VME Crate到着

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3月に納品されたVME Crateだが、調べていくといろいろと不具合が見つかり、引き取って直してもらっていた。致命的だったのはinterlockとRemoteスイッチの実装で、何を考えたのか知らないが、interlockがかかってもremoteスイッチを入れると電源が入る仕様になっていた。これでは使えない。このあたりの実装は何度説明しても思ったような動作にしてくれなかったので最終的には自然言語での説明は諦めて配線図を書いて渡す羽目になってしまった。
それが、予定より少し遅れて納品された(右上)。背面を見ると前回はついていなかった!電源スイッチもちゃんと付いている。テストは東大にいるロシア人がやってくれることになっている。
写真の左側は9U VMEボードの保管棚の二号機。要領はわかっているので作業は早く今日だけで溝用の板は張り終わった。
納品されたクレートはこのために整理して確保した棚に置いてみた(右下)。想定どおりneatに収まって満足。

ボード保管棚作成 (4)

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天地の板は長さが決まっていなかったので、組み立て後に余った部分をノコギリで切る(左上)。
予想よりもかなり頑丈だったが補強の意味も込めて裏板を張る。木工ボンドを塗って裏板を置き、棚の直角を出しながらコーススレッドで固定する。その後、余った部分を同じようにノコギリで切り落とす(右上)。
後は切った後などをサンダーで綺麗にして完成。ボードをいくつかの場所に入れてみたが、ちゃんと収まってホッとした(左下)。ボードの上側の寸法が結構ギリギリで溝の深さとしては1mmくらいの精度が要求されたのだが、側板のカットを正確にとお願いしておいたのが良かったようだ。
最後に棚に収めてみてこの一台は終わり(右下)。これで最大75枚入る。我ながら中々の出来栄えで、かなり満足。最初だったのでゆっくり作ったが次の一台は2日あれば作れるだろう。
木材は同じ物をもう一台作れるように用意されているのだが、全く同じ物を作るのか、それとも小型の物を二台作って運搬にも使えるようにするのか思案中。

でんでんむし

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自転車で周回道路を走っていたら大きなでんでんむし(カタツムリ)を発見した。
そのままだと車に轢かれてしまうので写真を撮って道の脇に逃してあげた。
ライブビューだと姿勢が楽で良い。写真をよく見ると殻にヒビが入っている。
(D5100/TAMRON B005/50mm/F2.8/ISO100)

ボード保管棚作成 (3)

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今度は組み立て。
まず、コーススレッド用の下穴をドリルで開け(左上)、木工ボンドを塗ってからコーナークランプで仮止め(右上)。既にあけた穴から、下穴用ドリルで木口にも下穴をあけ、コーススレッドを打つ(左下)。天地の板と側板が組みあがった状態が右下。思ったよりも頑丈だ。
つづく。

ボード保管棚作成 (2)

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加工した木材を大穂に運んで作り始める。最初は溝を作るところ。
机に天地の板を並べ、天地を平行に作っていく、間隔がずれないように随時チェックするためだ。長い物差しを見つけてきてスペーサー代わりに端に置き、前端から4cmのところに貼ることにする。
まずは板の側面を軽く紙ヤスリでなめらかにし、木工ボンドを薄く塗って張り、2mm厚のアルミ板を切って作ったスペーサーを挟んで次の板を貼っていく。スペーサーは8個しかないので一度に4枚。貼ったら、鉛煉瓦を載せて圧着し、スペーサーを外して反対側に置いたもう一枚の板に同様の作業をする。
棚の幅は174cmくらいで、側板と縦に入れる構造用の板2枚の厚みを除いて21mmで割ると80枚位までいける。工作精度にも自信が無いので、25枚x3(つまり、12枚x2+1を3セット)=75枚入るように作る。各セットの左端と右端は少し違うサイズの板を使う。
たまに天地の位置合わせをしながら慎重に貼りつづけて出来上がったのが右下。
次は組み立て。

つくば太陽光発電所

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いつも走りにいくときに通るつくば市安食(あじき)の白水湖の南で工事をしているなと思ったら、あっという間に太陽光パネルが敷き詰められた発電所ができた。
敷地の隅に『つくば太陽光発電所』とかかれた発電量の表示板がある。敷地の入り口の看板には京セラソーラーコーポレーションと書かれている。例のメガソーラーとか言うやつだろうか?
前を通るときはいつも発電量をチェックするのだが、とても天気の良いときで2MW行くか行かないかという所なので、最大出力2MWと思ってよいだろう。平米あたり100Wくらいと思えば2万平米(6000坪または5エーカー)なので、140m四方くらいか。
風力発電を見たときと同じでオーダーの計算をしながら走ったのだが、最大出力2MWから年間の発電量を計算してみる。
まず、出力がサインカーブを描くとすると太陽が出ている分の面積は2/2piなので32%。茨城県の日照時間1922時間から計算すると晴れの確率は44%。かけると0.32*0.44=0.14。常に快晴とは限らないので少し引けば大体10%くらいと思っていいだろう。とすると、平均的には200kW(2MW×0.1)くらいの出力となる。一人300Wと思えば大雑把に700人分くらいの電気をまかなえる。
年間発電量は 200kW×24×365 = 1.75GWh となる。
面倒なので2GWhとして、1kWhあたり40円なら年間8000万円、20円なら4000万円、ランニングコストを風車の例にならって2000万とするなら、40円で6000万、20円で2000万の利益。40円で買いつづけてくれるなら20年で10億くらいになるだろう。
建設費はkWあたり30万くらいらしいので2MWだと6億円くらい。20年で元を取るには30円くらいは必要。太陽光発電の普及は発電コストの上昇圧力となるので、電気代は上がる方向になるし、家庭用太陽光発電が富裕層向けだと思えば、富の逆配分ということもできる。いつまでも買取価格が高値で維持されるとは限らない(きっと無理だ)。

最近気付いたのだが、西側の隣の敷地に同じくらいの物を作っている。こっちはシャープエネルギーソリューションと書いてある。さらに、黒子橋の西側にも作っていて太陽光バブルという感じ。

日照時間に関してはNEDOのページがわかりやすい。

ボード保管棚作成 (1)

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Belleまわりの作業が落ち着き、実験室の整理もやってもらったので、大量生産中の読み出しボードを保管する棚を作り始めた。
何しろVME9Uのボードを全部で600枚ほど作るのでそれなりの保管棚がないといけないと思い立ったのはずいぶん前のこと。
製作を外注してもいいのだが、多分思ったようなものを作ると何十万もとられる気がして、自作することにした。
基本的には研究室に置かれている棚にボードを挿せるようなものを置こうということで、設計して、出入りの業者から木材を買ったのは作年度末。
買ったのは枠となるランバーコア材と溝を作るためのベニア。効率の良い板取にすると棚二竿分になった。材料締めて2.2万円。このベニアをこういうときのために昔買ったマイターソーでカットする。ボードのための溝は21mm間隔なのでボードの厚みを引いて19mm程度の幅の板を切り出していく。本当は丸鋸盤があるといいで、この棚がうまく行って、もう何台か作りたくなったら(この工作で節約した金で)買っても良いかと思う。
つづく

梅酒とそのジャム

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西武百貨店の地下食品売り場に熟した南高梅が売っていたので梅酒のために買った。1kで700円くらい。
例によって日本酒でつける。田上に行って探して見つけたのが写真の来福酒造の『夏の酒』一升で2700円。
梅は綺麗に洗ってへたをとり、これも綺麗に洗った瓶に入れて日本酒を注ぐ。完熟の梅と日本酒だとそれほど甘味はいらないので適当に氷砂糖をいれる。去年の余り物を入れたが200g位だった。
容器には前につけた梅酒が残っていたので別の瓶に移し、つけていた梅はジャムにする。完熟の梅なのでそのままでもおいしい。
一応アルコールを抜くために二度ほど湯でこぼしてから、潰しながら煮詰めていき砂糖を加える。ある程度煮崩れてきたら一旦火を止めて、粗熱をとり、種のまわりの果実を剥ぎながら種を外していく。
その後もう少し煮詰めて、味を見ながら、砂糖とレモン汁を加える。自分で消費するならこれで完成なのだが、人にあげるので裏ごしして皮を取り除いた。長くつけておくと梅が茶色くなって見た目は良くないのだが、味は悪くない。

蕎麦 松栄庵 下館

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松栄庵は下館の県道14号線沿いにあるそば屋。下館に行ってまっすぐつくばに帰ろうと思うと通るあたりにある。
メニューを見ると丼とのセットが充実していて結構繁盛している。せいろは570円と安い。
常陸秋蕎麦を使ったそばでいいのだが、つゆはかなり甘く私の好みとはかなり外れているのが残念。

麦畑

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この辺を走っているとわかるが、麦畑が多くて、最近は麦の刈り取りが行われている。
写真上は春に撮った明野のあたりの麦畑の様子で、この時はまだ緑。その後急激に茶色くなっていったのだが、茶色に濃淡があるのに気付く。
写真下の左が薄い方、右が濃い茶色。品種の違いかと思って調べたら大麦と小麦の違いだった。色の薄い方(左)が大麦で、濃い方(右)が小麦。見るとわかるが粒の大小と名前の大小に関係は無いようで、むしろ小麦の方が大粒に見える。
小麦は挽いて小麦粉にして売るのだろうが、大麦はどうするのだろう?麦飯、麦茶?麦味噌というのもあるがこの辺では麦味噌は見たことが無いし、押麦や丸麦が売っているのも見たこと無い。農家の人がいたら聞いてみたい所だ。

蕎麦 つくし亭 真壁

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つくし亭は名前でわかるとおりつくし湖畔にある農産物直売所内のそば屋。日月亭と同じく週末しか営業していない。真壁方面に走りに行ったときたまに寄る。
食券せいでもりそばは600円(大盛650円)。
近所のおじいちゃんおばあちゃんがやっているという風情で、手打ちだがさぬきうどんのように足で踏み、切るのは機械(手動)。
そばは太めで殻も挽き込んだ田舎風で、それほど長くなく、このへんも日月亭と似ている。つゆは甘さが目立つタイプ。
ちなみにつくし湖は愛称で本当は南椎尾調整池といい、人造のため池で湖というほど広くない。水は霞ヶ浦(出島の水族館の手前に取水所がある)から引いていて、ここから西へと導かれて県西の坂東の方まで流れていく、霞ヶ浦用水の施設。

蕎麦 日月亭 真壁

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日月亭(にちがてい)は真壁にあるそば屋。つくし湖の前の道(41号線)を北上していくと西側にあるドライブイン風の建物。中は山小屋風で大きなストーブも置いてある。写真では分かりにくいが入り口の横に営業は土日だけと書いていある。店は広いので満員にはならないが中々人気があるようで客は多い。
もり600円は二八でうたれた少し太めの田舎風のそば。つゆは旨味多めで甘いタイプ。
水切りがあまいのでつゆとのからみが悪い。

TYL workshop@Seoul

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TYL workshop というので韓国のソウルにきている。
昨年はフランスであったのだが、ワークショップといっても、ようはKEKとフランスの間の研究(旅費)支援事業のヒアリングである。韓国でやるのは韓国とフランスの間にも同じような支援事業があって、それを一緒にやるため。つまりフランスの人の手間を減らすためだ。
会場は延世(Yonsei/ヨンセイ)大学。ソウルの慶応と日本で呼んでいる大学で、同じく早稲田と呼ばれている高麗(Korea)大学とならんでトップクラスの私立大学。YonseiはBelle2のメンバーだが来たのは初めて。
高麗大学もそうだが、建物がすごい。会場となったのはSamsung Libraryという近代的な図書館の上部にある会議場。
初日の夜にはレセプションがあって、在韓フランス大使がお見えになった。写真左下は大使との写真撮影。重要人物しか写れない。
私はフランスとやっているMPPCのreadoutでプロポーザルを出し、二日目に発表してきた(右下)。三日目の偉い人の会議で採択されるか決まるそうで、減額されてもいいので何とか通ってほしいものだ。

研究会@北小松

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こちらも恒例、学校の後の研究会。
今年の会場は琵琶湖の西岸、北小松の研修施設。女子短距離で有名な福島さんが所属している陸上部がある会社も傘下に収めるグループの研修施設を一般に開放したものだそうで、非常にきれい。まだあまり知られていないらしく、すいていて非常に快適だった。来年の学校にも使えそうだ。
今回もいつものメンバーに学校の講師をしてくれた人、あと、各方面の面白い人を招待して14人。ほぼ一日ずっと物理の話。本当に色々なアイディアがあって、楽しい。が、自分が日本最低の物理屋であることを思い出される日でもあるのも毎年のこと。反省。

高エネルギー春の学校2013@守山

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今年も開催した高エネルギー春の学校。会場は慣例にしたがい琵琶湖で、今回は琵琶湖大橋の湖東側にある(バブルの頃に作ったと思われる)リゾートホテル。
今年は、大人の参加者が少し減って、学生がかなり増え、全部で70人あまり。学生さんはM1/M2/Dそれぞれ20人ずつくらいでバランスも良い。最初は遠慮も見られたが、2日目以降は雰囲気もほぐれてきて質問も活発に飛び出すようになり、なかなか雰囲気は良かった。
今年の理論の先生はホワイトボードを使っての講義(上中)で、大変わかりやすく、私にも大変為になった。実験のM1にもわかりやすく為になるようにとお願いおいたので、事前にかなり準備してくださったようだ。感謝。
今年も優秀な学生の研究発表を表彰したのだが、今年は学生さんの投票が割れて選ぶのに難儀した。投票の上位二人に加え、発起人で相談して6人の方に特別賞を出すことになった。最優秀賞は東北大学でニュートリノの実験をされている方(上右、右端)。
参加した学生さんに聞いて見たところ昨年までに参加してくださった学生さんが後輩に推薦してくれているようで大変ありがたい。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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