ラーメン 大笑軒響 (2)

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サービス券をもらっていたのでつけ麺の方を食べにいった。
つけ麺あつ盛り 680円 -> 500円。
あいかわらず券売機近辺にメニューの説明無し。

麺は非常に太くてほんの少し縮れている。食感や麺自体の味は活龍のそれに良く似ていて良い。
つゆは大勝軒の系列に共通する非常に甘く酸っぱい私の好みとはあいいれないそれ。
後味が最悪で帰りの車の中で甘い味が戻って来て気持ち悪かった。
麺はいいので、つゆをなんとかしてくれたらいいのだが。

閉店しました。

2015追記
別の形態で続いているようです。

パスタ 白アスパラとキャベツのカルボナーラ

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春になると野菜が出てくるのでそれを使ったパスタを良く作る。
フランスにいた頃は春と言えば白アスパラで良く買って食べた記憶がある。
フランスの白アスパラは太くて直径3cmくらいある。これの皮を厚くむいて良くゆでて食べるとおいしい。
残念ながら日本ではなかなか生の白アスパラは売っていないしあっても緑アスパラと同じで細い。
フランス人はオランデーズソースをかけたりするのだが、私は生クリームを使ったカルボナーラにいれることにしている。
写真は最近スーパー見つけた佐賀県産の白アスパラを使った春野菜のカルボナーラ。白アスパラだけでなくキャベツもいれてみた。

- ボールで玉子の黄味、生クリーム、パルメジャーノを混ぜソースを作る
- フライパンでパンチェッタを炒めカリカリにする
- 白アスパラは皮を厚くむき適当に切ってパスタと一緒にゆでる。
- キャベツの葉は適当に刻みパスタを湯がいているゆに30秒程通し、水に上げ水分を切る。
- フライパンに全て移して混ぜた後火を止めてからソースを入れ良く混ぜてさらに盛る。

加速器安定もLumi伸びず

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加速器は入射エネルギーの問題が解決してからはひどく安定だ。Luminosity は一度 16 /nb/s まで行ったもののそこから伸び悩んで 15 /nb/s あたりをうろうろしている。
Belle はおもに DAQ の問題で良く止まるが深刻な問題ではなく、順調にデータを取っている。

写真は筑波実験棟地下3階の Belle の コントロールルーム。
ATLAS の豪華絢爛なコントロールルームと比べると恐ろしく質素だ。
いくつか Display があるが基本的に下段の左四つが Belle の operation に必要。
あとは、加速器や測定器の状態のモニタ、Data Quality Monitor と大きな event display がある。
ここに運転中は常時二人シフトがいて Belle の Operation とデータクォリティーのチェックをしている。
そして ECL に問題が見つかると私に電話がかかって来るわけだ。

物理セミナー Charmless B decay at BaBar

今日のセミナーは BaBar の B to Charmless Decay の話。
B の話だと全然人が集まらない。Belle の人だけが来て 5,6 人。
Belle 以外の KEK の人がいかに B の物理に興味が無いかわかる。

B の charmless Decay にも色々あるが前半は B->VV のはなしで後半は B->pipipi の話。
B->rhorho は phi_2 を測るのに重要なモードなのだが、後半の話は半分寝ていたのでよくわからなかった。要は pipipi の final state を見つけて来てこれを dalitz plot analysis して CP を測るのか?

SUSY の講義

SUSY の講義の最終回は SUSYとFlavorの物理。

例によって難しすぎて良く理解できなかったが、想像で纏めると、
squark の mass term は quark と同じ様な yukawa coupling からくる項と SUSY breaking の mediation から来る項がある。
前者は Super Symmetric なので SM と同じ。後者は完全に自由。

現象論的に SUSY が関係しているのは FCNC で、SUSY粒子による loop で後者の奇与があるとたちまち測定に引っかかるので、通常、理論の組立時に後者の項は 0 になるように選んでしまっている(MFV)。しかし、Planckスケールから Weak スケールに持ってくるときに高次の補正から極小さい奇与を生む。この奇与を拾う。
他にも Lepton Flavor Violation があって原理的には同じ事。

B の物理の場合、たとえば B0-B0bar ミキシングは SUSY loop が効く。これと、Tree Dominant なプロセスを比べて情報を得るのがいいと言うことらしい。

Nikon D40 (1)


一眼レフのデジカメを買った。
世の中には色々と高機能なデジカメがあるようなのだが、いまひとつそれらの魅力がわからない。まず、高画素数は全然必要がない。どうせ見るのは UXGA のディスプレイなのでそれ以上画素数があってもたいして意味は無い。あとは、色々な effect とか、様々なシーンモードとかだがこれも今一つ必要性がわからない。絞り優先オートさえあればそれでいい。基本的に風景と物の写真くらいしか撮らないので、連写機能も必要ない。オートフォーカスの性能はたいして重要じゃない。センサーは深度をつかって作図するのでできればライカ判の大きさのがいい。重さは軽ければ軽い程いい。今使っている FE2が 500g なのでこれくらい。値段は安ければ安い方がいい。ボディーなんかよりはむしろレンズに金を使うべきだろう。

纏めると、条件は限りなく少なくて
- Nikon(レンズをあきらめなければ。)
- フルサイズのセンサー
- 500g

要はエントリーレベルの D?0 にライカ判センサーを積んでくれればいいわけだが、そんなものいつまで待っても出そうに無いのでどちらかをあきらめることになる。
Nikon でフルサイズといえばD700だが、高すぎるし(D300のセンサーを変えただけで10万円高いなんてボッタクリ)、重すぎる。Nikon をあきらめてもライカ判センサーの機種は全部重すぎるし、高すぎる。
それをあきらめてしまうと、安いのなら何でもいいようなもので、レンズが使えると言うことで Nikon の D?0を探していたら、中古のD40が見つかったので買ってみた。24000円位だった。重さは500g くらいで申し分ない。これでライカ判ならもう少し高くても良いのだが。

包丁を研ぐ

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週末は料理、と言うことで包丁を研いだ。ずいぶん怠けていたので切れ味が鈍っていた。
大した料理を作るわけではないので長い間包丁は右側に写っている刃渡り16cmの牛刀一本しか持ってなかった。これで、野菜も肉も魚をおろすのも全部やる。魚を良くさばくようになってから刺身にするのに柳葉を買い足して今にいたっている。欲を言えば魚用に出歯と、関西風の鎌形の薄刃包丁が欲しいが贅沢は言うまい。どうせ大した腕じゃないのだから。

PD09 ワークショップ

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PD09 というワークショップをやる。
光検出器の開発をKEKの測定器開発室でやっているので、それに関連するワークショップをやろうと言うこと。前回は神戸大学で、私も参加したがたくさんの参加者があって結構盛り上がった。
今回は信州大学である。
反射していてみにくいが写真はポスターで、私はポスターの発送を頼まれたので、宛名をラベルに印刷して、ポスターを封筒に詰めているところである。
前回の参加者と関連機関に国内外合わせて80枚くらい送った。全部手作業でやったのでつかれた。
宣伝活動が余り出来ていないのでちゃんと参加者があるのか非常に心配だ。

肉じゃがとそのカレー

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肉じゃが。
大きな肉で作るテレビの料理番組で紹介されていたレシピで作る肉じゃが。
- バラ肉は大きく切る。
- 鍋を熱し胡麻油で肉を炒め、ビール、赤ワイン、醤油、味醂、だし汁で煮込む(30-40分くらい)。
- 大きく切った野菜をニンジン、タマネギ、じゃがいもの順に加えていって煮る。
全部で二時間くらいは煮ることになるのだろうか?
結構濃い味のしっかりした肉じゃがである。
もともとは見たこともないビーフシチューを作れと言う指令で作られた料理らしいので、ビーフシチューっぽいこの作り方の方がオリジナルに近いのではないだろうか?
これもテレビで紹介されていたのだが、余ったら、カレーにする。
肉、タマネギ、ニンジン、じゃがいもと言えばカレーと同じ材料。
鍋にバター小麦粉カレー粉でルーを作って、出し汁でのばし、そこに余った具と、汁を適量入れて軽く煮れば完成。ベースが和風だし、醤油味なので、カレーうどんにかかっているカレーみたいな味で結構おいしい。

ニュートリノビームライン初ビームとKEKB

昨日は東海でニュートリノビームラインにビームをいれることに成功したらしい。
テレビのニュースでも取り上げられたらしいが、私の記憶が確かなら、ホーンマグネットも全部入っていないし、ビームラインへの物の設置がとりあえず終った事の記念みたいなものだろう。放射線関係の都合かも知れない。
漏れ伝わって来る話では加速器には色々と問題があってビームの強度を上げるのはまだ時間がかかるらしい。何でも今年は 20kW くらいしか出ないとか。MW への道は遠い。
ニュートリノの実験は重要だからうまくいって欲しいところです。

KEKB はメンテが終って快調に走り始めた。HER(電子)の電流も増やせるようになって来たので、このまま安定に走れれば加速器の Tuning は進むだろう。

蕎麦 いちい

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先日行ってそこそこ気に入っていた北条匠庵に行ったら閉店していた。そばはまともだっただけに、固定客がつくまで頑張れなかったと言うことだろう。残念。
かわりに行った『いちい』(一意専心からとったとか)は金田の方にあるそば屋。
野菜天丼ランチ 1430円。高い。
外二割でうったそばと小さい野菜天丼、一辺4cm位の小さい冷奴とその半分くらいの葛きり。
そばは歯ごたえのあるゆで加減でおいしい。

良く行く椿野と比べると高いなあと言う印象。

加速器メンテ日宇宙線ラン

今日は2週間に一度の加速器メンテ日。
結局HER入射の問題は入射器のbeam transport が何故か 50 MeV 高く設定されていたことが原因らしい。50 MeV も間違ったエネルギーの粒子が入って来ていくらかでも積み上げられていたのが不思議だ。再調整後の昨日の夜からは普通に入射できるようになっていた。
今日は LER の壊れてしまったマスクの交換があるそうでいつもより長くかかる。
加速器のメンテ日にはキャリブレイション用の宇宙線データを取ることになっているので、取りに行ってきた。普段は低いエネルギーのデータは読み出さないのだが、読み出すように設定を換えて、1時間程データを取る。
ラン番号を調べて、解析担当のロシア人に連絡して終わり。

ラーメン いっとく

学園線と408のT字路のところにあるラーメン店。竜ヶ崎かどこかの支店。
ラーメン 750円。高い。
極太の麺は固く湯がかれていてごわごわした食感で食べにくい。スープは甘い。
チャーシューが燻製されているのか独特の味と香りがする。

入射依然不調

HER の入射は依然不調。
噂では 入射器の energy が 100MeV ずれていたとか。そんなにずれていて良くも今まで入っていたものだ。5時ごろから持ち直した気もするが、依然入射時の background は高くて、その間の deadtime は大きく、Silicon Detector の occupancy も高い。

入射不調

加速器の方は順調に立ち上がっていたのだが、昨日からelectron(HER)の入射がうまくいかなくなってしまった。
KEKB では物理データを取りながら入射できるのだが、昨日から HER の入射効率がひどく下がってしまい、また、入射時の Belle への background もひどく、データが取れない。

液体アルゴンTPC

Liquid Argon TPC と言うのを作っている人がいて、今日、それで初めてデータを取ると言うので見させてもらった。
LArTPCは電離したLArを電場でドリフトさせて電極で読んで3次元トラッキングする検出器。重くて全体が tracking volume に出来るので neutrino の検出器に最適。
結構面白い検出器で検出器屋なら少なからず興味を持つ人は多いのではないかと思う。

今回のR&D用の検出器は10cmx10cm位の電極2枚を5cmくらい離して置いて、その間に2kV位かけると言うもの。片方の電極は4つに区切られていてそれぞれに読み出しがついている。これをLArにジャブ漬けしてある。シンチレーターで検出器を貫通した宇宙線をトリガーしてsignalをみる。検出器が小さいので数分に一回しか event が得られないがきれいにトラッキング出来ている様子が見えた。

これで一応原理的に動くことは確認されたわけだ。大型化とか、純度の問題とか、課題は多いが、今後に期待。

KEKB Luminosity 上昇中

加速器の collision が開始して3日目。ほぼ昨年と同じくらいまで電流が store 出来るようになって、tuning が進んでいる。luminosity はまだ、0.6 x 34乗くらいだがどんどん上がって来ている。
この冬休みに入射器の方に改良が加えられて、electron と positron と放射光の加速器への入射を素早く(20 ms で)切替えられるようになった。このせいかどうかは知らないが入射時の background が高く、readout deadtime が大きめだ。
Belle の方はこれといった問題もなく順調に data を取っている。

物理データ開始

加速器の真空焼きも予定どおり進行し、加速器は不安定ながら今日から物理に使う運転が始まった。
重心エネルギーは Y(5S) に設定されている。このまま夏休みまで二ヶ月間走り続ける予定。
Belle はちゃんと走っているが、ECL は 1 channel, Hot な奴がいる。
これから2ケ月間は携帯電話の手放せない、気の抜けない生活だ。on-call は僕一人だから。

日本酒 秋鹿 純米吟醸生酒

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最近飲んだ清酒。田上で1500円くらい。
秋鹿は大阪の北の方の酒蔵で大阪では呉春とともに有名なのではないだろうか?
余り旨味は無くて、端麗な部類。かすかに雑味みたいなのがある。
僕の好みとは少しずれている。

ラーメン 大笑軒響

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平塚線にできたラーメン屋。大勝軒の系列。
つけ麺とラーメン黒、白と言うのがあるが、黒白が何を意味するのかは全く説明が無く不親切きわまりない。きっと開店直後なのに一見おことわりにしたいのだろう。しかたないので店員に聞いて白が醤油ラーメン、黒が塩ラーメンとわかる。醤油ラーメンを頼む 680円。大盛り無料。
運ばれて来て白黒が丼の色を意味することがわかった。ラーメンは大勝軒の系列なので、太い麺かと思ったら普通の太さの麺。固めにゆでられていて、食感は良い。スープは甘目でどこかで食べたような味。思い立ったのはインスタントラーメン。まあ、そう言う味。途中で飽きた。
黒は白濁した(ややこしい)牛骨スープ。
みたところつけ麺は大勝軒的に太い麺だった。

閉店しました。
2015追記
別の形態で継続しているようです。

富士山

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天気が良かったので出勤後展望台に登ってみたらきれいに富士山が見えた。

ECL その後と加速器の現状

ECL の Hitmap のスパイクは pedestal の table を update して幾分ましになった。大きい energy のヒットは少なくなったのだが、低い energy では spike がのこっている。多分、その部分だけノイズが多いのだろう。

加速器は入射器に問題を抱えながらも動き出して順調に真空焼きを行っている。金曜日くらいに物理データが取れる見込。

セミナー "4th" Detector Concept

今日のセミナーは ILC の "4th" Detector Concept について。
"4th" detector は Dual Readout というカロリメターを中心にして、
- Dual Solenoid
- Cluster Counting (Timing) tracking chamber
という、ILC の残りの Detector とは違うコンセプトで作られている。

Dual Readout Calorimeter というのは、銅の absorber にシンチファイバーと石英ファイバーを埋め込んで別々に読む calorimeter。シンチファイバーは荷電粒子だと何でも光るが、石英ファイバーは電子でないと光らないので、Hadron シャワー中の Hadronic な成分と EM な成分を分けて読むことが出来て、所謂 compensation が簡単に実現できる。ビームテストも盛んに行われていて動作は実証済。
ILC の他の Detector の Calorimeter は particle flow というコンセプトで設計されている。これは calorimeter をモリエール半径より小さいサイズに細かく細かく読んでシャワー中の track を本当に tracking して Hadronic な成分と em な成分を分けると言う、いささか力業な方法を使う。
Simulation どおりに動けばこちらの方がいい結果が得られるだろうが、読み出しが 1000万チャンネルを越えたりするのでかなり無茶な detector ではあるし、まだ、性能が実証されたわけでもない。
だから、シャワーの方向 resolution に問題はあるが、多分こっちの方が確実に動く気がするが、他の部分はどうだろう?

Dual Solenoid は 鉄の Flux return の代わりにもう一層ソレノイドを置いて洩れ磁場をなくすアイディアだが、正直なところ Advantage が見えなかった。少なくとも、鉄の Yoke より値段が高いのは間違いないし、鉄が無くなったら punch through からの muon fake が劇的に増える気がする。

Tracking chamber は small cell の drift chamber に波形読み出しをつけて、ワイヤーに到達するクラスターを数える事により resolution を上げることを行う。これは KLOE という実験で実際に動いているらしいのだが、KLOE は background hit はなくて track も高々数本だ。ILC は加速器起源の多数のbackground hit があるし、物理から来る track も非常にコリメートしている。ちゃんと動くかは定かでない。また、Z 方向は stereo でやらざるを得ないので、resolution は非常に poor で、vertex detector hit にうまくつながるか全然自明でない。

と言うわけで確かに calorimeter は良いかもしれないが、残りは自明でない問題を抱えている。個人的には ILD の calorimeter にこれを使う option を考えて欲しいところだ。

加速器運転開始とECLの問題

加速器が運転を開始した。
シャットダウン中に真空パイプを交換したからしばらく真空焼きしないといけないので物理データを取るのまでにはしばらくかかる。多分週末くらいにはなるのではないか?
今日から Belle の DAQ もちゃんと動くようになったので ECLの quality monitor をみたら、色々と問題があった。
Trigger の hitmap に 30ch 分の穴があった。担当の学生は trigger じゃなくて shaper board の問題だと言い張るのだが、Trigger 30 ch は TKO board 30 枚、又は、crystal 450 個に相当するのでそれらが同時に壊れるなどありえない。良く調べてもらったら、何かの電源が入っていなかったとのこと。直ってほっとした。
Calorimeter 本体はHitmap に 8ch 分の spike がある。どうして 8ch なのかよくわからないが少なくとも同じ Shaper Board なので、これが一番怪しい。TDC も同じなので TDC の可能性も少ないがある。あとは、pedestal を間違っているか。もう少し調査が必要だ。いずれにせよ、TKO なら加速器を止めないと直せないので、メンテの日までに原因を特定することにしよう。

ワイン Sangiovese di Toscana 2006 Monteguelfo

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最近飲んだワイン。やまやで680円。
サンジョヴェーゼで安かったのとラベルのデザインで買ってみた。
はずれ。
スパイシーと言って褒める人がいるかも知れないが、果実味もないし、サンジョヴェーゼらしさがない。

買い物籠の修理

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合羽橋で買った愛用の買い物籠の底が抜けてしまった。
デザインが気に入って買ったのだが、良く見ると構造的には欠陥だらけだと言うことがわかる。
まずは取手の取り付け方がダメで、側面に紐で縛り付けて、細いピンが差してあるだけ。だから、load は細いピンにかかってしまい簡単に壊れてしまった。しかたなくドリルで穴を開け直して頑丈なピンを差し直した。
今度は底で、底は葦のようなもがを螺旋状に巻かれていて、隣り合う葦を木の皮みたいなもので巻いてある。この皮の巻き方が問題で螺旋に沿って巻いていってあるので一ヶ所でも切れてしまうとどんどんほどけて写真のように底が抜けてしまう。全くまぬけな構造だ。良く見ると底が抜けているところ以外にも何か所か紐が切れていて早晩そこもほどけて行くだろう。良く似た材質を探して直したいところだが、買い物が不便なので、手っ取り早くそのへんに転がっていたケーブルバインダーで何か所か縛り付けて修理完了。
捨てて新しいのを買うのは簡単だが、ダメなものでも修理して使うのが本当のエコロジーと言うものだろう。早速近所の野菜屋に春野菜を買いに行った。

オシロ Tektronix DSO2014

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オシロを買った。
私の場合、オシロの使用目的は検出器から出てくるアナログ信号の波形を見たり、トリガーやゲート信号のタイミングを見たりするのが主な目的。だから、最近のオシロについてくるエラーをサーチしたりとか、ノイズで論理信号が誤判定するのを探したりとか、取り込みの速さとか、レコード長とかそう言うのはあまり必要ない。帯域も普通に使う分には全然いらない。
Tektronix、LeCroy, Agilent などあるが、テクトロのオシロが表示がこなれていてアナログ信号は一番見やすい気がしてテクトロにした。DSO2000シリーズで、100MHz の帯域で4チャンネルの DSO2014。
オプションのネットワーク機能(5万円!)をつけて40万円くらい。いらない機能を無くしてもっと安くして欲しいところだが、しょうがない。
使ってみてだが、まず、起動が遅くなった。1分くらいは使えない。かなりいらいらする。
次に multifunction ダイアルが出来たおかげで操作性が悪くなっている。画面まわりのボタンで出来たことが出来なくなって少々不便を感じる。
また、50オームで Termination できないのでそれが面倒臭い。
波形の表示は見やすいが、波形の取り込み速度が上がっているのに persistency の最短時間が昔のままなので、最短にしても波形が重なりすぎて見にくい。それから、波形が重なると下の波形が完全に消されてしまうので 2ch 以上同時に表示すると見にくい。重なっているところを透過表示できるようにはならないのだろうか?
VXI11を使ったネットワークを通じての波形取り込みはまだ試していないが、DSO3000は20Hzくらいでとれたので同じくらいで取り込めるのだろうか?
あとは、USB メモリにハードコピーを取れるようになったのだが、EPS が無くなってしまった。
こんなとこだろうか。

ビーム延期

加速器の運転開始は延期された。
クラブの温度を下げて電圧を上げる計画だったが、うまくいかなかったようだ。
元の温度にして月曜日に運転開始予定。

セミナー QUIET 実験

今日のセミナーはQUIET実験について。
かつて無い人の集まりだった。部屋がほぼ満員。新しい実験は人気がある。
宇宙初期の情報を直接宇宙観測的に得ようと思うと重力関連にならざるを得ないと言うのは、なんとなく想像がつく。相互作用が大きいと宇宙が冷める前に散乱されてしまって情報が消えてしまうから。また、宇宙初期の事を調べるなら広い範囲での correlation を調べないといけないのも想像できる。非常に広いところに相関があると言うのがインフレーションの根拠になっているわけだから。だから、宇宙初期のことを直接観測的ると言う意味で、非常に興味深い実験であるのはまちがいない。
QUIET は宇宙背景放射線の偏光を調べて宇宙初期の情報を得る実験で、チリのアンデス山脈中に40 GHz帯のアンテナを立てて偏光を測定しはじめている。まだ、始まったばっかりで実験結果の話しは無かったのだが、すでに 90 GHzの測定への upgrade とアンテナモジュールを増やして感度や視野角?をあげる計画が進行中らしい。しかし、どのくらいの感度が必要で、何が難しいのかとか、バックグラウンドの話しとかそう言うのは聞けなかった。それは又の機会にお願いすることにしよう。

ソレノイド励磁

明日からの運転開始予定で Belle のソレノイドは励磁されたが、加速器に問題が出て運転開始が土曜に延びたため再び下げられた。金曜の夕方再励磁される予定。

Xacti DMX-CG10 その後

Xacti DMX-CG10 をしばらく使った感想。
やはり画角は問題で室内や狭いところでは非常に使いにくい。望遠は出来るが目一杯望遠にすると手持ちでは厳しいし、やはり、40-200mmよりは30-150mmくらいにしてくれた方がありがたい。
電池のもちが悪いと書かれているが、僕の使い方だと長く撮るわけではないので余り気にならない。蓋を開けて撮り、終わったら閉じてスタンバイ。というのを繰り返して1時間くらい録画すると電池が無くなる。予備の電池を一個持っていれば大丈夫。
電池の持ちより気になるのは本体が少し熱くなること。大したことではないのだが結構熱を持つ。
結論としては、画角以外に取り立てて不満は無い。

セミナー CKM

今日の物理セミナーは CKM Matrix Element の fit とそれの解釈について。
B->tau nu の崩壊比が Fit の結果から予想されるより大きいそうだ。Standard Model Process 以外からの寄与(例えば charged higgs)で大きくなっているのかも知れないが、Vub 以外にも二つパラメターがあって理論の不定性もある。実験側では、そもそも B->tau nu の崩壊比の測定は難しいので、どこまで誤差が理解できているのか。Fullreconstruction をふくめた efficiency が良い精度で決まる気は全然しないので難しい気がする。General Type II 2HDM の mH-tan_beta 平面での constrain の図があったのだが見方がよくわからなかった。

sakura.jpg
筑波実験棟の前の桜がほぼ満開。

ECL 不調

ECL にトラブルが発生した。Busyが出続けてデータが取れなくなったり、buffer number inconsistent が出たり。Fastbus の expert が対応してくれていたが原因の同定がさっぱりうまくいかず。試行錯誤の結果 TDC のうちの一枚が悪いことが判明。交換して復活した。このような問題が大体一年に a few 回おこる。原因が同定できるまでの不安は余り何度も経験したい類のものではない。
ECL の問題は置いておいて、やはり加速器が動き出す前一週間位前には DAQ を ready にして、cosmic をとるのがいいと思う。Belle はいつもビームが出る本当に直前にならないと DAQ が動かないので直前にこういう問題が出がちだ。まあ、Belle のひとはデータが少しくらい失われてもあまり気にしないので最初の数日はテストと思っているのだろう。

ミサイルかロケットか

北朝鮮が日曜日に打ち上げたのはミサイルなのかロケットなのか。
衛星打ち上げ用なので、明らかにロケットだろう。安保理決議に違反しているのはわかるがロケットをミサイルと言って報道するのはどうかと思う。気になって調べてみたら International Herarl Tribune などはロケットと表記されている。日本の新聞は全部ミサイル。H2型ロケットも衛星を積んでなかったときはミサイルだったのだろうか?余り報道は冷静でなかった印象。都心に迎撃ミサイルを配備した政府はもっと冷静でないが。

情熱大陸 小林誠

毎日放送の情熱大陸で小林誠さんの回だったのを途中からみた。
僕も加速器のトンネルに入る道案内を頼まれたので、小林さんと高崎さんがしゃべっているところで、ちょっとだけ画面に写っていた。当日突然頼まれてひどく汚い顔をしている。
広報の人に聞いたらノーベル賞の受賞式の頃からずっと密着で取材していたらしいが、ずいぶん長いこと取材していたのに出てきたのはKEKの行事が多かったなあと言う印象。
番組では小林、益川さんと毛利さんがなぜか対談するのだが意図がわからなかった。一般人的には同じ様な人かも知れないが、ただ単にロケットに載せられて成層圏を抜け出しただけの人と、この二人を一緒にしてはいけないし、そもそも小林益川の理論と宇宙の関係は余りない。制作側としてはなんとかして、宇宙と繋げたいのだろうけど。

競馬中継 関テレ対フジテレビ

もう昔ほど真剣には見ないが日曜の競馬中継は見たりする。
気になるのはレースの撮り方。関テレは基本的に引きの画面で直線に入っても全体を移すようにしてカメラの切り替えも少ない。一方のフジテレビはアップが好きなようでスタート後や最後の直線でアップを多用する。特に直線は最悪で4角を回るとまず先頭のアップ。そこから後方にアップのままパンしていく。その間移っていない馬の位置が全くわからないので大事なところが写っていないことが多い。フジテレビにはぜひ関テレを見習ってほしい。

レーザーポインター

laserpointer.jpg
レーザーポインターを買った。
普段使われているのを見ていて少々みづらいと思っていたので少し出力の高めの物をさがして買ってみた。良く使われているコクヨの奴よりだいぶ安い。で、コクヨの製品と、そこらに転がっていた赤いレーザーと比べてみた。ちょっと明るすぎた感がある。狭い部屋で凝視すると、ポインターが差しているスクリーン上の点をみているとかなりまぶしい。人には貸せない感じだ。

ATLAS 研究会 「LHCが切り拓く新しい物理」

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東大で行われた ATLAS の研究会に参加した。
ATLAS のメンバーではないのだが High Pt の物理は気になるので情報収集。私のまわりの若い人も誘ってみたが皆さん忙しいらしく参加してくれなかった。小柴ホールというところで行われて、参加者は実験、理論半々で100人はいたと思う。大盛況だ。
話しの内容はおもに 10 TeV 200/pb、つまり今年取れるデータで何が出来るかと言うこと。Light Higgs や Squark/Gluino みたいなスタンダードな ATLAS の物理は当然厳しくてよほど運が良くないと難しい。
個人的には Exotic なモードに興味がいく。スピーカーの人も言っておられたが終状態が Exotic だからといって理論が exotic な訳ではないのでまじめにさがす必要がある。特に SUSY では Neutralino LSP の Model が一種standard になっているが特にそのモデルを強く示唆する Data があるわけで
はない。
それ以外に興味深かったのは Pamela/ATIC の実験結果で、宇宙線 electron/positoron の flux をはかると 600 GeV 位に bump があるらしい。electron/positoron は電荷を持っているし、エネルギーも失いやすいので、地球近傍にソースがないと bump を作ったりは出来ない。これが Dark Matterである可能性があると言うことだ。
他にも、Higgs が一個いてあとは何もいない SUSY の話しとか色々興味深い理論の話しは多かった。一つ気づいたのは、最近は現象論の人が実験のテクニックに詳しくなって来ていること。どう言うのが測定が厳しくて、どういうことだと精密に測れるかとかがある程度理解している人が多い。

うなぎ ひょうたん屋 銀座1丁目

unagi.jpg

銀座にある鰻の店。カウンターだけで10席程の小さな店。

うな重(中)1700円。
(並)1400円、(上)2000円(特上)2400円だったと思う。見た感じ値段は完全にうなぎの大きさに比例している。
焼き鳥屋よろしくカウンター内に炭火のコンロがありガラス越しの直前に座れる。背開きで、切ってから串に差すまでは関東風だが、蒸さずに焼かれる。だから、これをもって関西風と言われると店の人も困るだろう。
注文を受けると、皮の側から焼いて、たれにつけてひっくり返し身の方を焼き、再びたれにつけて、重に盛り出してくれる。10分もかからない。

私はうなぎは蒸さない方が好きだ。蒸さない方が食感が断然いい。老人じゃあるまいしふわふわで噛まずに食べられるのがいいなんてありえないし、蒸さないと脂っこいからなどと言う人はそもそも脂ののったうなぎなど食べなければいいのだ。

味はうまかったが、前回来たときより、弾力性が低かったように思う。この日の材料がたまたまそうだったか、私の記憶の問題だろう。

新年度

今日で年度が変わった。
当然来る人、去る人がいる。
特に我々の業界は人の入れ替わりが激しい。
卒業する学生は去り、新たな職を見つけたポスドクが去っていく。
あるものは、国外に活躍の場所を求め、あるものは研究所から大学へと移動する。
かつてはそういうことに関してエモーショナルな気分になることもあったが、いつからか、感じるのをやめてしまった。疲れるから。
だから、去ってしまう人に対しても、普段帰るときのような、軽い挨拶しかしない。自分が移動したときもそうだ。
それでいいんじゃないかと思う。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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