Canon Powershot S100 (3) 退院

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修理に出していたPowershot S100が帰ってきた。土曜日に出して木曜日に帰って来たのだから早い。予定では7月2日だった。今回も大分の修理センターから。
修理伝票には光学ユニット不良で、レンズエラーが出た。光学ユニットを交換した。と記入されていた。
早速使ってみたが、当然、ちゃんと写真は撮れる。故障中に使っていたCX4と比べると動作がきびきびしていて快適だ。今回も設定内容などは保存されていた。本当に光学ユニットだけの交換なのかもしれない。

Canon Powershot S100 (2) 入院

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愛用のPowershot S100が故障したので修理に出してきた。
症状としては、最初フォーカスが迷走し、合焦しなくなり、最終的には"Lens Error"という表示とともにカメラがシャットダウンしてしまう。
初めの何度かは再起動したり、電池を抜いたりしたら復活したのだがそのうち、"Lens Error"表示が必ず出るようになってレンズが撮影状態のまま戻らなくなってしまった。
ほぼ毎日首からぶら下げてうろうろしていたので、普通の人よりラフに扱っているから、こういうことがあっても仕方ないのだろうか?出張先でなったので、レンズを保護しながら持って帰ってくるのに難儀した。
修理は故障受付に宅配便で送りつけてもいいのだが、人に症状を説明しながら申し込んだ方がより確実なので銀座のサービスセンターに出しにいった。一週間ほどで送り返されてくるはずだ。

白アスパラのポタージュとカルボナーラ

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帰りの空港へ向かうパリの街でホワイトアスパラを売っているのを見つけてしまった。もう、白アスパラとしてはかなり遅いと思うのだが、一応フランス産で、かなり立派。小さめのバナナくらいある。しかも、残りが少ない。で、買ってしまった。15Euro/kgとかなり高い。4本で7Euroくらいした。
帰ってきて、二本はホワイトアスパラのカルボナーラ(右下)にし残りはポタージュ(左下)にした。少数買ってきたときはほぼこの組み合わせになる。というか、これが出来る程度の良を買うことになる。どちらも非常においしい。
ポタージュの作り方は、クレソンかぼちゃのポタージュと同じ。白アスパラのポタージュは生クリームを多めに入れて若干濃い目にした方がおいしい気がする。
白アスパラは緑の奴と違って厚く皮をむいて長く(10分くらい)茹でる。
フランスにいた時は気軽に作れたのだが、日本だとこういう白アスパラはまず売ってない。

整備不良?の飛行機

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私はいつも飛行機に乗るときは窓側に座る。この時は羽根の所だったのだが、着陸体制に入ってフラップが伸びてきたときに窓を見たら変な物が目には入ってしまった。
フラップの一部は伸びずに上下に動いて姿勢を制御しているのだと思うが、その側面からチューブ状の物がはみ出てくるのが見えてしまった。当たり前だが、これが、フラップの動きを制限してしまうと、うまく姿勢が制御できなくなる。不安を覚えながら着陸するのを待っていたら、ゴーアラウンドしてしまった。
まさか、これが原因ではないとは思ったが不安は不安だ。
で、再度着陸体制に入ったとき、禁を犯して写真を撮ってしまった。
写真左側のフラップ部分を拡大したのが右。チューブ状の物がはみ出していているのがわかる。
私の心配をよそに何の問題もなく飛行機は着陸したが、怖かった。ちゃんと整備してほしい物だ。

絵葉書 失われつつある文化

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3周連続しての国外出張がようやく終わり、今は激しい時差ボケで、仕事をするのが辛い。
私は普段いかない所にいくと絵葉書を書く。世界中どこにいてもオンラインになれてemailがかけるご時世に絵葉書を書く人は珍しいかもしれないが、普段余り行かないところから絵葉書が届くとうれしいものだと勝手に思うことにしている。ちゃんと生きていることを知らせるという意味もあって、滅多に会わない(emailなど使えない)親にも書くのだが、残りは絵葉書仲間というか、送りつけられても文句を言わなそうな犠牲者を用意していある。
書かない人にはわからないだろうが、絵葉書を書くという文化は滅びつつあるようで、絵葉書を売っているところは確実に減少していて、探すのに苦労する場合がある。又、国外だと、郵便局に日本までの切手を買いに行かねばならないのだが、郵便局の窓口と言うのは世界中どこに行っても少なく、あいている時間が短く、混んでいて、不親切だ。と言うわけで、数日しか滞在せず、仕事で行くわけだから自由時間も少ないので、結構気をつけてないと出せない羽目になる。
運良く売っているところを見つけたときの絵葉書の選択だが、私の場合、変にデザインに凝っていたり、おしゃれじゃなくて、なるべくツーリスティックでつまらない(ベタな)ものを選ぶことにしている。京都で言えば、大文字と金閣寺と清水寺と舞妓さんが写っているような奴だ。幸いなことにParisは観光で売っているので絵葉書には事欠かないし、サンタフェでも何とか見つけることが出来た。

写真はサンタフェで半日休みの時にカフェで書いていたときに撮ったもの。4つくらいのマス目があって、観光名所の写真が載っている典型的な観光地の絵葉書。この後苦労して郵便局で切手を手に入れ何とか投函することができた。

PhotoDet 2012 Workshop @ LAL-Orsay (2)

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PhotoDet Workshopは無事終わった。
今回目立ったトピックとしては
(1) PhlipsのDigitalSiPM
(2) Timing Resolution
(3) UV sensitive
(4) Analog memory
PhilipsのDSiPMはCMOS Processで作ったSiPMで各PixelにActive Quenching回路がついていて、Digital化されたQ,Tが読めるというもの。4x4mmのセンサーが8x8パッケージされたセンサー部とそれをコントロールする部分に分かれていて、それだけで、DAQが完結するので、使うのが簡単らしく、主にPET関連の人が使い始めている。値段を聞いてみたら1セット2500EUROらしい。
Timing Resolutionも主にPETの人が気にしていて、いろいろなセンサーの時間分解能についての考察をしている。センサーのピクセル内のアバランシェが起こる位置により時間が違うとか、ノイズと回路の帯域で決まるとか色々と報告があった。
UV Sensitivityは主にXe,Arで検出器を使う人が気にしていて、センサーの保護窓を取り払って感度を調べている。MPPCの場合はARコートとSiの不感層があってUVは絶望的かと思っていたのだが、しかるべきARコートに代えると10%位感度があるそうだ。これは不感層でできたキャリアが拡散してドリフト領域に入ってくることによって感度を持つというのが現時点での解釈。
読み出しのエレキはアナログメモリが全盛で、DRSだのNECTORだの似たようなASICがたくさんある。どれも1GHz位のアナログ帯域と1-5GS/sくらいのアナログメモリを持っている。深さが高々1000位しかないが、波形を取れるので応用はきく。DRSを使った4chモジュールは10万円くらいで売っているそうで、USBにつなげば1GHz/5GS/sのDigitalオシロのようになる。

写真右上はworkshop dinnerで場所は何とオルセー美術館のレストラン(右上)。1時間半くらい自由時間が用意されていたので、印象派の絵画も楽しめて非常に良いディナーだった。

最終日にIPC/LOCで集まって次回のミーティングについて相談し2015年にモスクワでやることは合意した。3年あくのが長すぎる気がして、可能なら来年秋にKEKでやってはということにもなって、その場合我々でやらないといけないので、即答は避けて帰って相談することに。

Workshopの途中には、今回の旅行のもうひとつの目的である、EASIROCを一緒に開発している人たちとのミーティングもおこなった(写真左上)。最近の問題の対策と、今年度のチップの購入予定、次期バージョンのASICなどについて話し合った。先日のworkshopでこっちのproposalは採択されたので、今年度中にもう一回くらいはあってミーティングしようと約束する。

これで、日->仏->日->米->日->仏という修行の旅も終わり。さすがに疲れたので帰ったら、休みを取ろう。。。

PhotoDet 2012 Workshop @ LAL-Orsay


またまた出張で、PhotoDet 2012というworkshopでLAL-Orsayに来ている。これは、測定器開発室ではじめたワークショップが引き継がれたもので前回は2009年に信州大学で行われた。会議の精神を引き継ぐためということで、日本側も主催者側に入っていて、私もその一人。プログラム組みとか、参加者集めとか、Proceedingsの手配とか色々とお手伝いしている。TYLワークショップでの発表もむなしくこの会議を共催するための予算は落とされてしまったので、なんとか旅費を見つけて来ての参加である。
参加者110人、講演が31というのはおよそ前回と同じくらい。日本では落ち着きつつあるSiPMの開発も、ヨーロッパではまだまだ盛んで、色々な少しずつ違うデバイスとか、それの理解のための測定とかがたくさんなされていて、深く踏み込んだ測定や話が多い。特に、ヨーロッパだと、HPKに頼んで作ってもらうことしかできない我々とは違って、デバイス自体を開発できるところがあるので、シリコンデバイスとしての観点での話が多く、我々とは見方が違うので色々と新しい発見がある。
写真右下は測定器開発室でやっている可変波長レーザーを使っての測定の発表。おじさん二人でやった測定だが、なんとか形になってよかった。

Calorimeter Conference @ Santa Fe (3)

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最終日を残して私の参加はここまで。
毎回Calorimeter ConferencといえばParticle Flow Algorithm勢とDual Readoutの一派が激しくやりあうのだが、今回はPFAの人たちがあまり参加していなかったのでPFAに関しての進展が聞けなかった。
Dual Readoutにも細かく分けると、結晶を使う人たちとサンプリングでやる人たちがいて、今回わかったことは、結晶を使ってもうまくいかないらしいということ。というわけでDual Readoutな人たちはサンプリングに収斂していくのだろうか?Dual Readoutな人でもsegmentを細かくしてTrackとmatchingをとってresolutionをあげようと試みている人がいる。我々がLEP2でやっていたEnergy Flow的なアプローチだが、最近はそれもPFAと言うようだ。

中日に半日の遠足があったのだが、私は不参加で、街をぶらぶらしていた。SantaFeはインディアンがいたまちらしくて、入植アメリカ人の町よりも古い。で、街にはアメリカで一番古い教会(左下)とかアメリカで一番古い家!(The oldest house in the USA)というのがある。もっとも最古の家のほうはそこらの土の家と全然変わらないので本当なのかどうかわからないし、新しめの修繕がなされていて風情が無い(右下)。最も古いといっても1600年以降なので日本だと江戸初期なのだが。あとは、インディアンアートのみせとかインディアン工芸品とかインディアンだらけ。最近はネイティブアメリカンというようになったと思っていたのだが、それは、Politically Correctな政治家だけだったようだ。

明日は帰国。早朝6時にホテルを出て、成田着は翌日の16:15。丸2日移動に費やすことになる。

Venus Transit

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金星の太陽通過を Powershot S100で撮ってみた。
露出は絶対にあわないのでマニュアルモードで、ISO80, F5.9, 1/250に設定して、レンズの前に太陽観測用のフィルムをかざす。フォーカスも合わないのでマニュアルフォーカスモードにするのだが、どうも無限遠はあてにならないようで少し手前が合っている気がする。また、MモードでMFにすると、シャッタースピードとフォーカスをひとつのダイヤルで変えないといけなくて、そのたびにボタン操作が必要で面倒極まりない。もうちょっとスマートな実装は無いのだろうか?
で、何枚か撮った中で一番まともだったのがこの写真。これでピクセル等倍。なんとか、右上のほうに黒く金星が写っている。

Calorimeter Conference @ Santa Fe (2) Venus Transit

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CalorimeterConference 二日目はテクニカルな話しが増えてきて議論も少しは盛り上がる。LHCのCalorimeter upgradeの話しもあって、CMSはHCALの光読み出しに使っているHPDの性能があまりよくないのが気に入ってないらしく、早々にPPDに変えたいそうだ。Neutronのダメージが気になるところなのだが入れ替えようとしているところの一番多いところで500/fbまでとって3x10^12だそうで、漏れ電流の増加に対応した回路にしていたら何とかもつかなあという感じ。
クリスタルの話しもあって、LYSOがすばらしいという宣伝なのだが、20USD/cc以上するので手が出ない。Belle ECLの結晶が1Lくらいあるので一本二百万。2千本買うには40億もかかる。
私のtalkは最後だったのだが、無事に終わった。あまりテクニカルな話しがあるわけではないので、質問とかが活発にあるわけでないのはしかたない。まあ、こんなものだろう。

私の話した最後のセッションの前のコーヒーブレイクの時に丁度金星が太陽の前を通過する Venus transitが始まったオーガナイザーが用意してくれた望遠鏡できれいに見ることができたし、参加者の中には双眼鏡を使って紙に太陽像を投射している人がいて結構きれいに見えた。サンタフェは高度が2000mくらいあって空気も乾燥しているのでこういう観察には向いていたと思う。

Calorimeter Conference @ Santa Fe

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Santa FeでやっているCalorimeter Conferenceにきている。2年に一回行われていて前回は北京。日本の参加者はいつもひどく少なくて、今回は日本からのcontributionは私だけのようだ。
会場はSanta Fe Convension Centerというところのホール。無駄に大きく、エコーが多いので声が良く聞こえないし、アメリカらしく空調がききすぎで寒い。
前回もそうだったが最近のコンファレンスはLHCの話しばかりで、今回も半分くらいLHCのカロリメターの話しだと予想していたがその通りで、初日の今日はひとつだけSanta Feゆかりの人による一般講演があった以外は全てLHCの話しだった。LHCの人はJorgon満載で話しをするのでなかなか話しについていくのが厳しい。
私のtalkは明日の最後にassignされている。果たして興味を持っていただけるかどうか。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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