セミナー@宮崎大学

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セミナー巡業で今度は宮崎大学。宮崎大学は工学部に材料物理工学科といういささかややこしい名前の学科があってそこに原子核をやっている人がいてNPCを通じて学生がひとりBelle/Belle2に参加している。
今回も、授業の一環ということで4年生と修士の学生が中心で10人と少し。90分使って、Belleとそのupgradeについて、面白おかしく話す。
もうセミナーも慣れてきた感があるが、まだ、説明はうまくいかないところがあって、話しをするのは難しい。


神岡見学 (2) XMASS

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SKを出て構内を少し歩くとXMASS。壁もきれいに塗られていて新しい実験という気がする。大きな水タンクの横の螺旋階段があるタワーにXeの純化装置などが設置されている。説明によれば容器に入っているXeを全て取り出せるタンクが外にもあるそうでone passで純化できる。ちょうど見学に行ったときもそのXeの純化をした直後だったそうだ。
写真左下はタンクの蓋の上に設置されているエレキのラックで冷却のためアルミのサッシで囲われているのだが、照明をつけるとなかなかかっこいい。
データはもうずいぶん前から採っているらしいのだが、まだ、コミッショニング中ということで物理の解析には使ってないらしい。気になるバックグラウンドも思っていたよりラドンが多かったそうなのだが、問題になるほどではないようだ。
最後にカウンティングルームでイベントディスプレイを見せてもらい見学終了。

神岡見学 (1) SuperKamiokanNDE

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神岡に行ったときに見学に連れていってもらった。一般には一切公開していないそうだが、それでも、私のように見たいと言う関係者がいて毎日のように見学があるそうだ。実際見せてもらってわかったが、見学に付き添うのも大変そうで、申し訳ないことをした。どうも有り難うございました。
鉱山は宇宙線研から車で10分程行ったところにあって、入口の前で一旦下車、カードをスキャンしてから、再び入って行く。
見学の最初はSuperKamiokandeで、上履きに履き代えて中に入ると、すぐにSKの蓋の上。見えるのは天井のみと言う感じ。当り前だが、蓋は開けられないので、エレキハットを見せてもらった。新しくなったエレキが収まっているのは、ECLで使っていたのと同じTKO Crate。ラックファンも電源も同じものだった。今度、ECLの分を捨てることになるので、予備にもらってくれないかな?
もはや、昼間しかシフトは現場にいないそうで静かなものだった。
写真左下はイベントディスプレイで、モードを切替えると3D表示になったり、いつもの、展開図のような図になったりする。J-PARCのビームと時間が一致したら色が変わるようにしたら面白いのに。

小菅 優 ピアノリサイタル

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つくばコンサートで小菅優さんのリサイタルに行った。B席2500円だと東京に聞きに行くことを思えばただみたいなものなので、とくに内容は気にせず聞きに行く。左側でほとんど最後列の席。
小菅さんのコンサートは実はこれで3回目。一回目は2005年に笠間で、2回目は2007年につくばで、聞いている。客の入りは例によって悪くて1階席が1/3位埋まっていただろうか?小菅さんは日本ではかなり名の知れた人なのにこれだけしか入らないとは、勿体ない。
プログラムは、オールベートーベンで、
Sonata No.16
Sonata No.17
Sonata No.18
-- Intermission --
Sonata No.28
-- Encore --
F. Liszt Rhapsody Espanol
ソナタばっかり4曲という、El Bachaさんと同じくいささかうんざりするプログラム。
BeethovenのSonataはかつて聞いた健全な感じの演奏とは違って、結構表情付けが大きくかなり戸惑った。私にはベートーベンのソナタは高尚な音楽と言う印象(思い込み)があって、割と、清らかに格調高く演奏して欲しいのだが、小菅さんの演奏はそうではなかった。16番は結構軽い感じの曲だと思うのだが小菅さんが弾くと世紀の大ソナタ見たいに聞こえる。他の曲も概ねそのパターンで聞いているうちに、ベートーベンの曲がリストの曲のように聞こえて来た。もっともこのあたりは私の体調と一曲目を聞いての思い込みにかなり影響されていると思う。
こんな感じで4曲聞いていい加減うんざり気味で、アンコールはあまり期待していなかったのだが、弾き出したときに私の大好きなリストのスペイン狂詩曲だったので若干驚いた。こんな大変そうな曲をアンコールで弾くとは。この演奏は完璧で素晴らしかった。

セミナー@宇宙線研神岡

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松本から神岡に移動して宇宙線研でセミナー。今回は相手が全員物理屋という事で専門的な内容中心となる。時間もたっぷりもらったのでがんばってスライドを作っていった。しかし、セミナーを開始しようとしたときに英語に変更になって、英語でやることを予定していなかったので、話がうまく理解できなかったかもしれない。
日本語の話はどうするか考えてからいったので、それと比べるとうまく伝えられなかった気がして悔いが残る。アメリカにいたときに比べると英語力が落ちているのを痛感した。

セミナー@信州大学

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SuperKEKB/Belle2実験が正式に認められたので、国内の関連Instituteを回って実験の内容をセミナーする活動を行っていて、信州大学にやってきた。
セミナーは二本立てで理論の話を大阪大の田中さんにお願いして、後半が私。若干時間が短かったので大変だったが、まあ、話さなければならないことは話せたと思う。

阪大グループ来訪

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細々と活動を続けているMPPCの読みだしエレキの開発を手伝ってくれることになった阪大のグループの人が先日やってきて、打ち合わせをした。
何かのテストのためにbeamtestをしようとして、ビームが何処を通ったか測りたいことは良くある。そういうときにはシンチファイバートラッカーとかドリフトチェンバーを使うわけだが、前者の読み出しをMPPCでやろうとすると、すぐに32chとか必要になる。これを昔ながらのやり方で読もうとすると、チャンネル数分の電源、アンプ、ディレイ、ADC等が必要でかなりの手間だ。
そんなときに開発中のボードの発表を見つけて協力を申し出てくれた。働き手がいない我々にとってはありがたい。で、実際にボードを開発している東北の学生にボードの説明をしてもらって、今後の作業の進め方を確認。後は、MPPCが動作しているところを見せたり、学生が初KEKと言うことで見学してもらったりして終了。
今年度中に何か形になるものが作れれば良いのだが。

物理セミナー ATLASの最新結果

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今日の物理セミナーは二日前のT2Kに続いてATLASの最新結果。
昨年とられたデータを使った解析と先週行なわれていたPLHC(Physics at the LHC)というconferenceで発表された結果をまとめて。物理セミナーとしては非常に人が多くていつもの部屋が溢れてしまった。

報告は、QCDのJetの分布から始まって、SMのW/Z production, top 等の測定もどんどん進んでいて、top mass も既に2GeV(だったと思う)の精度で決まっている。このあたりの結果は30/pb位の解析だったから、既にとっている1/fbで解析したらTeVatronの精度に届きはじめそうだ。
Dataをとり始めてから測定結果までの時間の短さに驚く。データが出るまで待たされた時間の長さと、解析をする人の多さがきいているのだろうか?なにしろ1000人以上いるんだから。
注目の軽いHiggsは、H->gammagammaの結果が出ていて、200/pbの解析でmH=115GeV 位のlimitがSM x-sectionの4倍位まで来ている。若干、Expected Limit より良すぎるのだが、この調子で進んで行くと冬のConferenceでは2倍位まではexclude出来そうな勢いだ。あるいは、兆候ぐらいは見えないといけないのかも知れない。
その他SUSYなど様々なSearchの結果が報告されたがどれも兆候すらなく、新しいものは何も見つかっていない。

Dataのほうは快調にとれているようで、この調子で行けば2週間ごとに1/fb位貯まっていくのではないか?。とられたデータは36時間以内にCalibrationがされて、数日以内に解析Qualityのデータが生成されるそうで、何ヶ月もかかっていたCDFとはえらい違いだ。

物理セミナー T2K最新結果

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今日の物理セミナーはT2Kの最新結果について。
2日前に突然告知されてひらかれたので、何か見つかったのだろうなと想像し、きっと v_e appearance なのだろうと思いながら見に行った。機構長とJ-PARCセンター長の挨拶の後、セミナー開始。小林ホールがほぼ満席
今年の震災前までのデータ 1.43x10^20 p.o.t. を解析した結果だそうだ。震災の直後に発表された時に使われた0.32x10^20 p.o.t. のデータはこの解析には含まれていない(と言っていたと思う)。
J-PARCサイトにある前置検出器の解析で予想されるSuperKamiokaNDEでの v_e 事象数がtheta_13=0のとき1.5+/-0.3で、実際observeされたのが6 event。バックグラウンドの1.5事象のうち0.8はNeutrino beamに含まれるv_eでこれは防ぎようがない。
Theta_13=0を仮定すると6 event ovserve される確率は0.7%だそうで、統計的有意性は2.5sigmaでtheta_13=0は排除されたこととなる。
色々な分布も見せていたが、どれもきれいなもので、今後データがたまっていけば、neutrinoのenergy分布の形を使った解析もできるだろうし、significanceはどんどん大きくなっていくだろう。
加速器の状況についても説明があって、LinacとRCSの建物の修復が大変だそうだが、12月からの運転再開を目指し、その後、1年間は夏休みを除いて走り続け、データを積み重ねて行くそうだ。
Theta_13が大きかったと言うことは、今後の測定に希望が湧くということで、NeutrinoのCPを測ろうとしている人にとっては朗報だったに違いない。

今回の発表にの概要はKEKのプレスリリース, 発表の資料と投稿された論文はT2Kのサイトから手に入る。

ヘッドホン Etymotic Research mc5 (2)

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エティモティックのmc5だが、最初についていたイヤーピースだとどうしてもガサついた音になってしまう。Webを見ると、耳への押し込み方にこつがあるとか、耳に馴染むまで時間がかかるとか書いてあるが、どうやってもうまくいかない。
4種類イヤーピースが付属されているので、全て試してみたが、そのうち3つは同じような音で全く納得行かなかった。
しかし、右側の写真のフォームタイプの耳栓と同じような素材のイヤーピースをつけたときだけ全然音が違う。ちゃんとダンプされた落ち着いた音がしてこれなら問題ない。ちゃんと耳にフィットしているようで遮音効果も高い。

結構満足してしまったので、断線したThe Plugを修理するのが面倒になって来た。

携帯空気入れ Topeak Road Morph と Mini Morph改

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自転車で走り回るときに携帯ポンプがあった方が安心と言うことで買ったもの。買うときの条件として、
- 7-8気圧入れることが出来る
- 圧力計がついている
として、webを見てみて条件に一致したのが写真の大きい方のロードモーフ。wiggleで3000円位。ホースがついていて、フロアポンプのように足で固定してポンピングが出来る。気圧計もついていて、実際、8気圧位までは入れることが出来た。
しかし、私が自転車に乗るときに使うメッセンジャーバッグに入れようとすると微妙に長くて収まりが悪い。
そこで、より小さなミニモーフを買った。これもWiggleで2400円位。これはシリンダーが短いだけでロードモーフと同じ構造だが、気圧計がついていない。そこで、ロードモーフ用の交換部品を買って付け替えた。webを見ていると同じようなことをしている人がいて、その人はホースを切ったようだが、写真右のようにヘッドを外すとホース部分はそのままでヘッドだけ取り換えられる。ロードモーフのヘッドはミニモーフのそれより長いが、ヘッド部がスライドしてうまく収まるし、使うときには、ヘッドの長さ分伸びるので使いやすくなる。
ミニモーフ改のポンピングはロードモーフよりやりにくいが、8気圧まで入れることが出来た。そう何度も使うわけでは無いのでこれで良しとする。
問題点は一つあって、空気を入れた後ヘッドがバルブから外しにくい。かなり力をいれないと外れないのだが、バルブが壊れそうで怖い。
今改めて探すと、GiyoのGM-71というのははじめから気圧計もついていて30cmより短くて良さそうだ。

ヘッドホン Etymotic Research mc5

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出張に行ったときに音楽を聞こうと思い愛用のイヤホンを取り出したら、右から音がしない。良く見ると断線していた。
The Plugはまた修理するとして、いささかくたびれているし、壊れたときに予備があった方がいいので、もう一つイヤホンを買うことにした。
色々と候補はあったのだが、昔借りて聞いたことのあるEtymotic ResearchのER-4Sというのが良かったので、安いのでもいい音がするかと思いmc5というのを買った。web で買って6000円位。Default では写真のような耳栓みたいなイアピースがついている。
ぐりぐりと耳の穴に押し込むように装着して、音楽を聞いてみたのだが、結構がさついた音がする。かつて聞いたER-4とは全然違う。このままだとがっかりだが、しばらく様子をみてみよう。

SuperB

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既に昨年末、Approve されたと報道の有ったイタリアのSuperBだが、kick off Meetingというのがエルバ島であったそうだ。
取り敢えず今後5年間で250万Euroの予算が通っていて、決まっていなかったサイトもINFN Frascatiの北西に5km程行ったTor Vergataに決まり、2016年開始を目指して建設するらしい。
集合写真を見るとかなりの数の参加者が有って、結構盛り上がったらしい。Agendaのtalkの数も凄い。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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