富士B4フェンス敷設 (2)

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富士B4のフェンスの工事だが、思ったより手間がかかったそうで、3日間かかってようやく完成した。
2mの高さのフェンスで、6mx8m。扉には南京錠がかけられるようになっている。
鍵が手配できたら、放射線に言って放射線エリアにしてもらい、エンドキャップを運んでくることになる。
ECLが3.5mx3.5m位有るので2個置くと長さ方向には余りスペースがあかない。

見学対応 玉川学園高等部

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今日の見学は玉川学園高等部の1,2年生37名様。きっと研修的なものだと思う。
午前中KEKを見学して、午後はJAXAだそうだ。
37人のうち、8割くらい女性だったが、生徒の男女比は2:3位だそうで、『理系は女性の方が多いの?』と聞いたら、こういうイベントに参加するのは女性の方が多いとのこと。

見学対応 県立宇都宮高校

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今日の見学は栃木県立宇都宮高校二年の皆さん。男子校だそうで、県立なのに珍しい?
修学旅行の行きがけに、研修旅行をするそうで、午前中はJAXA、午後はKEKを回って、そのまま京都に行くそうだ。
時間も短く、生徒さんも、行儀は良かったが、余り興味も無さそうで、淡々とと言う感じ。
実は、広報経由で前もって質問を頂いていた。
これはときどき有るケースなのだが、答えを用意していっても、たいがいの場合、質問自体を忘れているので話がかみ合わない。だから、余り真面目に答える気にならないのだが、今回は質問者の email addressがわかったので、emailで返答しておいた。
修学旅行から帰ったら質問の答えは届いているはずだが、はたして復習してくれるだろうか?

富士B4フェンス敷設 (1)

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取り外されて筑波のKEKBビームライン上に仮置きされているEndcapを保管するために富士B4に新設する放射線管理区域のためのフェンスの敷設工事が始まった。
写真左上のDCBAと言う実験をやっている横の空きスペース8mx6mにフェンスを立てる。右上は搬入されたフェンスの部品。高さ約2mの鉄パイプの柱10本と扉1枚、あと、2mの金網10枚と取り付け金具。一番安いのを探してもらったのだが、これだけで40万円もする。ニトリやジョイフルに行ったら5万円くらいで売ってそうだ。これに、作業と加工台等が加算される。
今日は床にアンカーを打って、柱を立てて、金網を固定する金具を組み立てたあたりで終わった。どうも、金具が一部足りないらしい。
予定では明日中に終わることになっているのだが、大丈夫だろうか?

SG-Ex ホイール手組 (1)

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ここで書いたようにSG-Exのホイールを手組することにして部品を調達した。組み方はここのちょっと変則的な組み方にする。
で、リムは同じくAlexrims のR390 24H (ポリッシュ)、一本4200円と結構なお値段。ハブは、前が105(HB-5700)で後ろはエンド幅が135mmなので、Deore LX(FH-T660)にした。Wiggle で買ってそれぞれ、2400円と2900円。Deore LX はおそらくTiagra位のグレードだが、一つ上のT770を買うと、105よりだいぶ高い。
物が届いたので、スポークの長さを計算するために、コンベックスとノギスを持ってきて採寸する。フロントハブはsimanoのサイトにサイズが載っていてそれと実測値は矛盾無し。フリーハブの方は値は載っていないのだが、少し上のグレードの奴が載っていて実測値と近かったのでそれを採用することにする。RimのERDはニップルの現物がないと正確にはわからないのだが、想像と、webに載っている情報を元に427mm位を採用することにする。
計算にはspokecalcというサイトを利用した。DT swissの計算機と違って、右と左の本数が違う変則組でも計算できるので良い。前は24本ラジアル組、後ろは左が8本ラジアル組、右が16本の2cross(4本組)。ハブのサイズやERDは一応実測やカタログ値の色々な組合せを見てみてそれ程大きく違いが無いのを確認し、タキザワで注文。今回はDT Champion 1.8mmというのにしてみた。カット料、ニップル込で一本65円で合計3200円くらい。

ホロホロ鳥のロースト

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わりと最近作った料理。
ホロホロ鳥はフランスではポピュラーだが日本では余り食べられない。
骨付きもも肉をいつものようにオーブンで焼く。つけ合わせは、えび芋にしてみた。
味は鶏ににているが幾分味が濃い。
つけ合わせのえび芋も非常においしい。

Ampio/SG-Ex ブレーキシュー交換

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BPAC/BGM/B2GM/GBC/B2STとミーティング続きで週末も働いていたので歳のせいか非常につかれている。こういうときは自転車でもいじってリフレッシュしようということでブレーキシューを換えた。

私の自転車にはTektroのブレーキがついているのだが、Webをみていると、よく、効かないからいいのに換えろと書いてある。これがいまひとつわからなくて、ブレーキのGeometryと言うのはほとんど同じだから、締め付ける力はおそらく同じだ(てこの原理)。だから、ブレーキが効かないというのは、キャリパーの剛性が足りなくて力が加わらないのか、リムに接しているパッド部分が良くなくて(動摩擦係数が小さい)効かないかどっちかだろう。キャスティングアルミで作られたブレーキの構造体の剛性がTektroだからShimanoだから違うというのはいまひとつピンと来ない。むしろ、軽量化してるぶん高い奴のほうがやわかも知れない。というわけで、ゴムを疑ってみた訳だ。2セット買って、2台有る自転車の前だけ換える。どうせ自転車の後ろブレーキなんて大して効きはしないし、今でも簡単にロックするからこれ以上制動力をつけても無駄だ。
買ったのはULTEGRAグレードのR55C3というブレーキシュー(左上)。通販で1セット1200円くらい。右上の写真で左からAmpio、SG-Ex、R55C3。重さも一応測って、52g, 36g, 37g。Ampioのやつは一体型だが、SG-Exについていた奴はゴムだけ交換できて、R55C3と互換性が有りそうだ。
交換は簡単で六角レンチでついている奴を外し、新しいものにつけ換える。シマノのWebに行って取説を読むと、トーイン角をつけるために後側を0.5mmかたむけろと書いて有る。適当なスペーサーは無いかと探すと、名刺の紙を2枚重ねると0.4mm有ることがわかったのでそれを後ろの方に挟んでレバーを引き、その状態でネジを締める。ついでに、後ろも一度緩めてトーインをつけて締め直した。
少し、走ってみたが何か変わった気は今のところしていない。

GBC 撮影

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GBCでは各自仕事を割り振られて大変だったみたいだが、私は写真を撮るのを頼まれた意外特に何も頼まれなかったので、ほとんど働いていない。
写真を撮るのに、野次馬でなく写真を頼まれて撮っているのがわかるように、勝手に、Belle2 と KEK のロゴを入れた名札を作ってぶら下げていた(写真左上)。これをぶら下げて写真を撮っていると、報道関係者受付のところで腕章を渡していたので、こっそり借用してこれもつけることにした。
これの効果は有ったようで、式典でカメラを持ってうろちょろしたり、パーティーのとき等不躾に写真を撮ったりしても特に非難を受けること無く済んだ。右上の怪しげな人は鏡に写る私だ。式典とパーティーにはドレスコードが有ったので何年か振りにスラックスにブレザー、ネクタイを着用している。
写真撮影係として頼まれたのは式典でのフォトセッションでの写真撮影で、3種類の写真を撮るよう頼まれていたのだが、司会進行役の副所長が全く内容を理解してなかったようで、だるまを囲んだ記念写真しか撮れなかった。
下段は、別の人が撮ってくれていた集合写真の撮影風景(勝手に転載)。これは、KEKサマーチャレンジの集合写真を撮った人に撮り方を教えてもらって同じように撮ったもの。一応、前日に練習しておいた。脚立の上に立つのが怖かったがそこは気合いで乗り切った。

GBC Press Conference

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GBC に先だって管理棟大会議室で行なわれた記者発表に潜入して来た。多分、一般人は入ってはいけないのだと思うのだが、実験グループから写真撮影を頼まれていると言って入れてもらった。
国内外から記者が来ているので、基本は日本語で行なわれるものの、同時通訳が用意された(左上)。テレビ媒体からはTBSとNHKがきていてTBSの人はビデオを回していた(右上)。
会見のプログラムは入って初めて知ったのだが、機構長の説明の後、KEK側のプロジェクトリーダーによる実験の説明が1時間くらいある。最初は面白がって聞いていたのだが、一般向けでかつ話し方も全然つまらない(まるで中学生に言い聞かせているようだ)。狭い部屋にブースが有るので同時通訳の英語が聞こえて来て(そっちの内容も理解できてしまうので)非常に気になる。
その後、質疑応答が時間まで。写真中段左はソロベニアの記者の質問に答えるBelle2のSpokesperson(スロベニア人)。スロベニアの貢献についてみたいな質問だったが、答えはちょっと謙遜が過ぎた感じ。人柄が現れている。その右の写真は、機構長が質問に答えているところ。期待される物理成果について。Belle2の成果と言うのは目玉になるようなわかりやすく大きなものは無い。だから、説明は奥歯に物が挟まったような感じになるのだが、機構長は、非常に楽観的。
下段は質問していた記者の人たち。国外の記者の方は遅れて来られたので後ろの方に陣どってらっしゃる。ドイツの記者からはドイツのCollaboratorにどうしてヨーロッパにLHCが有るのに、日本くんだりまで来て実験するんだと言う質問。答えは『自分達のTechnologyをapplyするのにより向いているから。また、全ての人が同じ実験をするのはRiskyだ』。至極真っ当。
時間が来て記者会見は終了。その後、記者の人が集まって来てそれぞれに質問をする、いわゆる囲み取材と言う奴が行なわれていたようだ。

Belle2/SuperKEKB Grandbreaking Ceremony

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昨日は B2GM を一日休んで、SuperKEKB/Belle2 の開始を記念する式典が行なわれた。SuperKEKB Groundbreaking Ceremony という英語のタイトルがついている。
これはもともと5月頃?やる予定だったのだが、震災で延期されていたものだ。関係各国の大使、Funding Agency、研究機関の所長等、たくさん偉い人を呼んで、小林ホールで式典をやる。式典に先だって報道向けのPress Conferenceとツアーもおこなわれたので、そのうち新聞に出たりするのだろう。
式典は、機構長、Belle2 SpokesPerson などの話が有って、そのあと、日本とアメリカのFunding Agencyの祝辞、一般人代表で立花隆さんの講演、CERNとFermilabの所長からのビデオメッセージ等。国際共同実験と言うことも有ってゲストの半数くらいは国外から。ということで、セレモニーは基本英語で、英日、日英の同時通訳あり。
式の最後にだるまに目入れをして、それを中心に写真を撮って終了(写真上)。
下の写真は、ホテルオークラでのパーティーでの風景。偉い人に木槌を持ってもらって、機構長の号令で鏡開き。

取材 GBC プレスツアー

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GBC に先だって報道陣向けのツアーが組まれていて、私は、日本人グループ担当。
取材に来た人のリストを見せてもらったが、全ての全国紙、共同通信、時事通信などの新聞社、NHKとTBS、日経サイエンスなど20人くらい。Nikon D3 + 14-24 みたいな気合いの入ったカメラマンから、写真はおもちゃみたいなディジカメみたいな人までいろいろいらっしゃった。国外からも、ドイツ、スロベニア、イタリアなどいくつかの国から取材陣がやってきていた。そっちは別の人が担当。
予定では筑波実験棟は40分と言うことになっていたのだが、おそらく無理だろうなあと思いながら始める。広報からの指定で日本組は展示室から。事前の打ち合わせも何もないので、取材に来た人達が何を取材したいのか全くわからない。で、こちらから質問したのだが反応無し。しょうがないので適当に展示室に有るものを説明した後、筑波実験棟へ。ここで、色々説明しながら写真用に絵になる場所を連れて回る。記者さんたちの中には書きたい事が有るらしい人もいて、結構、Specificな質問をされる方もいたが、ほとんどは、予備知識も無くやってきたようで、それだと、きっと、私が何をいっているのか訳がわからなかっただろう。まあ、知識レベルは見学にやってくる高校生の方が予習してくる分だけましだ。中には、かなり的外れな質問をする人がいて、これに答えてしまうといい加減な記事を書かれてしまうのではないかと心配しながら、なるべく変な誤解をされないように適当に答えて行く。
ビデオを回している人や真剣に写真を撮っている人からのリクエストに答えながら、連れ回したので、予想通り大幅に時間を超過して1時間くらいで終了。
記者の方々お疲れさまでした。

物理セミナー Double Chooz の最新結果

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今日の物理セミナーはDouble Choozの最新結果。
先日どこかの会議で初公開された結果で、日本のメンバーが国内の研究機関を回ってセミナーをしているそうだ。
Theta(13)と言えばT2K/MINOSの結果も有って注目をされていて、セミナーの出席者もいつもよりかなり多く、いつもの部屋がほぼ一杯になった。
話は、Detector の installation、Data quality、Selection、fit、誤差等々と非常に良くできていて、Preliminaryながら、シンプルな解析(それゆえに難しい)なので、実験部分の信頼性は高いと思う。
ただ、得られた neutrino event が4000 event強で、そこからのほんの少しの減少分(2 sigma 弱)が、本当にNeutrino 振動から来ているのか、完全に convince させるのは今の段階だと難しそうだ。と言うのもNeutrinoの数は原子炉の Powerから推定するわけだが、そこに色々な不定性が有って、かつ、その Power も発電所の人が言うことを信じるしかないから。
その部分は来年度中に動き出すと言うもう一台のNear Detectorが動き出して本当に"Double" Chooz になるときを待たないといけない。

Xth Belle2 General Meeting ECL Parallel

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B2GM で ECL の pararell があった。いつものように寂しい顔ぶれで、話も普段聞いたような事だ。
その中に有って今回認識を新たにしたのが Beam Background の full simulation の話で、これは、最近ようやく simulation が動き出した。右側の図が、Toucheck Background 起因の中性子が検出器と反応した位置の分布。見せられて違和感を感じていたのだが、全然前後方ピークでない。むしろBarrelの方が多いくらいだ。
実はBelleのときにECL の PDでの中性子分布は大まかに測られていて、それは、激しく前後方にピークが有り、バレルは1/100位しかない。また、Beam Background のうち Toucheck 起原のものの割合も測られていてそれは70%。
だから、当然前後方にピークするだろうと思っていたのだが当てが外れた。説明によると、Belle2/SuperKEKBではTouschek のPhotonが叩くのはQCSのBelle内部に有る部分だそうで、だから、ほぼ一様に分布するそうだ。
Simulation によると、1年間で 10^11 程度でこれは PD の bias current が毎年 200nA 位は増えることを意味する。Endcap は Current が増えても大丈夫なようにドライバ回路を修正する予定なのだが、Barrel は無理だ。一体どのくらいまで大丈夫なんだろう? ただちに危険と言うわけではないが、ゆっくり確実に電圧がかからなくなっていき死を迎えることになるだろう。それが、10年なのか1年なのか。もう少しちゃんと調べないといけない。

富士山

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出勤中、車で東大通を北上しているときに日光連山が綺麗に見えるときは展望台に登って富士山を確認することにしている。
今日は今年度はじめて富士山がうっすらと見えた。
(D40/AFS55-200/200m/F5.6/ISO200/トリミング)

Xth Belle2 General Meeting

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今日からBelle2のGeneral Meeting。金曜日のSuperKEKB/Belle2開始記念式典をはさんで日曜まで4日間ある。前回は名古屋で、その前は地震で中止になったのでKEKでやるのは1年ぶり?。式典のせいか参加者が多くて3号館セミナーホールが満員になる。
今日は午前中Plenaryで午後は筑波に行って現場を見ながらのディスカッション。ケーブルの取り回しとか、開いているスペースの話とかをしたようだ。午前中のPlenaryのコーヒーの時間に3号館の前で集合写真を撮ったのだが、思っていたより人が多くて難儀した。脚立を持ってきて少し上から撮るか、場所を探さないといけない。

LVII Belle General Meeting

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昨日今日と3号館セミナーホールでBelle General Meetingをやっている。Belleのデータを使っての解析の発表がずらり。まだまだ解析の活動はさかんで、Belle2のMeetingが続けてあるので写真でもわかるとおり出席者も多い。
私は、自分がRefereeをやっている解析の発表を見に行った。B->lnu の解析で、ながらくやっているがなかなか終わっていない。Signal EfficiencyはMonte Carloで見積もるのだが、その systematic error の評価が全然出来ていない。一応Systematic errorのSummary Tableがあったのだが、項目は少ないし、error自体も非常に小さい値なので聞いてみたら、今出来ているのだけ List したそうだ。Preselection の段階で Event Yield がMCとDataで27%も違うそうで、まだまだ、時間がかかりそうだ。

物理セミナー Two Photonの物理

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今日の物理セミナーは『Two Photon の物理について』。もともと muon g-2 の仕事でKEKに来たついでで、ぜひともBelleの人にも聞いて欲しいと言う依頼だったので Belle の General Meeting(BGM) の昼の休み時間に割り込ませてもらった。
BGMの方はたくさん人が来ていたのでもう少し客が来るかと思ったが、かなり寂しくて、talk が始まったときには 20人くらいだっただろうか?
私は前の方で聞いていたのだが、『Two Photon』という単語で想像されるように、それ程 exciting な話ではない。talkが終わったときにはいつのまにかかなりの人が来ていた。おそらくBGMの次のセッションに来た人達だと思われる。
次のセミナーは最近発表された『Double Chooz』の最新結果。

取材 つくまる

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広報室からの急な依頼で取材の対応。
つくばの『つくまる』というタウン誌から3名。会社の人と、記者の人とカメラマンだと思われる。このタウン誌の『つくばの工場・研究所 見学に行こう』というコーナーの取材だと思う。
展示室とF1、B1回廊を回って一通り説明して差し上げる。私ばっかり話していて、会話とか、質問とかもほとんど無かったので、これで、取材になったのか心配だ。

Belle PAC 2011 冬

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昨日まで二日間、Belle2 のPACが行なわれていた。前回と違って今回は、衝突点回りと、PID検出器に焦点が絞られている。だから、私は関係ないと言えば関係ない。
最内に置かれるPXDだが、センサーの製作のYieldが悪いとか報告が有ったのだが、話は淡々と進むし、Reviewerも問題視している風でないので、これが、予想通りなのか、予想より悪くて困っているのかわからない(私の英語力の問題も有る)。
Beam background の話も有って、Geant4を使った Touschek Backgroundのfullsimulationの結果が報告されて、Belleからの推定で決めた値とそれ程違ってないことが確認されたようだ。ECLだけ少し値が変だったのだが、ECL Group はSimulationの実装が一番遅れているのが問題で、なんとかしたいとは思っている。

二日目にPID関係の話が有って、例のTOP detectorもTestbeamとかの結果も出ていて、どうやら順調なようだ。TOPみたいな凄い検出器がTest benchで動いているだけでも凄いと思うのだが、ちゃんとできそうなのは喜ばしい。

写真の下側はドイツの人が持ってきたPXDの模型、とウィーンの人が持ってきたSVDの実物(だとおもう)。
PXDの模型は、模型とは思えないくらい(無駄に)良くできていて感心する。

見学対応 早稲田大学理工学術院

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今日の見学は早稲田大学理工学術院先進理工学研究科共同原子力専攻のみなさま17名。
しかし、理工『学術院』ってなんだろう?『先進』理工学研究科って何?『共同』原子力って?新しいことをアピールするために知恵を絞ってつけたんだろうが全く訳がわからない。
ようは理工系の学部で、理工学科で原子力工学専攻と言うことだろう。
世の中に『先進』でない理工学を研究する大学が有るとしたらアホだ。『共同』でない原子力と言うのはつまり核兵器のことを想定しているのだろうか?原子力工学-核兵器=共同原子力?
早稲田の人だと言うことだけ聞いていて、後で名前を知ったのだが、あらかじめ知っていたら質問していたのに。

話がそれた、

直前に見学に来ていた高校生と重なってしまったので、展示室を後回しにして、筑波実験棟から見て回る。理系の研究をしている人なので、話が楽でいい。それ程多くの質問が出たわけではないが、私のいい加減な話もちゃんと聞いてくれるので有り難い。

引率をしていた人に見覚えが有ると思ったら、Fermiにいたときに早稲田から留学していた学生だった。早稲田に勤めていると聞いてはいたが、こんな所で合うとは世間は狭い。

Belle 回転 打ち合わせ (3)

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Belle の回転をやってくれそうなところ第3弾は神戸製鋼でその打ち合わせ。神戸製鋼からはお一人で、おそらくその下請けをする事になるであろう我々の良く知る業者の人が二人。
いつものようにF1の模型で説明してから、B4に行って現物を見ながら色々と意見交換をする。
写真右はB4フロアに罫描いてあるBelleの中心(衝突点)。ここを中心に上から見て反時計回りに15mrad回転する。Belleは非対称なので、台座の中心より日光側に約50cm オフセットしている。

クレーン運転士への道 (5)

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玉掛け講習の学科が終わり最終日は実技実習。
実技は写真上に写っている500kgのH型鋼に玉掛けして運ぶと言う作業を行なう。合図を出す人(玉掛けする人)と作業をする人(玉掛け補助をする人)二人の3人で作業にあたる。クレーンのオペレーションは教官がする。実習は10人でやるので役割を交代しながら、指導を受ける。作業手順は左下の写真の手順表に書いてあって、クレーンを運転するときは補助員を退避させ、確認を取るとか、全部で44ある。
4時間ずっと、この作業をやり続けると、大体一人2回合図者の練習が出来る。
試験は同じ作業を、作業手順の看板無しでやる。4時間も練習すれば、覚えられると思うのだが、全く覚えられない人もいて、そんな人は落してしまえと思うのだが、全員合格。
その後、重量目測とワイヤーの選定試験があって、これも全員合格。
私の目には明らかな不適格者が何人かいたが、そんな人でも通してしまう。毎年、何百人も荷崩れとか、クレーン関連の事故で無くなるそうだが、こういう人まで合格させてしまうのだから、まあ、しょうがないなあと言う感じ。

作業時はヘルメット着用なのだが、講習を受けている中に『加速器エンジニアリング』というヘルメットをしている人がいて、同業者かと思って聞いてみたらKEKとは仕事をしていなくて、放医研の加速器の仕事をしているそうだ。

全て講習が終わって修了証をもらい解散になったときに、クレーン免許の学科試験の合格発表日だということを思いだし、Webで合格者を調べたら、ちゃんと私の受験番号がリストされていた。合格者の番号を見ていると一番大きい受験番号が314で、143人合格している。大体45%の合格率。

これで、玉掛け講習も終了し、クレーン免許も合格したので後は、合格通知が来たら免許を申請して、返送されて来たら、KEKの安全衛生に登録すれば晴れてクレーン作業が出来るようになる。何とか年内には全てを終わらせたいところだ。

クレーン運転士への道 (4)


クレーン運転士への道だが今度は玉掛け講習。法律で資格が必要ときまっているのでこれをもっていないとクレーンは運転できても、荷物を吊る吊り具を取り付けられない。
というわけで、再び佐倉の学校に来て講習を受けている。クレーン運転士と違って値段が安いので、たくさん講習を受ける人がいて20人。私はおそらく3番目に年寄りだ。講習は3日間で、最初の二日は学科。初日の力学はクレーン免許を持っていると受けなくていいのだが、まだ、免許の試験の結果が出てないのでうけないといけない。ほとんど同じ内容で退屈極まりないがひたすら我慢。その後玉掛けの方法が7時間。ワイヤーやナイロンスリングの選び方とか使い方とか、荷物に吊り具をかけるかけ方とか、合図の仕方とか、いろいろと教えてもらう。ほとんどは常識的なことだが、法令できまっている事もある。
2日目の最後に学科試験があるのだが、出そうなところは教えてくれるので普通にやっていれば落ちようが無い。無事合格して、翌日の実技に進む。
写真左は教室の様子。右は、実技で使う、質量目測のためのテストウェイト。これを見て質量を目測する。目測の試験もある。

クレーン運転士への道 (3)


クレーン講習を終えて先日、学科試験に行ってきた。車の運転免許と違って月に一回しか試験はないし、この辺だと千葉まで受けに行かないといけない。関東安全衛生技術センターというところで、電車を乗り換えて五井というところまで行って、臨時バスに乗っていく。大体つくば駅から2.5時間。
試験はマークシートで全40問。2時間の試験で最初の1時間は退出できないが、それ以降は答案用紙を提出して帰ることができる。クレーン学校でもらった模擬試験問題と過去問で勉強して行ったのだが、過去にあまり出たことの無い問題もあって何問かはよくわからなかったが、60点で合格なのでまあ問題ないだろう。
試験なんて何年ぶりだろう?多分アメリカで車の免許の試験を受けて以来だ。
二度見直して退出。免許の申請書類をもらって帰る。帰りはバスに乗らず、歩いて海士有木(あまあるき)駅に行き、趣のある小湊鉄道に乗って五味駅に戻った。
結果は9日に発表だそうで、合格していると書類が送られてきて、それを元に免許を申請、一ヶ月程度で免許が送られて来るそうだ。

取材 サイエンスアート

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エンドヨーク開放を撮影したいと取材が入っていた。
プラネタリウムの番組だそうでサイエンスアートと言う会社らしい。4人組で撮影に来られた。
プラネタリウムの番組と言うのはおそらくプラネタリウムで放映される番組のことだろう。いったい、プラネタリウムとBelleに何の関係が有るのかはよくわからないが。
プラネタリウム番組の撮影は魚眼に限られるそうで、Canon 5D2 2台にそれぞれSigmaの円周魚眼がついていてこれをB3回廊と、地面に立てて、1Hzのintervalタイマーで撮影。もう一台Sonyのディジタルビデオカメラがあって、こっちは普通のレンズで、作業風景を撮ってらっしゃった。
順調に開けば良かったのだが、途中で止まったりして、申し訳なかった。

エンドヨーク開作業

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閉じていたエンドヨークを再び開ける作業が行なわれた。
日光側から開けていったのだが、ヨークを開けている途中で、開けたヨークを固定するための鉄板と干渉してしまい開かなくなってしまった。地震の影響か地場を書けた影響かは知らないが、Belleかヨークが少し傾いたようだ。
写真は日光側だけ開放された状態のBelle。いつも小さい写真ばかりなので大きめにしてみた。穴の奥に水色のエンドヨークの内側が見えている。
明日は内部足場を取り付ける。
(D40/Tamron B005/36mm/F4/ISO800)

EASIROC ボード講習会@東海キャンパス

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東北大学の人と作ったMPPC読出し用のEASIROCボードはちゃんと動くことがわかったので、いくつか作ってもらっていたのが先日届いた。
作りはじめたときは細々とと言う感じだったのだが、ちゃんと動くものが出来そうだとわかると、使いたいと言う人が出はじめたので、買った人に集まってもらって、使い方を東北の人に説明してもらおうということになりその実習を行なった。東海のJ-PARC Users Officeがあるいばらき量子ビーム研究センターというビルの東北大のオフィスで行なったのだが、立派なビルなのに全然人がいない。このビル立派すぎて、使いにくいと言うか、オフィスの入口が自動ロックされてしまうので、我々のようなビジターには不便な事おびただしいし、信じられないことに節電とかいって夜になるとエレベーターが止まってしまう。きっと、我々物理屋が働いて成果を出すより節電の方が大事なのだろう。偉い人の考えそうな事だ。
話がそれた。
実習の方は最初に東北の人にボードやASICの昨日について説明してもらった後、届いたボードを配布して、電源が入るかから確認。次に、FPGAにfirmwareを焼く。ここまでやるとNetworkにつないでSiTCPでコントロールできるので、各自のパソコンからコントロールしてみて、ちゃんと信号が出るか、ADCが取れるかどうか確かめる。参加者のみなさんがサクサクと動作確認をする中、悪戦苦闘する40代のおじさん二人のKEKチームだったのだが、何とか、MPPCをつないで信号を見ることに成功し、ADCも取ることが出来た。
東北の二人がちゃんと準備してくださっていたこともあって非常に簡単にトラブルもなく実習は終わった。
これで、我々を含めていくつかのグループが使うことになるので、一度、結果を持ちよって報告会をしようかと思う。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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