ClementineとClemenville

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フランスでよく売っている柑橘。Clementine(クレメンティーヌ)とClemenville(クレメンヴィル)。左上がClemenvilleで右下がClementine。昔すんでいたころ良く食べたのを思い出し買ってしまった。大きさは日本のみかんと同じくらい。どちらもMandarin Orange(みかんだ)との交配種だったと思う。フランス産はあまり見かけなくてほとんどスペイン産。スーパーで一キロ3EUROだった。
Clementineは日本のみかんとよく似ていて少し扁平で柔らかく皮と実の間に隙間がある。食感はみかんと同じ。味はみかんに少しオレンジっぽい甘味を加えた感じか。
Clemenvilleはほぼ球形で皮は薄く実がつまっていてむきにくい。実は粒々が固くてはっさくとかのように粒を感じる。味はもっとオレンジに近い。
ただ、どちらも交配種だからか、みかんぽい奴とかオレンジっぽい奴とかがあって、山積みにされているなかから、おいしそうな奴を選ぶ。当たるとClemenvilleの方がおいしいと思うのだが、むきにくいし、平均的にはClementineの方がおいしい気がする。

ECL Barrel ボード第二段とEndcapボード納品

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約二週間前に納品されたBarrelボードの第二段120枚とEndcapボード10枚が納品された。
前回と同じような箱が9+1個。今回もかわいそうなDHLの人に部屋まで運んでもらう。
大穂の空調は壊れて修理不能な事が判明し、350万自力で用意しないといつまでも直らない。今年度は絶望で、来年度だって一応要求はしておいたがどうなるか分からない。暑くなる前にいろいろ済ませないといけないようだ。
前回のボードのテストは95枚終わったそうで、不良は1枚のみ。最終便に良品を送ってもらい、不良品を送り返すことになる。最終便までにこのボードもテストできればいいのだがどうなるか?
エンドキャップのボード(右)の大量生産(140枚くらい)は来年度なのだが、この10枚はプレマスプロダクション兼最終テストになっている。基本的に信号処理などはBarrelと同じものなので変なノイズが乗っていたりしなければ問題ないはずだ。

Nikon D600 (12) 退院

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出張から帰ってきたらサービスに出していたD600が送り返されてきていた。
早速開けて伝票を見ると、
- ローパスフィルター清掃
- レンズと組み合わせた状態でピント調整
- 色かぶりは一応色調整したが、問題ならメディア添付の上修理に出してください
とのことで、およそ予想通り。
確かに、色かぶりが起きている写真を添付すればよかった。
伝票によると21日に受け取って24日に送付したようだ。簡単なものならこの程度の時間で出来るということだろう。ピックアップサービス、実に快適。

Ecole Polytechnique 出張 (2)

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ついたら早速関係者集まってミーティング(左上)。と言っても3人だが。
最近の日本の活動、新しいEASIROCモジュールの測定の結果、EASIROCの問題点などを報告してその結果等を吟味していく。EASIROCに関しては大阪の人と九州の人がみっちりと測定してくれていたのでそれを報告していく。
向こうの人からは最近の彼らの新しいProductに関する説明があって、CITIROC/PETIROC2を中心に新しい機能についての説明を受ける。
CITIROCはEASIROCをCTA実験に向けてカスタマイズしたもので、使い方やPin配置等もEASIROCとほとんど同じ。機能的には時間分解能がよくなっていて、またTiming 信号用の Threshold が二つある。もし、EASIROCモジュールの開発を続けて次のモデルを出すならこれを使うのがよいと思われる。
PETIROCはMPPCをTOFPETに使うためTimingに特化したASICで速いアンプと速いdiscriminatorを持っている。MPPCはそれなりに時間分解能が優れているのでこういうのを使って時間分解能に特化した研究をするのは良いと思っていて、もし、人手があるなら、これを次の開発課題としたいとおもっている。
ミーティングの後は地下の実験室に移って、ミーティングで挙がった疑問点を実際に測定して調べていく。Analog Gainの pulse shape との関係、ASIC内のチャンネル間のクロストーク、Low Gain 側のlinearityの確認で、彼らのセットアップ(左下)を使って測っていく。一応、すべての項目について我々の測定とconsistentな結果が得られたので、彼らにも情報(問題点)は伝達され、その対処法のアドバイスを受ける。それを私が日本のuser communityに報告することになっている。
その後、時差ぼけでかなり眠かったがPETIROCに関しても評価ボード(右下)を使って動かしているところを見せてもらう。
朝からみっちり一日やって今回の仕事は無事終了。
正直、議論や測定の内容だけなら、ビデオやメイルのやりとりで出来ると思うのだが、やはり、つながりという観点からいうと年に一度は面倒でもこうやって互いに行き来するというのが大事だ。ミーティングの最初に、いつも一緒に行っていたリーダーが転勤で活動から抜けたことを報告したら、ひどく残念がられ、その残念がり方に我々の活動の積み重ねを若干感じた気がした。
仕事が終わると外はすっかり暗くなっていて、雨も降っていたのでRERの駅まで送ってもらった。来年度もここへ来る金を得られればいいのだが。

Ecole Polytechnique 出張 (1)

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フランスのEcole PolytechniqueにEASIROCの開発元OMEGAというMacro Electronicsのグループに会いにいく。
Ecole Polytechniqueはフランスの軍隊に関連する科学学校だそうで、大学とは少し違うみたいだ。OMEGAグループは元はオルセー村のLAL研究所にいたのだが、一年程前からここのLLR(Laboratoire Leprince-Ringuet)というところに移転している。彼らとは5年くらい前から共同研究を始めて、大体年に一度それぞれがそれぞれを訪れて打ち合わせを行っている。私が前に来たのはちょうど一年前。そのために日仏連携という資金をいただいている。
Ecole Polytechniqueはパリの南西、Palaiseau(パレゾー)にあり、近郊鉄道RERに乗ってパリから30分CDG空港から1時間くらい行ったLozer(左上)というところで降りて、そこから北へ急な坂(階段)を10分ほど登ると入り口(裏口?)がある(右上)。この坂の長さ、急さ加減は阪急六甲から神戸大の理学部に行くのを思い出させる。
ゲートをくぐると学校というよりは牧場という感じだが(左下)、半円形のビルを二つほど越えて歩いていくとLLRが入っているビルがある。
上に書いたように軍に関係した科学施設ということで建物の研究所部分は鍵がかかっていて入れない。去年の経験で知っていたのでどうやって入ればいいのか聞いたところ、しょっちゅう人が出入りしているから問題ないと言われ、不安だったが確かに人の出入りが多くて問題なかった。

VME Crate 第一便納品

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空調が壊れているため凍えるような寒さの中、朝から昨日の続きでボードのテストをしていたら、VME クレートが届いたという連絡が入った。最初の二台が今月中に届くとは聞いていたのだが、まったく知らせずに送りつけるとはけしからん。大穂実験棟にいて荷受を手伝わされた人には大変ご迷惑をお掛けした。
搬入口から入ってすぐのところに置かれていたので、台車を借りて我々の(空調の壊れた)実験室に運んで開梱。当たり前だが見た目には問題はなさそうだ。クレートのデザインを担当していた人に連絡したが、運良く彼はボードのテストのシフトをとりにやってくるのでその時にテストしてくれるだろう。この二台は量産品のテストも兼ねていて(多分無いと思うが)もし問題があったらすぐに連絡して、残りの分を修正してもらう。
残りの50台は二月中に二回に分けて納品される。

ECL Barrel 読み出しボード テスト開始

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先日納品されたボード120枚。残りの160枚がくる前にテストできたら、もし問題が発覚した時に解決が早くなる。ということで、テストはもう少し後に予定されていたのだが、日本にいる人だけで半分でもいいからテストできないかと提案してみたら、あっという間にシフト表が出来上がって今日から開始の運びとなった。あまりに急で人が来るにも時間がかかるということで、今日明日はKEK常駐組が中心。と言っても私を合わせて二人しかいないので立ち上げから参加した。
基本的には去年の3月に立ち上げてやったシフトと同じことだ。
ボードをセットしてケーブルをつなぎプログラムを走らせ終わるのに30分弱かかるので、4時間のシフトでうまく行くと8枚くらいはテストできるはずだ。今日、3シフトあって私はそのうち二つをやったのだが、いろいろ他にもやらないといけないことがあって、さぼりがにちなってしまいあまりすすまなかった。
今日は16枚終わって、残念ながら一枚だけノイズの測定に引っかかったものがあった。
ゆっくりやっても一日15枚くらいはできるので、一週間あれば過半数をテストするのは簡単だろう。

Nikon D600 (11) 入院

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愛用のNikon D600だが、2月で買って一年になる。いくつか気になることがあるので、D600特有のローパスフィルターのこともあるので保証が切れる前に一度点検に出すことにした。
保証期間内だとWebからピックアップサービスというのを予約すると無料で引き取りに来てくれる。このあたりはソニーのサービスと似ている。ソニーは日通だったがニコンはヤマト。同じようなダンパーつきの箱を持って取りに来て、目の前で梱包してくれる。
予約表をプリントアウトして同封するのだが、それに気になっていることをコメントする。
- ローパスフィルターのゴミ
- キットレンズのフォーカス調整
- 高感度時のマゼンタかぶり(浮き)
最初の二つは正直あまり気になっていないのだが、三つ目は結構気になっている。コントラストの高い写真で暗部補正をかけることはよくするのだが、そうすると結構激しくマゼンタ被りしてしまう。これが私の固体だけの症状なのかそれともD600全般に当てはまるのかはよくわからない。これを、点検してもらって何かが起こる気は全くしないのだが、指摘しないと何も起こらないのは確かなのでとりあえず書いておくことにした。
1-2週間はかかるだろうが、替わりのカメラもあるので問題はない。やはり、予備というのはあると安心だ。

見学対応 COMET Reviewer と 核融合研管理部

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今日は今年最初の安全シフト。で、見学が二件あった。
ひとつはCOMET実験のReviewに来ていただいているReviewerの方お一人。おそらく加速器関連の人だと思われる?
英語だったが、一人だったし、時間も30分とってあったので、それなりにいいところはお見せできたのではないかと思う。
もうひとつは、核融合研の管理部の方。全体で4名だったのだがそのうちの何人がKEKの人で何人が核融合研の方だったのかはよくわからない。こちらはそれ程実験に詳しそうな感じは受けなかったので、あまり難しくない説明を心がける。
今回は両方ともいつもと順番を変えて、F1の航空写真と検出器の模型で大雑把な説明をし、それから、展示室に移動して検出器の細部の説明、最後に地下に降りてBelleを見るという順番にした。
高校生とかだと人数が多くて移動に時間がかかるのでこういう順番にするのは難しいが、論理的?にはこの順番のほうが説明はやりやすい。

錫製ぐい呑み 精課堂 

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食器の類は買ってしまうと捨てられないし、一人だと使う量にも限りがあるので滅多に買わない。しかも、私は買い物に関しては極度に決められない人なので、旅行先などで見つけたよい焼き物とかでもほとんど買うことができない。
精課堂は寺町二条を少し下がったところにある錫器のお店で父方の墓参りをする本能寺の近所なので京都に行くと良く通り、その度にいいものがあったら欲しいと思っていた。と思い始めておそらく10年くらいはたっていたのだがこの正月ついに買った。
買ったのは錫のぐい呑み。銀もあってそれを見るとかなり目がくらむのだが値段もすごいので錫。槌目と石目があって考えて槌目にしたのだが今となっては石目にも未練が残っている。ただ、ここで買い逃すと次買えるのは年末で、店がやっているかどうか分からないので、買ってよかったのだろう。
陶磁器と比べて比重が高いので持つとずっしりするが柔らかめの金属なので手になじむ。大変良く酒がすすむ。問題があるとすれば、白くないので酒の色が分からないのと、金属としてはましだが熱伝導が良いので冷たい酒を飲むとき冷たいことか。このまま気に入ったままだと次に石目を買うかもしれない。

エンドヨーク ポールピース採寸

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Belle Endyoke のポールピース拡張作業で、新しい鉄部材(ポールピースカラーと呼ぶ)が取り付けられる方(ポールピース)の採寸をしに業者がやってきた。カラーとポールピースの接合面は半円形をしているのでカラーが大きすぎるとはまらないし、小さすぎると隙間が出来すぎて磁気回路としての性能が落ちてしまう?
で、一度採寸を試みたことがあったのだが、なかなか正確に測るのは難しく、外から測量するにしても精度が出るか不安。で、機械加工で正確に半円状に切った金属製の型を作って実際にはまるか確かめるようお願いしてあった。
写真左は業者の人が作ってきた半円形の型鉄二個。実際のポールピースカラーより1mm小さく作ってある。これをポールピースにあてて隙間を測る(写真右)。設計どおり作られているならば隙間は1mmになるはずなのでそれを何点か測っていき、それに合わせてポールピースカラーを加工する手はず。ポールピースの方も機械加工で作られているのできっと正確だろうと予想していたがその通りで一部少し凹んでいるところがあった以外はほぼ正確に図面どおりであった。
近江鍛工で下加工されているポールピースカラーは月末には次の工場に送られるそうだ。

ECL Barrel 読み出しボード納品第一段

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先日韓国に行ったときに作られていたBelle ECL Barrel読み出し用のボードだが、今年度は432枚のうち280枚作る。一度に送られても受け取る方が困るし、最初に届いたものをさっさとテストすれば、問題を発見した時に韓国からの発送前にフィードバックが効くので分けて送ってもらうことにした。3回に分けて送られてくる予定の第一便目が届いた。今回は120枚。
昨年同様DHLのトラックで届けられた。昨年100枚届いたときには巨大な箱に梱包されていて一箱100kgもあり、荷受に往生したので、今回は小さな箱に詰めるようお願いした。一箱に13-14枚入っていて、それが9箱。一箱40kg弱なので手でも何とか運べる。
大穂の実験室は空調していないので寒いとはいえ、外と温度差はあるのでしばらく置いておいてから、後刻一箱だけ開けてみた(右下)。見た目には何の問題もなさそうだ。
予定よりずいぶん早く届いてしまったのでテストの準備は整って無い気がするが、そんなことは言っていられないのでとっとと始めてしまいたい。

Particle Zoo 素粒子ぬいぐるみ

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Particle Zooはおそらくアメリカの会社で素粒子関連のグッズを作っている。日本では宇宙の店というところが扱っているようだがKEKの売店でも買える。
写真は左上からHiggs, B quark, そして Dark Matter。B quarkはBelleの広報用にと買ったもので、Publicity 用の写真を撮るときに使えないかと思っている(例)。Higgs はどうやら人気があるようですぐに売りきれてしまったのだが、Higgs発見後入荷されたA few個の最後の一個を手に入れた。DarkMatterは人に頼まれて買ったのでもうない。値段はParticle Zoo の web shopだとどれも10.5 USDだがなぜかKEK売店では粒子により値段が違い、Dark Matterは2000円、他の二つは1600円。
ぬいぐるみのデザインは正直微妙なのだが(特にb quark)、まあ、Higgsはましな方だ。ちなみに粒子の重さに応じてぬいぐるみ自体の重さも変えてあって測ってみたところB,Higgs,DMはそれぞれ、270g,280g,500gだった。light quarkやneutrinoはもっと軽いはずだ。
私は昔はHiggsをずっと探していて、今はb quarkに関する研究をしている。そして未来はわからない(つまりdark)。というわけでこうして三つ並べると私の研究歴をなぞることになる。というわけでこのwebのプロフィール写真にしてみた。

蕎麦 室町 砂場 日本橋

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出張などから帰ってきて羽田や東京駅につき家に帰るまでに食事をとりたいと思ったときに浜松町や東京から秋葉原の間の店によれると都合が良い。で、銀座のうなぎひょうたん屋などはたまに行くのだが他にもあれば良いなと思い機会があれば寄り道して食べにいく。
室町砂場は東京駅の日本橋口(かつて筑波山号でKEKから東京駅に行くとついたところ)から出てしばらく神田の方に歩いていくとある。砂場は藪とか更科みたいに有名な蕎麦屋だが、この室町砂場も明治2年創業というからかなり古いお店。天ざる発祥の店として有名。
そばは更科粉でうったのをざる、一番粉でうったのをもりと呼んでいる。大もり800円か大ざる950円か考えたがつくばではほとんどうってない更科を食べることにする。そばは長くうたれていて更科らしく白くぴんぴんと固い。つゆは濃いが想像していたからい物と違い旨味も甘味も強め。大ざるだが量としてはこの辺の並と同じか少ないくらい。でも、大もりが800円なら場所を考えたらリーズナブル。
店はキレイで常連風の人が昼間から玉子焼きをつまみに飲んでいて江戸の蕎麦屋という感じ。

蕎麦 晦庵 河道屋 京都

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関西方面へ帰ると食べたくなるのが温かいうどんそば。やはり関西で生まれ育ったものとしては関東のカツオ+濃口のつゆで温かい方を食べるのはつらい。うまいまずいの問題ではなくこれは違う食べ物だということだと思う。
で、晦庵(みそかあん)河道屋は京都の麩屋町姉小路にある有名な蕎麦屋さん。河道屋といえばたぶん京都の人なら一度は聞いたことがあるのではないかと思う。どちらかというと『そばぼおろ』(この店では蕎麦ほうる)のほうが有名で、京都に生まれ育って河道屋のそばぼうろの缶を見たことの無い人はおそらくいないのではないかと思う。親の家がある近所の吉田山の節分祭になると山陰神社のあたりにここの蕎麦屋が出る。私の高校の同級生に河道屋の子供というのがいたのだが、分家があるそうでどれかの子供だったのかは知らない。
話がそれた。
店は京都らしく間口が狭く細長い作りで席数もそれほど無い。私は変な時間に行ったからほとんど客はいなかったが昼時は大変そうだ。ざるは800円だが京都で冷たい蕎麦を頼んでもしょうがないので鴨なんばを頼む。950円とリーズナブル。丼は小さく、具は小さく切られた鴨肉とネギ(当然九条ネギ)のみ。粉山椒がかかっている。出汁は昆布の旨味たっぷりで塩味が少し強い関西風。そばは関東の人が食べたらかなりやわいと思うかもしれないが、京都では標準的な柔らかいもの。丼は小さいがそばも鴨も見た目よりたくさん入っていて食べごたえがある。鴨にかかっている山椒がとても良いアクセントになっていて実においしい。950円だとかなりお得感がある。
店の雰囲気もいいし、すいていたらとてもよいと思う。

近江鍛工視察

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今年度中にやる大きな作業の一つにBelleエンドヨークポールピース拡張というのがある。新しい最終収束四極(QCS)のまわりの磁場を整えるためなのだが、秋に入札して今ちょうど作っているところだというので見に行ってきた。
製作は二段階になっていて原料の鉄から大まかなところまでを作る鍛造部分と最後の細かい加工をする部分があって、これはその鍛造部分。やっている会社は近江鍛工という会社で本社は滋賀県の瀬田にあって、この加工は信楽工場。次の工程をやる元請けの人とこの作業の責任者とともに工場長とこの作業の担当の方にの説明をうかがう。その後工場を見せてもらいながら各過程の説明を受ける。中段の写真は我々の注文の品で、左側が完成しているもので、右側が加工中の物。リング状に加工された鋼材を旋盤で削って左側の用な形にしていく。あと一週間くらいで両方とも元請け業者に引き取られて次の加工がされることになる。
鍛造の工場というのには初めて入ったがなかなか迫力があるし、工場としての景色がターミネーターチックでかっこいい。我々の筑波実験棟も工場マニア的な人に人気があるようなのだが、やはり、鉄鋼というのは重量物も扱うしいろいろな機械も巨大だし真っ赤になったり、切ったり叩いたりで趣きが全然違う。下段左は円柱型の材料鉄の中央に穴を開けて伸ばしていきリング上にするところ。直径が2mくらいはあるのでそれなりに大きい。
見学が終わって帰るときオフィスの入り口に信楽らしく近江鍛工と書かれたたぬきが置いてあった。特注の巨大たぬきもあったそうなのだが業者のトラックに破壊されたそうだ。

2014正月

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新年だ。
昨日の仕事始めからKEKに来て普通に仕事をしている。
これから年度末までに何度かの出張が既に決まっていて、学会発表があり、締切りのある申請書類や、来年度の入札の準備があり、発注済みのECL Upgrade関連の物品が大量に納品され、Belleまわりの作業がいっぱいあって、あまり、余裕がある感じはしない。まわりの皆様の足を引っ張らないようにしなければならないと既にプレッシャーを感じている。

年末年始は親の家のある京都で過ごしたのだが左はその時に京都御所の建札門のそばから撮った大文字山の写真。右に見えてる土塀は大宮御所で大文字山の下に見えている門は清和院御門。さすがに御所から見ると実にきれいに見える。
右は帰りの飛行機から撮った富士山。行きも帰りも天気が良くて実にきれいに富士山が見えた。
(どちらもNikon1V1/VR10-100mm)
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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