回転打ち合わせ

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Belle回転作業の業者との打ち合わせ。
Belle回転の最初の作業はロールアウト位置での、台車の取り外し。その手順、工法などのを打ち合わせる。
工法だが、まず、台車のジャッキでBelleを可能な限り上げておいて、そののち取り外す台車の両脇を50tジャッキで支持。その台車の油圧を切って下げた後、台車を別のジャッキで持ち上げて、手前に道具を使って引き出す。引き出した後は100tジャッキを入れて、50tジャッキを外す。これを16回やれば完了。
これら作業中の安全とか、他の作業との干渉とかいろいろ打ち合わせておく。
回転作業中に大きな振動がBelleに加わらないように振動センサーをつけて監視してもらうのだが、振動測定を担当する業者の人が持ってきてくれたセンサーが左下。3軸測定可能な加速度センサーだそうで、これを、二個BelleのSolenoidあたりにつけてモニターする事になった。右下は設置場所を探しているところ。
打ち合わせ後はB4に降りて現場の下調べ(右上)。いろいろ熱心に1時間以上調べておられた。
次は、9月末に台車改造の設計を中心に打ち合わせることとなった。

KEK 一般公開 2012 展示物以外のもの (3)

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TRISTAN(KEKB)リングの外周道路を歩いていると実験ホールの両側に大きなクーリングタワーと呼ばれる建築物がある(写真左上)。これは加速器の色々なもの(主にRFの廃熱)を冷やすための冷却水の廃熱をするためのもので、各実験ホールの両側に置かれている。
私はこの前を通るときいつもその大きさ(と消費している熱)に感銘を受ける。クーリングタワーというのはようはエアコンの室外機みたいなもので、家庭用は1kW位だろうか?KEKの計算機センターの裏に行くとスパコン用のクーラーの室外機が置いてあり(写真左下)、これも十分大きいが,これで数10kWというところだろう?自転車と比べると大きさがわかると思う。それと比べてこのクーリングタワーの大きさのすごさはどうだろう?自転車が写っているのがわからないと思って、丁度外されていたファン一台の写真も撮っておいた(右上)。
これで冷やす主なものはRFで写真右下のクライストロンと呼ばれる真空管で、電子ビームを使って500MHzの電波を増幅するのだが、増幅に使われなかった電子のエネルギーは、右のほうにある放熱ジャケットで熱交換され排熱される。
KEKBのRFの消費電力は20-30MW位だと思うのだが、クライストロンの効率は60%位らしいので、10MW位は熱に変えられてこのクーリングタワーで排熱されることになる。化け物みたいな室外機がいるのも理解できるだろう。


KEK 一般公開 2012 展示物以外のもの (2)

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富士実験棟からATFの方に左にかつてのK2Kの前置検出器を見ながら歩いていくと筑波山がきれいに見えるあたりにコンクリートシールドが積み上げられている(左上)。この辺はどうもゴミ置き場になっているようで、正しくフェンスに囲われたゴミ置き場などがあったりするのだが、そのほかにも、雑草にまみれて半円状の構造物が14個転がされている(右上)。おそらくこれは、VENUS実験のBarrel Calorimeter(鉛ガラス)だ。
鉛ガラスは接着されていたのだろうか、きれいにはがれていたり、接着面あたりでもげて、一部まだ張り付いてたりする。近づいてみるとまだ、phototubeもついたままで、茶色い光電面の奥にダイノードが見える(左下)。外して再利用できなかったのだろうかと思って横を見ると、剥がれ落ちた?鉛ガラスが大量に捨ててある。鉛ガラスというのは鉛が溶け込んだいわゆるクリスタルガラスのことで、屈折率が高いのでキラキラと光って見えることから食器や装飾に使われる。いわゆるスワロフスキーはこれでできているのだが、ここに捨ててあるのが、1本30kgとして4000本あると120t。スワロフスキーのラインストーンが一個1gとすると1億個くらい作れる。原材料として買ってくれないかな?
もったいないとは思うが、PMTや鉛ガラスを外す金が無かったのだろうなあ。
せめて展示物にとも思うが温度コントロールなしに鉛ガラスを安定に固定しておくのは難しいだろう。
(google mapの航空写真にも写っていた。)

KEK 一般公開 2012 展示物以外のもの (1)

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もう一週間を切った今年の一般公開だが、まわり方の説明は既に書いたし、筑波にあるものに関してもここここに書いてある。
で、今回は特に展示物では無いが、それなりに見る価値のありそうなもの(遺跡?)を紹介したい。
写真左は一般公開用臨時駐車場の端に置かれているので来ると最初に目に入るものだと思うが、大型のソレノイド電磁石。何に使われていたかは書かれてないが、巨大なので、TRISTANの時のものだろう。VENUSとかAMYとかではないかと推察する。特に右側のは大きい。Belleのより大きいのではないだろうか?
写真右は富士実験棟に向かって右側の空き地にこれも何の注釈も無く置かれているものだが、ただのオブジェではもちろん無くて、おそらくVENUS実験のエンドキャップカロリメター(Liquid Argon型)だと思われる。もう何年も放置されている気がするが、説明の看板くらいつけてもバチはあたらない気がする。もう一個のendcapはどこにあるのだろう?

筑波実験棟B4架橋工事

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筑波に行ったら、B4のKEKBビームラインの架橋工事が始まっていた。
ここでいう架橋というのはKEKトンネルからBelleまでの間B4の床からビームの高さまで上げてある床のことで、写真上を見てわかるとおりBelleをはさむようにせり出している。今はBelleがロールアウトしているが、実験時はBelleがこの隙間にロールインしてきて、架橋上に乗っているQCSと呼ばれる最終収束電磁石がBelleに突き刺さり、最後に隙間をシリコン検出器つきビームパイプでつなぐ形になる(大雑把な説明)。
Belleは加速器の要望で上から見て反時計まわりに回転するのだが、そうするとBelleの台車が架橋の端にあたってしまうので回転に先立って架橋を削る(切る?)作業が行われる。
写真左下は架橋に張られた養生テープだがこのあたりまで切り落とされることになる。
写真右はこの作業の場所を空けるために移動されたBelleのCDCEndcap ACC。ここにも長居はできないのでそのうちどこかに移動されることになるだろう。

Minolta CLE (2) Voigtlander Color-Skopar 21mm F4

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最近の私のおもちゃであるところのMinolta CLEだが、借り物の35mmをいつまでも使いつづけるわけもいかないので、レンズを探していた。
選び方だが、私は広角が好きなのでそっち方面で、CLEのファインダーが28mmまでということで28mmだとすると、Leicaの28mm/F2.8が理想だが、あきらかに高すぎるので、Voigtlanderの28mm/F2 あたり。
本当はもっと広角がいいということで、探していくと、Voigtlanderだと、25mm/F4, 21mm/F4, 15mm/F4.5とある。元々の動機が広角に有利ということでレンジファインダーなのでここはColor-Skopar21mm/F4かSuper-Wide Heliar 15mm/F4.5に絞って探していたところ、21mm/F4を3.5万で落札。
21mmだと外部ファインダーなのでこれも探していたところ、Leicaのファインダーが安く売っていた。貧乏人にも買えるLeicaということで買ってみた(左上)。1.5万。Leica好きにはきっと評判の悪いプラスティックの奴。これが私の唯一のライカ製品。
買ったレンズがLマウントということで仕方なくL->M変換リングも探して購入(3000円)。
これでようやく使えるようになった。全部合わせると結構な値段になってしまったが、21mmレンズをつけてもCLEは560gしかない、20mmレンズをつけたNikon FE2が800g, 12-24mmをつけたD40が1130gであることを思ったらずいぶん軽く,同じくらい軽くするにはOM-D+M.ZD9-18mmを買うしかない。こっちもそのうち買おうかと思っているのだが、踏ん切りをつけるのにしばらくかかりそうで、それまでは、山登りにいくときに活躍してくれそうだ。

見学対応 JSPS

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EASIROCのミーティングをしていたときにミューオンの人から電話がかかってきて急遽頼まれた見学。
見にきた方の人も別用できて、時間があいたので、たまたまいた知り合いと見学することにしたらしい。
特にスケジュールがあるわけでも無いので、F1,B1,展示室と説明して差し上げた。

EASIROCボード開発ミーティング

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東北の人と測定器開発室で開発してきたEASIROCボードだが、東北の人たちは自分たちの実験のためのボードの製作を開始したので、新たにOpen-Itのプロジェクトとして汎用のEASIROCボードを作るプロジェクトを立ち上げることにした。
今日はその立ち上げミーティング。
新たに開発の中心として働いてくれる阪大の人達、東北の人達、Open-Itの人達など集まって今後の活動、スケジュールなどを打ち合わせた。
今までのボードからの改良点として、
- SiTCPはボードに実装する
- HVを自分で作れるようにする
- 温度計を実装する。
- できればEASIROCが壊れないような保護回路を入れる。
ことなどを考えている。
写真右は今考えている最終型案で、コンパクトなボードにしておいてNIMのモジュールにしてしまおうというもの。NIMからは電源をとり、出力は前面にEtherNetのコネクタをつけておく。
スケジュール的には厳しいが、何とか年度内にボードの納品までこぎつけたい。

見学対応 KEKサマーチャレンジ2012

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今日の見学はKEKサマーチャレンジの皆様。
全体を4班に分けて、私はその1番目と3番目。元々は全部やる予定だったのだが、連続でやるのを断られてしまい、変に間が開いて、小一時間筑波実験棟で暇を潰す羽目になってしまった。
引率は通常広報室か総務部の慣れた人がやってくれるのだが、サマーチャレンジだけはなぜか実行委員の人がやろうとする。で、慣れてないものだから要領が分かってなくてうまくいかない。どうして、広報室にお願いしないのだろう?
話がそれた。
見学の方は一班20人あまり。サマーチャレンジにわざわざ応募して来るような人は好奇心旺盛な人が多く、話もちゃんと聞いてくれるのでありがたい。時間も40分とってあってちょうどいい感じだ。
F1で実験の説明をした後、B1回廊を周回、地上に戻って展示室へ移動し検出器の説明をするころに時間切れになる。
写真左上は展示室でアエロゲルを説明しているところ。参加者に持っていただくと皆さん軽さに驚いてくれる。

一般公開 2012

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今年もKEKの一般公開が近づいてきた。今年も筑波実験棟にくればロールアウトされたBelleを見ることが出来る。今のBelleは基本的に去年と同じ状態だが去年の写真に移っている取り出された検出器たちは移動されていると思う。
効率的に見物する要領はここを参照のこと。
毎度繰り返だがコツは朝早くくること。特にBelleをじっくり見たい人は、朝11時まではほとんど見物者がいないので、KEKに到着したらすぐに循環バスに乗って筑波実験棟を目指すと良い。
(写真をとりたい人はここここを参考にして下さい。)

停電

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16-18はKEKB地区は停電。8:30-18:00だそうで、16日は3号館がある大穂地区は停電しないので普通に出勤して見に行ってきた。
筑波実験棟の方は地上のコンプレッサー室からの空気の供給(圧力)が下がると自動的にボンベの方に切り替わるようになっているのでそれを確認に行く。写真右上はその時のフローメーターの様子で、3L/min程度流れている。これだと12時間くらい持つはずだ。
富士の方は自動では切り変わらないので、コンプレッサーを止めて、あらかじめ準備していた配管に差し替え、ボンベから窒素を流す。流量計が振り切るまで流して1L/min。これだと、3日間くらい持つ予定。
復電は17:45頃で筑波に行くとコンプレッサーは既に起動されていた。ドライヤーも入れて地下に乾燥空気を送り、ボンベの減り具合を確認に行く。しばらくして地上に戻ると監視室の乾燥空気のアラームがなっている。コンプレッサー室に戻って調べると、荷台あるコンプレッサーのうち一台が『過負荷』になって止まっていた、アラームをリセットして再起動すると、どうも音がおかしい。とりあえずもう一台の方に切り替えておき、来週業者に見てもらう。
富士の方は、予定どおりの窒素の減り具合だったので、このまま停電が終わるまであと、48時間置いておくことにする。

Minolta CLE (1)

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次に買う予定のデジタルカメラは結局まだ買っていない。FX化は、Nikonが廉価版フルサイズのD600を出すらしいというのを知ってそれを待っている。Micro 4/3はOM-Dの値段がなかなか下がらないので、まだ思いきれていない。一方で、ディジタルで無いカメラの方はレンジファインダーのカメラをヤフオクで物色していた。安ければライカがいいのだが、ライカくらい高価だと直接ショップで買いたい気がするし、そうすると10万くらいは覚悟しないといけない。で、他を探すと、ミノルタ CLE, Voigtlander Bessa, Zeiss Ikon, Leitz/Minolta CL あたり。一番安いのはCLEで何度かトライするうちに2.2万円くらいで落札。使用感はあるが、シャッターはちゃんと切れる。
レンズはカメラ好きの知り合いのコレクションから貸していただいた Voigtlander Color-Skopar 35mm F2.5。私の好みと使用目的からすると少し焦点距離が長すぎるので、レンズを早く手に入れないと。
狙いは同じフォクトレンダーの21mm/f4あたり。大体3-4万位で取引されているようだ。

CycleOps PowerCal (1)

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自転車を買って、サイクリングコンピューターをつけて、心拍計を買ってとやっていくと次にやりたくなるのはPowerの測定。
自転車の運動は割と単純な力学で記述できるようなので、そういう意味では、走る速さは、軸出力(パワーx効率)とほぼ一致する。効率をほぼ一定とみなせば生理的な出力(長距離走ではエアロビックな能力)と強い相関がある。自転車好きな人はパワーを測って、競技能力の向上を目指すのだろうが、私は物理屋なのでむしろ生理学的な能力と運動学的な能力の間の定量的関係に興味がある。自分の心拍がいくつの時に出力がどのくらいで、最大何キロくらい速度がでるのか、そういうことに興味が行く。
一度 PowerTapが安売りしていた時に買いそうになったことがあって、さすがに5万円は下らないのでやめにしたのだが、最近webを見ていると,心拍からパワーを測定する商品を見つけた。心拍数と出力に強い相関があるのは想像に難くないが、測定の即時性には疑問がつくので、買うのをためらったのだが、ハブ型のパワーメーターと同時測定した結果をやはりwebで見つけて、かなり両者の相関が強く、使い物になりそうなのと、値段が99USDと安かったので買ってみた。Amazon.comで送料込み130USDくらい。
商品は非常にシンプルで、胸につける普通の心拍計のストリップと変わりない。Webの説明では心拍数とその変化からパワーを推定するそうだ。商品はストリップだけで、表示と記録はANT+対応の機器を使う。私はEdge 500を持っているのでそれで使える。ようは普通の心拍計のストリップに、心拍数からパワーに値を変換する関数が入っているというもので、その付加価値に50USDくらいかかるということのようだ。

停電準備 (2)

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運んできたボンベ立てに窒素ボンベを納品してもらったのでそこからの配管をする。
左上の写真の材料はそこら辺から拾ってきた。買うと結構高いので頑張って探す。単に乾いた空気を送るのが目的だから少々もれても何の問題もないので、古くても、少々壊れていても構わない。見つけてきた部品、左からカプラー、流量計つきニードルバルブ、Swagelockつき配管x2、逆止弁。これらを組み合わせて、ボンベ立てのレギュレーターにつなぐ。レギュレーターと逆止弁を開いてニードルバルブを回すとちゃんと窒素が流れた(左下)。あとは、これをチューブで中に入れて、時間がくれば、クリーンエアユニットからの配管と差し替えれば良い。
流量だが、ボンベ1本が7立米(=7000L)。10時間持たせようと思えば、7000/600で毎分11.7Lまで流せることになる。流量計のスケールが最大100cc/minなので全開にしても一本で100時間くらい持つことになる。本当か?
停電初日はKEKB地区のみの停電なので、出勤して見守る事にする。

うなぎ ひょうたん屋 銀座6丁目

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銀座のあたりに行く用事がある時はひょうたん屋1丁目店にうなぎを食べにいくのだが、最近かなり値段が上がってしまったので、Powershot S100を修理に出しに行ったときは、6丁目の方のひょうたん屋に行ってみた。こちらのには竹2100円というのがある。
店の雰囲気はほとんどカウンターだけでうなぎを食べるだけの1丁目とはだいぶ違って、飲みや風。夕方に行ったのだが、満員の店の中で、酒も飲まずにうなぎを食べにきたのは私だけだった。
うなぎは1丁目と同じように蒸さずにやかれているのだと思うが、1丁目とはかなり食感が違うように感じた。気のせいかもしれないが。
うなぎを食すことだけに集中したいなら1丁目の方が良い気がした。

Canon Powershot S100 (5) 退院

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修理に出していたCanon の Powershot S100が帰ってきた。
修理に出したときに10日に必要だから可能ならそれまでに送ってくれと頼んでおいたら、ちゃんと8日の晩に届いた。いつもの大分修理センターからで、ゴミについては確認出来たので(あたりまえ)光学ユニット交換、シャッターのタイムラグが長い件はシャッタースイッチの不具合ということで、シャッタースイッチを含むフレキ基板ユニットを交換したとのこと。
今回はメモリの内容が初期化された用でいて全ての設定がデフォルト値になっていた。
修理はこれで最後にしたい所だがどうなることやら。

BACC解体

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Barrel ACCの解体をやっているというので見物しに行ってきた。
BACCはBelleから取り外されてからはテントで保管されていたのだが、PMTを欲しいという人がいて、解体して取り外すことになったらしい。
私が見に行った時にはすでに2/3位は解体が終わっていて取り外された3"PMTが並べられ、パッキングされていた。
一個のカウンターにPMTが2個使われているのでおそらくPMT自体は2000本くらいあるのではないだろうか?
磁場中で使うのでFineMesh型で、磁場でゲインを損しても少数photonを検出できるよう段数が多い。
作業をしていた人に話を聞いた所では、J-Parcでphiの実験をする人とハイパー核の実験をする人だった。
取り外された後のBACCの容器は廃棄されるそうだ。

停電準備

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今年も夏の停電の季節がやってきた。
今年はEndcapを富士に移動したので、富士にも窒素のボンベを置かないといけない。
で、筑波で使っていたボンベ立てを富士に運んできた。ボンベ立ては鉄製で思いのほか重く手で運ぶのは諦め仕方なくクレーン。これが私の初クレーン仕事。こういうときに人に頼らなくてよいように免許をとったのだ。
作業としては、ボンベ立てをしかるべきスリングでクレーンに吊るし搬入口に運び(左上)。電気自動車の荷台に固定(右上)。富士に運んで、所定の位置に置く(左下)。たったこれだけの作業なのだが、3時間以上かかった。クレーンの操作に不慣れなのもあるが、クレーンの動きは極度に遅いので、所定の位置に移動するだけでもひどく時間がかかる。
富士も昨年度末くらいにいろいろ作業があってECLエンドキャップを運んだころとはかなり様変わりしている(右下)。エンドキャップ置き場の手前には立派なCDCの組み立て小屋がたち、手前側にはTOPの物置ができた。

ドイツで食べたもの

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Bad Aiblingへの出張で食べたもの。
飛行機は行きはJAL帰りはAirFranceだったのだが、両方とも普通の食事はあまりおいしくない。AirFranceの短距離路線はサンドイッチとコーヒーみたいなことが多いのだがこのパンの方は結構おいしかったりする。また、AirFranceのコーヒーはネスカフェで、紙コップに粉があらかじめ仕込んであって、剥離紙をはがして湯を注ぐと出来上がるというもの。これが、JALの国際線エコノミーのコーヒーよりはマシなのが悲しい。
ドイツといえばビールなのだが、普通のビールは日本でも飲めるので、小麦麦芽を使った白ビールを飲んでいた。おいしい。日本でもはやってくれないだろうか?あと、ドイツ人はビールの純粋令なる法律を作ってまでビールに混ぜものをするのを拒む割には、レモネードを混ぜたり、濃い酒を混ぜたりそういう飲み方は大好きみたいだ。変わってる。
バイエルン地方の名物は白ソーセージと豚のすね肉の料理らしいのだが、前者はホテルのバフェででてくるので食べたが、後者は食べられなかった。ドイツの人はどうやら豚肉が大好きなようで肉料理の大半は豚肉。で、味付けが悲しいほどに塩辛い。一度だけ夕食を外で食べたのだが、そこで頼んだ豚肉のステーキ猟師風。肉の部分はおいしく焼けているのだが猛烈に塩辛い。で、ビールが進む。しかし、ドイツ人はビールを飲むときにつまみを頼まない。ひたすらビールばっかり頼んで飲んでいる。料理の塩辛さとビールには関係が無いようだ。
食事は基本3食ともホテルのバフぇなのだが毎日毎日代わり映えのしないものを食べつづける羽目になった。特に朝食はでてくるものが一切変わらない。

VMEクレート打ち合わせ

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ECL専用のVMEクレートの次期試作品についての打ち合わせを企業の人と。
実験で放射線監視区域に入れて使うものなので、電源の電圧やファンの状態、温度などのモニターの出力、リモートでのスイッチを実装してもらって、ケーブルでつなげるようにコネクタをつけてもらったり、スロットに差す読み出しボードの出力ケーブルを引き出す穴を背面に開けてもらったり、ファンのトレイのサイズの縮小をお願いしたりと、現時点で考えているカスタマイズをお伝えする。
これを持って帰ってもらって、来月一くらいまでに仕様案を出してもらう。

見学対応 岩手県庁県南広域振興局

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8月最初の見学は総務からの依頼で岩手県庁県何広域振興局18名の皆様。
岩手県で、振興局ということはILC関連か。
Belleの見学は25分。F1のパネルで簡単に説明してまずB1にBelleを見に行って、それから展示室に行こうと思ったら、大量の高校生が。どうやら、ギリギリのタイミングで二つブッキングされていたようだ。高校生がビデオをみている後ろで検出器の説明をしているところでタイムアップ。
見学の窓口は広報と総務にあって互いのスケジュール調整は(かつては出来なかったのだが)最近できるようになっていると聞いていたのに。

Canon Powershot S100 (4) 再入院

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Lens Errorの修理から帰ってきた私のPowershot S100だが、再入院してきた。
不具合は二つあって、一つはセンサーについたゴミ。Bad Aiblingへの出張に行って気づいた。修理から帰ってきてすぐには無かったと思われるのだが、きっと、修理中に筐体内に侵入していたのだろう。ちなみに、私は Powershot Sシリーズは3台目だが、S90S95もセンサーのゴミで修理に出している。
もう一つの問題はシャッターラグで、前回の修理から帰ってきてから起こるようになった。症状としては、シャッター半押しで、フォーカスしてモニターのフォーカス表示がグリーンになった後、シャッターを押し込んでも、シャッターが切れるまでに非常に時間がかかる(1-3秒くらい)。常に起こるわけでは無いのだが、結構な頻度で起こり、ちょっと使いものにならない。こういう場合、往々にして現象再現できずと言われてしまうので、症状を良く説明して、そのまま送り返されても、使い物にならないので、ちゃんと調べるよう念押ししておく。こうやって、ちゃんと依頼出来るのは、サービスセンターに行く気になる距離に住んでいる利点。
これで、Powerhsotの修理は3台で5度目。S90を最初に買ってから2年半で5回めはちょっと多すぎないだろうか?ちょっとCANAONの品質管理に疑問を持つ。アフターサービスは少なくともサービスセンターに直接行って頼む分にはとても良いのだが、故障しない方が100倍いい。

見学対応 文科省主催『放射線等に関する課題研究活動の支援』

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出張から帰ってきて早速の見学対応は文科省主催の『放射線等に関する課題研究活動の支援』というのに参加された方々、合計80人。20人ずつ4グループに分かれてそのうちの二つを担当。
『放射線等に関する課題研究活動の支援』というので Web Search してみたが、放射線に関する知識とか教育に関する文科省の活動の一環で、船橋の方で二泊して研究の発表等を行って、最終日にKEKに見学にきたらしい。
今ひとつ放射線の研究(ここでいう放射線は原発とかから出てくるいわゆる放射線だと思われる)とBelleとの関連性がよくわからないのだが、そういうことは気にせず、いつものように見学対応する。
特に素粒子物理学、あるいは物理学に興味のある人が集まっているわけではないと思うのだが、中にはそれなりの知識を持った方もいらっしゃるようで、質問を受けることもあった。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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