EASIROC ボード製作打ち合わせ

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阪大の人と共同で開発しているEASIROCのボードだが、回路図も一通りかけたので、基板屋さんを交えて打ち合わせ。
我々は基板製作に関しては素人なので、パーツのレイアウトとか、パネルに取り付けるコネクタの実装法とか、いろいろ相談する。
NIMのモジュールで、フロントパネルに64ch分の信号線と16個のLEMOコネクタ。それにEthernetのポートを置かないといけないのでかなり大変。後ろは後ろで64ch分のDiscri outがあるのでこれもどう実装するかtrivialではない。
一応、実装上のアイデァとそれによりどういう風に値段が変わるかとか、いろいろ教えていただいて、とりあえずは実現可能だということはわかった。
来週中に回路図のバグをとって、業者に送り、見積もってもらうことになる。

ECL Endcap 読み出しボード試作機

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Endcap 用のFrontend ボードの第一試作機が韓国から届いた。
基本的にはもう量産に入っているBarrel用のボードと同じ物だが、BarrelとEndcapでなぜかケーブルとコネクターが違うので別のボードになっている。
ほとんどはBarrelのボードと同じなので、Barrelのボードを優先して開発し、量産中にEndcapを間に合わせるという計画でやっていた。
当初はBarrelのボードにコネクターを変換するボードをつける案があったのだが、その変換ボードの値段がバカにならないというのと、変換ボードを設計するHuman Resourceがもったいないということでその案はボツに。
次に、私はボードあたりのチャンネル数を上げるようお願いしたのだが、これも、パーツを綺麗に配置するのが難しいということで拒否されてしまい、結局Barrel用のボードの入力部だけ違うものを作る事になった。
これをテストして、問題なければ、来年度クレート一台分(10枚)製作してテストし、再来年度残り(134枚+予備)を作ることになる。配線さえ間違えてなければ同じ物なので問題ないはずだ。

見学対応 栃木県立宇都宮高校

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今日の見学は栃木県立宇都宮高等学校2年生の皆様40人。
全く記憶に無かったのだが、去年も案内している
今年も半日で午後からはJAXAに行くそうだ。
人数が多いので半分に分かれて私の班は展示室から。実験の概要をお話しして、加速器の見学は無いということで加速器の説明をしてから、筑波実験棟に移って、F1でBelleの説明してからB1に移動して回廊を一周する。
予定よりKEKに早く着いたということで、見学時間が40分あり、いつもより楽だった。やはり、最低この位時間が欲しいところだ。

ラーメン 麺や松辰

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松辰(まつしん)は天久保のミラの北側のあたりに割と最近(今年の春)できたラーメン屋。
食券式だったので券売機の前で何を食べようか考えていたら、店員さんが説明に来てくれた。だったら、どういう食べ物かわかるようにしておけば、と思いながら味噌ラーメンが売りということで特製白味噌ラーメン700円(高い)を頼む。
麺は極太で加水率が低く、湯であげが硬めだったのでかなり粉っぽい感じ。スープは濃く、感じとしては蒼のラーメンに似ているが蒼ほど甘くない。おいしいが、もう少し安くしていただかないと、足は伸びない感じ。

幌交換

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私の車は13年落ちのコンバーティブルなのだが、走る部分は問題ないのだがいろいろなところにボロが出ている。中でもひどいのが幌で、最初はCビラー部に裂け目が出来始め、補修用の端切を買ってきて接着剤で貼り付けて補修していたのだが、そろそろ限界が来たようでいろいろなところに穴が開き始めてきた。小さい穴だと少し音がやかましくなるくらいなのだが、さすがにここまで来ると雨漏りし出すようになる。また、開閉を繰り返すと穴が大きくなるような気がして幌を下げる気にならなくなるのがもっとも良くないので、交換することにした。
純正品と交換してもよいのだが、調べると、社外品でビニールじゃなくガラスの窓がついた奴が売っていて、しかも純正よりずいぶん安い。走って交換にいける距離だったので交換してもらいに行ってきた。
幌は色や素材で選択肢がいくつかあったのだが、純正より高級?という生地で色はおとなしく黒にした。これと、幌まわりの消耗品を加えて6万と少し。交換は自分でも出来るということで一瞬やってみようとも思ったが、失敗すると目も当てられないのでやめて、やってもらうことにした。この作業代が約5万円。合わせて11万と少し。車検12万、タイヤ一本2.5万、保険が年5万と本当に金がかかる。これだけ金があったら、素晴らしい自転車が毎年買えてしまう。
幌を交換してもう少し静かになるかと思ったがそうでもない。ガラス窓はビニールのものと比べるとずいぶんと小さく、上の方の視界が狭いのでそれほど後ろが見やすくなったきはしない。とりあえず、雨漏りも、幌の開閉にも心配はなくなったので車の寿命は伸びた。

Canon Powershot S100 (6) 再々入院

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京都への出張の帰りに銀座によってPowershot S100をまたまた修理に出してきた。
不具合だが、シャッターを半押しすると液晶画面が2秒くらい明滅を繰り返してからフォーカス動作に入ることがあるというのが一点。もう一つは前回と同じ症状で、シャッター半押しして合焦後シャッターボタンを押し込んでもシャッターリリースしないで待たされることがあること。
前者は室内で多いのでフリッカーかとも思ったが屋外でも起こることがある。後者は帰ってきてしばらくは症状が出なかった気がしたのだがしばらくして復活。ひどいときはシャッターボタンを押し込んでから5秒くらい待たされる。
で、症状をよく説明して預けてきた。28日頃送り返されてくるそうだ。
実はCanonのサービスセンターに行く前にNikonにもよってD40のローパスフィルター洗浄をやってもらった。最近撮った写真にゴミが写り込んでいるのを発見したから。ついでに、D40でときどき露出を派手に外す件を説明して、カメラに以上があるのか確認してもらった。私はNikonの純正レンズをほとんど使わないのでどちらのせいか分からなかったのだ。作業は1時間ということで、預けてからCanonのサービスセンターに修理に行き、いつものうなぎを食べて戻ったら、もう、仕上がっていた。露出の異常はカメラには無いということであった。

PC組み立て

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最近ボードのテストとかでPCを使うようになったそうで、一台新しいPCを買ってくれとロシアの人に頼まれていたので、また、一台組み立てた。どういうのがいいかと聞くと、Networkのポートが3ついるとのこと。普通のLANに加えて、CollectorとFAMにそれぞれ一つずついるということだと思う。あとは特別な要求は無かったので、例によって質素な部品を選んでいく。
CPUはG870(7000円)、メモリはどうせ32bitOSなので、2GBx2枚(2500円)、マザーボードはなるべく保守的で古き良きPCIバスがある奴ということでASUSのP8H77M(7500円)。ストレージは最近はSSD+HDDの組み合わせかと思い、Crucialの128GBのSSD(8000円)とWDの2TBのHDD(7000円)の組み合わせにしてみた。後は、ケース(5000円)と、一番高かったIntel製2ポート付きのNetwork card(16000円)。合計すると53000円くらいになる。
ここで去年組み立てた物と比べてみると値段がずいぶん高くなっているがnetwork cardとSSDを買ったからだ。それ以外を比べても値段を含めあまり進化していない。
組み立ては簡単なもので、全部指示通りに差して、ケースに入れる。いらないケーブルはねじりっこでとめて、風のとおりを妨げ無いように。2.5"のSSDを固定するところが無かったので、ベルクロを張ってHDDに張り付けておいた。何の問題もないだろう。
OSはLinuxなので、CentOS6の32bit版をinstallする。このPCはハードウェアと使うので、64bitより32bitの方がきっと面倒が少ないという読みである。気に入らなかったら消してよいといっておく。installがおわったら、KEKのネットワーク係にmacアドレスを登録してIP addressをもらい作業終了。
ロシアの人のPCにはいつもろくなキーボードやマウスがついていないので、HHKLiteとまともなロジクールのマウスをつけておいた。きっと喜んでくれただろう。

CDC納品

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昼ご飯を食べていたらCDCの容器が工場から納品されるというので見に行ってきた。
(左上)トラックで届いたCDCを搬入口に入れ、クレーンで吊り(右上)、竪穴を下ろして(左中)、テーブルにのせる(右中)。その後、ホールに入れてそっちのクレーンで持ち上げ(左下)、仮置き(右下)。
最初は見物のつもりで行ったのだが、クレーンを使える人が途中でいなくなったのでその後はクレーンを操作することに。大事なものなので若干緊張したが無事置くことが出来てよかった。
この後、まず、内部検出器(100kg位?)をつけたときにどのように変形するかを確認してから、ワイヤーを張るため、クリーンルームの中に移動される。

見学対応 本田技研研究所

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今日の見学は本田技研研究所の皆様、20人くらいだろうか?栃木ですか?と聞いたら埼玉だと答えていたので、朝霞の研究所だと思われる。
どういうことで、KEKに見学にくることになったのか聞こうと思っていたのに時間が無くて忘れてしまった。
筑波の後に富士に行って加速器も見るということで、放射線関係はクリアしているので、展示室はやめにして、F1で実験の概要説明をした後、B1回廊をグルッとまわり、その後B4に降りる。
加速器に興味のある方もおられるようで、そこそこ専門的な質問が出てくる。加速器に関する事だったので結構答えるのに苦労したが、富士ではもっと質問が飛んでいたのではないだろうか?

KEKキャラバン@堀川高校

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KEKキャラバンで京都の堀川高校に行ってきた。前回北九州に行ったときは質問に答える係だったが今回は高校3年生90人程を相手に二時間授業をする。学校は織田信長で有名な本能寺がかつてあったあたりにあり、割と最近にきれいになったそうで、写真のように非常にきれい。私が通っていた高校とはえらい違いだった。授業の前に校舎の中を歩き回っても海外研修旅行のポスターが張り出されていたり、パソコンが並んだへやとか、トレーニングジムとかもあって、最近の高校生は恵まれている。
話がそれた、
授業のほうは、先方の発注ではいろいろと最新の物理について話すことになっていたのだが、それは、無理と判断してかなり内容を簡単にしたスライドを用意していった。話しは普段見学対応のときに話したりしていることなどを膨らまして話してみたのだが生徒さんはどうとらえてくれたのだろう?
終わったあとの先生の反応からすると、悪くは無かったが、もう少し踏み込んで難しめ話をしてほしかったような感じを受けた。なかなか、レベル設定が難しい。
これで、一応スライドは用意できたので、また機会があったらやってみても良いか。

浜松国際ピアノコンクール2012 ニ次予選

週末にもかかわらず、来週の出張のスライドを作っている。web を見てたら3年に一度の浜松コンクールが行われているのを見つけて聞いている。今日は二次予選の最終日。ストリームとVODを駆使して聞いていく。自分の耳がどの程度のものなのかの Calibration にもなる。

課題曲は、委託作品を除くと
1) ショパン、リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、リゲティの練習曲より1曲ないし2曲
2) メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、フランク、ブラームスの作品より1曲ないし数曲
3) フォーレ、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、シェーンベルク、ラヴェル、バルトーク、ウェーベルン、ベルク、プロコフィエフ、ショスタコービッチの作品より1曲

フリステンコさん (28)
私の好きなScriabin Op.42-5。非常に良い。理想的。

實川さん。 (22)
Schumann の交響的練習曲。遺作無しなのは良かったが、演奏は外したり、ところどころ非常にゆっくりだったり、個性的な演奏だったように思う。私の好みではない。

中桐さん、(25)
Lisztのダンテを読みて。なかなかの熱演で良かったと思う。

シュさん。(21)
Liszt の鬼火の最初の方がうまくいかず。鬼火をわざわざ選んで外してしまうと印象が悪い。その後持ち直し、夜のギャスパールは良かったと思う。

タルタコフスキーさん (23)
ショパンのソナタ3番。4楽章は、テンポに一貫性が無いし、右手の速いところだけ妙に急ぐ感じで私の好みではない。

佐藤さん (29)
ショパンのOp.10-1は完璧ではなかったが滑らかで音楽的。良かったと思う。Schumannの交響的練習曲、メカニックが完璧、音楽的にも整っていて非常に良い。

チュウさん (26)
全て良く弾けていると思うがいまひとつピンとこない。きっと私の聞く能力のせいだ。

ソさん(22)
メカニックは良いので安心して聞いてられるが、La Valseなどは単調でちょっとつまらない。

私が気に入ったのはフリステンコさんの Scriabin Op.42-5と佐藤さんの Chopin Op.10-1 と Schumann Op.13。二人とも(特に佐藤さんは)曲がすっかり手の内に入っていて、音楽的。と思ったら28才と、29才。浜松コンクールって年令制限緩すぎじゃなかろうか? 29才の新人を発掘?したいのかなあ?

審査も発表されたようで、佐藤さんは通ってフリステンコさんは落ちた。私の素人の耳はまったく当てにならないようでwebに載っている感想や、審査結果とは全然一致しない。仕事しながらwebで聞くのと会場で聞くのでは全然印象がちがうのもあるだろうが。

ラーメン 天下一品

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天下一品は本店が私の親の家の近所にある超有名ラーメンチェーンで、私も小さい頃何度か食べに行ったことがある。つくばにも昔から支店があって、お腹が空いたときに偶然通りかかったので行ってみた。店は、学園線の花室のところにあり、駐車場がちょっとは入りにくい。
店は二階建てで一階はカウンターのみ。ラーメンこってり700円。にんにくを入れるか聞かれるので入れないと答える。京都ではネギはざるに入れて席においてあったりするのだが、ここでは、トッピングとして金を取るようだ。
スープはきっとセントラルキッチンなので味は天一のそれ。麺がゴムみたいなのもそのまま。まあ、天一に来たと納得できる味だと思う。
私が店に入った後、客が固まって入ったのだが、例によってここは田舎なので、店員に急ごうとか手際よくやろうとかそういう考えは無く、極めてのんびりと作っていく。二階に出来たものを上げるリフトに出来たラーメンが長く放置されていたのだが、あれを二階の人は食べさせらるのかと思うと少々可哀想になった。
みせが空いていないときは諦めるのが一番だ。

取材 テレビ岩手

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ILC関係?でテレビ岩手の取材が入り、Belleの撮影の案内をしてきた。
女性二人と、撮影の人3人(カメラ、音声、照明)。一応、撮影の台本とか手順とかも送られてきていたのだがあまり読まずに行ったので、女性は二人共テレビの人かと思ってたら、どうも違和感がある。薄々感じてはいたが、後で聞いた所では、お一人はKEKの報道担当の方だったそうだ。広報の方々はほとんど知っているつもりだったのだが、最近着任されたそうで存じ上げ無かった。
もう一人の方は後でテレビ岩手のwebを調べたところ高橋さんというアナウンサーの方であることが判明。
撮影の方は、まず、B1回廊を一周して景色をつかんでもらい、上から俯瞰の画を撮影。B4に降りて、また、一周見て回り、大穂側には共通架台が置いてあって見栄えが悪いので、日光の方で撮影。私は撮影スタッフが機材を準備している間、実験装置の説明をするという感じ。つくばにくる前の場所は1時間くらい遅れたのだが、筑波はすんなりと撮影終了。昨日の夜遅く車でやってきて、もう今頃は岩手にお帰りになっているのだろう。お疲れ様。
撮影された物がいつ放送されるかは知らないが、テレビ岩手ということはこの辺では番組は見られないということか?

取り外した検出器達

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Belleを解体した後保管されていた検出器だが、いつまで置いておく場所は無いので、不良資産となる前に、展示物として使える加工して価値を上げる?作業がなされている。
上は今は富士のB4に安置されているCDCで上部と側面に窓を空け中身が見えるようになっている。右上の写真は窓から撮った内部の写真で、チェンバー内部にはられたワイヤーが見える。軸にそって張られているAxialワイヤーと、鼓のように少し斜めに張られたStereoワイヤーがあるのがわかる。写真に移っているのは電場を与えるための太いワイヤーで信号用は細いのでよく見ないとわからない。どこか博物館で引き取ってくれないか探しているところらしいのだが、とりあえずは機構内のどこかに展示するつもりだそうだ。
下段はSVDで、元々半割に出きるようになっているその1/2を飾るために、展示用のアクリルケースを作って、それに設置したところ。両側から出ている大量の読み出しケーブルもトグロを巻かせて入れていある。こちらはそれほど大きくも重くもないし、二台あるので一つをKEKに恒久展示、もう一台を貸し出すことも出来そうだ。
借りたい人はKEKの広報部に連絡すれば、良いのではないだろうか?

エンドヨーク開放とECLパラレルセッション

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回転のために台車が取り除かれたBelleだが、Belleの測量をしたいということで、エンドヨークを開けた。作業自体は簡単でエンドヨークを閉じているボルトを外して、ハンドルを回せば開く。開ける途中で一度止めて、台座のたわみを測定していたが、どれくらいたわんだのだろう?
この後、開けた状態でBelleを測量して、Belleソレノイドの軸と、衝突点を決めることになる。どちらも空中にあるので、それを、外に貼り付けた測量基準点を元に決めることになる。
エンドヨークの作業が午前中に終わったので、午後は、ECLのパラレルセッションにでることが出来た。あまり、たいした報告は無かったが、発注済みのバレルの読み出しボードの製作が始まったそうで、来月中には最初のロットが韓国の共同実験者のところに届くようだ。
残念なお知らせとしては、VMEバスを使ってボード間でクロックをやりとりする人がいたこと。私の記憶では電源以外のクレートは使わないという約束にしていたのに、困った人たちだ。バックプレーンを簡素化して税金を節約するアイディアはダメになりそうだ。

A. Gorlatch ピアノリサイタル 2012

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例によって年に何度か耳をCalibrateするためにつくばコンサートに行ってきた。
演者はAlexej Gorlatch アレクセイゴルラッチさん。2010年12月にもつくばにきている。前日に思い立って切符を買いに行ったのだが案の定全然売れて無いようだった。私が買ったのは最後列の真ん中、B席2500円。東京に聞きにいくことを考えれば交通費より安い。これで、浜松のチャンピオンの演奏が聞けるのだから恵まれている。

Beethoven Sonata No.8 in C Minor 'Pathetique'
Beethoven Sonata No.14 in C-sharp Minor 'Moonlight'
-- intermission --
Beethoven Sonata No.17 in D Minor 'Tempest'
Beethoven Sonata No.31 in F-flat Major
-- Encores --
Chopin Mazurka No.47 Op.67-4 A Minor
Chopin Etude Op.10-4 A-sharp Minor
Chopin Waltz No.1 Op.E-flat Major

ベートーベンのソナタ4曲といういささかうんざりなプログラム。
Gorlatchさんの演奏は、前のときとあまり印象は変わってなくて、コントロールされた音色で絶対に汚い音は出さないという感じ。割とテンポは守る方で揺れは少なく、テクニックはあるので速く弾きがちなのだが、拍はあまり感じないので聞き取りにくい。例えば14番3楽章とか17番3楽章とか。8番ソナタの2楽章は端正で美しいメロディーなのだが、あまり、歌うという感じでなくここもするすると進んで行ってしまう。
私の好きな31番ソナタの3楽章、二回目のフーガの後、フィナーレに向けて盛り上がるところはベートーベンらしく格調高く弾いていただきたいのだが、あからさまにテンポが上がってしまった(気がした)のは残念だった。
アンコールはショパンを3曲。リラックスして弾くので、自由自在という感じで同じ人が弾いているとは思えないくらい。テクニックもあるし、指まわりも完璧だし、ベートーベンよりショパンとかドビュッシーとか方が向いている気がする。

例によって客の入りは残念で、一階の1/4位?は入っていたくらいで、200人くらいだろうか?これだったら、KEKコンサートの方が多いくらい。ピアノ音楽好きでコンサートに行くような人なら、2500円でこのレベルの演奏が聞けるなら見逃さない気がするので、つくばでピアの音楽好きという人はあまりいないということか?

13th B2GM 初日

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今日からBelle2 General Meeting。初日はほとんどPlenary。参加者は多くて、3号館セミナーホールがほとんど満員になり、遅れると前の方に行かないと席が空いてない状態。
会場を見回すと、日本人の参加者の少ないことに驚く。ほとんど国外の人で、KEK以外の日本の参加者があまりいない。
私はBelle回転の話をしたが、特に大きな質問は無かった。取り外した台車を英語でBogieと書いたのだが、アメリカの人に初めて聞く単語だと言われてしまった。私ももちろん知らなくて、辞書を調べたのだが、適切な言葉があったら教えてくれと聞いてみたところ、皆さんご存じないようだった。一応似たような形をしている鉄道の台車(ボルスタレス台車とか)とかの英訳を見てみるとBogieと使われているので少なくとも不適切な英語ではないと思う。
今日話してみて初めて気づいたのだが、演台のスイッチャーが新しくなっていた。自分のパソコンを直接つなげるのだが、パソコン側の解像度を上げてもProjectorに反映されない。詳しく調べなかったが、ビデオ会議システムに合わせて解像度を下げるというダメなシステムなのだろうか。このシステムを決めた人はあまり解像度とか気にしない人だったのかも?不満に思って自分で線をつなぎ始める人がでなければいいが。
明日からはパラレルで、ECLは明後日の午後。

B Workshop @ 花巻温泉 misc.

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B workshop は花巻温泉のホテルで8:30から18:30まであって、3食つき、送迎つき、さらに4日のうち2日は雨ということでほとんど外へも出なかった。だから、今ひとつ花巻を感じ切れなかった感はある。
左上は到着した日の昼に食べた花巻駅近くにある『高権』(たかごん)の高権めん(680円)。ラーメンだがあんかけのスープがかかっていて独特。具は白菜、豚肉、しいたけ、玉子など。やさしい味で、鍋の残りに麺を入れたという感じ。店も大繁盛で月曜の昼なのに常に満員だった。
右上はホテルから10分程歩いたところにある釜淵の滝。紅葉がいい具合で綺麗だった。宮沢賢治の『台川』に登場するそうだ。
花巻駅から花巻温泉郷にはかつて花巻温泉鉄道というのが走っていたそうで、その廃線跡を利用して自転車道が出来ている。ホテルのそばの郵便局のあたりが駅だったようで、花巻温泉から花巻駅まで10kmだそうだ(左下)。自転車を持ってきていたら走りたかったところ。
花巻の名物料理を調べたら、わんこそば発祥の地だそうで、ではそばでも食べていこうということで帰りに駅のそばの『やぶ屋』というのに行ったら貸切で入れなかったので、そばの『嘉司屋』(かじや)というに行って食べたのが右下のそば。丼とのセットで840円。東北ではもう新そばだそうで店には新そばのポスター。細く長く打たれたそばで、つゆは田舎らしく?甘め。

回転作業 台車取り外し終わり

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Belleの回転作業の方は私が花巻温泉に行っている間に着々と進み帰ってきたら既に台車が取り外された状態になっていた。予定では1日2台ずつ8日かかる事になっていたので安心していたら1日で8台取り外せてしまったそうだ。
写真左上は台車を取り外した後で、キリンジャッキと呼ばれる100tジャッキに置き換えられいる。
台車の間に入っていたサドルもボルトでつなぐだけではなく、H鋼を溶接して補強してあった。今日はサドルを筋交いで補強する作業が行われていて(左下)、右上の写真のようにさらに頑丈になっている。
後は、資材運び出し等を明日行って、今回の作業はおしまい。
今後今年いっぱいかけて、運び出された台車に改造を加える。

B Workshop @ 花巻温泉

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花巻温泉で行われていた B workshop に参加していた。
Belle2に向けて国内の活動を盛り上げていこうという研究会で、Belleを中心に実験の学生、それに関連する理論をやっている学生の研究報告が中心。あと、Belleに関連する講義がある。今年で5回目で、今回も3泊4日。去年の磐梯熱海、3年前の下呂温泉に参加している。
よく知らなかったのだが、花巻温泉郷というのは、同一経営の3件のホテルでできているようで、我々の会場はその一軒。建物はつながっていて、それぞれの温泉施設(つまり全部で3つ)を使うことができる。
温泉自体は大規模温泉旅館のそれなのであまりよくなかったが、周辺には小さい温泉街がたくさんある。
会議室?はこれも良くあるホテルの会議場で、天井が低く、座席の密度が薄いあまり会議に向いているとは思えないところでそれは少し残念。もうあと1mくらい天井が高くて、スクリーンを高くできればよいのだが。
講義や研究発表の興味は現象論の方にあって何とかがんばって聞いたのだが、残念だったのは、125 GeV Higgs を踏まえた話しが全然無かったこと。ここ数年で最大の発見があったばかりだというのに、どうやら Flavor PhysicsはHiggsとは decoupleしているようで、去年の発表、講義とあまり違いが合った気がしない。
来年は名古屋大が幹事だそうで、会場はどこになるのだろう?初回を芦の湯(箱根)でやってしまったので毎回温泉になっているが別に普通のところでかまわない。

車用 DC コンバーター

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車で使う電化製品は概ね12Vと5Vを使うことが多いように思う。前者は鉛蓄電池からの電源電圧でいわゆるシガーライターのソケットに出ている。、後者はUSB。携帯電話とか、スマートフォンとかはたいがいUSBの5Vから充電できるようになっている。で、普段はシガーライターソケットに5VのDCコンバーターを差して使っていたのだが、12Vの物も使うことがたまにある。で、同時に使えるようにしようと工作してみた。
材料は100均で買ったシガーライター用USB電源アダプター。パッケージには800mA間でいけると書いてある。これの入力は12Vなので、これに配線して外に出そうという改造。電極部分を外すと、簡単に分解できた。一応フューズも入っている。DC-DCコンバーターはMC34063AというICでスペックシートによると1.5Aまでいけるそうだ。改造にはそういうことは関係なくて、入力のところに配線をハンダ付けして、ケースに穴を開けて外に出す。10分もかからない。
で、試しにつないでみたところ、ちゃんと、DC12V外に出ていて改造は成功。USB(5V)電源としてもちゃんと働く。

回転作業 持ち上げ完了

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昨日に引き続きBelle持ち上げ作業。
心配していた油圧ジャッキは冷えたら問題無いようで、今日はちゃんと働いてくれた。
最後のライナー挿入はすぐに終わって、ジャッキとBelleの間には22mm厚の鉄板が5枚入った(左上)。その後ジャッキを一番上まで持ち上げて、サドルにライナーを入れ、ジャッキを下げてBelleをサドルにのせる。
これで最後なので、慎重に水平(レベル)を出しながらライナーと、ジャッキのロックナットを調整する。写真右上は水平を調べているところで、Belleにはられた定規を測量器で除く。測量機器のレンズはひどく暗いので、定規に明かりを当てる。
これで、Belleの持ち上げ作業は終わり。Belleは22mmのライナー5枚とジャッキを上げた分18mmを合わせて、128mm持ち上がった。これくらい上がるとはっきり分かる。左下はエレキハット屋上とBelle側のケーブルタワーの隙間。両側の床は水平だったのだがBelle側だけ持ち上がっているのがわかる。
右下はサドルの写真、15cmのサドル材5つと22mm厚のライナーが3枚挟まっている。
次は台車の取り外しだが、それは、火曜日からやるそうだ。月曜日は地震対策を徹底するそうだ。

回転作業 持ち上げ2日目

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Belle持ち上げ作業2日目。昨日の残りのライナー挿入7台分は大穂側の方が隙間が大きかったこともあって、すぐに終わり。続いて、二段目のライナー挿入のためにジャッキを一番上まで上げる。その状態の台車の様子が左上。これで、Belleなnominalな位置より19+44=93mm高く上がっていることになる。
ここから、また昨日と同じライナー二枚を挿入する作業。昨日は、ジャッキを上げたあと、また、サドルにのせるときなどいちいち水平を調べて調整していたのだが、面倒だから省略したいと申し入れ。我々も見ていて無駄に丁寧過ぎると思っていたので、異論は無く、a few mmレベルの水平からのずれは許容する事になった。
この作業を無くすと、ジャッキに調整シロを残す必要がなくなり、ライナーをはさむのが楽になったようで、かなり早い段階でライナーの挿入は終わった。写真右上は二枚ライナーを加えて4枚挟まっているところ。
今日は順調だと思っていたら、トラブル発生。最初はジャッキの油圧装置のオイルフィルター(左中)から油漏れ。ばらしてみるとOリング(右中)がボロボロになっていた。運良くスペアが見つかったので交換して動かしたがジャッキが少ししか上がらない。どうもオーバーヒートしているようで駆動力が得られない。
しょうがないので、今日、Belleを持ち上げるのは諦めて、少し上がった所でサドル材を入れ(左下)、作業終了。すべての台車の間に150mmのサドルが5段入った。(右下)
明日、最後のライナー一枚を入れる作業をやる予定なのだが、ジャッキは動いてくれるのだろうか?業者の人は冷えたら動くと楽観的だが私は心配している。

回転作業 持ち上げ開始

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今日からBelleを持ち上げる作業の開始。最終的には10cmと少し持ち上げたいのだが、台車のジャッキのストロークは50mm程度しかない。仕方なく、面倒な方法を取る。以下手順。
まずは台車のジャッキを一番上まで上げる(写真上段)。Belleの位置がストロークの中心くらいので19mmしか上がらなかったそうだ。
この状態でサドルとBelleの隙間にライナー(鉄板)を挟み、少しジャッキを下げてBelleをサドルにのせる。
(つまり、元から比べると15mm上がることになる。)
そのときのジャッキの状態が写真(左中)。
ここからジャッキを一番下まで下げる。ジャッキ(のピストン)は油圧を引いても自分では下がってくれないので、仕方なく、台車の方を別のジャッキで持ち上げてピストンを押し下げてやる(写真右中)。
そして、台車を元に戻すと、台車のジャッキのピストンの上端とBelleの受け皿の間に隙間が出来る。分かりにくいが左下の写真で円盤状のジャッキの頭とBelle側の緑の構造に隙間が出来ている。で、この隙間に、円盤状の鉄板(厚さ約2cm)を二枚挿入する。(かなりの気合を要する作業)
この、この二枚の鉄板をはさむ作業が台車一つにつき10-15分かかるので、16台分だと結構な時間になる。
今日は、9台分終了した。全部終わったら、台車のジャッキを一番上まで上げて、サドルにライナーを足し、同じ事を繰り返しまた、円盤を2枚挿入する。さらにもう一度同じ事をして、円盤を1枚挿入すれば、2cmの円盤5枚でbelleはおよそ10cm持ち上がることとなる。
ということで、円盤をはさむ作業は台車16台x3回で48回。今日9回終わったのであと、39回。これをあと、2-3日でやる予定。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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