第8回高エネルギー物理春の学校 2018 反省

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今年の春の学校が終わってしばらくたった。
写真を整理して、やり残していた表彰状の印刷と発送をして、アンケートを集計し、後残っているのは、高エネルギーニュースの記事くらいだがこれは別の人が担当なので大体終わった気分。

今年もアンケートに書かれていたことと、やりながら感じたことから来年への反省を備忘録として記しておく

去年の反省より
1) プログラム詰め過ぎ問題
去年はプログラムを詰め過ぎで、参加学生さんからタイト過ぎるという指摘が多数あった。
今年は、反省して少し余裕があるプログラムにしたので、そういう指摘はほとんど見られなかった。来年もし、口頭発表の希望が多かったとしてもこれ位を維持した方が良さそうだ。

2) ポスター
ポスターの問題も色々あるのだが、問題は
- ポスターが見にくい
- 発表中他人のポスターが見られない
というのが多くて、今年は会場を広いところに変えてポスターのアレンジを変更したため、ポスターが見にくいという苦情は無くなった。
二番目の問題を解決するためにポスターを入れ換えずにずっと貼りっぱなしにするという案があったのだが、今年はそこまで手が回らなかった。
展示用のホワイトボードを10枚用意すれば40枚まで貼れるので、可能だから来年はやってみても良い。
欲を言えば、ホワイトボードではなくポスター展示用の台が欲しいのだが、ちょっと調べると、レンタルだと台数にもよるが 5-10万円位。無理ではないが、大変厳しい。

3) M1バッカリ問題
M1の学生さんが多いことは問題ではないのだが、上級生が少ないのが問題。アンケートを見ると、M1が多いことはM1の人達にとっては居心地の良さにつながっているのだが、それが、翌年上級生として参加したときに居心地の悪さになるので、M2での参加を躊躇すると言うそういう負のスパイラルに陥っている。
仲間同士つるんででもいいから一旦増えてしまえば、安定に来てくれるような気もするので、来年は少し積極的に勧誘してリピーターを増やす努力をしてみようかと思う。

4) パソコン使いたい問題
良くある要望は講義や発表のときスライドを見たいのでパソコンを使わせてくれというのだが、これについては、正直自分も見たいタイプの人なので気持ちは良くわかるのだが、やはり、スライドを集中してみる訓練という意味でも許可しない方がいいというのがスタッフ側の意見。
スライド自体は indico にあがっているので、気になったことはメモして後で調べて欲しい。(このことはあらかじめ言っておいた方がいいかも知れない)

5) その他
その他の運営に関していくつか意見はいただいたが、概ね満足だったのでは無いかと思う。

前にも書いたが、来年の学校は5月16(木)-18日(土)です。
今年来た人はぜひまた参加してください。

第8回高エネルギー物理春の学校2018 @ 北小松

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今年で第8回目の高エネルギー物理春の学校は無事終わった。
幹事も2回目なので少しは余裕が出るかと思ったが全くそういうことは無くバタバタしたが、何とか問題なく終えられたのは、参加学生の皆さんが協力してくれたおかげだ。
集合写真を見て分かるように今年は天気が悪く一度も湖側に青い空が広がることはなかった。幹事の日頃の行いのせいだ。大変申し訳ない。
学校の方はいつものようにとても活気に満ちていて良かった。今年は昨年より講義が多かったのだが、講師の皆さんの講義はどれも素晴らしく、学生さんからの質問も活発だった。理論の先生には修士に入ったばかりの学生さんにも分かるようにたった2時間で理論の基礎(つまりゲージ理論だ)を教えるという無茶を毎回お願いしているのだが、今年の先生も、この不可能とも思えるミッションをこなしていただき感謝しかない。(このため、今回の先生は結局自分のやっている仕事(紹介したい仕事)をほとんど話すことが出来ず、用意してきたスライドを見せることが出来なかった。)
ポスターセッションは昨年までの反省を生かして、広い会場でやることにしたので少しは改善した気もする。相変わらずの盛り上がりで、終了を宣言しても延々と深夜まで続く。
恒例の表彰だが、今年は学生さんの票が分散して決めるのに難儀した。全体としては素晴らしい講演は多かったと思うが、突き抜けて得票した人が出なかったので最優秀は出さないことになった。
今までは、封筒に入れた金一封を渡すだけだったのだが、カバーに入れた表彰状を用意してみた。記念になればいいのだが。

帰り際に来年の施設の予約を入れた。なので、来年も開催日は早くも決定して、5月16-18日。リピーターとなってくれるよう力説したのだが、そういう人が現れてほしい。

最後に、今回も参加学生の研究室の先生には多大なサポートを受けました。感謝します。

高エネルギー物理春の学校 2018 荷物発送

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第8回高エネルギー物理春の学校2018が近付いている。
なので、ここしばらくは幹事活動が多かった。
講演のプログラムを作って、indico に上げ、参加者の日程を確認してリストを作り、名札や領収書を作り、必要な物品を発注し、参加費を決め、会場のびわこクラブの人と連絡をり…
だいたい決まったところで、参加者への配布物を作って印刷、まとめて封筒に区分け…。
最後に荷物をまとめてパッキング。思ったより荷物が多くてあせったが、何とか通い箱に収まった。
クロネコヤマトの人に集荷に来てもらい、荷物も送り出したので、もう変更はきかないという感じ。
後は当日現場での作業だが、私は皆さんよりは早めに現場について準備する予定。

参加者の皆様、学校でお会いしましょう。お待ちしております。

高エネルギー春の学校 2018 申し込み締切 64人

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高エネルギー物理春の学校の参加申し込みが締め切られた。
今年もたくさんの申し込みをいただき、最終的には64名の学生さんから申し込みをいただいた。ありがとうございました。
18の大学の25の研究室から参加があるので、学校の目的である横方向の結びつきについてはまずまず良い成果が得られるのでは無いだろうか?
毎回課題としている上級生の参加については、今年も厳しくて、M1以外は6人ということになった。ちょっと、努力が足りなかったか。

これから、参加者の皆さんと確認を取りながら、プログラムを決めていく。何とか今週中に決めてしまいたい。

科学技術週間 2018

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今年も科学技術週間の21日(土)にKEKの施設公開が行われる。(この文科省のweb site、ひどい。参加者のことを全く考えてない。)
例年、サイエンスツアーバスのコースに入っていたので、つくば駅のアクセスは便利だったのだが、今年はこないことになったらしいので、自力でくるしかないとおもわれる。駐車場には事欠かないので車でくるか、つくバスの北部シャトルにバス停がある。
Belle2を見学したい場合は筑波実験棟にくればいいのだが、構内に車は乗り入れられないと思うので、自力で来るには1km位は歩くことになる。歩くのが嫌な人には施設見学のバスツアーというのが用意されているのでそれに参加すれば良い。
一つ注意が必要なのは、Belle2は加速器も動き出したので、ビームラインに設置され、コンクリートの放射線遮蔽体に隠れていて全然見えないし、近付くことも出来ない。
KEKの広報の人の宣伝だと、左の写真のようなものが見えるように錯覚するかもしれないが、実際に見られるのは右側の写真のような景色となる。なので、あまり景色に期待してはいけない。
週末なので例年暇は私は見学対応を買って出るのだが、今年は出張で参加できない。

高エネルギー春の学校 2018 締切り間近

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今年の高エネルギー物理春の学校の参加申し込みの締切りが近づいている。
参加を希望している人、迷っている人、今初めて知った人。参加申し込みしてください。
M1より高学年の人、上級生の参加申し込みもお待ちしております。

締切りは15日(日)。

皆さんの参加をお待ちしています。

ATLAS 研究会@東大小柴ホール

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月曜日は定期的に行われているATLASの研究会を見に東大へ。
例年冬の国際会議に合わせてATLASの人が物理セミナーをしてくれるのだが、それもなかったし、物理学会も行かなかったので。
集合写真を見て分かる通り参加者はとても多く、半分位は現象論屋さんだが実験の人も同じくらいたくさんいて、羨ましい限り。
LHC加速器はすこぶる順調で、Luminosityが出すぎて検出器が困っているということでわざと下げて走っている。頑張ると2.2x34乗くらいは出るそうなので、KEKBのLuminosity世界記録は破られてしまった。
ご存知のように残念ながら新物理へのポジティブな結果はまったく得られてないので、現象論屋さんの講演も元気が無い。
午後には最近の話題ということで Flavor Universality の破れに関する講演でBelle2と関連現象論の人が話があった。ATLASの人が聞くとどう感じるんだろう?
最後のセッションはFCCとかHE-LHCとか予定されているHL(High Luminosity) LHCの後にくる実験の話で、CERNを通る周長100kmの加速器を作って、16TのDipole電磁石を並べ、100TeVの衝突を目指すというもの。HL-LHCが2034年に終わるらしいのだが、その後2040年頃の開始を目指すとか。
そんなトンネルを掘るのになんぼ金がかかるのかとか、100kmも超伝導電磁石を並べて、世の中のヘリウムが枯渇しないのとか、運転経費がいくらかかるのか?とか素朴な疑問はあるのだが、あまりに凄すぎて今ひとつピンと来ない。

B1回廊スピーカー移設

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B1回廊に設置した見学対応用のスピーカーだが二点苦情が寄せられている。
一つは固定がケーブルバインダーであることで安全上ちゃんと固定しろとのこと。もう一つはスピーカーの設置位置で、Belleの方を見学者が向くと後ろから声が聞こえるのが気にいらないそうで、ほとんどいちゃもんのレベルだ。
この二つの問題を一挙に解決する作戦を実行に移してみた。
第二の問題を解決するためには前方に設置するしか無いので設置位置は手すりにし、第一の問題を解決するために、ネジ留めすることにした。
幸いスピーカーには三脚穴がついているので、それを使う。どうやって手すりにネジ留めするかちょっと考えて、手すりに貫通穴をあけてしまうことにした。手すりは鉄なので、気合のハンドドリルで穴をあけ、45mmの1/4インチのネジで留めてしまう。
設置位置は前のスピーカーの位置を踏襲しようかとも思ったが、もはやBelle2検出器はロールインしてしまって眼前には無いので、回廊への入口側へ少し寄せることにした。
写真左側が設置したマスタースピーカーでスビーカーの右にあるスイッチで複数台の電源がon/off出来る。
右は二台分のスピーカーの位置。どうせ、Belle2は放射線よけの壁の向こうにあるのでちょっとA側に寄っても大して見栄えは変わらない。
しばらくはこれで行ってみよう。
今度はB1側室にいるVXDの人達から文句を言われたりして。

SOIAPDミーティング@信州大学

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一週間とおかずに再び信州へ。
今度は測定器開発室活動のSOIAPDミーティング。KEK以外に東大と信州が参加しているので、3回に一回くらいは東大で、年に一度は信州でという感じになっている。
活動している東大と総研大のDの学生さんの報告を聞いて議論するのがメインなのだが、このところBelle2の作業が忙しくて、2度程ミーティングを欠席したら、すっかり、話についていけなくなっている。
何とか話についていこうと聞いていたのだが、どうやら、また全然違う新しいセンサーを作ろうとしている節がある。もうちょっと過去の仕事からの積み上げがあったほうがいいと思うのだが、そういうのが生かされていない気がして残念。
右は、帰りに通った松本城。夕陽が射して紅く染まってきれいだったので一枚。

第24回素粒子センターシンポジウム 2018 @ 白馬八方

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今年も性懲りもなく素粒子センターシンポジウムに行ってきた。
人に聞くと、忙しくて行ける訳が無いといわれるので、毎年行けてしまう私はよっぽど暇という事のようで、まったく申し訳ない。
ここ何年かは参加者が多かった気がするのだが、今年は40人くらいで少なめ。参加学生さんの中には春の学校に来てくれた人も結構いる。残念なことにBelle2からの参加は私一人。一人でもいいから学生さんには参加して欲しかった。
初日の講演では、毎回のように来て、夜のセッションを盛り上げてくれた東大の先生が定年だそうで、通常の講演に加えて夜のセッションでも話をしてくださった。
今年の特別講義の講師の先生はかつてBelleでDを取った人で、CMBの観測についての話。実験系の人が講義するのは久しぶりな気がする。
学生さんの講演も春の学校と違って上級生が多いのと、時節柄修士論文の発表会で喋った内容の人がいてさすがに結構しっかりしている。学生さんの講演の中では、水チェレンコフ検出器のPMTが無い隙間に鏡を置いて検出効率を上げる話はとてもおもしろく、うまくやると実現出来そうなものだった。今後に期待。
シンポジウムに登録する時、半ば強制的に講演を申し込まされるのだが、毎回、学生を優先してくださいと書くので、講演がAssignされないのだが、今年はなぜか講演がbookされていて、Belle2についての講演をしてきた。3段目が私の講演の時の様子で、最初に春の学校を宣伝しておいた。Belle2検出器の組み立てが無事14日に完了したと報告したら、拍手をいただいた。どうも有難うございます。言ってみるものだ。

高エネルギー春の学校 2018 公式アナウンス

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私が発起人の末席を汚している、高エネルギー物理春の学校だが、今年もやることが決まり、さっき公式アナウンスが出た。
公式 web site はここ
毎年、講師の先生を選ぶのが一苦労なのだが、今年も素晴らしい講師の皆さんにきていただけることになった。
今年予定している講義は、
- 理論: 永田夏海 (東京大学)
- 測定器: 三部勉 (KEK)
- ATLAS: 奥村恭幸 (ICEPP)
- Belle II: 後田裕 (KEK)
- Neutrino: 木河達也 (京都大学)

昨年やって好評だった、OBの講演は、今年もやるつもりだったのだが、うまく調整がつかず、今回はお休みになってしまったのがちょっと残念。

毎回強調しているのだが、M1の学生だけでなく、上級生でも勉強になるのは間違いないので、M2や博士の学生にも是非参加してほしい
また、各研究室の先生は学生さんに参加を推薦するとともに、どうか旅費を出してあげてください。

楽しい雰囲気作りをしてお待ちしております。

高エネルギー春の学校 2018 打ち合わせ

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今年も高エネルギー物理春の学校をやるつもりで最初の打ち合わせ。
今年も私が幹事なので打ち合わせのトリガーをかけたのだが、ボケッとしていたら少し遅くなってしまった。
この時期に最初の打ち合わせをするのは、学校を財政面で支えていただいているKEKの大学等連携支援事業の応募締切が二月のはじめだからなのだが、打ち合わせが少し遅れたせいで申請までの時間が短くなってしまった。幹事の責任として反省。
学校の日程は5月の黄金週間の二週間後の木曜から土曜と決めてしまって、会場を一年前に予約してしまっているので、一応確認し、正式決定。なので、今年は5月17-19日に決定。
講師は毎年選ぶのに苦労するのだが、今年も例外ではない。
我々の学校の場合、トピックだけでなく人も決めてお願いするので、基本的に代わりのこの人というのは受け付けない。また、学生の発表を中心としているので、講義をギリギリまで少なくしていて、かつ、OB枠というのが好評だったので、それとの絡みもある。
すんなりとは決まらないので、candidateのリストを作ってお願いをし始めるところから取りかかることになった。
もう慣れているので打ち合わせはこれきりで後はメイルのやりとりとなる。

ATLAS研究会 @ 東大福武ホール

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昨日は東大本郷キャンパスで開催されたATLASの研究会を見に行ってきた。
会場はいつもの小柴ホールではなくて赤門そばの福武ホール。この建物、安藤忠雄さんの設計だそうで非常に雰囲気のある素敵な建物なのだが、会議場の福武ラーニングシアターはダメだ。建物の奥行きが狭いのに、なぜかあまり必要とも思えない通路を作るためにさらに会議室の奥行きが狭くなっていて、スクリーンが正面から見ることができる席が非常に限られる。
研究会の方は年二回くらいやっていると思われるのだが、ATLASの結果と関連する現象論の話がまとめて聞けるので、私のような外様には非常にありがたい研究会。
最初はマシンの話なのだが、LHCはすこぶる調子が良くてLuminosityが上がりすぎ、検出器の要請で、ピークをわざと下げているとのこと。ピークを下げた分は寿命で電流が減ってきてから上げて取り戻す(Luminosity Leveling)。
何も考えずに瞬間Luminosityを狙ったときには2.05x10^-34いったそうで、KEKBの世界記録(2.1)にもう少しで届く。
本気を出したらどのくらい出るのかと聞いたところ、3位までは行けるかも、ということで、加速器スタディーの時に世界記録を狙うということはありそうだ。
物理の方は運転が終了した後であまり新しい結果はなかったが、今のところ新しい何かが見つかる兆候というのはない気がする。
次の研究会は4月で、この時には冬のConference向けの解析結果が報告されると思われる。

物理学会2017秋@宇都宮大学

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宇都宮大学でやっている学会に出張。
春の学会は行く気で宿を予約していたら、運悪くロールインが重なりいけなくなったのでキャンセルしたら、今度はロールインがpostponeされ、行けたのに虚しく留守番する羽目になってしまった。
なので、ギリギリまで行く気で宿はキープしていたのだが、作業で泊まりは断念して日帰り。宇都宮なら自転車でも行ける距離なので車だと片道1.5時間くらい。
作業中なのに日帰りで行ったのは、論文賞の幹事なので受賞講演を企画したからで、賞状、副賞の運搬係。最近忙しすぎて、受賞者の皆さんに reminder を出すのを怠っていた事に現場で気づき、本当に来てくれるかドキドキしたが、二人とも来てくれて安心した。
授賞式と受賞講演の写真も頼まれていたので、撮りながら講演を聞いたが、受賞したことに納得の行くよい講演だった。とても修士をこの春終えたばかりの人の講演とは思えない。

授賞式があるので行くことが確定していたので自分の講演も申し込んだ。Belle2の検出器の講演は細かいのが多いので、カロリメターのupgradeの話だったのだが、ロールインなどの検出器関連の大きなeventについても紹介した。というのは言い訳で、忙しすぎて大した内容の講演が作れなかったのでロールインと後方ECLの動画でごまかしたと言う方が近い。講演もいつもの事だが全く納得行ってなくて、下手くそだ。毎度の事だが、しばらく落ち込むことになる。こうなるのがわかっているならもう少し練習すればいいのに。

明日は前方ECLのインストールの準備。主に測量関係。

クラウドファンディング支援者報告会

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一般公開をやっている裏で、BellePlusのクラウドファンディングに支援を下さった方への報告会が行われていた。
私は全然関係ないのだが、写真を頼まれたので。
報告会に参加する権利をお持ちの方が何人いらっしゃるのか存じ上げ無いのだが今日の報告会には15人くらいは参加されていたと思う。BellePlusをやっていて、クラウドファンディングを立ち上げた人の代表が、報告申し上げる。
高額の寄付をいただいた方には筑波実験棟で実験施設の見学ツアーをやったのだがその写真が左下。参加者の多くが着ている黒いTシャツは支援者へ贈られたもので、Belle2で作ったTシャツと同じようなデザインだが、背中には素粒子物理でノーベル賞を取った人のリストが書かれている。

KEK 一般公開 2017 筑波実験棟 2053人

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一般公開は無事終わったようだ。ようだというのは、私は午前の担当だったので、12:30頃までいて、午後は筑波にいなかったから。昨日作った動画を入れたタブレットを持って行って、ちょうどカメラを設置したあたりで店ながら説明したのだが、反応は今一つだったような気がする。
天気に恵まれ、一日良い天気だった。つくば市の最高気温が27.3度だったので、暑すぎることもなく、爽やかな晴れだったのではないだろうか?
筑波実験棟の見学者数は2053人だったそうで、おそらく初めて2000人を越えて、過去最高だったのだと思う。KEK全体では3860人の来場者だったそうだ(受付をした人のみ?)。たくさんの見学頂きありがとうございました。

写真上段は一般公開でガイドツアーの風景。
下段左は朝筑波実験棟に移動する際にバスを待っている間、公開直前のコククロフトウォルトンを見に行ったときの写真。下段右は午後頼まれていた仕事を終えた後、放射光施設に行って撮ったPF加速器の写真。橋がかかっていてビームラインの上にいけるので、下流の方を撮ったもの、青い箱はアンジュレーターでその先に放射光のビームパイプがあって、28と書かれた穴がある。

KEK 一般公開 2017 筑波実験棟

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今日前方側の足場を組み、B4を少し片付けて足場関連の作業は終了。
来週からは FECL と ARICH の一体化。

一般公開で見られる風景を写真に撮ってみた。右下の写真で二つドーナツが見えるが、それが、来週合体する(予定)。

KEK 一般公開 2017

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今年の一般公開は次の日曜日。
特に今年も去年までと変わりないと思われる。なので、見物にこられる方はこのリンクに書いてあること、あるいは、一般公開で検索して参考にして下さい。
毎回同じことを書いているのだが、効率的に見たければ、
1) 朝早く来ること (11時頃まではすいている)
2) 加速器の施設は似ているので、全て見ようと思わず整理すること
が重要。

Belle2を見に筑波実験棟にくると、下の写真のようなものがご覧いただける。写真左上は後方(回廊を回り込んだ裏側)側で、もう足場が組みあがっているのでほぼこの状態。右上は前方(回廊に出て右に行くと見えるところ)側だが、明日もう少し足場を組むので少し変わっている。
ポイントとしては前方側はまだエンドキャップ検出器が据え付けられていないのでCDCの端板が見えているのに対し、後方側はエンドキャップがついているので見えない。
じっくり見て違いを見分けてほしい。
回廊に入っていすぐ下に見えるのは写真下段のような検出器で、ドーナツ状のものが二つ。写真左下が前方エンドキャップカロリメター、右下がAerogel RICH(アエロゲルリッチ)検出器。今は別々だが、一般公開の後、その週のうちに合体、19日にBelle2に据え付けられる(予定)。若干遠いので良く見たい人は双眼鏡を持ってきた方がいい。

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写真を撮ろうと思う人はこの辺を参考にして下さい。ちなみに普段筑波実験棟の中は水銀灯の明かりで、色温度2650Kにすると大体あう。上の写真もそのように設定している。

KEKサマーチャレンジ2017 (4) 発表会と修了式

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KEKサマーチャレンジは今日が最終日。
朝の8:45がスライドの提出締切りで、8:50に発表順の抽選、そして、9:00から発表会の開始。
どの班も良くできた発表で、夜遅くまで(あるいは朝早くまで)頑張った甲斐があったという感じ。
その後、ポスターセッションをはさんで修了式。
山内機構長が授与する予定だったのだがこないということで、校長からの授与される。校長は春の学校を一緒にやっている良く知る人なのだが、素晴らしい校長っぷりだった。
終了証の授与は班ごとで、終わったら講師、TAの皆さん含んでフォトセッション。
今回も演習の外から見る形だったので、今ひとつinvolvementみたいなのが感じられない。やはり参加するなら演習の方が良い。
今年のサマーチャレンジも無事終わったようだが、早くも来年の開催が危ぶまれる情報が上がってきているのでどうなることやら。
最近はもうサマーチャレンジのOBが業界の人になり始めているし、学生向けのスクールをやってもサマーチャレンジのOB/OGがいないことが無いという感じなので、世の中の役には立っていると思うのだがどうだろう?

KEKサマーチャレンジ2017 (3) チーズケーキ

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サマーチャレンジも明日を残すだけとなり、学生の皆さんはスライド作りに懸命。
私はもはや恒例となっているチーズケーキ作り。
今回も演習は見ていないので事務局の皆さんに。
私はチーズケーキの台の部分にチョコレートビスケットを使うのだが、あまりに不評なのでチョコレートの無いグラハムビスケットを使おうと思ったのだが売っていない。つくばにあるスーパーを4ヶ所くらい回ったが無かったので、普通のスーパーには無いということだろう。仕方ないので、事務局のおばさん(おねえさん)指定のCHOICEビスケットを使用した。
何の変哲もないただの焼きチーズケーキで味も想像通り。

KEKサマーチャレンジ2017 (2) キャリアビルディング

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KEKサマーチャレンジは順調?にすすんでいて残すところあと今日を含め4日。
昨日の夜にはキャリアビルディングというのがあった。業界の人を呼んできて、どうやって今の職に就いたかとか、そういう事を聞くというイベント。今年はKEKに5人呼ぶのに加えて初の試みとしてVideoでアメリカとCERNにいるひとが参加していた。私は前半のパネルディスカッションだけ見物。
最初にパネラーの人の自己紹介があり、ここに至るまでの話を簡単にしてくださるのだが、それが凄すぎて結構驚く。経歴の華々しさも凄いのだが、それにも増して皆さんのポジティブさ、前向きさみたいなのがすごい。
自分の性質みたいなものと、今までの仕事を考えパネラーの皆さんと比べるとその落差に落ち込む。
今日、参加者の皆さんを捕まえて、いろいろ聞いてみたのだが、パネラーの皆さんのポジティブさみたいなものは伝わったみたいだが、業界の前線に生き残っているという凄さ、ひどく特別な人なのだということはきっと伝わっていない。
ほとんどの人があんな風にはなれないという残酷な事実を伝える方が良いのか、positiveな幻想を抱いたままハッピーに帰っていただいた方がいいのか、どっちなのだろう?

KEKサマーチャレンジ2017 (1) 特別講義とつくばツアー見学

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今日からサマーチャレンジ。どうも、実行委員のなり手が無いようで日本最低の物理屋のところにまで実行委員をやってくれという依頼がやってくる。
初日は特別講義で去年と同じノーベル賞の梶田さん(上段)。内容的には去年と変わって無いのだが、きっとノーベル賞をとってから何回も同じような講演をしているのだろう、スライドが洗練されている気がする。
忙しい梶田さんは特別講義と写真撮影に参加したら次の仕事に去っていかれた。KEK滞在は2時間。どうもありがとうございました。

午後はつくばキャンパス見学ツアー。昨年に引き続き私が担当している。
参加者約80人で、昨年と同じなのだが、昨年一台減らして予算を節約したのを今年はさらにケチって、バスを雇わなかった。KEKで持っているマイクロバスの定員が25人なので、4班に分け、筑波実験棟へピストン輸送。残りの加速器と放射光の施設への移動は自力ですることにした。スタート時間をずらして、うまくプログラミングすると一台で何とかなる。
昨年は筑波実験棟、SuperKEKB加速器直線部、放射光施設それぞれ1時間取ったのだが、ちょっとやりすぎだったので、時間を少し短くし、さらに一度10分間の休憩を取ることにした。幸いなことにそれほど暑くなかったので施設間の徒歩移動も問題なく、思ったよりうまくいった。
今年の見学がうまく行き、バス一台でも何とかなることがわかってしまったので、来年以降も10万使ってバスを雇うという解は無い気がする。
写真下段は私が引率した参加者の学生さんが筑波実験棟(左)、SuperKEKB富士直線部(中)、PF-AR施設(右)を見学している様子。
これで、基本的には私のサマーチャレンジの仕事は終わり。後は、シフトとか雑用が中心。

明日からいよいよ実習が始まる。参加学生さんはせいぜい楽しんでほしい。

機構コロキウム T2Kの最新結果

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今日は朝8:30から筑波実験棟が停電なので早めに出勤して、停電の処理をし、10:00からの機構コロキウムへ。
今日のコロキウムは今年の夏のシャットダウンの前までにとったデータすべてを使ったT2Kの最新の結果の報告。CPの破れの兆候が成長するのか消えていくのか、それなりに興味があるのかと思いきや聴衆はまばら。ちょっと寂しい発表になってしまった。
今年の運転は好調だったようでPoTは順調にのびて、ニュートリノRunの統計は二倍になったそうだ。
それ以外にもSKの解析で前世紀?からずっと使われてきたFiducial Cutを変更するというのをやって、efficiencyが30%くらい劇的に改善したとのこと。30%のefficiency向上というのは結構すごい。こういう例えが適当か分からないが、今まで加速器の電気代が100億だったと思えば30億位稼いだことになる。
得られたevent数は、delta_CPを動かして得られる最大の効果よりも、event数が多すぎたりして、結構極端な結果と言える。そのおかげ?でdelta_CPが保存する0とpiのところは、原子炉の結果を使うと2sigmaでexcludeされてしまった。これはなかなかにimpressive。しかし、neutrinoの人は運が良いというのか、いろいろな測定が実験屋にとって都合の良いような値になる。今回ももっともsensitivityが高いところにきていて、ちょっと出来すぎ。
今後だが、まだ予定していた統計の1/3しかビームはdeliverされていないそうで、それを目指して運転を続けるのと、目標の統計量を3倍にした(つまり今の10倍)、T2K-IIというアップグレード計画があるそうだ。
質問であったのだが、neutrinoのミキシングパラメターが決まった今となっては2.5度のoff-axis angleがoptimalで無いそうで、あと0.5度程大きくした方がいいそうだ。

NIM EASIROC モジュール問い合わせ

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まだまだたまにくるNIM EASIROCモジュールへの問い合わせ。
名古屋の放射線医療(プロトンセラピー)の機関の人での照射中に放射線量をモニターするための中性子検出器にMPPCを使いたいのだが、このモジュールが使えるのかどうか?ということで、色々質問を受けたのだが、現物を見た方が早いということでお越しいただいた。
お会いして話を聞くと業界に縁のある人で、私の良く知っている人と一緒に仕事をしていたり、知っている人の同級生だったりと世の中は狭いと感じた。
問い合わせが来たときとか、モジュールを使い対人が来たときには最初にどういった目的で使うのか聞いてやりたいことを考えながら説明することにしているのだが、水ベースの液体シンチからの信号を読むということで、面積を考えるとMPPCが最適かどうかはちょっと良くわからない。
あまりMPPC自体も使ったことが無いそうで、モジュールは使わずMPPCの信号を見てもらう所から始めて、モジュールの使い方はテストパルスを使って説明する。
二時間ほどいろいろと説明差し上げて、お帰りになられた。お疲れ様でした。

NDIP 2017 @ Tours (2)

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NDIP Conferenceから帰ってきた。
conference中は時差ぼけで夜やたらと早く眠くなるので、ホテルに帰ってからパソコンを開いて何か書く気にならない。
いろいろな講演があったが、かつてのようなGAPD(SiPM, PPD, MPPC)の開発の講演は減って、主に半導体光検出器を使った応用の講演が多かった。一番多いのは医療分野で、TOFPET, SPECTやコンプトンカメラなど実に多彩。素粒子実験の話はほとんど無くて、時代の移り変わりを感じる。
日本からの参加者は、高エネ分野の人は私を含め数えるほどで、X線用の光検出器を開発している人が多かった。X線用のSi/CdTe検出器は、高精細、高速読み出しが可能になっていて、人の役に立ちそうないろいろな応用が考えられている。これからしばらくは注目といっていいのでは?
私のGAPD関連ではあまり目立った講演はなかった気がするのだが、各種のデバイスの測定結果を色々比べてparameteriseする事を提唱している人がいて(少々偉そうな物言いで鼻についたが)中々興味深かった。GAPDの性質をplotするときには良くover voltageを使うのだが、その人によると over voltage より over voltage を break down voltageで割った relative over voltage (ROV)を使う方が(Siliconの物性を考えても)良いそうだ。確かにいろいろなセンサーの測定をROVをX軸にしてplotして比較すると、いろいろな事がわかる。
スポンサー企業の宣伝講演と言うのもあったのだが、CAENの講演でEASIROCの後継 ASIC CITIROC を使った evaluation module が紹介されていた。A1702/DT5702 というのがそうで、機能的にも我々のNIM EASIROC moduleと同じようなもの。実は昔 CAEN の人から NIM EASIROC Module の商品化の話が来て、何度か話し合いを持ったのだが、結局SiTCPのライセンスの問題で実現しなかった。NIM EASIROC Moduleは私のサポートが心許ないのでこれからはこっちも考慮された方がいいだろう。
写真左上はディナーが行われたところにあったまったく日本庭園に見えない日本庭園で集合写真を撮っているところ。左下は、Tourにある大聖堂で行われていたプロジェクションマッピング。開始時間は22:45でそれくらいまで暗くならない。右下は遠足で連れていかれたショーモン城。

NDIP 2017 @ Tours (1)


毎回来ているNDIP国際会議に来ている。
今回が8回目だそうで、最近はフランスの風光明媚なところを転々としていたのだが、今回は前回と同じTours。会場も同じ。最近のテロの影響か入り口でセキュリティーチェックを受けないといけない。
日本だと、SiPMというと浜松のMPPCという感じだが、ヨーロッパに来るとそういう感じは全然なくて、色々なメーカーがいろいろなセンサーを作っている。プログラムを見ていると、医療応用へ向けてのセンサーの開発が盛んなようだ。あと、日本人の参加者が多い。
会議は金曜まで。

NIM EASIROC firmware焼き

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NIM EASIROCモジュールは一定の需要が今もあって、たまに問い合わせがくる。
今日お見えになったのは大阪大学の修士の学生さんで、放医研のHIMACで重イオンを使った原子核実験をする予定の人。ビームの上流にチェレンコフを置いてPIDするのに使いたいそうで、時間情報が必須とのことなので、新しい方のfirmwareが必要。
くる前にsoftwareの方はinstallしておいていただいて、いつものようにfirmwareを焼く。
ちょうど同じタイミングでFirmwareを書いてくれた人から、最新のfirmwareにバグが見つかったというのを聞いたので、少し古いのにする。
動作確認をするのだが、どうも全channel生きているわけでは無いようで動作がおかしい。色々試して、特定のチャンネルで、動作確認を行って、良しとする。
実験の内容を聞いて、モジュールが使えるかどうか一緒に考えてみたのだが、学生さんが行っていることが正しければ使えるかもしれない。
昨年度作ったモジュールがまだ6台残っているらしいので、今なら待たずに買うことができる。在庫が無くなってしまったら、もう一回作る気合が沸くかどうかは不明。

見学対応 ATLAS Spokesperson

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今日の見学はATLASのSpokesperson。
文部科学省で予算のヒヤリングがあってそのためにわざわざ日本までやってきたらしい。見学は昨日の予定が一旦キャンセルになったものの、今日の午前に時間があるということで、これもわざわざという感じでKEKまで足を延ばしたそうだ。
本来なら、この位偉い人なら、こちらももう少し偉い人が対応すべきだと思うのだが、急な依頼だったので仕方なく私。実は、この方の前のspokespersonは私が昔やっていた実験の共同実験者で(少なくとも私は)良く知っている人だったのだが、この方はまったくの初対面。
普通の所を見てもらった後は、少しでも興味を引きそうな所ということで、今ちょうどできつつあるARICHの組み立て小屋と近々SVDの組み立てが始まる部屋を見てもらった。急な話しだったがどちらもエキスパートが対応してくれて助かった。
写真左はHAPDがマウントされたARICH。HAPDが並んでいる様はなかなかに壮観。右はウィーンの人も交えてSVDについて説明しているところ。ちょっと説明が専門的過ぎたか?
本当はフェンスの中に入ってもらいたかったのだが、あまりに急過ぎて、手続きが間に合わない。3-40分くらいの滞在だったが、満足していただけただろうか?

高エネルギー物理春の学校2017を終えて

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初めて幹事をやった春の学校が終わってそろそろ2週間くらいになる。帰ってきてすぐ作業があったりして後の作業が出来なかったのだが、送り返した物品を整理し、写真を整理して、最近ようやく参加者の皆さんに回答してもらったアンケートもまとめて、ようやく終わった気分。
アンケートを集計しながら思いついた、来年以降の課題を備忘録を兼ねて列挙しておく。

1) プログラム詰め込みすぎ問題
プログラムが詰め込み過ぎという意見は結構あった。口頭講演の希望者が多いので一人でも多くの人にやってもらおうと思うとこうなってしまう。今回も何人かの方にポスターに回ってもらったのだが、仕方なく来年はもう少し口頭講演の数を減らした方が良いようだ。また、休憩も短すぎた。

2) ポスターの問題
ポスターはいろいろ問題を指摘されている。多いのは、
- 会場が狭い
- 発表中他の人のポスターが見られない
前者は、初日は明らかに会場が狭い。会場を変えるべきだろう。2日目は会場としては広かったのだが、私が指示したポスターの配置が良くなくて、土地はあるのに、人が集中してしまっていた。失敗であった。
後者は、各セッションの時間を半分ずつに分けて、前後で発表者を変更するというアイデアを持っていたのだが余裕が無くて出来なかった。
ポスターはちょっと課題が多い。来年はもう少し良く考えてやらないといけない。

3) M1ばっかり問題
毎回、M1の学生がほとんどで年長者が少ない。もう少しM2やDの参加者が増えてくれるとM1の学生にも好影響があると思っているのだが、なかなかリピーターが育たない。アンケートによると5人に1人は来年もぜひ参加したいと思ってくれているようなので何とか参加してほしい。
今年は名古屋の先生のアイデアで過去の学校OBを招待して参加してもらったのだが、これは、とても好評だったようだ。今回は適任者が見つかったから良かったが来年以降もみつかるだろうか。

一回やって要領はつかんだつもりなので、少なくとも来年は幹事をするつもり。私以外の発起人の皆さんは、この7年で偉くなって、とてもとても急がしそうなのだ。発起人の高齢化も進んでいるので、新しい世話人が現れてくれるとうれしい。ただ、我々のようなガラの悪い者が相手だと、こっちからお願いしないと無理かもしれない。

前にも書いたが来年の学校は5月17-19日びわこクラブで開催予定。

写真は、2日目の晩にとった夜空とその翌朝同室のH氏のいびきで起こされて撮った日の出(4:56)

第7回高エネルギー物理春の学校 2017 @ 北小松

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今年で7回目の高エネルギー物理春の学校が無事終わった。
幹事をやってたのであまり余裕がなくてえらく疲れたが、大きな問題もなかったので良かった。
集合写真を見てもわかるように天気が良く、それほど暑くもなく、窓を開けてさわやかな空気の中セッションを持てた。参加してくれた学生皆さんの日頃の行いのおかげだろう。
今回は新しい試みとして過去に賞をとったOBの二人を招待して講演してもらったのだが、二人ともとても良い内容で、感心した。こうやって、過去に参加した学生が立派になっているのを見るとやっていてよかったと思う。
右下の写真は今回受賞された皆さんで、中央にいる賞金のスポンサーの右側にいるのが最優秀賞をとった東工大の学生さん。ニュートリノの物理を修士の学生とは思えないくらいよく理解していて感心。
会場のびわこクラブの人もとても良くしてくれて助かる。例年同様にやってくださいというと大概のことはうまくいくので幹事の仕事がとても楽。
帰り際に来年の予約をしてきたので、来年の日程はもはや決定。何もなければ5月17-19日に開催される。
今回来てくれた中にリピーターは数人だったのだが、もう少し上級生が増えてくれると助かるので、今回参加した人にまた来て欲しい。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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