ポールピースカラー打ち合わせ

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構造体グループ活動の今年の大物はポールピースカラー。
Belleのリターンヨークのポールピース(エンドヨークの中心部分)に新たな磁気回路(鉄)を足す。これは、SuperKEKB用のQCS付近の磁場を整えるため。
設計は加速器の電磁石グループの人が行って、製造と取り付けはBelle構造体グループ。先日入札が終わって落札した業者の人との打ち合わせを行った。日程、製造、取り付け工程の確認とかがあり、B4におりてもらって現場の確認もしてもらった。写真左は、クレーンのフックを確かめているところ。釣り具を考えるのにフックの形状を気にして折られた用だ。
物の製作が2月中に終わり、取り付けは3月に行う予定。

粛々と進行中のBarrel KLM installationの方は、セクター8が終わり、今日はチムニーセクター(セクター0)の残りを入れていた。チムニーセクターはあらかじめケーブルを通しておいたり面倒でずいぶんと時間がかかったようだ。あと一枚入れればチムニーセクターも終わり、3/8が終わることになる。今までのことを考えたら残りを終わらせるのに3週間というところだろう。先はまだ長い。

Barrel KLM install セクター8?

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今日もBarrel KLMのインストール作業は行われている。
今日からセクター8にモジュールを入れていく。セクター番号の打ち方はよくわからないが、天を1として日光側から見て時計回りに8まで数える事にする。つまりセクター8は10:30の方向。
セクター8から外したRPCで廃棄用の箱がRPCで一杯になった(右上)のでそれを移動して、製作した仮置き台に問題のあるモジュールを移動した(左上)。とりあえず問題なく台として機能しているようで安心した。
モジュールの挿入はなかなかうまくいかない。というのも、このセクターだけヨークの鉄の隙間が狭くてうまくモジュールが押し込めない。スペックでは40mm程度あるはずなのだが、ここだけ37mmしかない。何とか3枚入れたところで今日は終わり。
側室ではVPIの学生さんがインストール前のモジュールを開けてセンサーの取り付け不良を修理している。白いのがペイントが塗られたシンチレーターで端にMPPCが取り付けられている。不良は主にこのMPPCとプリアンプとの間の配線のところでおこるそうだ。

Barrel KLM installation モジュール仮置き台

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Barrel KLMのインストールは粛々と進んでいる。今日はチムニーセクターのレイヤー1(外側)にモジュールを一枚入れ(左上)、これでチムニーセクターは3/4入った。もう一枚は治具ができてないということで日光から見て10-11時の方向のRPCを抜き始めた。足場の組み換えをして日光側の二枚を抜くことができた(右上)。二日で1セクター済ませようと思うと一日4枚のオペレイションが必要で、今日は3枚だったからもう一息。二セクター終わっていると思えば残りは6セクター。セクターあたり2日なら12日、2.5日なら15日日かかる。二週間では無理なようだ。
私は、VPIから送られてきたモジュール輸送用の箱から取り出した2x4の廃材を使って、モジュールの仮置き台を作っていた。アメリカからモジュールが送られてきた箱にはチェック済みのinstallするモジュールが置いてあるのだが、その箱は取り出したRPCを詰めて廃棄するのに使うので、入れ替えていかないといけない。そのバッファー用には、業者に作ってもらった豪華な台があるのだが、それも一杯になってしまい、モジュールを数枚仮置きできる台が必要になった。
で、構想1日、工作1時間で作ったのが右下のラック。工夫は一点だけで、主な構造となる脚と柱を組むときに、T字に接合する部分を面を合わせて組んだ。そのために左下に移って入るような金属板を使うのだが、シンプソン金具とかそういうFancyな市販品を買う暇が無かったので、その辺に転がっていたアルミと鉄の板を切って穴を開け作ってみた。こうやって面を合わせておくと斜めの補強材を入れるのが楽になる。
見た目は大したこと無いが充分働く台ができた。これを業者に頼めばすぐに10万円くらいとられるので、ずいぶん節約になったと思う。

ビール 普段飲むビール

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ビールはそれほど飲むわけでは無いのだが、それでも、自転車に乗った後などは飲みたくなる。
ビールの選び方も日本酒と同じで混ぜものの無いものを選ぶことにしている。日本には酒税法に依る分類があって副材料の割合が決められていると思うが、やはり、原理主義的には純粋なものを選びたい。発泡酒のことをビールと言われて怒る人がいるみたいだが、原理主義的には米やコーンスターチが少しでも入っていたらそれはビールでは無いので五十歩百歩というか、やはりどこで線を引くかと言われれば混ぜものがあるかないかであって、割合ではないと思う。
もっとも、味音痴の私には米やコーンスターチが混ざっていても利きわけられることはまず無いと思うが、そういう決め事を作っておくと優柔不断な私には買うビールを選ぶのが楽になる。
日本で麦芽のみから作られていてコンビニで買えると言うと一番搾り(左下)になってしまうので、結果的にこれが一番よく飲むビールになっている気がする。本当は『プレミアム』のついていない安い方のモルツ(左上)が好きなのだが、これはあまり売ってなくてなかなか飲む機会が無い。麦芽100%というと、『プレミアム』つきのモルツとヱビスだが、高いのと、後者はちょっと苦味に走りすぎている気がしてあまり買わない。
ヱビスでは昔『エビスザホップ』という緑色の缶のものが好きだったのだが、廃盤になってしまった。白い缶の『シルクヱビス』(右上)は小麦麦芽が使われていて私の好きな白ビールに近いテイストがありおいしく、これもよく買う。
右下は最近のお気に入りで、やまやで売っているOettinger(エッティンガー)というドイツ産の白ビール。ちょっと軽いが安くておいしいし、白ビールらしくちゃんとフルーティーな味のするのがいい。

釣り鮎@福一

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筑西市旭ヶ丘の福一には自転車で走って行ったとき良くそばを食べにいく。月に一回位は行っている感はあるので、筑穂の椿野と並んで私が一番よく行く蕎麦屋だ。
ここは、店主の趣味で釣っている鮎を年に何度か売るのだが、先日その予告を見つけたので、予約し食べに行ってきた。鮎は最近は養殖物が安く出回っていたりするのでそれほどありがたくないのかもしれないが、何年か前に京都で食べた鮎がとてもおいしくて感激したので鮎、しかも釣りと言われるとかなり心が動く。
当日はあいにくの雨だったので車で行ったのだが、昼前にもかかわらずほぼ満員で驚いた。お客さんはほとんど顔見知りの方のようで店主と親しげに挨拶する感じ。
鮎は店中央の囲炉裏で焼かれていて、なかなかに壮観。店主に勧められて、焼かれている中で一番大きい子持ちをいただく。子持ちは一匹1000円。小さ目のオスは800円。とても大きくて多分25cm位はあった。店の人に聞いたところ鬼怒川で釣ってくるそうだ。
とても大きな卵が入っていて好きな人には良かったのかもしれないが、身はオスの方がおいしいのかもしれない。とはいえおいしいことには違いなく満足。車で無かったら酒を飲みたかったところ。

Barrel KLM install チムニーセクター

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Barrel KLM の install は一番上のチムニーのあるセクターをやっている。
このセクターだけソレノイドのチムニーが邪魔をして後方(日光側)からは入れられないので前方から。しかも、煙突のせいでモジュールの端に手が届かないのであらかじめケーブルを通しておく必要がある(左上)。
モジュールを押し込むときにはケーブルを接続してからテープで養生して押すのだが、コネクターが引っかかってうまく行かないので、隙間の下側にマイラーを張って段差をなくす(右上)。
左下の写真は反対側のケーブルが出ている方でこれを床まで長いケーブルで延長して、検出器が生きているかの確認をしてもらう(右下)。
このセクターだけ特殊なのでなかなか進まず半分入れたところで終了。続きは来週。

Forward Endcap 引き出し装置改造

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今日は自分の作業。
Belleを解体してForward Endcap を取り外したとき、引き出し装置の限界まで引き出しても隙間がギリギリ(linkの写真右上)で困ったので、installする前に改造しておくことにする。
とは言ってもやることは簡単で引き出し装置とそれが乗っているリニアガイドを固定する穴の位置を変える。写真左上は改造前の引き出し装置の下部で右下に6つ穴が開いている。この下にリニアガイドが固定される。なので、穴を写真で見て左側にずらせばきっと引き出せる量は増える(はず)。と言うわけで、装置をひっくり返して、磁石で固定するボール盤を使って16mmΦの穴を開けていく(右上)。厚さ5cm位ある鉄だが案外簡単に穴は開くもので24個の穴を開けるのに2時間もかからなかった。中段の写真は穴を開けた後。もとあった6個の穴から5cmずらして6個新たに穴を開けた。後は元通り組み立てて(左下)、保管場所に戻し作業終了。
傍らでは BKLM の install 作業が進んでいて、無事最初のセクターの install が終わったようだ。右下の写真は二層目をinstallし終わった直後で、まだコネクターにカバーがかかっている。今頃、Virginiaの学生さんたちが信号を確認しているはずだ。

Barrel KLM installation (2)

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昨日の続き。
まずは日光側にはみ出したモジュールを大穂側に押し込んでいく。
治具の反作用は左上の写真のように足場に単管で突っ張って受けることにし、モジュールはアルミの角材を日の字型に組んでモジュールと同じ大きさのものを作りそれで押し込むことになった。
なかなか一筋縄では行かなかったが何とかモジュールを押し込んだの後の大穂側から撮った写真が右上。ソレノイドの容器のすぐ外にこネクターのついたモジュールが見える。
次にもう一枚のモジュールを押し込んで(左下)、これで、このセクターの内側のレイヤーのinstallが完了。右下は日光側から見た写真。モジュールについているピンクのものはコネクタ保護用の袋。
今日はここで終了。明日は外側のレイヤーをinstallする。

Barrel KLM install 開始

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今日は大穂側の二枚を日光側に押し出す作業から。1段目左のようにパイプをさして足場のパイプとの間を突っ張って棒を押し込んでいく(1段目右)。辛気臭い作業だがパイプを継ぎ足しながら押し込んでいくと二段目左のようにモジュールが日光側に顔を出すので、モジュールの側面にタップホールを開けて(二段目右)アイボルトを取り付け、モジュールを取り外す。ここまではひどく順調。
これで、2セクター分取り外したのでいよいよ新しいモジュールをインストールする。
向きに注意して新しいモジュールを治具にセットし(3段目左)、治具をクレーンでインストールする位置にもっていく。3段目右の写真は治具の側面に取り付けられた水準器で、45度のものがあるのでそれでおよその角度を合わせておく。後は慎重に位置合わせをしてハンドルを回してモジュールを押し込んでいく(最下段左)。やってみてわかったのだが最後の20cmくらいはモジュールのフリクションが大きくなりすぎて入っていかず、治具が外れてしまう。ちょっと検討が足りていなかった。最下段右は最後の20cmくらい飛び出した状態のモジュール。
業者の人には明日までに治具が後ろに下がらないようにする工夫を考えてもらうことにして、今日は終わり。
明日中にこのセクターの残り三枚が入れられるかどうか?

Barrel KLM 引き出し (2)

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今日は先週抜いた大穂側の残りの一枚をまず引き出す。あらかじめ作戦を決めてきたようなので非常にスムース。ちゃんとタップホールを開ける準備をしておけば、簡単に引き出せるということのようだ。
その後、抜いたところに新しいモジュールをいれるのかと思ったら、斜めのところも試したいということで、日光側にまわり、右上のセクターのモジュールを抜くことになった。
治具を斜めに吊って持っていくので少し面倒だが、やることは同じ。足場を適切な場所に動かして固定し、治具をチェインブロックを使って45度にして設置し(写真左)、アイボルトから鎖で引き出し治具につないで引き抜いていく(右)。
実際に引き抜いている時間よりは足場の設置や配管の始末に使う時間の方が長い。
今日は手前側の二枚を抜いたところで終了。明日は、大穂側の二枚を棒で日光側に押して取り出すのだが、押し出すのにどれくらい苦労するのか、ちょっとわからない。

1秒21cm

一時期行かなくなっていたのだが、最近また週末暇なときに筑波山を自転車で登りにいく。
不動峠を走るタイムはあまり変わっていないので、私のFTP(160-170W)はあまり変わっていないようだ。

日本最低とはいえ私も一応物理屋なので、理想的な場合を考えてどの位タイムが出るのかちょっと計算してみる。
Powerは仕事率なので1秒間あたりの仕事。つまり1秒積分すれば仕事になる。165Wとすれば165Jだ。接地面の抵抗と空気との抵抗を無視すれば仕事は mgh なので、質量と重力加速度で割ってやれば1秒間に登れる高さになる。簡単だ。
私の体重(大体67kg)と自転車と服、持ち物等を合わせて80kgとして計算すると h=165/80/9.8 = 0.21m となる。
つまり、軸出力165Wで80kgの人が登れるのは最大で1秒あたり21cmとなる。実際は転がり抵抗と走行による空気抵抗があるのでこれよりは小さくなる。
不動峠は高度差が280mなので、0.21で割ればおよそ22分10秒になる。これが理想的な状態の値なので最速値。
これをヒルクライム出力計算サイトに入れて計算すると186Wになる。すると、効率は大体89%と言うことになり、かなり高い。確かに計算サイトで空気抵抗係数や転がり抵抗係数を買えても大して計算結果は変わらないので、実際効率は高いのだろう。つまり、上り坂に於いては上昇速度が支配的ということになる。この点は出力を推定する上ではかなり有利。
この仮定では充分効率は高い(あるいは対地速度にあまりよらない)と思えば、走破タイムは軸出力と重量で一意に決まることになる。では、私が不動峠を20分で走るためにはどうすればいいかを計算すると、205W出すか、出力を保ったまま15kg減量しろということになる。どちらもかなり厳しい。

上記で軸出力と書いているのは実際にはペダリングの技術などにより心肺の出力と車軸の出力には差があるということ。例えば両足を同時に踏めば明らかに出力はロスするし、筋力と必要なエネルギーの関係が非線形になる領域(過負荷)で走れば当然ロスが生じる。
しかし、第一近似的には上記の極度に単純化されたモデルで充分だろう。

Barrel KLM 引き出し

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昨日に引き続きBarrel KLMの引き出し作業。今日は本当に引き抜いていく。
まずは治具を設置した後モジュールにつけたアイボルトと治具のスライド部を結び(1段目左)、ハンドルを回して引き出していく(1段目右)。
完全に引き出せたらクレーンで運び出す(2段目左)。ここまではとても順調にすすんだ。
Barrel KLMは長さ(ビーム軸)方向には二分割されていて、install時はそれぞれ両側から押し込まれたのだが、今回はケーブルをどけるのが面倒なので片側から引き出す。で、奥の方のモジュールはヨークの隙間からアルミの棒を差し込んで(2段目右)、人力で押し出す(3段目左)。モジュールの長さが2m位あるので何度か棒を継ぎ足しながら押し出していくと端が反対側に出てくる(3段目右)ので、同じようにアイボルトをつけようと思ったのだが、なぜか片側にはネジ穴が開いていない。一ヶ所だけL字のフレームが使われていたようだ。仕方なく現場でハンドドリルを使ってフレームに穴を開け、タップを切ってネジを差し込み、紐をかけた(4段目左)。後は同じ要領で引き抜き治具を使ってモジュールを抜く。
4段目右は最内層とその次の層の手前側だけを抜いた状態。銀色のモジュールが抜けているのがわかると思う。この後奥側のモジュールを押し出して、端が顔を出したところで作業は終了。
来週はタップホールを開けるところから作業再会。

Barrel KLM 引き出し準備作業

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来週からBarrel KLMのinstall作業が行われるのだが、その準備と治具等のテストをやるというので見に行ってきた。
最初に取り出されるBKLMのモジュールは12時の位置にあるもの。写真左上の、青いところが鉄でそれにはさまれた白いのがBKLMのRPC。これを引き出す治具が右上。まずモジュールの端にアイボルトをねじ込んでスリングを取り付け、それを治具のスライドする部分に結いつける。後はハンドルを回して引き出していくという塩梅。
左下は治具を実際にクレーンで吊ってモジュールのところまで持って行ったところ。右下のように密着させて、治具の上にスライドさせて引き抜く。
明日は、うまくいけば実際に一枚引き抜いてみる予定。

Graduated ND Filter

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空を含んだ景色を撮るとき、空と景色の明るさの違いが問題になることは多く、いつもは、空(特に雲)が飛ばないように露出を合わせておいて、現像時に暗部補正をするのだが、限界もある。
こういうときには半分だけNDになったフィルターを使うのだが、一般的な四角いフィルターは使いにくいので丸いタイプを探していて見つけたのがこれ。おそらく中国のメーカー製のGraduated ND Filter 77mm。amazonで2000円くらい。『Graduated』とあるように真ん中あたりからなだらかに暗くなっていくので境界が目立たない。さすが中国製で、一番暗いところの減光量が書いてないのだが、スポット測光にして見てみると、一段分位。もう少し減光してもらいたかった。せめて2段。
右上はD600+24-85mmにつけたところ、24-85は72mmなのでステップアップリングを介して取り付ける。
下は使用例で左がフィルターを使用したところ、右は無し。橋より下の明るさが同じになるようにしてある。空の明るさが違うのがわかる。

カッター Swan-Morton Scalpel

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ちょっとした工作をするときに使う、カッターナイフ。ヨーロッパにいるときにCERNの文房具ロッカーから拝借して愛用していたものが折れてしまい困っていた。切れ味が良いのと刃先の形状が細かな細工に向いている。
日本で手に入るかと思って緑の柄の部分にかかれていたMARTOR-SCALPELLというキーワードを元に探してみると、どうやら医療用の替刃式メスだったことが判明した。Scalpelという単語がメスであることを恥ずかしながら知らなかった。プラスティックの柄は手術には使わないだろうから、工作向けに転用された商品だったと思われる。
さらに調べてみると、どうやら規格品のようで、いろいろなところからハンドルと各種替刃が出ていることが判明。入手が簡単なRS Componentsから購入した。
届いたハンドルには Swann-Morton とかかれている。MartorとMorton、筆記体だとほとんど区別がつかずややこしい。ちゃんと私の持っていた替刃にもfitした。ただ、ハンドルは(熱殺菌出来るように?)ステンレス製になってい重量感がある。
とりあえず目的は果たせたので次は工作に移ろう。

SG-Ex クランク交換

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スプロケットを変えてSG-Exは非常に快適になっている。普段走ったり、不動峠を登るくらいだったらこれで何の不満もないのだが、ギアをさらに軽くしたらどうなるのか興味があって、コンパクトクランクにしてみた。
クランクは別途ヤフオクで買ってあったULTEGRAのFC-6650/170mm(50x34)。前は同じ6600ULTEGRAの FC-6600/170mm(52x39)なので、交換前後の写真を見てもあまり代わり映えしない。シマノのホローテックのクランクは交換が簡単なので良い。外側のチェインリングが52->50になったのでフロントディレイラーを少し下げて調整する。

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ギア比がどうなったのかをplotしたのが上図(Clickで拡大)で横軸はギアの位置、縦軸はケイデンス85での速度。青い線上側三本がフロントアウターで下側三本がインナー。青丸が交換前、白丸が交換後、点線は購入時。アウター側は52->50なので大して変わらないが、インナーはずいぶん軽くなっているのがわかる。リアを24Tにしても交換前の27Tより軽い。買ったときは42-25だったのが34-27になったのでなんと25%も軽くなっている。赤線は現在のAmpioのギア比だが、今の状況だと、Ampioと比べて、30%も軽い。700Cだと35Tに相当する訳でもはやマウンテンバイク並の軽さ。実際一番軽い状態にすると、平地だと軽すぎて走るのが困難なほど。これでもう少しゆっくり坂を登れるか?

チェインオイル Shimano PTFEルブ

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ずいぶん長い間チェインの掃除をしていなかったので汚れが目立っていて気になっていたのをようやく掃除した。チェーンオイルはずっと昔安く譲ってもらったSPINオイル(25ccで1890円!)を使っていたのだが、そろそろなくなってきたので、自転車やさんで買ってきた。
いろいろあって選ぶのに困るのだが、基本的には晴れのときしか乗らないので、ウェットである必要はなく、むしろ汚れがつかないことを重視。で、選んだのがシマノのPTFEルブ。PTFEはポリテトラフレオロエチレンの略だがこれはいわゆるテフロンの事。テフロンはデュポン社の商標なのでPTFEと名乗っているのだろう。100cc入りで800円だったと思う。
一応ドライに属するらしくサラサラなのだが、SPINと比べると粘性は高め、揮発成分は少なめという感じ。走ってみても、SPINと比べると少しヌルヌルした感じがあるが、非常になめらかで気持ちいい。汚れは結構つくので、注油後一晩置いて馴染ませた後、入念に拭き取った方が良さそうだ。

Nikon 1 V1 (3) 設定

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Nikon1V1+6.7-13mmだが、軽く外に出たいときにはファーストチョイスになっていて、もう、2千枚くらいはとっただろうか?
使ってみておもったのは、小型のシステムだが、撮れる写真はNikonのそれ。色の出方とかもそっくりで多分縮小したらD600/D5100で撮った写真と区別がつかない。レンズは評判どおりとてもシャープでコントラストが強く彩度の高い写真が撮れる。高感度はセンサーサイズなりだが、それをのぞけば画質にはあまり不満は無い。

設定だが、あまり自由度が無くてむかついているのだが一応、
- 露出は Program Auto + 評価測光 + Auto White Balance(A1補正)
- RAW+Fine (S size)
- AF-S 中央一点 + 単射モード + 電子シャッター
- ISO は 800上限のAuto
- カスタムカラー (彩度強め)
にしてある。
最初は絞り優先で撮っていたのだが、どうせボケないし、6.7-13mmは開放から充分シャープなので絞りを変えてもあまり意味は無いと気づき今はProgram Autoにしてある。絞りたくなったら親指のレバーでプログラムシフトする。電源を切るとシフトしたことを忘れてくれるのでうっかり絞りっぱなしにならないのは、うかつな私向け。
ノイズは撮ってみた感じではD40と同程度のようで、800までは使えて、1600は使えなくはないという感じ。ISOオート設定の上限はなぜか400,800,3200と1600が無くて、相変わらずnikonはユーザーをバカにしている。
AFは親指AFが使えないので基本そのまま。AF-Sだとシャッター半押しで強制AF-Lなので、フォーカスと露出を独立にロック出来るようにするには、半押しAEロックをOFFにして、AE-L/AF-Lボタンの設定をAE-Lにするしかない。実際やってみるとわかるがこれで撮影するのは不可能。やってみるとわかるが、ファインダーをのぞきながらシャッターを半押しして、AF-Lし、半押しのまま構図を変えて、AE-Lボタンを押す。しかる後にシャッターを押し込んで写真を撮る。こんなことができるわけが無い。せめてAE-Lボタンがトグルならいいのだが、押しつづけないといけないので今のボタンの位置だと使えない。このあたり、Nikonはあまり撮影者の意図に任せたくないと思っているのだろう。幸いなことに評価測光による露出はかなり正確でRAWで撮っておけばほとんどの場合微調整で何とかなる。

写真は筑西市山王堂の蕎麦畑から撮った筑波山。1V1/6.7-13mm/6.7mm/F5/ISO100

改良型 EASIROC モジュール納品

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注文していた改良版のEASIROCモジュール3台が納品された。
細かな配線の間違いを直した以外はほとんど変更していないが、唯一、後部にAC/DCアダプターのソケットをつけたので、NIMクレートが無くても6VのACアダプターでも使えるようになった。
大阪にも同じものが納品されるはずで、(開発の主力は大阪なので)そちらのテストを待つことになる。すでに、製造元から問題の報告を受けているので少し不安。

浜ホト訪問

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ECLグループにカナダとイタリアのグループが参加したことによりPostponeされていたEndcapのUpgradeに関する活動が再活発化している。浜ホトに開発してもらっていて、しばらくの間休眠状態だった光センサー(Phototube)の方も再開すると思われるので状況を説明しなければと思っていた。ARICHの人が定期的にやっているミーティングがあるのでお邪魔させていただいて最初に時間をもらい現状を話してきた。ミーティングは電子管事業部ではなく、浜松駅南の本社事務所。タクシーに乗っていく必要も無く便利でよい。
話してみると、やはり、いくつかの研究所から独立に問い合わせが来ていたようで、引き合いがBelle2のためなのか何なのか状況が良くわかっていなくて苦慮されていたようだった。これで、状況もご理解いただき、今後は最大限協力していただけるとのことで一安心。CanadaやItalyの人達にも安心してセンサーを供給してもらえるだろう。こういうややこしいことはメイルのやり取りより直接話すほうが間違いが無くていい。わざわざ浜松まで出てきた甲斐はあった。

高エネルギーニュース記事

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出勤してメイルボックスをのぞいたら高エネルギーニュースが届いていた。
今回は私に関連する記事が二つ掲載されている。
一つはBelleの回転に関する記事で、聞くところではBelle2関連の記事のシリーズの最初らしい。前半を加速器の方が後半は私が書いている。Belleを回転した作業をただただ書くという記事なので読んで面白いかどうかは不明なのだが、なるべく、どのようにして回したかがわかるように書いたので、作業上時間がかかったり、問題が起きたり、苦労した所などは、私としては思い出深いが読者の興味にはなりそうに無いし、長くなるのでほとんど書いていない。
原稿はカラーを前提に書かれているのでモノクロ印刷で分かりにくいと思った方は高エネルギーニュースのページに載るはずなのでそちらを見てほしい。
もう一つは琵琶湖でやった高エネルギー春の学校の紹介記事で、今回は発起人の中から東大の方が執筆。昨年も書いたのでもういいのではと言う意見も上がったのだが、学校の存在が周知される手助けになるのではということで今年も載せてもらった。同じような話だと面白く無いので今回は最優秀賞、優秀賞に選ばれた二方に寄稿していただいた。二方の感想は、発起人に配慮してか、ほとんど褒め殺しのような感があるが、これが、来年の学校につながればうれしい。
実は、昨年の学校の記事は私が書いたのだが、これに対する反応が完全に『0』だった。誰かに読んだとか、学校あったんだとかそういうことを一言もいわれなくていささかがっかりだったのだが、今回はどうだろう?

BKLM モジュール最終便到着

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今日も安全シフトで筑波にいたら、四便に分かれてバージニアから運ばれていたBarrel KLMの最後の便が到着した。
車上渡しだそうで、技術職員の人がフォークで荷降ろし、搬入口に運んで今度はクレーンで吊って地下に。
地下では到着したモジュールのテストが進行中で、終わり次第 Belle に install される予定。

見学対応 Elsevier Gloval Academic Relations

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今日の見学は論文の出版で有名なElsevierの方々。肩書きにDrとついているので専門分野は違えど科学の知識は相当おありなようで英語とはいえ話はしやすい。質問も科学的なことから他愛もないことまで実に積極的。
見学者がたった3人で放射線の手続きもしてあるということで、B4やトンネルまで入って説明して差し上げる。CERNにも神岡にも行ったことがあるそうで、KEK/Belleをみてどうお感じになったのかは気になるが、かなりディープなところまでお連れしたので十分満足されたのではないだろうか?
帰ってきてこれを書きながら見学者の名簿を見ていたら Senior Vice President とか書かれている。私などが対応して良かったのだろうか?

プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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