Endcap ECL ケーブル外し

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Belleの解体作業は、QCS を抜いた後、Endcap ECL を後退させ SVD と IPチェンバーを取り外す。Endcap ECL を動かすにはコネクタを外さないといけないのだが、ついでに、ケーブルを外してしまってはどうかと言われた。
確かに、どうせやるなら今やってしまっても悪くは無いと思い、本当に外せるかどうか試して来た。
まず、Endcap につながっているコネクタを外し、Endcap 側はプラスティックの板で、ケーブル側のコネクタはエアキャップで養生する。そして、Return Yoke にはりめぐらされている別の Detector ケーブルカバーのすき間に押し込んであったケーブルを、ケーブルバインダーを切りながら外して行く。あとは、Barrel Yoke と End Yoke のすき間から、TKO Crate の方に引っ張り出して終わり。簡単だ。
手が届きさえすればそれほど難しくないので、真上に行っている二箇所以外は外せそうな気がした。

Beam Loss Monitor 取り外し

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特に急ぐわけではなかったのだが、用事が有って筑波実験棟に行ったときに Beam Loss Monitor を外して来た。
BLM は Endcap の内側に取り付けてある鉛シールドの内側にひっつけてある(写真左上)。ものは、CsI(Tl)結晶とphototube でこれが前後方上下合計4個取り付けられていて、加速器起源のバックグラウンドが大きくなると信号を出す。(物理からは入射頻度が低くて十分な光が出ない)。KEKB/Belle運転時にはBLMのモニターを加速器コントロールルームに映し出してbackground が増えないようにしてもらっていた。
すき間に手をつっこんでレンチでネジをまわし、取り外し、ケーブルを外す。
外に持ち出そうとして線量計にいれたら、アラームとともに『汚染あり』と言われてしまった。良く考えれば当り前で中性子をたくさん浴びて、CsI結晶が放射化し、ガンマ線を出しているのだろう。しかたないので、エリア内に戻しておいた。

見学対応 AICJ高校

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今日の見学対応は AICJ 高校。AICJって何だろうと思って調べると Academy for the International Community in Japan の略らしい。広島に有る私立の中高一貫の学校だそうだ。
人数が多いのでエリアには入らず。
生徒に聞いたところ2年生で修学旅行の一部だそうだ。生徒の感じは良かったが、修学旅行くらいの気合いだと、ただ聞いて終りになってしまうので、ここを見に来ても大して面白くないだろう。ちょっと可哀想だった。
AICJでは授業を英語にしたりしてバイリンガルに育てることをしているらしいので英語で質問してみれば良かったか?

下馬

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下馬しないといけないらしい。
北条の全宗寺入口にて。
S90/22.5mm/F4.9/ISO160

柚子胡椒

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先日自転車に乗っているときに道の駅で休憩したら農産物の販売所があったのでのぞいたら青柚子が売っていた。そして、同じ店の別のシマに青唐辛子を見つけたので、これは柚子胡椒を作れと言うことなのだと思い購入した。とはいっても合わせて250円だが。
作り方は簡単
- 青柚子は皮を薄くむきなるべく細かいみじん切りにする。
- 青唐辛子は縦半分に切ってスプーンで種をこそげ取り、同じく細かいみじん切りにする。
- 柚子:5唐辛子:5に対し1位塩を加えてすりばちでペースト状になるまでする。
結構するのは大変でこの量でも小一時間かかる。
黄色い柚子と赤唐辛子で作ると赤い柚子胡椒が出来る。
すぐに使う分だけ取り置いて残りは冷凍。

ラーメン 名無し

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名無しは北条大池の近くの125号線沿いにわりと最近出来たラーメン屋。
かつてはチェーンストアらしき味噌ラーメンの店があったが、単価が非常に高かったので、苦戦するだろうと思っていたら案の定つぶれた。
醤油ラーメン550円と安い。あっさりして透明感の有るスープで旨味過剰気味、佐野や喜多方のような加水率の高い平たくて波打った麺。つくばで似たようなのだと、デイズタウンのあっぱれが近いが、焼き鳥屋なのでラーメンだけを食べるわけにはいかない。
少し、麺が軟らかかったが、まあ、おいしい。山銀が廃業してからこのタイプの店は無かったしつぶれないでいて欲しいものだ。

二十世紀梨

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私は生まれも育ちも京都なので?梨と言えば二十世紀だ。茨城県は日本有数の梨生産高を誇るが幸水や豊水の赤梨が主流で多分二十世紀梨は生産していない。だからかどうかは知らないが、とにかくつくばだと、ほとんど二十世紀梨をみかけることは無い。
二十世紀と、幸水豊水を比べると、多分誰でも味の違いはわかると思う。幸豊水は実が軟らかくて甘みが強く、二十世紀は実が固めで酸味が多い。私は二十世紀の食感と甘味と酸味のバランスが好きなので、グニュグニュして甘いだけの幸豊水には馴染めない。逆も真で幸豊水に慣れた人は二十世紀を食べたら何じゃと思うだろう。黒ブドウと白ブドウが違うたべもののように赤梨と青梨は違う食べ物ということだ。
写真は最近つくばのスーパーで見つけた二十世紀で、二個で500円もした。二十世紀の生産量はどんどん減って来ているらしいので食べられるうちに食べておかないと。
D40/Ultron 40mmF2/F2/ISO200

Belle Analysis School

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休日にもかかわらず昨日からBelle Analysis Schoolというのが行なわれている。最近Belleに入った人のためにOfflineの解析のしかたを教える企画で、私は余り関係ないのだが、午前中のTheoryのtalkを聞きに来た。
g-2の理論計算についてのTalk。
muon g-2 の実験結果が理論の予想とずいぶんずれていたのは良く知られているが、理論予想の精度について成分ごとに教えてくれる。QED correctionは実験の精度と合わせるためには4-loopが必須で、これは何年か前におわり、今は5-loopの計算が終わりかけているそうだ。木下さんという有名な人がやっているのだが、何と、5loopの計算が終わるまで足掛け30年だそうで、ただただ凄いとしか言いようがない。QEDの計算精度は実験よりはるかに良い。
Electroweakの効果は1-loopと高次の効果が計算されていて、これも実験結果より一桁いい精度で決まっている。不定性の寄与はHiggs massだそうだ。
Hadron loopの効果と言うのは計算では解決するのが難しいLow energyのQCDの寄与を実験で決めているのでその精度により制限されていて、ここから来る不定性がおよそg-2の実験の誤差と同じくらいになっており、最新の結果だと、実験と理論の不一致は3.5sigma位有るそうだ。実は、Hedronの効果にBelleで最近測られたtauの結果を使うと、計算結果が実験にぐっと近付き2sigmaになるそうだ。
この g-2 にいれている Low energy の hadron cross-section の結果と言うのは実は Higgs mass に bound をつけている Electroweak Fit にも使われていて、結果として、g-2 の誤差と correlate している。g-2が合うようになる tau の結果を electroweak fit に適用すると Higgs Mass の上限が 135 GeV位になるそうだ。まあ、Higgsは(私の想像ではきっと)もっと軽いので何も状況は変わらないが。

ラーメン 小櫻

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小櫻は土浦に有るこのへんでは人気のラーメン屋(のはず)。いつも行列が出来ているのだが、先日自転車で近所を通ったら、昼食時にもかかわらず誰も並んでいなかったのでつい入ってしまった。
高いラーメンばかりなのだが、小櫻麺と言うのを頼んだ。700円。
チャーシューの煮汁をベースにしてあるというので黒くて甘辛だが味は薄めでスープの味もちゃんとする。麺は加水率低めの少し太目のストレート。まあ、良く作ってある。チャーシューは厚目のが二枚乗っているのだが、バラ肉だからほとんど脂身で食べるのがつらい。
食べ終わって外に出たら行列が出来ていた。

閉店しました。

実験室引越し

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測定器開発室でかつて使っていた部屋を片付けて、レーザーを設置した部屋に引越しする作業が7月に半分くらいやって以来放置されていたのをようやく移動した。重量物の移動は業者を雇ってやってもらうので時間の関係で大きなものしか運べなかったが、あとは、パソコンとかオシロの類なので自分達で運べる。業者の人の作業の効率の悪さには困る。全ての事を一々いきあたりばったりに決めて、それを全員でやるから、誰かが遊んでいることが多い。今日などたった5つの物をトラックに乗せるのに、3度も道具を取りに行く始末だった。

うなぎ 川淀と田舎庵 北九州

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北九州で食べたうなぎ。
一人で外食するのが苦手なのだが、出張時は外食せざるを得ない。ラーメンやファストフードでも良いのだが、せっかく西日本にいるので鰻を食べに行こうと思い立ち、Webでさがしてみつけたのがこの二軒。ここに書いた通り私は蒸した鰻が好きではないので西日本にいるときに鰻を食べに行くのが良い。
北九州ではせいろ蒸しと言うのが名物みたいだが、もちろんそういうのには手を出さず、鰻丼を食べる。両方とも2000円くらいの奴を頼む。両店とも多分蒸していなくて、タレはどちらも甘め。焼き具合も表面がカリっと香ばしい西日本の焼き方で良い。川淀より田舎庵のうなぎの方が肉厚で脂分が多く、味も濃い。一口目は田舎庵がおいしく、食べ終わる頃には川淀の方がおいしいと言う感じか。
写真左が川淀、右が田舎庵。田舎庵の写真は赤かぶりしている。

Powershot S90 (6)

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気に入って使っているPowershot S90 だが、その後も、セッテイングは微調整が続いている。
まず、画質がVividだと over sharpen なきがするので、Custumにして、Contrast と Saturation を+1にするようにした。次に、Ringの機能をStep ZoomからManual Focusに変更。これは、ModeをCustumにしてStep Zoomにしておくと、所定の焦点距離にレンズをセットするので電源を入れてから撮影可能になるまでに時間がかかるのを防ぐためと、風景を撮るときにAFで無限大に合わせるのが難しいから。Ringの機能をMFにしても、Ringを動かすまではAFが動作してくれるので問題ない。
電池の持ちは修理後は全く問題なく、最近一週間で800枚くらい撮ったがバッテリー二個で十分もった。バッテリー一個あたり400枚くらいは撮れる。
気に入っていないのは付属のDPPなるソフト。jpegの編集は余り考慮されていないらしくて、画の補正自体は問題なくできるのだが、上書き保存してもfileに結果が反映されない。DPPで見る分にはちゃんと色が補正されているのだが、同じファイルを別のブラウザで開くとオリジナルのまま。これに気付くのにずいぶんかかった。変更を反映させるには変換して別ファイルに保存しないといけないのだが、このとき別のソフトで書き込んだGeotagを忘れてくれる。使う気が無くなる仕様で非常に困っている。
写真はS90で撮った近所の蕎麦畑、順調に育っているようだ。

Belle Analysis Meeting

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Belle Analysis Meeting というのをやっている。今日は秋分の日で連休最終日だから予想はしていたが出席者が極度に少ない。
外ではKEK トライアスロン大会をやっていた。今年からオリンピックディスタンスでやる事になったそうで、お疲れさま。私などは見ているだけでしんどそうだ。

コーヒーファクトリー

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家ではめんどくさくて全く飲まないが、仕事場では一日に何杯かコーヒーをいれて飲む。豆は、洞峰公園に泳ぎに行くついでにCoffee Factoryで買うことにしている。挽いていない豆を100gずつ二種類買う。昔は豆の種類など気にしていなかったのだが、色々買って飲むうちに、深煎りの物が好みだと言うことに気付かされた。それで、一番気に入っていたケニアを愛飲していたのだが、少し前に味が変わった気がして、それ以来は又色々な豆を気分で買うことにしている。
200g買うと一杯コーヒーをサービスしてくれて、金曜日に行くとかわいい娘さんがラテアートを施したカプチーノをいれてくれる。
D40/Ultron 40mmF2/F2/ISO200

学会@北九州

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先週末から北九州に学会に行っていた。身軽に行きたかったのでパソコンも一眼レフも持っていかなかった。
例によって、あまり高エネルギーのセッションには行かずに、測定器と、宇宙、非加速器関連に顔を出していた。CaletがHTVで2013年度に打ち上げ予定だとか、Telescope ArrayのLinacがようやく動いてデータが取れるようになったとか、XmassがもうすぐXeを入れ始めるとか、KamLANDの0vBB実験の名称がKamLAND-Zenに決まったとか、DoubleChooz がようやく始まりそうとか色々興味深い?話は有った。
私は、Belle2のカロリメターの紹介をしてきたのだが、喋る人の身内以外が余り人がいない類のセッションだったので、紹介になった気がしない。Talk自体は無料だから、同じtalkを次もやるか?
会場の九州工業大学は建物がきれいで良かったのだが、省エネのためにエアコンのききが極度に悪くて困った。
北九州に来たのは大昔小倉競馬場に行って以来で、じっくり滞在したのは初めて。小倉駅周辺だけしか見てないがさすがに100万都市だけあって大都会だった。繁華街も広くて分科会の人が飲みに行ってもびくともしない。
写真左は、今回もいた、パソコンをプロジェクターにつなごうとして出力されずあたふたするアホ。あらかじめテストしておかないあたり実験屋としては失格。右は座長をするときに使う機器で、TIME KEEPER 日本物理学会とプリントされている。特注品なんだろうか?とても高そうな気がする。

CD Hamelin Etude と Bach Piano Transcription 9

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最近買ったCD。MDTのセールで買ったので円高も手伝って一枚1300円くらい。
Hamelin の全ての短調によるEtudeのCDは多分ピアノ音楽マニアなら、出て欲しいと願っていたものだと思う。全12曲の内、7曲はこのCD以前に手に入ったので、新しい分は5曲。新しい曲の中では、AlkanのOp.76-3とOp.39-7を混ぜ、Op.39-12が出てくる4曲目と、その次のToccata Grottescaが気に入った。後者はRachmaninoffのPrelude Op.23-5に雰囲気が(あくまで雰囲気だけ)似ている感じがしないでもない。新曲じゃない方も、全ていい曲だと思うが、Rossini-LisztのLa Danzaの編曲はあまりにかっこいいので、もはやこれでないと物足りない感が有る。
これら12のEtudeもいいのだが、併録でこっそりと、私の愛聴曲Pergolesiの Se tu m'ami の編曲が入っているのが嬉しい。元曲のメロディーがいいのにHamelin的なハーモニーが加わって実に魅力的だ。現代曲でないとこの美しさは味わえないだろう。
右側はBach Transcription シリーズの9番目。英国の作曲家による編曲集らしいのだが、地味なChoralの編曲が中心で余り印象に残らない。一曲だけR.Stevenson編のChoral BWV478はいい。結構豪華な編曲で、ひたすら地味な同録のBridgeの編曲とは同じ曲と思えない。
Hyperion のBach Piano Transcription シリーズもずいぶん伸びているが、最重要な Godowsky の編曲が抜け落ちている。Hyperion GodowskyとくればHamelinなのだが、録音してないところを見ると余り好きではないのか。

見学対応 Gyao 取材

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広報から急な依頼で取材の対応。何かテレビ?番組の取材だそうで、タレント二人、カメラともう一人。全く何も知らされていなかったので現場であってからエリアに入ることを知った。
余り話は聞かなかったがGyaoで放映(公開?)している科学系?の番組の撮影だったようだ。最近流行っているらしい、余り人が行けない場所を取材すると言う趣向らしい。事前取材があったかどうか知らないが、スクリプトが既に出来ていてそれに沿っての撮影。加速器のトンネルを大穂側から歩いて来てBelleに到着、簡単な説明が有ると言う感じ。撮影中は邪魔しないように遠くから見ていたので何を喋っていたのかは余り聞いていない。というか、聞いてしまうと文句を言いたくなるのでわざと聞かない。
『ミニビッグバン』と言う言葉が聞こえて来たのでやめさせようかと思ったが、我慢した。KEKで作ったBelleの紹介ビデオにも使われてしまっているが、ビッグバンと言うのはビッグだからビッグバンなのであって、只の対消滅対生成反応を『ミニ』ビッグバンなどというのは理解できない。(大の前に小をつけると言う神経も凄い。)一人患者が出たからと言って、『ミニ』パンデミックだ、などとは言わないだろうに(例えが悪い)。
Publicity は大事なのは承知しているし、取材が増えるのは良いことなので、どんな取材でもどんどん来てくれてかまわないと思うのだが、私自身は、アカデミズムを感じない興味本位みたいな活動へ対応はあまり楽しくないし、わかりやすさのために嘘をつくのも好みではない。まだ、修行が足りないようだ。

見学対応 広島大付属

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今日の見学は広島大学付属高校。例によってSSH指定高。
飛行機に乗って二泊三日でやってきて、昨日は那珂の核融合、今日はKEKと産総研、と言う感じで見学するそうだ。Healthy そうだったが、質問は少なめ。少し私の対応がいい加減だったからか。

浜ホト製 CsI(Pure)結晶の測定

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先日データを取ったHPKの結晶の解析結果。
200番台が最初の結晶で600番台が今回の結晶。光量は202の結晶でnormaliseしてある。今回の結晶の光量は前回と余り変わっていないが、もともと、光量としては少ないわけではないので問題ない。長さ方向の uniformity はグラフを見ているとばらついているように見えるが、正直測定の精度に自信が持てないので、断定的な事は言えない。というのも、200番台の結晶を前に測ったときの結果と、今回測った結果が合っていない(点線が古い測定結果)。30cmの結晶だと、結構再現性が有るのだがどうしたのだろう?もう何度か測ってみたいが古い結晶は返してしまったので手元にない。やはり長い30cmの結晶の方が位置依存は大きく出るのでそちらで測ってみたい。
グラフ右は積分時間依存性で各結晶1usでの値でnormalizeしてある。100ns/1us比は概ね80%で、これも、余り気にしていない。

日光側 Beampipe 取り外し

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用事で筑波に行ったら真空の人達が作業をしていたので見物して来た。
日光側のQCSに接続されているビームパイプの取り外し。マグネットを半割りしてビームパイプを取り外して元に戻すという作業だったようだ。
写真右上はBelleから日光側を見ている、上側半分が取り外された四極磁石が二つある。右手前が陽電子左奥が電子用。写真右下は取り外されたビームパイプ。手前側がQCSに接続されていた。左上の写真の船型の容器の中から取り外された。右側のパイプについているのは真空ポンプ。
D40/Tokina ATX-124/F4/ISO800

KEK 一般公開 写真

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一般公開の当番は午後からだったので午前は一般のお客さんに混じって写真を撮りに行ってきた。
まず一般の方には非常に人気の有るコクロフトウォルトン昇圧器に行く。このエキゾティックなオブジェのすぐ横にはCW回路の図が書いてあって、ご丁寧に、本体にもダイオードとキャパシタの記号が貼ってある。見比べると面白い。
次に野球場の横を通ってLinacへ、放射線シールドが有ってBT側が見えないのと、Positron の target まで到達できなかったのが残念。Linac というのは、基本的にまっすぐで、繰り返しなので、幾何学的な美しさがある。
出るとそばにKEKBトンネルの6C入口が有るので、そこからトンネルに入る。BT(Beam Transport)から、Positron の入射ビームと合流するところはすぐ手前にARES空洞も並んでいて確かに印象的だ。
写真は全てD40とTamron の B005で撮ったのだが、Tokinaの12mm と比べると撮れる範囲がずいぶん狭くなってCW昇圧器が入りきらなかったが、手ぶれ補正が効いているのだろう、1/10-1/20秒でも歩留まりがいい。もう一段暗くて(F2.8vsF4)手ぶれ補正が無かったら、私の腕だとかなり厳しいからこれが賢明だろう。人が全然写っていないが開始直後はこんなものだ。
会場にはたくさんの、気合いの入ったカメラを持った人がいたのだが、私の気をもっとも引いたのはMamiya7+43mmF4.5だ。レンズ込中古15万くらいで買えるのだが、多分今簡単に手に入るカメラで一番優れた写真が撮れる。Leica M9の人もいたが、こちらはCanonの5D2と変わらないから。

KEK 一般公開 筑波1400人

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今日は一般公開。
Belleのある筑波実験棟には昨年を越える1400人余りの方にお越しいただいたそうだ。
KEK全体では3300人だったらしい。
時間ごとの人数を見てみると、11時以降はほぼ200人以上なのに対し、9時10時は25人100人と極端に少ない。やはりBelleを見るなら朝一番だ。
写真は大穂側からBelleを見ている人を日光側から
D40/Tamron B005/17mm/F2.8/ISO500

テニス セキショウ女子オープン

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北部工業団地のテニスコートでやっているテニスの試合を見に行った。
目的は二つ有って、一つは全然使うことの無い安物望遠ズームを使ってスポーツの写真を撮ること。もう一つは土浦在住の高校生プロ石津さんを見に行くこと(後者が主)。石津さんはウィンブルドンのジュニアで準優勝したというので話題になっていた人だ。
試合はWTAの下のツアーで$25000の試合。ランキング200-300位くらいの人がやってきて雀の涙ほどのポイントを稼ぐと言う試合。一回戦だと、ボールパーソンもいないしラインジャッジも一人だけ。テレビで見るテニスの試合とは全然違う。
写真だが、ほとんど客はいないので一番前の席からだから、200mmでも大丈夫、酷暑の炎天下なので1/1000秒のシャッター速度優先でも、絞りが開放にならないくらい。D40はシャッターのタイムラグ大きめ?なのを何枚か撮ってみて感覚をつかんでおいて撮ることになる。ピンともある程度追従してくれるのだが、被写体が中央からずれると合わなくなるし、かといってマニュアルにして置きピンしても、選手は前後に動くのでなかなかヒットしない。色々やって見たがひどく歩留まりが悪くて、動いているときの写真はろくなのが撮れなかった。私の写真の腕だとこんなものだ。

注目の石津さんの方は、初めて拝見したが、フォアもバックもサーブも癖の無いきれいなフォームで、少しフラット気味に打つフォアのストロークがいい。一回戦は少しでも甘いボールが来たら(あるいは甘くなくても)早いテンポで、ガツンとフォアの強打で、あるいは角度をつけたバックハンドで攻めていく、気持ちのいいテニスだったのだが、それ以降の試合は、きっと体調が良くなかったのだろう、サーブが入らなくなり、ミスショットが増え、攻めの姿勢がどんどん無くなって来て、安全なボールが増え、フォアの強打が減っていった。最後はやはり体調が悪かったのか準決勝のファイナルセットで棄権してしまった。残念。
ずっと見ていて、フットワークはきれいだし(本当に)、決め手のフォアも持っているから、サーブをもっと良くして(とくにセカンド)、自分から仕掛けていって、勝つ player になって欲しいと(勝手に)思った。

写真左はサーブを待つ石津さん(135mm/F7.1/ISO200)、右は、奇跡的にシャッターのタイミングが合った瀬間詠里花さんのサーブの瞬間(200mm/F5.6/IS220)。 どちらも1/1000秒シャッター速度優先Auto。D40だとISOオートにしておくと開放でも光が足りないとISO感度を上げていってくれる。

KEK 一般公開 Tシャツと写真

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5日のKEK一般公開の会場で売られるらしいTシャツをすでに買った人がいるので見せてもらった。いくつかバージョンが有るらしいのだが、これは、CP violation バージョン。6つのクォークと小林益川行列が書かれていて、バックグラウンドにBelleのEvent Display らしき物が描かれている。興味のあるひとは色違いとか、柄違いも有るそうだ。サイズが少し大きめなのでユニクロのTシャツのつもりでLを買うと大き過ぎることになりそうだ。

先日行なわれたGlobal Particle Physics Photowalkの写真が国際交流センターの一室に飾られていて、一般投票が出来る。(このwebsiteからも投票できる。) 私は、KEKの研究者が選ぶ賞の審査員をやっていて、全ての写真をじっくり見たが、面白い写真がたくさん有る。ほとんどは公開施設の写真なので、自分が見た施設がどういう風に写真に撮られているのか、ぜひ立ち寄って投票して欲しい。

CD Hyperion の Bach Piano Transcriptions シリーズ

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私はBach の Piano transcription が好きなのだが、Bachのピアノ編曲はたくさん有るので網羅的に集めようとすると大変だ。Hyperion の bach Piano Transcriptions シリーズはなるべく抜粋にならないよう全集的に作られているので私のような人にとっては有り難い。シリーズは今のところ9までのびていて、私は買い始めて4で追い付き、それからは発売と同時に買うようにしている。写真はシリーズの1,3,4,5で、1と2がBusoni, 3がFriedman, Grainger 他、4がFeinberg, 5がKabalevsky, Catoire他。
聞いていくと自分の好みがわかって来るのだが、私はフーガが好きなようだ。それにつられて xxxxとフーガというのが好きになるようで、反対に、Choralとかカンタータとかの編曲は余り印象に残らない。
好きな曲をあげて行くときりがないが、Busoni編のBWV552 聖アンのPreludeとFugue, Feinberg編のBWV548 PreludeとFugue, Kabalevsky編 BWV538 ToccataとFugue 'Dorian', Catoire 編のBWV582 Passacaglia and Fugue 等々どれも、ピアノ曲として魅力的なのだが、驚くほど音源は少ない。

エレキハット写真 ECL

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買いたい準備の進んでいるBelleだが、エレキハットの中身もそのうちきれいにしないと行けない。何かモジュールを外してしまう前に写真を撮っておこうと言うことになってヴォランティアしたのを思い出して、撮っている。
狭くて暗いので撮るのが結構大変なのだが、何とか、三脚を立てて撮っている。何とか、1/3位終わらせたが、写りは余り良くない。私がヘタクソだからだが、狭いとファインダーを覗くのも難しくてなかなかきれいに四角くクレートが写せない。
写真はECL関係の何かロジックを作っているNIMのモジュール。キャリブレーション用のトリガーを作る Clock Generator とか、TDCのtimeout 信号を作るモジュールとか、複数の crate に同じロジックを送るための FANOUT とか、delay とか、たくさん並んでいるが、どうなっているかは多分今は誰も把握していない。
D40/Tokina ATX124/22mm/F8/ISO400

環境モニター

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今、エレキハットの電源が上がっていないので運用を停止したいるがECLでは環境モニタがずっと動いていて、カウンターの温湿度、クレートの温度、電源などを常時モニターしていた。その記録部分がData Logger でHP社製のものが使われていたが、もう obsolete なので買い替えようかと言う話にもなっている。
モニタしなければいけないチャンネル数を数えると、
- VME crate 関連
電源電圧 x 5種類 + 温度 x 1 + Bias 電流 x1 = 7 ch / Crate
クレートは52台あるので52倍して、364 ch。現在は電圧が4種類なので52ch増。
- Counter 関連
(Barrel x 72 + 8 Fwd + 8 Bwd) x (温度 x 3 + 湿度 x 1) = 352 ch
となる。
最近の製品を見ているとAgilentの34980というのが相当するかと思う。拡張スロットが8つあるので、70chまでいけるマルチプレクサを6台つけた物を2セット用いれば入れ換えることが可能だ。
値段はWebによると、本体が27万でマルチプレクサが一台16万、全部で250万。思ったほど高くない。
現在の機械が壊れていないので、USB-GPIBで使えるようになるなら、まだ、使い続けられるがどうしよう。使えるものを捨てるのは気が引けるし、まずは USB-GPIB をテストするのだろう。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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