部はずれた(左上)。とりあえず一旦引き出し装置を下げてみる(右上)。
何も起きなかったので、ひとまず固定はできているようだ。
後は、測量して位置が変わってないことが確認されたら、固定は終わり、ケーブルを復旧する。
下段は引き出し装置が取れたBelle2前方側。

前方エンドキャップ 固定作業

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前方エンドキャップの固定作業。
ネジが入らなかった所は、もうエンドキャップを引き出すのは手間なので、一旦エンドキャップ側の金具を外してネジを露出させ(上段左)金具をずらしてはまるようにする。
ネジがはまるようになったらライナー入れ。あらかじめ5mm程クリアランスがあるのでそこに専用のライナー(上段右)をはさんでいく。隙間を見ながら各種厚みがあるライナーを重ねて、プラスティックハンマーで叩いてなるべくきっちり入れる(中段左)。
これで、ネジを締める準備ができた。
ネジ締めはトルク管理がされているので、トルクレンチを使うのだが、特殊な工具を作ったので、キャリブレーションが必要。やり方は簡単で、もう一個トルクレンチを持ってき所定のトルク(87Nm)にセットしてそれに17mmの六角ビットをつけ、それを特殊工具で締めてやる(中段右)。特殊工具側のトルク設定を変えて、大体同時にカチッと音がするようにしてやれば設定完了。
やってみるとわかるが87Nmというのは結構な締め付け強度で、17mmで締めるM10の普通のボルトだと簡単にねじ切れてしまう。それを8mmの六角レンチで締めようというのだから、明らかに困難。
下段下の写真が締めるネジで、下側が24mm(M16)のボルト、これに8mmの六角穴が開いているので、それを17mmのボルトに変換するコマをはめる。それをラチェットがついて90度折れ曲がった17mmのヘッドがついたトルクレンチで締める(下段右)。
書くと簡単そうだがネジ穴のアクセスが最悪で、80Nmのトルクをかけるのはとにかく大変。しかし何とか全て締めることができた。

ラーメン 麺屋 京介 土浦

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出島(土浦)方面に走りに行った帰りに寄った店。
りんりんロードの藤沢休憩所から125号線の新しい方に出たところにある。店名の京介はボーカリストの氷室京介による。店内ではビデオがエンドレスで流れているのだがJASRACから請求されないんだろうか?
食券制で、一番安い基本の中華そば700円+大盛100円を頼む。ここも最近では多い高い店。食券を渡すときに肉の種類を聞かれるのでバラ肉をvetoして、豚ロースと鶏ムネを頼む。
麺は、加水率低めで、茶色いブツブツが入っている、全粒粉っぽいもの。つゆはやさしく甘めの味付け。まあ、おいしいが、高いので当然。
ベジつけ、ベジまぜというのが気になるので又機会があったらこよう。
店を出ると店内の席には余裕があるのに駐車場が満車。土地は安そうなので駐車場を広げた方がいい。

Art Session Tsukuba 2017 磁場 - 地場

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最近の週末は天気が良ければ筑波山を走っている。降りてくるときには、その日の気分で白滝林道の方から降りたり、筑波道の方から降りたりするのだが、その周辺でアートの設営をしている人を目撃していたので、2015年に続いてまたあるのかと思っていたら平沢官衛のあたりに看板が出現した。
先週走りに行ったとき、帰りに見つけたので回ってみた。
このイベントだが、webに行っても、読めないくらい低解像度の地図しか置いてなくてはなはだ不便。運良く蔵カフェで地図を見つけたので効率よく回ることができた。
地図によると作品は15あって、平沢官衛の一つを除くと、つくば道の神郡と臼井のあたりの東側にあり、蔵カフェを起点とすると時計回りに回るようになっている。宣伝もあまりされてないので誰もいないかと思いきや、私以外にも、見て回っている人が10人くらいはいた。
作品は筑波山を借景として組み込まれているのかどうかはわからないが、見る方は組み合わせてしまうので写真にするとそういう構図が多くなる。右上のオブジェは舌でムニュムニュした素材が使われていて異彩を放っていた。子供がいたのだが、気色悪すぎたか反応は今ひとつ。
左上の写真の作品は2015年に大きな作品を作っていた人の物
歩いて回ると5km位はありそうなのでちょっと大変だが、自転車だと簡単。この辺は靜で景色も良く晴れているととても気持ちが良い。
車で来たなら、平沢官衛で1番を見て、神郡駐車場に車を置いて蔵カフェにある2番から始めると良い。地図は平沢官衛か蔵カフェで手に入る。
開催は11月12日まで。

追記 地図はここで手に入る

前方エンドキャップ ついに前進固定作業開始

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朝から最終位置まで押し込む作業。
押し込んでいくとあと2,3ミリのところで抵抗が増える。あからさまな障害物は全て対処済みなので、ケーブルの類がまだ少し当たっているのだろう。念のため一度下がってみて確認後、押し込んでしまう。左右別々に押せるようにはなってないので、最後の方はジャッキをかけて押す(上段左)。

これでようやく9月21日の状態に戻ることができた。

その後、さっそく測量(上段右)。前に測量したのは3週間も前のことなので少しはずれているかと思ったが、そういうことは無く、許容範囲の中でalignされていた。一安心。
測量しながら左右の押し込み量を調節したら、取り付け金具のネジがはまるかを確認する。このネジは裏からはめるという信じ難い設計なので苦労する(中段左)。はまらなかった二ヶ所は金具の位置があってないのでずらすのだが、そのためには一度エンドキャップを引き出さないといけないので時間がかかる。測量と目分量で移動させる量の見当を付けておいて、エンドキャップを引き出し、ネジを緩めて位置を調整。再びエンドキャップを前進してネジがはめてみる。
はまらなかったに箇所もはまるようになったので、金具の位置はこれで決めることにして、エンドキャップをまた後退。トルクレンチで締めてしまう(中段右)。
その後、また前進して、ネジをはめていく。ネジを回すのが極度に難しいので難儀するのだが手分けして締めていく(下段左)。
ここで時間切れ。来週はネジはめの続きから。まだまだ困難は続く。
下段右は今のエンドキャップの状況。

前方エンドキャップ Installation の動画 (2)


先日あげた動画は作業していた4時間20分を単に早送りしたもので、普通の人が見るには、動きが無い部分が多すぎて退屈だと思い、動きの少ない部分は早送りして73秒まで縮めてみた。
6画面あるのも見にくいかと思い、全画面で常に動きがあるわけでは無いので、4画面にして切り替えることにした。
1080x720p 73秒 5Mbps ちょうどいいくらいなのではないだろうか?
一応4画面の位置関係は後方のinstallation動画と合わせてある。

前方エンドキャップ前進 再挑戦2日目

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ひどく当たっていたCO2配管が大丈夫そうだということがわかって少し余裕が出た一方で、隙間が図面上の値よりずいぶん狭いことがわかったので、もう少し隙間測定をしっかりやろうということになった。
私はまたまた使えそうなものを物色しに100均に行って左上のようなキッチングッズを買ってきた。おそらく香の物をいれたり、マヨネーズを入れたりするものだ。これに昨日は紙粘土だったが乾くのが早いので、エアコンダクト用のパテを手に入れて詰め、くっつかないようにベビーパウダーをまぶしておく。出来上がったのが右上のようなものでこれを20個ほど作り、両面テープを使っていろいろなところに貼り付けていく。
こういう工作をやっていると物理をやっているという意識が遠のいて行くのがわかる。
昨日当たっていたSVDのケーブルはいつも活躍してくれるDESYのテクニシャンの人が処置してくれて問題なくなった。
左下は隙間測定のためあと1mmまで押し込んだときの様子でこの写真のサイズではわからないがずいぶん余裕がある。
隙間測定の結果の方は少々厳しくて、向かって左側は概ね19mm強、右側は19mm弱という感じ。元々22mmあるつもりだったので3mmくらい狭くなるようだ。
phase2のケーブルはもう全て設置済みだが、phase3ではまだまだ大量のケーブルがあるのでこのままでは厳しいという議論も出るかもしれない。
午前中の仕事を追えて帰ろうとしたら、フランスの大使がお見えになって、Belle2 Collaborationにフランスが参加した記念式典をやっていた。ちょうど、チェコとドイツの間にフランスの国旗が掲げられたところだったので記念撮影しているところを撮ってみた。今日はイスラエルからもVIPがお見えになっていて筑波の上階は華やかな雰囲気。
お見えになったVIPに対応する物理屋と、検出器の隙間を測るのに粘土細工をする物理屋。日本最低の物理屋なのでしょうがないがあまりの落差。

明日は手つかずで残っているPLUMのケーブルの対処をしてもらう。それでうまくいくだろう。私は、金曜日以降の位置調整、固定のための測量を開始する。

前方エンドキャップ前進 再挑戦1日目

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B2GMではECLのパラレルをやっているのだが、そういうのには見向きもせず、今日から前方エンドキャップを閉じるのに再挑戦する。
件のCO2配管のところはNeatに手当てがされていた(左上)。きっと図面を見て設計してきているから大丈夫だろう。ただ、その下の銅配管や別のステンレスの蛇腹には手がつけられていない。見た目銅管が当たりそう。
押し込んで見たところ、数ミリ手前から抵抗を感じはじめ2mm位で強くなる。しかし、今までとは少し様子が違いスプリンギーな感じなのでちょっと押すと規定の位置までギリギリ届く。ハンドルがついていない方はどうしても少し遅れてくるので押し込めず、ジャッキを使って押すのだが、こちらの方が何か当たっている気がするので、1mm手前でやめておく。
引き出してみると、予想通り銅管のところが当たっていたので手当てを頼む。一番強く当たっているのは12時の位置にあるPLUMのケーブルでこれは結構ひどい(右上)。
対策を頼んでいるときにDESYのテクニシャンの人が想定より隙間がせまいと言い出した(左下)、当たったところを測ってみると確かに現在のBest estimateである20mmよりは狭い気がする。元々22mmあるつもりだったのにそれより3mmせまいといわれたらとても厳しいのは理解できる。なので、隙間をちょっと真面目に測ろうということになった。
こういうこともあろうかと100均で粘土を買っておいたのでそれを測りたいところに張り付けておいてエンドキャップを押し込んでやれば隙間が保存されるという仕組み(右下)。
結果としては概ねどこも20mmの隙間はあるという結果になった。
明日は、もう少し隙間測定をして、押し込むのにも再挑戦する。少なくともクリティカルなところ、CO2の配管は当たらなくなったので、何とかなりそうな気はしてきた。

前方エンドキャップ Installation の動画


B2GMに向けて需要があるかと思って定点カメラの画像をまとめて動画を作った。今回は7台のカメラを駆使して、5秒間隔で取りつづけた。9時20分から13時40分まで260分間を130秒の動画にしてある。つまり24fps。4:3と3:2が混ざっているのでアスペクト比が13:6になっていて、横幅を1280にしたので、1280x590。これを5Mbpsでエンコードしてある。
今回は途中でLED投光器を転倒した影響で露出が激しく狂ったので、7つのカメラを別々に補正してから合成してみた。カラーを合わせるのは面倒だったのでやっていない。

28th Belle2 Open Meeting

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今日から一週間B2GM。28回目だそうだ。
午前中のPlenaryの前半部分だけ少し覗きに行ったが、小林ホールがほぼ満員だった。特に新しい話は無く、CO2パイプの問題は報告されたがあまり反応は無かった。最低一週間は遅れるというのもあまり気にならないようだ。
午後はARICHの人が頼んでいるケーブル張りがあるというので筑波を見に行ったら、DESYの人が来てCO2パイプの手当てをしていた。
明日からは作業があるので私はB2GMには参加しない。明日は朝から再押し込み。うまく行けばいいが。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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