EASIROC ボード ユーザー報告会

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先日お配りしたEASIROCボードを使ってみてどうだったか報告してもらう、あるいは、新たに使いたそうな人には来てもらってどういうボードなのか知ってもらうという報告会をやった。
ちゃんと人が来てくれるのか、そもそもボードはちゃんと使えているのか非常に心配していたのだが、思ったよりもたくさんの人が参加してくれて、それぞれにボードの現状を報告して下さったので、ほぼ一日のミーティングとなる程の盛況だった。ユーザーのみなさんの話を聞いた感想としては案外ちゃんと動いているようで、ADC分布を取ったり、Discri Outを使ってTDCをとったり、実際にテストビームで使ってみたりと、現段階でもそこそこ使えるものになっていることは確認できた。
また、噂を聞きつけて新たなユーザーになるかも知れない人にも何人か参加していただき、実験の概要やボードの用途等を教えて頂いた。
会の最後の方に次期バージョンのボードをどういったものにすれば良いのかと言うDiscussionを行なったのだが、要望として案外多かったのは、電源をなんとかして欲しいと言うもの。MPPCをドライブする100V弱のDC電源を用意するのが面倒(あるいは金がかかる)だと言う。EASIROCにHV微調整の機能がついているので、松定あたりの安いDC電源を買えばそれで済む話だと思っていたのだが、測定器開発室の人(我々だ)が高級なソースメーターを使っていたのを見てそれでないといけないと思ったのかも知れない。

3月にフランスからEASIROCの開発者が日本にやってくるそうなので、次回は彼を交えてやるのがいいのではないかと言うことになった。

KEKは今日が仕事納め。これで、今年の仕事は終わり。

物理セミナー ATLASでのHiggsの結果について

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今日のセミナーは先日発表されて話題になったATLASでのHiggs Searchの結果について、素粒子センターで実際にHiggs->gammagammaの解析をやっている人に話してもらった。
話題になった件だしと思って3号館セミナーホールを取ったのだが8割位は埋まっただろうか?
内容は13日の発表と基本的に同じ物だが、日本語だったし、Talkも凄くうまかったので非常にわかりやすかった。ATLASのExcessはH->ZZ->llllは124GeVにH->gammagammaは126GeVにあり、そのsignificanceはそれぞれ、2.1sigmaと2.8sigma。これだけ見ると大したものだが、どこでも効果と言うのを入れると、Backgroundがfluctuateする確率はぐっと上がってしまい、H->gammagammaはそれでも、7%だから、1.5sigma位のexcessだが、H->llllは50%と1sigma以下になってしまう。だから、ATLASとしては、統計のふらつきの範囲内でexcessが見えていると言う、ひどく真っ当な(つまらない)立場を取っている(当然だが)。
125GeV付近にHiggsが有るかもしれないと言うバイアスをかけて結果を見てみると、それぞれのexcessの位置は違う(124 vs 126)が、mass resolutionは2 GeV位なので、一応self consistentといっていい。また、W->lvlvも軽いところに小さいながらもexcessがあり、それも、consistent。というわけで、ATLASとしては、125 GeVにHiggsが有っても何の問題もなく、今後に期待が高まる結果と言える。
Exclusionと言う観点から見ると、115.5 GeVから131 GeVの領域以外は排除されたということだった。私達がLEP2のときに作ったLimitはついに越えられてしまい、ある種の感慨が有る。
来年は8TeVでの運転される見込とのことでこれだとHiggsの断面積は30%増。Luminosityは今年程度に動けば15-20/fb見込まれるそうだ。その場合、ATLAS単体で、120-130 GeVのSM Higgsを5sigmaで発見する事が可能だそうなので、来年の今頃には決着がついていると言うことになりそうだ。

ホロホロ鳥の丸焼き

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クリスマスと言うことで鶏を焼こうと思ったのだが、いつも骨付きモモばっかり焼いていてもつまらないので、一匹焼くことにした。鶏だと少し大きすぎて食べ切れないのでいいものは無いかと探していたらホロホロ鳥一羽約1kgと言うのを見つけた。かなり高くてこれで2000円。フランスからの輸入品なのでしょうがない。
料理の仕方は簡単で、野菜をしいたフライパンに鶏をのせて塩胡椒しオリーブ油を塗って香草とともにオーブンで焼くだけ。大体1kgあたり1時間とか言われているのでその位で火が通っているかを確認する。
確認の仕方は色々有るようだが、私は串を突き刺して少しおき、抜いて、内部だった部分の温度を見ることにしている。熱伝導の悪いステンレスだと、内部の温度を保存しているので、ここが十分熱かったら火が通っている。
鳥を出したフライパンをワインでデグラッセして少し煮詰め、バルサミコを加えて漉し、ソースを作る。
鳥はテーブルで切り分けながら食べる。半分食べたあたりで飽きて終わり。
右下はこのとき飲んだワインで Savigny-les-beaune 1993。土浦鈴木で3000円強で売られていたと思う。フランスにいたとき良く飲んでたやつで、凄くおいしいわけではないが、淡くて、古いブルゴーニュらしい味。値段位の価値は有った。
余った部分は肉を外し、ガラでスープをとり、親子丼を作り、さらに残った肉を使ってパスタのソースを作ってと、ちゃんと往生させてやる。

KEKB/Belle パーティー

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加速器とBelle合同で年末のパーティーがあった。毎年年末の加速器運転終了時にやっていたパーティーの代わりのような感じか。
適当に班分けして料理を作るのだが、Belleはカレーを作れということになった。Belle内で3つに班分けがなされていて今回は私も担当に。で、20-30皿分程度のカレーを作ることになり現場で準備(左上)。それとは別に加速器の宴会係りの人から個人的にパンにつけて食べるものを作ってくれと頼まれたので、4品作ってきた(右上)。タラコとジャガイモのペースト、パプリカとアンチョビのマリネ、フォアグラのペースト、カプレーゼ風。
参加者数がよそうより少なかったようで食べ物はあまり気味だったが、カレーは少しだけ残して売り切れたようだ。私のパンのディップは結構売れ残った。
私は自分が作る担当になったときには加速器の女性陣のために、デザートを作ることにしているのだが、今回はちょっと手抜きをして、パンナコッタ風。生クリームと牛乳を温めてゼラチンで固めるだけなので作ったともいえない。ソースも作る気合がなくてメープルシロップにしてしまった。

パンナコッタ
- 生クリームと牛乳と砂糖を鍋に入れ温め、バニラビーンをくわえる。
- 60-80度くらいになったら分量のゼラチンを加え、容器に入れ固める。
本来は生クリームだけだが、適当に牛乳を混ぜてもよい。液体100ccあたり砂糖は10g。気合があればカラメルソースとかイチゴやフランボワーズのソースを添えると良い。

自転車 工具セットとヘルメット

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最近買った自転車関連品。上は工具セット。18種のツールが入っているそうで5000円弱。主要な物で、
- ペダルレンチ
- クランク抜き
- ハブスパナ
- スプロケ外し
- スプロケロックリング
- BB回し
- ホローテック用BBスパナ
- チェーン切り
など。これで、シマノのバイクに関しては大体のことが出来る。バラバラに買うとかなり高いのでお徳。取り敢えず、スプロケ外し等は使ったが特に問題は無かった。
下はGiroのMonzaというヘルメットで7000円位。普段ヘルメットはかぶらないのだが、かぶれとうるさく言う人がいるので、その人と走るときのみかぶることにする。しかし、スタイロフォーム(発泡スチロール)を型から外して、プラスティック部品をいくつかつけ、ベルトをつけただけのものが7000円もするとは。高いなあ。

車修理

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先日のB Workshopは車でいったのだが、その往路、高速に乗ったときに何かが壊れたらしく、エンジンルームから異音がして、アイドリング不調になった。
ぱっと見たところ、いわゆるファンベルトにつながっている何かの軸受が壊れたらしく、エンジンを回すと激しく音がする。出張先だったので仕方なく、ガラガラ言わせながら帰って来てすぐ修理に。
ファンベルトを外してエンジンをかけると、音はしない。で、つながっているものを手で回してみると、テンショナーとプーリーから変な音がする。だからこれを換えましょうと言うことになった。そんなものが壊れただけであんなに音がするものか?と思いながらも、ジェネレターが回らないと、きっと車が止まるだろうし、エアコンは曇止めがちゃんと使えていたので壊れていないと思われる。だとするとそれしかないかもと、半信半疑で車を預けて修理。
後日連絡が来てエアコンのコンプレッサー回転部分(クラッチ)が壊れていると連絡。これも取り換えることに。もともとは1日の予定が一週間の入院となった。代車を貸してくれなかったので、生活が大変だった。
で、修理が出来あがって取りに行ったとき見せてもらった部品が写真右。黒いドーナツ状のものが二つ有って一つにコイルが巻いてある。エアコンをONにすると、コイルに電流が流れドーナツがくっつきコンプレッサーが回る仕掛けだそうだ。無理に回したので熱で一部焦げている。たしかに石岡あたりを走っているときにキナ臭い匂いがしていた。
部品工賃込みで約6万円。先日換えた後のタイヤが二本で3万円。今月だけで9万円もかかっている。車は何でも高いなあ。自転車に4000円のディレイラーをつけるのを贅沢だと思っているのに。

物理セミナー AMS02

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今日の物理セミナーはAMSの話。
AMSと言うのは高性能な大型のスペクトロメターを国際宇宙ステーションに置いて宇宙線のスペクトラムを測ると言う実験。PAMELA/ATIC/Fermiなどの実験で得られている陽電子のエネルギー分布のAnomalyを詳しく測ることができる。検出器はガスは使っていなくて、SiliconでTrackingして、RICH/TRDでParticle ID するので、例えばLHCbを小さくしたものを宇宙に持っていくと思えば良いか。
今年の5月にようやく打ち上げられたのだが、実験自体は私が大学院生のときからやっていたようにおもうのでえらく長くかかった。長くかかったのは宇宙でもちゃんと動く超伝導電磁石がなかなか作れなかったからと理解している。スペースシャトルが退役すると、もう打ち上げられないので土壇場で永久磁石に換えて打ち上げられた。
永久磁石になることで、磁場が弱くなり、高いMomentumの宇宙線の電荷識別が出来なくなるのではと思っていたのだが、Silicon Trackerを磁石の外にも置いてレバーアームを稼ぐことにより、Acceptanceは狭くなるが、超伝導電磁石のときと同じ2TVまで、電荷を識別できるそうだ。Acceptanceが狭くなったぶんは、運転時間を長くとって、10年データを取り続ることにより取り戻すそうだ。永久磁石なので他が壊れなければいつまででも取り続けられる。ちゃんとデータも取れているようで、まずは、めでたい。
もう、6ヶ月間データを取っているのだが、まだ、Calibraion/Alignmentの最中だそうで、その話が中心。宇宙ステーションだと、太陽の光が当たっているときと、当たっていないときの温度差が激しくて、その環境の変化を補正するのと、宇宙空間でのシリコントラッカーのAlignmentを決めるのが難しいそうだ。まだ、それを満足できるレベルではクリアできていないそうで、理論の人からいつになったら、物理の結果が出るのかとかなりしつこく質問が有ったが、全く予想がつかないとのこと。

見学対応 福島県立磐城高等学校

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今日の見学は福島県立磐城高校から6名様。当初はもっと人数が多いはずだったのだが、前日に9人だと知らされ、それなら、地下にも行こうと提案したのだが、実際参加されたのはもっと減って6名だった。KEKでの一日実習の一部だそうで、筑波の後、放射光を見て霧箱実習や講義も有る。
見学時間が30分で地下にも行くとなると、展示室に行っている暇は無いので、F1の写真と模型で実験の説明をして、地下に連れて行く。
6人しかいないので、移動に時間がかからなくて良い。Belleを間近で見てもらって、今日は、加速器の方にも入ってみた。左の写真は筑波から大穂の方に歩いていってアークセクションをみてから、筑波側に引返していくところ。もう、ビームパイプも電磁石も綺麗に運び出されていて何もない。
生徒さんは大人しく、あまり積極的な感じを受けなかったので、余り話しかけなかったが、たのしんで帰ってくれただろうか?

SG-Ex ホイール手組 (4)

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ようやく完成したホイールをSG-Exに実装する。
スプロケットは転用するので、元のホイールから、スプロケット外し治具を使ってフランジを外して、スプロケットを外す。せっかくなので、軽くクリーニングしてからホイールに取り付け。一応重さを計ってみるとスプロケットは225gだった。Tiagra グレードの9速用スプロケットCS-HG50-9s 11-25 というもの。
外したついでにホイールの重さを比べてみると、SG-Ex 付属のホイールは前が694g後ろが938g、今回組んだホイールは623gと824g。リアの方がより軽くなっているのは前のハブが重かったと言うことか。
タイヤとチューブもつけ換えて、試走。最初はスポークからパキパキと音がしてビビるが特に問題は無いようだ。外に持ち出して周回道路を走ってみたが、問題ない。その後通勤やタイムトライアルでも使ってみたが大丈夫なようだ。
気になっていたフリーハブのラチェット音は静かになって非常に満足。

SG-Ex リアディレイラー交換

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自転車の部品をヤフオクで眺めていると、リアディレイラーが比較的安いのに気付く。今までついていたTiagraで機能的には何の問題もないのだろうが、見た目のデザインはだいぶ違う。どうも最近のシマノのパーツはエッジの立ったデザインで、色もグレーになって余り好みでない。パーツの写真を見ていても、7700, 7800 のDura-Ace, 6600 Ultegra, 5600 105 がエレガントでちゃんと銀色なので目がいく。リアディレイラーは目立つところについているので、ドレスアップパーツとしては有効だ。そうやってみていたら6600 Ultegraのリアディレイらーが出品されていたので、入札したら落札してしまった。4000円弱だったと思う。Tiagra 4600 の新品と同じ位の値段。6600 Ultegraは10速だが、リアディレイラーは9速でも問題無く使える。
重さを計ってみると、6600が205g, 4500(Tiagra)が257g, 3400(Sora)が245gだった。7700 Dura-Aceは196gとさすがに軽い。
交換作業は簡単なのだが、ワイヤーの末端処理がされてなくて通らない。仕方なく、ハンダ小手を持ってきて先端を束ねてハンダづけし何とか通るようになった。
例によってシマノのWebから取説をとってきて、ディレイラーの調節をやりなおし、チェーンに油を差しなおして作業完了。ちゃんと調節されて、注油した後は変速が気持ちよく決まる。
前に、クランクも6600 Ultegraに換えているので、ここまで来たらブレーキキャリパーもUltegraにしてしまおうか。

高橋アキ ピアノリサイタル

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ノバホールに高橋アキさんのコンサートに行ってきた。B席2500円。
つくばコンサートのつねだが、客の入りは極悪で100人いただろうか?
PianoがSteinwayじゃなくてベーゼンドルファーだった。心持ち高音のシャリシャリした感じが少ないか?

E. Satie Gymnopedie No.1
武満徹 雨の樹素描I
J. Cage Ophelia
R. Rudi Le Tombeau Oublie (アキのための俳句)
G. Sholdice Tanka for Aki Takahashi (Prelude No.5 for Piano)
F. Schubert D935 Op.142 Impromptus No.1 in F Minor
--- Intermission ---
From Hyper Beatles
McCartney/Feldman Michelle (Barbara Monk Feldman)
Lennon-McCartney/Kalimullin Norwegian Wood (Rashid Kalimullin)
McCartney/Takemitsu Golden Slumbers
McCartney/Miwa Let it be - Asian Tour (Masahiro Miwa)
Lennon/Marcus Julia (Bunita Marcus)
Lennon/Klucevsek Monk's Intermezzo based on I Want you (She's So Heavy)(arr. Guy Klucevsek)
Lennon/Nishimura Because (Akira Nishimura)
Lennon-McCartney/Rzewski Short Fantasy on "Give Peace a Chance"
--- Encore ---
E. Satie Je te veux
E. Satie Gunossienne No.1

ほとんど現代音楽なので、知らない曲ばっかり。ということで、高橋さん自らによる曲の解説つき。
高橋さんは難しい現代曲を弾いたりしているというのは知っているものの演奏を聞いたことは無かったのだが、非常に力の抜けた演奏という印象。
ジョンケ-ジの(プリペアしていない)普通のピアノ曲は余り聞いたこと無いのだが、結構まとも。Hyper Beatlesの中では、Lennon/Marcus の Julia というのが良かった(元曲は聞いたことは有ると思うが)。
アンコールはサティのJe te veuxでこれは、しっとりとした演奏で良かった。

ラーメン てんくう

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てんくうは最近出来たらしいラーメン屋。学園線の天一の角を九重小の方に入っていってすぐのところに有る。
メニューはラーメン(750円)とつけ麺(800円)しかなく、ラーメンを頼んだ。
店を切盛りしているのが一人で、しかも手際がひどく悪く、作っているのを見てかなりいらいらする。
かなり待たされて出てきたのが、写真のようなものだが、webで見ると通常トッピングされている玉子が乗っていない。きっと気合いが乗ってなくて忘れたのだろう。
あっさり豚骨醤油と書いてあるのでそういう味。麺は、加水率高め、太めの軽く縮れたもの。
まずくは無いが、750円の価値が有るとは思えない。麺の量も多くないし、かといって大盛り150円を足すと900円もする。場所もそれ程良くないし、苦戦するんではないかと思う。近所だが足は伸びそうにない。

やはり厳しかったようで閉店してました

Higgs@LHC CERN Public Seminar

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新聞にも出ていたCERNのHiggsのセミナーをぶつぶつ切れるwebcastで見ていた。
ATLASもCMSも低い質量のところに excess がある。両方共 H->ZZ->4l と H->gammagammaなので、mass peak が見えるというのが重要。二つの実験を見比べると、ATLASは綺麗に(綺麗すぎ?)両方に125 GeV 付近の excess があり、CMSは115-127 GeV にBroad に分布している感じ。

Excess のことは置いておいて95%CLのexclusion は ATLASが131GeV以上、CMSが127GeV以上、ATLASは115GeVより軽いところもExclude してしまった。
これで、私がLEPにいたときに LEP4実験でつけた 114.4 GeVの Limit が更新されてしまった。若干の感慨を感じる。

125 GeV 付近の excess はまだ3sigma弱位で勝手に日本の新聞が騒いだように発見にはならなかったが(予想通り)、今年と同じようにデータが取れれば来年中には3sigmaにも達しそうで、楽しみだ。

月食

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きれいに皆既月食が見られるらしいというので、安物望遠ズーム三脚を出してきて、写真を撮ってみた。アパートの非常階段の所に三脚を設置して、たまにシャッターを切る。長時間露光のときはぶれないようにリモコンを使うことにしている。寒いので部屋と行き来して大体15分に1回。カメラが安物なので、オートフォーカスちゃんとしてくれるか心配したが、月の端をAFのエリアにいれるとフォーカスしてくれた(かなりの頻度で外すけど)。露出は全然わからないので、スポット測光でシャッター速度優先にして、適当に撮り、画像を確認して、ハイライトがとばないように露出補正をする。
で、たくさん撮ったうち、きれいに撮れているものを選んで、およそ30分置きに並べてみた。模様をみればわかるが、適当にカメラを回転させたので、月の向きはでたらめ。
欠け始めの頃は運が悪いことにうすく雲がかかっていたのだが、月とのコントラストであまり写っていない。

月は侮れない明るさで、右下の明るい奴だとF5.6/1/640/ISO200位で撮れる。皆既月食中は一気に暗くなって例えば中央の写真は、F8/2秒/ISO200位になる。長時間露光するとき、ISO感度は上げる方がいいのだろうか?下げた方がいいのだろうか?同条件でISO800にすると、0.5秒で撮れるわけだが、この方がよかったのか?

海老芋 芋煮とマッシュポテト


この季節になると野菜屋に海老芋が並んでいることが有り、つい買ってしまう。その海老芋を使った料理。
左は牛スネ肉で作ったブルギニョンだが、つけ合わせのマッシュポテトに海老芋を使ってみたところ、非常においしかった。

- 海老芋は皮を剥いて、適当な大きさに切り、塩でぬめりをとっておく。
- じゃがいもは皮を剥いて適当な大きさに切る。
- ひたひたの水に少し塩を入れて、軟らかくなるまで煮て、野菜漉しで一緒にマッシュする。
- 鍋に戻して、牛乳を入れ混ぜながら、適当なゆるさになるまで煮ていく。
- 最後にバターでコク出しして、塩胡椒で味を整える。

じゃがいもと海老芋の比率は1:2位で作った。牛乳は最初少しゆるすぎ位入れてから煮ていくとじゃがいもの澱粉で粘性が出てくる。少し生クリームを入れると高級感が出る。

右は良く見るただの芋煮の里芋を海老芋にしたもの。合わせる酒は山形の出羽桜、出羽燦々を使った純米吟醸、DEWA33。

SG-Ex ホイール手組 (3)

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仮組みまで終わったところでクイックをはめて借りてきたふれ取り台に設置して、ホイールの外側から、ドライバーでニップルを回してテンションをかけていく。パークツールのニップルレンチも買ったのだが、ドライバーの方が楽。リムテープをはめるまでは必要ないみたいだ。
適当に締めたら、テンションメーターで値を確認してから、たて振れ、横振れの順にとって行く。途中、ドライバーでスポークを叩いて音を聞き、変に高いところや低いところは振れないようにならしていく。どこまで綺麗に振れをとれば良いのかわからないが、1mmよりも十分小さかったらいいと思う。1mmの振れというのは振れ取り台に設置して見ると凄く大きいので、適当にやったが、それよりはずっと小さくできたと思う。
センター合わせは、センターゲージと言うのを使うらしく、市販品を買ったり、手作りしている人もいるみたいだが、なぜそんな道具がいるのかよくわからない。要するにリムから軸の端までの距離が測れればいいのだから、机に10cm位の高さの木のブロックを置き、リムを載せて(写真左下)、机から軸までの距離を木工用の直行定規で測ることにした(右下)。片側を測って数字を覚え、リムをひっくり返して逆の面も測る。後は、振れ取り台に戻して、ニップルを一定量回して、床と軸の間隔が同じになるように動かしていく。ニップルを180度回したら、0.5mm位動くようだ。二度程調整すれば、このちょろいセットアップでも1mm以下の精度は間違いなく出る。
最後に、テンションメーターで、大体1kN位であるのを確認して終わり。

ビール 真澄 Red Horizon

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夏に諏訪に行ったときに真澄の宮坂醸造に寄り、そこの直販所で買った酒、じゃなくてビール。大麦と小麦の麦芽を真澄の7号酵母で発行させて作ったエールビール。
ビールだが、17%もあるし、しかも、かなり甘い。小麦を使った白ビールみたいな甘さじゃなく、糖分が相当量残っていて甘い感じ。料理と一緒に飲もうと開けたのだが、料理には全く合わなかった。
あと、当り前だが、17%とビールだと思って飲むと、酔っ払う。

B workshop 2011@磐梯熱海 (2)

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3泊4日のワークショップが終わった。毎日、話を聞いて、ごはんを食べて、風呂に入っての繰り返しでつかれた。
最終日には学生さんの講演の中からベストトーク賞と言うのが選ばれて、実験からは東北の学生が受賞された。賞品は先日のSuperKEKB Groundbreaking Ceremonyの鏡割りのときに使われた枡に小林、益川、三田、三先生のサインを頂いたもの。写真の写って無い面に三田先生のサインが有る。
最後に次回は東北大で行なわれることが発表された。

B workshop 2011@磐梯熱海

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福島県は磐梯熱海の旅館で『Bワークショップ2011』というのをやっている。3泊4日。
Belle2 へむけて国内の活動を盛り上げていこうというもので、理論も含めて若い学生さんになるべくたくさん集まってもらって、Bの物理を学んでもらおうという趣旨。参加者は約60人くらいで理論1実験2くらいの比率だと思う。スタッフ学生比も大体1対2くらい。
温泉旅館の広間(御所車の間)にスクリーンを立てて、スタッフによる講義と学生による研究の発表をやるという、我々にとっては普通の行為だが、一般人から見るとかなり奇異に映るんではないだろうか?
写真は理論の先生によるM1の実験の学生でもわかるBの物理の講義のようす。私くらいのわかっていない物理屋にとってはこれくらい降りてきてもらって丁度いい位。

富士山

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今日は非常に天気が良く富士山が綺麗に見えた。
運良く夕陽が沈む頃だったので同じフレームにいれてみた。
D40/AFS55-200/55mm/F5.6/ISO200 (5x4にトリミング)

SG-Ex ホイール手組 (2)

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注文していたSpokeとリムテープが届いたのでようやく全ての材料が揃った。
前輪はリムが24Hでハブが32H。ということで、3本を一組にして一つ穴をとばして組んでいく。それ以外は単なるラジアル組なので間違えようもない。ニップルを通しておいて、スポークをはめ、裏側から電動ドライバでニップルを回して仮止めしていく。
後輪も32Hのハブと24Hのリムの組合せ。右側に16本使って2クロス(4本組)のタンジェント、左側は8本ラジアル組。右はハブの穴を余さず使うが、左側は二つに一つしか使わないという変則組み。右側二本と左側一本でワンセットなので間違えないように組んでいく。教科書通り引っ張られる方のスポークを内側から通す。
これで仮組み完了。
ここで、一度重さを測ってみると、フロントが600gリアが800gだった。内訳は(リム+ハブ+スポーク+ニップル) = 前(319+158+98+24), 後(318+358+100+24)。
DeoreLX FH-T660はWebにはにはQR無しで430gと書かれているが、実際はずいぶん軽い(358g)。
次はふれとり。

筑波山 冠雪

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通勤時筑波山を見たら冠雪していた。おそらく今シーズン初。寒いはずだ。
D40/AFS55-200/75mm/F8/ISO200

basf2 ECL software を学ぶ

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ECL のソフトウェアの開発は台湾の学生が一人でやってくれているのだが、進みが遅くて問題になっている。その開発の手助けをしてくれる学生が今週、奈良から一人きていた。
先日あったSoftware Tutorialに出たので、頼りない私とともに使い方を習得しようという試み。
最初の一歩として、ECLのsoftwareを読んで、ECLのSimulationを動かし、その出力を読んで解析できるようになる。
動かす手順は台湾の学生に聞いていたので、svnでチェックアウトしてcompile。
自力でコンパイルしようとするとなぜか全体(ECLだけでなく全て)をcheckoutしないといけなくて、非常に時間がかかる。
出力された結果はrootのtreeに格納されるのだが、これを読む手段が私の知る限り提供されていない。root の tree は user の作った object を保存できるのだが、読むには当然 object がどういうものかしってないといけない。やっつけには MakeClass()を使って、コードを書かせてもいいのだが、本来は書いたときと同じ object として読めるようにすべきだ。でないと、objectに依存した function が使えない。
幸いなことに ECL の object は非常に簡単だったので、自力で data の library を作って、読むことにした。root fileには TClonesArrayで保存されているので、同じobjectを定義してやって、Arrayの先頭のアドレスを与えてやれば何とか読める。
しかし、他のdata objectは複雑なので、うまく読めなかった。例えば event 番号とか run 番号は読めない。

この読むライブラリーを使って data を解析するプログラムを学生さんと一緒に書いていく。九州大学での実習の経験をいかして、私のPCの画面をdisplayに出力して、それを見ながらやってもらう。c++もROOTもほぼ初心者だったので、非常に大変だったと思うが、何とか、データを読んで、ntupleに書き出して、plotが出来るところまで習得できたようだ。
後は、奈良に帰って例えばenergy分布のfittingなどをやれば良いだろう。
一緒に学習したおかげで私も何とか、プログラムの構造や中身がわかった。一応 commit する権限も頂いたのでコーディングできる状態にはなった。
写真は奈良の学生さんがenergy分布をplotしているところ。

クリスマスツリー

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12月に入って、そろそろクリスマスシーズンだと思う。
私の昔の記憶をたどると、フランス-スイスでは、クリスマスの飾りは割と正確に12月1日に出されて、1月15日くらいまで飾られていたとおもう。アメリカはハロウィーンが終わるとサンクスギビング、それが終わるとクリスマスという風に飾りが変わるので、11月の第4木曜以降はクリスマス飾りになると言う感じ。
日本はと言うと節操無く11月の中ごろからだらだら出始め、クリスマスが終わるやいなやと言う感じで片付けられるようだ。

写真のクリスマスツリーはオフィスが寂しいと思って昔渋谷の東急ハンズで買ったもので、今では余り見ない、バイメタル電球を使った電飾がついている。色違いで二つ買ったのだが、欧米の色使いを踏襲していて、赤と金、又は青と銀の組合せ。なぜかは知らないが欧米のクリスマス飾りはこの色の組合せで、赤と銀とか青と金は見られない。日本はそういうのは気にしないようで適当だ。
ツリーは私の部屋を飾っても仕方ないので、一つはBelle秘書室を飾っていて、もう一つは、毎年場所をかえるのだが、今年は別の人のオフィスに飾ってある。

どうでもいいことだが、私はクリスチャンではないので、クリスマスにはほとんど興味がない。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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