日の出@合歓の郷

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合歓の郷には『夕陽に染まる浜』『東の見晴らし台』等と名付けられたビューポイントがあるのだが、後者は泊まっていたところから歩いて2km弱なのでちょうど散歩に良い。
この季節だと日の出は6:40頃なので起きるのもどうということ無く、朝飯前の散歩がてら日の出を拝みに行って写真を撮ってきた。
左上が前日昼に撮った写真(N1V1/6.7-13mm/6.7mm/f4.5/ISO100)。見えている筏は真珠養殖。右上は日の出の20分ほど前の様子(D600/18-35mm/18mm/f8/ISO2500)。この後、船が何度か横切って海面が荒れてしまった。左下が日の出直後(D600/18-35mm/18mm/f8/ISO100)。右下はその太陽部分を望遠で(N1V1/10-100mm/50mm/f7.1/ISO100)。ちょうど船が横切るところだったのでタイミングを合わせて撮ってみた。
すべてWBは太陽光。夜明け前の右上の写真の色のグラデーションは18mm広角ならでは。
おもしろいことに18mm相当で撮っている3枚の写真の水平線の位置、湾の入れ方等構図が全く同じ。同じ人間が判断しているから当然といえば当然なのだが。
写真を撮った翌日は露天風呂から日の出を見ようと6時から出かけて行ったのだが曇りだった。そううまくは行かない。

Flavor Physics Workshop 2013 @ 合歓の郷 (2)

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4日間の Flavor Physics Workshop 2013は無事終わった。
プログラムのほとんどを占めた講義はおおむね面白くて良かったが、やはり、学生向けなのか普通の人(物理屋)向けなのか今ひとつはっきりしていない感はあった。
写真右上はポスターセッションで、講演のなかった学生、スタッフから6つのポスターがあった。琵琶湖でやっている春の学校でもそうなのだが、最近、ポスターセッションは結構盛り上がる。今回も二時間のセッション中ずっと活発な議論があって、発表している人は大変そうだった。
今回のセッション会場はpublicなwireless networkが来ていなくて良かったのだが、最近は皆さん自力で繋げるらしく、xxxiphoneとかそういうアクセスポイントがたくさん見える。また、昼休みは結構長く取られていたのだが、つながってないと不安な人はホテルのロビーに行って、パソコンやタブレットを使い(右下)、私のようにあまりつながってなくても気にならない人は見晴らしのいいところに散歩したりしていた。左下は会場から1.5km位のところにある東向きの展望台でハンモックが設置されている。すぐ下に見えるリアス式の海にはミキモトの真珠養殖をやっている筏が浮かんでいる。
今回学生が少なかったので、どうしてなのか聞いてみたのだが、何人かは修士や博士の論文を書いているそうで、ならば開催時期があまり適切でないのかもしれない。来年の幹事は首都大学ということで関東のどこかということになりそうだ。

Flavor Physics Workshop 2013 @ 合歓の郷

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Flavor Physics Workshop 2013というのに来ている。
毎年このくらいの時期にやっている理論実験共同のBelle2を念頭に置いた物理の研究会で日本の(特に学生の)Activityをあげることを目標にしていると理解している。今まで、花巻磐梯熱海下呂などでやっているが、今回の会場は、幹事が名古屋ということで、名古屋からそれ程遠くない志摩は合歓の郷
参加者は50人弱で学生さん(特にBelle)の参加が少ないのが残念。また、KEKのBelle2スタッフメンバーも皆さん忙しいようでほとんど参加していなくて全日程参加は私だけ。学生の参加が少ないからか、研究会は講義が主体。でも、聞いているのはほとんどスタッフメンバーなので、講義がいったい誰に対してなされているのかはっきりしない。
合歓の郷はおそらく近鉄の関連施設でホテルが二棟とゴルフ場を中心としたアクティビティーというのが売りなのだと思う。それほどいい季節でもない平日にもかかわらずとても客は多い。どうも、遠方(アジア諸国を含む)からやってくる年配の客が多いという印象。

軽量三脚 fotopro PGC484F

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三脚はあまり使わないのだが、カーボンのそこそこ立派なものプラスティックせいのおもちゃみたいな物を持っていて、前者は所内や車で移動するときに、後者は外出する時に持ち歩いてコンパクトにつけて使う(たまに気合で大きいカメラにも使ったりするが)。
で、旅行する時に持っていってそれなりにつかえる軽量な三脚を探していた。
条件は
- 雲台込み1kg程度
- 4段
- それなりに頑丈
- それなりの高さ
と曖昧で、好みにより、
- 自由雲台
- レバーじゃなくリングナットによるロック
で、探してみると理想的なのはGitzo のGT0541なのだが、高くててがでない。よく似た日本製だとSLIKのカーボンスプリントがあるがこれも高い。色々妥協するとベルボンのULTRA MAX iMというのがある。五段でけっこうやわいが920gと軽く、広報室の人が持っていて使わせてもらうと悪くないが、やはりもう少し頑丈な方がいい。
それで、日本製も諦めて中華カーボンを探して見つけたのが fotopro PGC484Fというもの。上記ジッツォと似ていてカーボン4段で、リングナット、自由雲台とおよそ理想に近い。アマゾンで買って1.3万くらい。
SLIKの713EXと比べると一回り小さく小型軽量三脚と言っていいと思う。測ってみると1020gで自由雲台に交換した713EXの1470gと比べるとかなり軽い。思ったよりゴツくて失敗したかと思ったが、充分丈夫で私の持つD600+24-85mm(1350g)位だったら何とかなる。
それなりに満足しているが、その後、同じような中華カーボン三脚でFancierというブランドの製品に同じようなスペックでさらにコンパクトになる物を発見した。benroのC0680あたりのコピーと思われる。

Nikon D600 (10) AFS 18-35mm/f3.5-4.5

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せっかく念願のフルフレーム機D600を手に入れたのに、一番好きな広角をとるときにDXクロップでTokinaの12-24を使うのはあまりに悲しいので、ずっと、FX用の広角レンズを買おうとしていた。
候補は3つで、16-35mm/f4と18-35mm/f3.5-4.5の新旧二種。
店で現物を触ったりすると16-35mmはやはり大きく重く高い。18-35mmの旧い方は絞りリング付きで銀塩の方にも使えて、絞れば結構よく写り、値段も安いのでかなり心は揺れたが、ここは頑張って新しい方を買った。ほとんど使われていない程度の良い中古で5.7万くらい。Nikon 1の6.7-13mmを抜いて手持ちで最高額のレンズになった。
広角だけあってフィルター径が77mmもあるが、レンズ自体は軽く440g位でTokinaの12-24(590g)よりも、AFS 24-85mm(500g)より軽い。
フィルターによるケラレを見てみたが、wide用のプロテクションフィルターやCPLフィルター一枚だとケラレ無いが、重ねてしまうとワイド端で隅がケラレる。面倒だがいちいち付け替えるしかない。
写真右下は同じ画角になる3セット。左から、D600+18-35mm(1290g)、D5100+12-24mm(1160g)、Nikon1 V1+6.7-13mm(560g)。レンズが軽いおかげでFXとDXの差があまり無い。
荷物の重さが気にならない時はこれを持ち出すことになりそうだ。
望遠レンズを買うつもりはあまりないので、FXの方は当分これで打ち止め。

自転車で筑波連山縦走

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ゴールデンウィークに自転車まで福島に行き、もう一つやりたかったことと言うのが自転車で筑波連山を縦走すること。あまりブランクがあると厳しいかと思って、何度かつつじヶ丘くらいまで登って感触を掴み、自転車を山登り仕様にして機会を伺っていたのだが。誕生日の記念にこの間行ってきた。
コースは、まず、不動峠から入って風返し峠からつつじヶ丘は行かずに湯袋峠に降りる。ここから、林道を通って県道7号の上曽(うわそ)峠へ行くのだがこの部分はほとんど誰も通らないので道が悪くあまりスリックタイヤには適してない。そこから7号を横切って北の方へ林道を登っていくときのこ山と足尾山。この辺はパラグライダーやハンググライダー(左上)の滑走路?がいくつかあり、利用者を載せた車が頻繁に通るので道がきれい。この足尾山のあたりが一番標高が高い(560m位)。
ハンググライダーを用意して風を待っている人に聞いた所この日は風があまり良くなくてちょっと待って東側に降りるとおっしゃっていた。どの辺まで飛んで行くのかきいたら、すぐ下に着地場があるそうだ。フルーツライン位までは飛べるのかと思っていたら全然そうでは無いようだ。
足尾山から一旦急坂を下っていくと一本杉峠(右上)。ここからかなりの急坂(11%位)を登っていくと(1km位)丸山のウインドパワーつくば風力発電所がある(左下)。見学は自由にしてくれと書いてあるので見に行き看板を読むと、設置されているのはよくある2MW級の風車二台であることが解るが、一台はなぜか動きを止めている。発電量の表示板があるのでみてみると(たったの)77kWと出ている。風速は5m/s弱でそれ程弱くなく風車は元気良く回っている。定格2MWにしてはいささか出力が低すぎる思うのだがどうなんだろう。それ程風が強い日ばかりでは無いので、この風でこの発電量なら元をとるのは無理だろう。
この後しばらく下ると加波山神社(右下)の入り口があるのだが、1km位歩いて登らないといけないのでパス。この後、燕山の方へ少し登ったら上りは終わり、急な坂を延々下って県道64号に出る。山の下り坂は濡れているし、排水溝が道路を横切っているので、ゆっくり下りないと怖い。ドロップハンドルだとブレーキがかけにくいので腕の筋肉が痛くなる。
県道64号からは北へ向かい国道50号を西に行き、岩瀬駅からりんりんロードを通って帰る。
足尾神社や発電所で寄り道したり、景色が良かったら写真を撮ったりするので結構時間がかかったが、不動の下から県道64号に出るまで(34km)4時間くらいかかった。早い人だったらきっと1時間半位で走ってしまうのだろう。
記録によると全行程79kmで上りの合計は1270m程度。消費カロリーは2300kcal。へなちょこ仕様の赤い方の自転車なら10%位の坂までなら何とか登りつづけられることが解った。

EASIROC モジュール試用

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今日は阪大に出張。
長いこと地下にいて作業を続けていると、こういう気分転換がほしくなるので丁度いい。
最近できたEASIROCモジュールの使い方を習いに行く人がいるのでそれについていって私も学習させてもらう。いままとめて発注しようとしている分のモジュールができたら一度講習会を開こうとしているので、それの雰囲気をつかもうという意味も込めている。
最初にすべきはFirmwareの書き込みなのだが、私のパソコンに入っているISEのバージョンだとうまく行かない。新しすぎるやつもダメという話があってどうやら、14.4というのがいいということだ。
やったことがある人はわかると思うがISEのinstallはものすごく時間がかかるので今回は、大阪の人のパソコンで焼いてもらった(左下)。簡単な動作確認をしたら、あとは、習いに来た人が学習している様子を見て私も学習していく。最終的にはちゃんと設定を変えて信号を見えることを確認できた(右下)。帰ったらもう一台firmwareも書き込んでいないモジュールがあるのでそいつで練習してみようと思う。
大阪の人は自分たちのモジュールを実際に使っているらしいのだが、二台あるうちの一台が壊れたらしい。どうも、EASIROCのinput DACが壊れるというかつての問題と同じ。現象としてはinternal HVが突然90V位の電圧を出しはじめ、あわてて電圧を落としたところDACが壊れていたそうだ。Internal HVが狂ったというのも問題だが、MPPCに電流が流れすぎてDACを壊す問題は保護回路を入れて守っているはずなので、ちょっと気になる。皆さんに納品したはいいが、ぼろぼろと壊れていくようだと悪夢だ。

写真右上は阪大に入ってすぐに飾られていたサイクロトロン。先代はGHQにより廃棄されてしまったのだが、作り直して95年まで動いていたそうだ。KEKの物ほど大きくないがコクロフトウォルトンもそのそばに飾ってある。

Nikon 1 V1 (4) ケース

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Nikon 1 V1だが、そこそこ気に入っていて、最近コンパクトの出番が減っている。で、グリップ向上と、大事に使っていこうということでケースを買ってみた。
純正品、社外品と見てみたのだが、なにしろ1万円少々で買ったカメラなのでそんなに高いケースをつけるのも何なので、結局安く売っていた純正のケースになった。
いわゆる速射型ケースの下半分だけのもので、上側をつけるために裏にボタンがついている。あまりうれしくないが、別の商品を作るのが面倒だったのだろう。取り付けは三脚穴にねじ込むタイプで安心なのだが、純正品の割には側面のフィットはそれ程良くない。
面倒なのは電池とメモリーカードを出すたびごとに外さないといけないことで、仕方ないことだが、結構な手間となる。

BKLM installation 終わり

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朝少しだけB2GMを覗いてコーヒーを飲んでから筑波へBKLMの作業を見に行く。既に今日二枚目(つまり最後から二番目)のモジュールをいれている所だった。特に問題もなく最後のモジュールを入れ終わったのが11時過ぎ。
現場にいた皆さんと記念撮影。残念なことにずっと頑張ってくれていたVPIの学生が帰ってしまって写ってない。
午後からは、次の作業のために足場を組み替えてもらい、モジュールのテストや一時保管所として使っていた日光側の側室を綺麗にして、Endcap KLM のモジュール組み立ての作業に備えた。

色々と問題はあって二ヶ月くらい遅れたが、一応installationは完了(物理的には)。VPIの人たちはまだモジュールが生きているかチェックしている。とりあえず、大惨事はなかったし、けが人もなかったので、ひとまずめでたい。

BKLM installation 取り出し完了 + B2GM 3日目

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今日はずっとBKLMのinstallationの方を手伝っていた。
今日は最後のセクターの作業で、昼過ぎに最後のRPCモジュールを取り出し終わった。左上はそのモジュールを運んでいるところで、Belle ECLの内筒に入って撮ってみた。丸く写っているのがTOPを固定するフランジ。
右上は最後のモジュールを取り外した後の様子。最後のモジュールを入れてモジュール廃棄用の木箱は予定通り満杯になった(左下)。万が一の時のためにしばらくテントに保管して廃棄される。
この後、一枚インストールして残りは3枚となった。インストール後のテストをしてくれるVPIの人が週明けには帰ってしまうので、明日土曜日だが残りの作業をやることにする。幸いなことに物理屋側はB2GMがあるのでどうせ出勤日だ。

小林ホールでは17:30頃からサマリーのセッションが始まって、BKLM,EKLM,ECLと私に関連する発表があったので作業後に顔を出した。ECLの話の後に、readoutが17kHzで頭打ちになる件をDAQの人に聞いたら、それは、こちら(ECL)のせいだと言われてしまった。エレキは既に発注済みなのでfirmwareで解決できない問題だと、まずいことになる。うーん。

16th B2GM ECL Pararrel

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今日はB2GMの2日目。一日中パラレル。
その前に昨晩ECL endcap upgrade をする人が集まってミーティングを行った(左上)。Pure CsIを『いつ』installするのかターゲットを決めてちゃんとまとまったプロポーザルを書いてcollaborationに出そうということで、その意思統一を測ることにわけだが、カナダとイタリアの人が中心なので私の出番はあまり無い。とりあえずのターゲットは2018年夏にinstall。2017年がいいのだが間に合わないし、2019年だと遅すぎるということ。

パラレルは午後のECLのセッションにだけ出て、午前は筑波で作業。
ECLのセッションは通常非常に寂しいのだが、部屋に入るとびっしりと人で埋まっていて、部屋を間違えたと思った(上右)。DAQ upgrade の話とEndcap upgradeの話があるので、ひどく長い。5時間くらいかかった。凄い。

今日の筑波実験棟にはオーストリア(中左)とイタリア(中右)から偉い人がやってきたようで、B4に降りてこられた。片方はKEKの人の引率がなかったので仕方なく私が付き合った。きっと広報や総務を通さずに引き受けてしまったのだろう。私の経験だと、物理屋が自力で対応するとトラブルの元となる。

B4での作業だが今日からEndcap KLMのモジュール組み立てが始まったようだ(左下)。ロシアから来たテクニシャンがEKLMモジュールのフレームに穴を開けていたのだが、午前中かかって終わっていなかった。これから112枚この加工をしないといけないのだが、一人でやる気なのだろうか?こんなペースじゃ間に合わない気がしてきた。
BKLMの方は左下のセクターのinstallationをやっているのだが、installすべきモジュールのチェックに時間がかかって待たされたりして、進みが遅い。今まで中心となって働いてくれていたVPIの学生が、ビザ切れで帰ってしまったのでこれから問題が起きるかもしれない。右下の写真はチェックするVPIの学生二人とそれを手伝う教授。

16th B2GM 始まる

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16回目のBelle2全体会議が始まった。
Collaboratorの数はますます順調に増えているようで579人になったそうだ。もはや3号館セミナーホールでは収まりきらなくなって今回から小林ホール。
最初の方にスケジュールの話があって、どうもTOPがもともとのスケジュールに間に合わないのが確定したらしい。でも、物理ランは予定通り始めたいので出来た分だけTOPをinstallして始め、2017年にもう一回全部ばらしてインストールするそうだ。じゃあどのくらい待てばTOPは出来るのかというと半年だそうだ。ということはphase3には間に合う。だったら、phase2はとりあえずCDC無しでロールインして行い、phase3に移行するときに全部インストールすれば二度手間にならなくて済むし、物理のoutputも早くなると思うのだが、なぜかそうしないのだろう?スケジュールは偉い人たちがこっそり集まって決めてしまうので、我々にはどういう条件で決定がなされたのかはわからない。きっと我々の知らない何らかの制約があるのだろう。

BKLMのinstallation作業は粛々と続いていて、今日は左上のセクターの修理(取り外しと再install)が終わった。ここへ来てチムニーとこのセクターの修理が入ったので、今週中に終わるのはかなり厳しくなった。明日は左下のセクターに移る。

乾燥空気コンプレッサー保守

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毎年この位の時期にやってもらっている、乾燥空気システム用のコンプレッサーの保守が今日だった。左上の写真の二台がコンプレッサーで色は違うが同じもの。これのうち左側の一台が動いていて、右側の一台はバックアップ。
実は左側のコンプレッサーは相当古くて、交換する物も買ってある。でも、まだ動くし、壊れてもすぐ横にバックアップがあるので保守はしない。なので、今回は右側の一台の保守と、後ろの配管の修繕をお願いした。配管の方は継ぎ目のところから水が漏れるという苦情が来ていた。実際のところその水が中から来ているのか、結露なのかはよくわからないし、いずれにせよドライヤーの前なので気にしていなかったのだが、直しておいた方がいいだろうということで。
作業自体は昼過ぎには終わり、配管は新しい物に交換された。これで水漏れも止まるだろう。

KLMの作業の方は取り外したチムニーセクターの再インストールが終わり、信号も確認された。これで、ECLのケーブル作業はいつでも出きることとなりめでたい。
写真左下は、そのチムニーセクターで、作業をしている方はKLMグループのリーダー。バージニアからB2GMのためにやってきて、暇な時間は学生さんのテストの手伝いをしている。

チムニーセクターも終わって今度は左下のセクターのモジュールを取り外しにかかった(右下)のだが、ここで、学生さんから、左上のセクターに16ch読めないモジュールがあるので外してくれと言われた。仕方なくこのセクターは中断してモジュールを外す準備をしたところで時間切れ。明日に続く。

BKLM installation チムニーモジュール取り出し

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BKLMのinstallationは順調に進んで、右下のセクターのモジュールの取り付けは午後すぐに終わった。この分だと、セクター一つ進むのに二日かからない。
次のセクターに進む前に一番上のチムニーセクターにinstallしたモジュールを取り出した。install後のテストで1チャンネル信号が読めないところがあったらしい。どうも、コネクターがそれ程丈夫じゃなくてinstall中に緩んでしまったらしい。このセクターの日光側だけコネクターに手が届かないので仕方なく取り出す。
古いRPCを取り出すときは、ケースにタップホールを開けてアイボルトをつけるのだが、ドリルが貫通して中を壊すのが嫌なので反対側から押し出す作戦を採った。右上の写真は件のモジュールを日光側から押しているところ。左下は反対側で待ち構えている治具にモジュールが出てきたところ。最後まで出したらコネクターを外し(右下)、クレーンで下に下ろす。

見学対応 SuperKEKB Comissioning Workshop 御一行

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今日の見学は SuperKEKB comissioning workshop に参加されている加速器の研究者御一行。Belleの回転についてわかる人ということで私が対応。筑波で衝突点まわりを説明する時にBelleについても少し説明すると言う趣旨。
いつも見学をやっている広報や総務の人と違って加速器の人が自分で対応していると言う時点で嫌な予感はしていたのだが、予定が遅れに遅れて、筑波到着が1時間以上遅れた。これ以上待つのは御免なので最初にBelleについてきいてもらうことにした。
半分業界の人みたいな物だから質問は割に活発。結構Belleに詳しい人もいて、Aerogelはどうするの?とか聞かれたのだが、結局最後まで回転についてはまったく聞かれなかった。まあ、こういうことはよくあることだ。

Nikon D600 (9) センサー清掃二回目

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先日とったダイヤモンド筑波の写真を見ていたら、絞ってとったものにゴミが写り込んでいる。ブロアーで吹いたりしてみたのだが取れない。自分で清掃してもいいのだが、保証期間中でもあるので、東京に行ったついでに銀座6丁目のサービスセンターに出してきた。

うちからここにいくと秋葉原の駅には巨大なヨドバシカメラがあり銀座にはニコン以外にもソニー、キヤノン、リコーのショールームがあるのでカメラを見るのに事欠かない。
ニコンのショールームにはDfが置いてあって入れ替わり立ち替わりと言う感じで人が見て(触って)いく。店の人も客もこういうアナログな操作性がいいと言うのだが、私はまったくいいと思わなかった。FE2とそっくりで、露出補正、シャッター速度、ISO感度は専用のダイヤルがついていて、ノスタルジーを感じなくはないのだが、すべてのダイヤルはロックがかかっているのでロックボタンを押しながらでないと回らず、値を変えるのは簡単ではないし、コマンドダイヤルに機能をAssignすることもできない。なので、少なくとも、ファインダーを覗きながら変えるのは無理だろう。これでは、あまりに、時代に逆向していてついていけない。中身はD600なので外装のために、わざわざ不自由なものを10万以上余計に出して買う気は起きない。一枚の写真を撮るのに数分立ち止まれる人向け。
リコーのショウルームには発売前のQ用の広角ズームが置いてあった。確かにすごく小さくて良さそうなのだが、最低でも40000円はしそうなのでかなり高い。Q7のレンズキットと一緒に買うと8-9万円くらい。それで、必要な物が一式揃うと思えば安いのかもしれないが、もう、Nikon 1を買ってしまったのでこれには手が出そうにない。もう半年早く出しておいてくれれば、と言う感じ。
ヨドバシカメラにはOM-D E1が置いてあって触ってきたのだがこれはなかなか良くて物欲が刺激される。エルゴノミクス的にはグリップが大きくなってE5より断然良さそうだ。ただあの、軍幹部の左側に電源スイッチがつけてあるのはどうなんだろう?私はかなりこまめに電源をon/offするのであの位置だとストレスがたまりそうだ。
コンパクトの方で気になっているFujifilmのXQ1はまだ現物が置いてなくて残念。

BKLM installation セクター4取り外し

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昨日現場に行かなかったら既に9時のセクターは終わっていた(左上)。一日で4枚installできたそうで、どんどん作業効率が上がっている。
今日は日光から見て右下のセクターの取り外しで最後から3番目ということになる。日光側のモジュールを外すのは、他と変わらない(右上)のだが、大穂側のモジュールを日光側に押すのが大変。大穂側には共通架台が置かれているのであまり空間が無い。しかし、そこは考えたもので、がっちりした架台をつかっててこの原理で棒を押し(左下)却って時間をかけずに押し出すことができたようだ。右下はinstall予定のモジュール置き場でずいぶんと少なくなってきた。このペースで進めば来週の金曜日にはすべてinstall出来ることになる。

ダイヤモンド筑波山

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富士山頂から日が登るのをダイヤモンド富士というが、同じように筑波山頂から太陽が登る景色をダイヤモンド筑波というらしい。
太陽が登る方位を調べるのは便利なサイトがあり簡単で、筑波山頂を観測点にして夏至と冬至を表示すればその間ではダイヤモンド筑波が年二回観測できることになる。実際やってみると、常総線なら宗道駅から下館駅くらいが範囲になる。KEKは残念ながら南過ぎ(あるいは近すぎ)て範囲外。
有名なのは母子島(はこじま)遊水池で、筑西市小貝川と大谷川が合流するあたりにある。池に映るので、ダブルダイヤモンドなどというらしい。ここだと、ダイヤモンド筑波になるのは10月28日頃と2月14日頃だそうで、科研費の書類をかきつつ早起きして見に行ってきた。早起きと言っても日の出は6時頃で、筑波山の高さまで登ってくるのは6時半頃になる。
私はとても天気のよかった27日に見に行ったのだが、現場付近は濃い霧に覆われていて断念、31日に再訪したときとったのが写真。3日遅れているので男体山の少し右から日が登っている。ホワイトバランスはオートで太陽光にしても同じ。ここまで赤かった気はしないのだが、広角でとったものを見ると地平線あたりは確かに赤く写っている(高いところは青い)。
27日もそうだったが池のまわりは写真を撮る人がいっぱいで驚いた。27日にはNHKも来ていたが無駄足に終わっただろう。
(D600/24-85/70mm/F11/ISO100/-2EV補正)

TOP フランジ測量 (2)

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私はKLMの作業を手伝いながら見ていただけだが、TOPのフランジ測量は今日も続いていた。フランジの穴の位置の測量には穴に、ターゲットシートが貼り付けられたプラグを差し込んで測る(左上)。これを、KLMのインストールのために立てられた足場の隙間から覗くことになる。測量器自体はB3回廊に設置(右上)。15時頃聞いたら8割くらいは計り終えたといっていたが残りは物理屋が引き継ぐことになったのだろうか?

KLMの作業の方は今日も順調に進んで、9時のセクターのRPC4枚を取り外した。治具を正しい位置に固定する金具を使い始めてからは順調だ。これで5セクター分20枚のRPCを取り出したので、10枚収納できる箱の二つ目が満杯になった(右下)。放射線検査を受けてOkeyが出れば廃棄される。

TOP フランジ測量 (1)

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今日明日とTOPグループの人(とそれに雇われた測量の人)がTOPをinstallするとき固定するBarrel Calorimeterから出ているフランジの測量を行っている。
フランジがinstallされたのは10年位前でそれからずっと重い物がぶら下がっていたわけで変形しているかもしれないということで精密に測っておく必要があるそうだ。ちょうどドラマガリレオで福山雅治さん演じる帝都大学の湯川さんが測っていたところだ。
やり方だが、まず、フランジの大穂側と日光側それぞれの3時と9時に相当するところに、昔つけられた罫書き線が入っているのでそれにそってターゲットスティッカーを張り(左下)、それをとりあえずの基準点とする。後は、フランジの取り付け穴にターゲットを取り付けてグルッと一周ネジ穴の位置を測量していく。同じところでKLMのinstallation 作業をやっていて足場が立っているのですべてが見えるわけでは無く、面倒くさい。基本的に相対位置がわかればいいので適当に測ればいいのだが、一応、Belleと実験室に設置されたターゲットも測っておいて下さいとお願いしておいた。そうしておくと、ソレノイド軸とのずれなども一応想像できるので。

KLMのinstallationの方は粛々と進んでいて、今日で3時のところ(セクター3)が終了。これでおよそ半分終わったことになる。右上の写真は大穂側のモジュールを差し込んだところで"3M"とプリントされたテープが張ってあるのがモジュールの先端でそこからケーブルが出ているのがわかる。黄色く見えているのがヨークの鉄。手前の銀色はソレノイドの容器。鉄と容器の隙間にモジュールの先端を差し込んでいるところなのがわかる。右下は、installが終わったセクター3。次は9時のところ(セクター7)。

見学対応 新潮社取材

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今日の見学対応は新潮社の方々4人。新潮社というのは(本を買うという意味で)私も大変お世話になっている出版社の新潮社。
雑誌の記事にする取材で、技術を主眼に置いた記事だそうだ。
その程度の予備知識しか無かったので非常に適当な形で取材(或いは説明)は始まった。ちょうど外にいたのでクーリングタワーから始めて、展示室、筑波に入ってBelleの中までいろいろ説明しながら案内差し上げた。写真右はBelleのソレノイドの中を見ているところ。
技術に主眼を置いた記事ということなのだが、正直申し上げてBelleにはそれ程最先端の技術が使われているわけではない(と思う)。かなり進んだ技術だが、かつて最先端だった技術を取り入れて手作りしていると言う感じが大きい。例えばシリコン検出器を作るのに、センサーとASICとフレキ基板を別々に買ってきて自分でボンディングして組み立てると言うと結構驚かれる訳だが、それが最先端の技術かといわれるとそうではない気がするし、技術力が高いかといわれるとそれもどうだろう?
あまりバイアスをかけること無く、聞かれるままにいろいろ説明申し上げたのでどのような記事になるのか楽しみではある。

日本酒 男女川 純米吟醸

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男女川の稲葉酒造は筑波山の麓にある。
先日筑波山に走りに行ったとき筑波山神社の方にまわり、いわゆるつくば道(県道139号)の急坂を降りていると、一の鳥居のところで稲葉酒造の看板が目に入り右(西)に折れて寄ってみることにした。曲がってすぐにあるのかと思ったらとても怪しい道をずいぶんと下らされてその先に発見した。どうも上から行くのは一般的では無いようで自転車だとりんりんロードの筑波駅から東に行くとそれ程登らずたどり着けることがわかった。
私にとって稲葉酒造というのは高級な酒を中心に生産してやや高額で売っているという印象で、直売所に行っても中心はできたて、あるいは仕込んでいる最中の高級酒なのだが、少しだけ私が普段飲むようなクラスの酒も売っている。せっかく蔵まで行ったので買ったのが写真の男女川純米吟醸で1680円とそれ程高くない。
直売所の奥は軽い食事が出来るようになっていて、利き酒3種が500円、つまみの野菜とセットで1000円、ランチが1300円。今度一度食べてみよう。

ラーメン 天津

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北条は北の方に走りに行った帰りや不動峠方面に走りにいくときによく通るのだが、なぜかあまり昼食時にいることが少なくて店に入ることもあまりない。北条でラーメンと言えば古くは佐野ラーメンの山銀だったのだが、今は栄楽名無しにいくことが多い。最近不動峠を降りてきたときに八坂神社の向かいあたりにラーメンののれんが出ているのを見つけて入ってみた。
店の写真を見ても名前がどこにも出ていないが、道路に看板が出ていて天津という店だとわかる。名前からは中華料理屋のような気もするのだが、店内のメニューを見ると、親子丼カツ丼とか野菜炒めとかもつ煮込みとかもあって、中華寄りの定食屋という感じ。
ラーメンは500円でワンタンメンが550円と庶民的なのは近所の栄楽と同じ。出てくるワンタンメンもそっくりで、加水率高めの細めの縮れメンにあっさりしたスープ。ナルトと海苔が乗っていて、ワンタンはほとんど皮しかないのも同じ。麺の量が多いのも同じで並でも普通の店の大くらいあると思う。
店は昼間から焼酎を飲んでいる常連さんで賑わっていて人気店なのがわかる。

2014年4月追記
ワンタン麺は600円に値上がりしていた。

Barrel KLM installation セクター3取り外し

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今日からセクター3の取り外し。
左上の写真でわかるとおり、日光側から見て3時の位置。今回から治具をBelleに固定する道具を使う事になった(右上)。金具をヨークの鉄部分に取り付けてそれに治具をネジ止めする。ネジは頼りない物なのでクレーンで吊って荷重はかけないようにしないといけない。
後は同じようにモジュールにアイボルトを取り付けて、治具にくくりつけて引き抜く(左下)。右下は一枚抜いたあとの様子。私は最後までいなかったのだが、レイヤー0の2枚と、レイヤー1の手前側を外せたと思われる。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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