物理学会@東海大学

gakkai14031.jpg
座長を依頼されているのと自分の講演があるので、東海大まで出張。座長をこなした後、EASIROCモジュールについて講演する。
東海大ってどこにあるのか知らなかったのだが(東海は東海地方の東海ではなく大陸の東側の海だそうだ)、結構面倒なところにあるのを知った。小田急線で東海大駅まで行き、シャトルバスに乗るか、JRで平塚まで行って路線バスに乗るかの選択することになる。私は行きはJRで帰りは小田急だった。西の方にすんでいる人は小田原に出て2時間に1本しかないひかりに乗るか横浜まで出てのぞみに乗るか考えてらっしゃった。
東海大学正門前のバス停に降りると左上が見え、そこから数百メートル歩くとゲートがあって右に行くと素粒子の会場。さらに数百メートルすすむとメインビルディングらしき立派な建物がある(右上)。素粒子の会場近辺をうろついていたら、立派なソーラーカーが展示されているのを見つけた。実際に座れるコクピットの模型もあって楽しめる。東海大学のwebをみていると2011年の車ではないかと思われる。
話がそれているが私の講演は最終日の午後後半、つまり最後のセッションに組み込まれていて、下手したら空気に向かって講演することになるのではないかと思っていたが、私の後の講演の関係者が結構聞いてくれたので20人くらいはいたと思う。
自分の講演は準備不足がたたってか最悪の出来。講演内のそれぞれのスライドにかける時間配分が適切でなかったし、スライドに情報を詰め込みすぎたところは、大事なことを伝えもらし、実験結果を見せるところではそれぞれの結果を十分に説明することができなかったし、今ひとつご理解いただけなかった気がする。質問が出なかったのはそういうことなんだと思う。いつものことなのだが、あまりのひどさに帰りの電車でかなり落ち込んだ。

年度末は送別会

sobetu14031.jpg
今日から東海大学で学会をやっていて、初日はBelle2 Japan総会なので行きたかったのだが、私はBelleの交通費の自分の割り当てをとっくの昔に使い果たしているので、自分の講演の日以外は留守番。

年度末なのでいなくなる人がいて先日送別会があった。なるべくそういう面倒なものには出ないことにしているのだが幹事を手伝ってくれと言われては仕方ない。
写真左は千現の花屋に頼んだブーケとフラワーアレンジメント。前者は定年を迎える60代の男性に、後者は20台後半の女性に贈ると言ったのだがあまりできてきたものに違いは感じなかった。それより、私の注文に応対した女性店員の態度がとてもぎこちなかったのは、私のガラが悪いからなのか?
去る人にはBelleに関連したものを記念に贈ろうと光検出器を担当者から献品してもらいプレゼントした(写真中)。どちらも、ちゃんと動作しない不良品だが見た目にはそれはわからない。
会場は貸しきれて、飲み放題つきで、程々の値段でということで花畑のイタリア料理屋さんになったのだが、正解だったと思う(写真右)。少なくとも居酒屋の隅に押し込められるよりは断然いい。

LHC研究会@東大

lhc14031.jpg
この2日間東大で行われていたLHCの研究会に出ていた。KEKでATLASをやっている人はほとんど現地に行っているので大穂キャンパスでのATLASの活動自体は低く、あまり研究成果を聞く機会もないので、いい勉強になる。
初日はHiggs、2日目はSUSYとExotic。実験と現象論が半々くらいで、それぞれの研究成果を発表して、LHCのRUN2に備えるという構成。参加者は現象論の人が半分よりやや多いが、今回は東海大学で行われる学会のついでに来られるということもあってか関西からの参加者も多かったと思う。
会場は弥生門を入ると目の前に新しくできた工学部3号館という、今ひとつ味の無い建物の中の会議室。
それ程多くないHiggsのsignalから出てくる各種測定結果も大した物だが、今回の私の興味はHiggsよりもむしろSUSYの方で、どんどん厳しくなる現状をSUSYな現象論屋の人たちがどう受け止めて、どういう可能性が残されているのかというのに注目していた。
現状では軽いSUSYというのは死にかけているのでSUSYは必然的に重くなる。そうなると、Naturalnessの問題が解決できなくなってSUSYの動機が失われるというのが言われていることだが、その点に関しては、
- Naturalness 問題を重く見て解決可能な parameter spaceを見つけていく
- 重いSUSYは実はnaturalnessさえ目をつむれば非常に都合がいいと開き直る
という立場がとれて、それぞれの立場から様々なモデルの紹介とRun2での可能性が議論された。柳田先生によると、こういうシナリオは20年位前には一般的で良くスタディーされていたとのことで、引用されている論文はかなり古い。なかなか興味深い。
私はBelle2なのでそういう見地に立つと、Flavorのsectorにはどういうことが起こるのかというのに当然興味がいく訳で、また、勉強する機会があれば良いのだが。
右下の写真は弥生門を出て言問通りを根津駅に向かって歩いていくとある『弥生式土器発掘ゆかりの地』という石碑。この辺の地名が弥生でこの辺から発掘されたから弥生式土器だというのを知っている人はそれ程多くないのではないだろうか?

台湾で食べた物

taipei14032.jpg
今回は4泊5日だったのだが、会議があった3日間は基本的に食事の面倒を見てもらったのでそれ程自由に自分の食べたいものを食べたわけではない。元々一人では店には入れない臆病物なので一人だとジャンクフードになってしまう訳だが。
それ程多くの物を食べたわけではないが台湾の料理は油少なめで、味付けがそれ程強くなく、塩分がちょうど良いし、旨味を重視する感じも日本と似ていて、まあ、何を食べても外れは無い感じだった。日本料理の店も各種あるので、食事には困らない感じ。
以下、食べたものをランダムに。
一段め左二つは屋台で買ったもので、葱餅と潤餅巻。葱餅(ネギ餅)は葱を混ぜて焼いた餅が屋台に積んであり、頼むと卵とバジルを焼いた上に重ね、ザーサイと辛いソースと醤油をかけてから巻いて渡してくれる(30元)。餅と卵と風味ある味付けでおいしい。潤餅巻も薄い餅を焼き、キャベツ、もやし、天ぷら、焼き豚をのせ、甘いピーナッツとソースをかけてから生春巻きのように巻いてくれる(40元)。まあ、野菜炒めを食べている感じ。右端は会議の昼食に出た弁当で、焼きうどん。これは今回唯一まずかったもの。うどんは加水率低め、グルテン分低め、湯がきすぎて伸びたものでいわゆる死んだ状態のうどん。
二段目は台湾の人に連れて行ってもらってちゃんとしたところで食べた物。左からタロ芋(里芋)と豚肉の炒め煮、野菜と蛤と豚軟膏のスープ、牛肉麺。里芋は特産らしくて軽く揚げてから煮てあるようでおいしかった。スープの野菜はセロリとアスパラの間みたいな感じでこの季節のみ食べるそうで店の客のほとんどが頼んでいた。牛肉麺は味が選べてこれは辛い奴。有名店だったらしくおいしかった(200元)。
三段目左端は街の屋台で食べた米粉麺と野菜炒め。米粉麺は獣のスープであっさりした味付け、野菜炒めはにんにく風味で出汁をかけて炒め煮になっていて旨味がありとてもおいしい。二つで60元。次は魚のすり身の店で食べたスープ。魚丸□飩湯(30元)。すり身団子とワンタンが入ったスープ。薄味でセロリの薄切りがアクセントになっていて非常においしい。次は台湾名物?の魯肉飯。煮込んだ豚肉がかかった御飯。豚の角煮を細かくしたみたいな感じ。ちょっとつゆだく過ぎた(25元)。
4段目左はタピオカミルクティー。これは会議中に差し入れられたものだが、街には無数のお茶スタンドがあって買うことができる。茶の種類、中に入る具(この場合タピオカ)、ミルクで割るか、甘さ、冷たさ(氷の量)等をカスタマイズ出来るのだが、言葉ができないと注文は困難だと思われる。注文どおり作った後、シェイク出来るように機械でふたをシールしてくれる。黒糖入りタピオカの風味と食感、ちょっとビターな茶、ミルクと絶妙な味。日本でもはやりそう。右二つはかき氷で、どうやらフルーツを使ったかき氷が名物らしい。マンゴーが有名らしいのだが、季節が早すぎ、今はいちごの方が良いとのこと。標準サイズは日本だと3人前くらいだろうか?(150元)。刻んだいちごがこれでもかというくらい乗ったいちごミルク。

台湾出張の友

taipei14031.jpg
今回の出張は初台湾だったのだが、国外に旅行するときの心配事と言えば 1) 交通手段 2) 通信手段 3) 宿泊 4) 食事。
今回の台北は交通手段の発達したところで羽田-松山便を使うと地下鉄で街まで移動できて何の問題もない。地下鉄を便利に使うには交通系のカード(悠々カード)というのを買う。駅のinformationでカードが欲しいというと500元で買える。カードのデポジットが100元なので交通費として使えるのは400元。一回乗るのは距離によるが20元くらいなので数日の出張ならまず使いきれない。これを持っているといちいち切符を買わなくてもいいし、バスみたいにおつりが出ない場合でも気にならないので簡単。私は結構地下鉄を使いまくったがそれでも100元くらい余った。20元差し引かれて払い戻しを受けられるらしいのだが、記念に持って帰る。
通信の方は非常に重要でこれがあると地図がいつでも見られるし、いざと言うとき連絡もできるので何とかしたいところ。幸いなことに台湾では旅行者用?のSIMが豊富に売っていて、松山空港にも中華電信のカウンターがあり、買うことができた。いろいろプランがあるみたいだが私が買ったのは3G回線データのみ5日間有効のSIMで300元(1000円くらい)。パスポートを見せて、いくつかの書類にサインすると希望のサイズのSIMをくれる。その場でsimを入れて接続できるのを確認して終わり。10分もかからない。いろいろなところで速度を計ってみたが平均3Mbps速いところで5Mbpsくらい出る。

EASIROCモジュール講習会@大阪大学

easiroc14032.jpg
昨日まで2日間大阪大学でEASIROCモジュールの講習会をやった。モジュールは昨年度30台弱売れたのだが、実はそのままでは使えなくて、少なくともファームウェアは書き込まないといけないし、データをとったりパラメータを変えるソフトも使えるようにならないといけない。で、正直どのくらい人がくるか読めなかったのだが、参加者は20人と少し。モジュールの数で言うと10台くらいで、大体買われたかのうち半分位はお越しになったと思う。
会場は大阪大学だったのだが、モジュールの納品時期がはっきりせず、急に決めたので良い部屋を取れず、机が無いところになってしまい往生した。
講習会は最初に私がモジュールの説明をしたら、開発者の阪大の学生にバトンタッチ。最初に今回やることを説明した(左上)らさっそくファームウェアの書き込みをやっていく。あらかじめ各自にはXilinxのISEをinstallしてきてもらったので割と順調。ファームウェアを焼くためのプラットフォームケーブルもたくさんあったのでこれはすんなり行った(右上)。この時点で商品としては完成。電源を入れると正面のLEDが光るようになる。
モジュールには64個のセンサーをつなげるのだが、モジュールには32チャンネルずつ二つのコネクタがついている。これが、普通より倍密度のコネクタなのと、センサーをつないだりしてテストするのに不便が無いよう、一組分ずつお土産として作ってもらうことにした。これをその後やった(左下)のだが、ちょっと失敗だったかもしれない。と言うのは、圧着用の正しい工具が無くて作業が非常に難しかったことと、工具が一個しかなかったため非常に時間がかかってしまった。結局全員分は作れなくて一日目は終了。
2日目はケーブルを作れなかった人は早めにきて作ってもらい、いよいよ本体を操作していく。最初にやることはネットワーク接続なのだが、これに苦戦する人が多かった。モジュールは最初IPアドレスが固定されているので、直接つなぐときはパソコン側のネットワークを設定して同じサブネットに入れるのだが、VMware内のLinuxから使っていると、それなりの知識が無いと難しい。
それさえ済ませばあとは自由に設定できるので、テスト信号を出してもらって、Gainやshaping timeを変えてオシロで確認したり、HV電圧を内蔵ADCで見てもらったりする。写真は信号を出してオシロで見ている所。このあたりまでで時間切れ。
いろいろと準備が不足していたりしたが、来て満足していただけたとしたらそれは大阪の学生さんのおかげだ。参加者の皆さん、ありがとうございました。

Belle2 TRG/DAQ workshop @ NTU 台湾 (2)

belle1403a.jpg
3日間のworkshopは無事終わった。
ECLは初日にTrigger、二日目にDAQの話があり、TriggerはそれなりにDAQはずいぶん進んでる。DAQの方はエレキもほとんどできているし、クレートもありFirmwareの開発も順調で来年度になってお金が使えるようになったらすぐにでもinstall作業を開始できる。Triggerの方はfirmwareの開発をやっていて、simulationでどれくらい時間分解能が出るかを気にしている。要求は10nsなのだが、これは結晶の発光の時定数が1usなのを考えれば正直言って厳しい。担当していらっしゃる方はずいぶん性能を気にしてぐずぐずしているのだが私としては現状で動くものをまず作ってみたほうがいいと思う。Firmwareの性能向上は後でもできるので。
写真右下は二日目の午後にECLトリガーのパラレルをやったときの写真で、寂しいことに私を含めて5,6人しか参加者がいない。でも、いろいろと濃密な相談ができたのでそれは良かった。私の中では幾つかの疑問が解消されて、夏までに宇宙線が取れるようになるというのが現実的になってきていると感じてきている。現状では一番の問題は私がやることになっているさまざまな検出器周りの作業と思えるので年度があらたまったら、気合を入れないといけない。

写真左上は大学の正門で帝大時代に作られたもの。正門を入るとパームツリーが両側に植えられたの大通りがありどんつきに割と新しく作られた図書館がある。学内の建物の意匠は古い帝大時代のものを引き継いでいて、統一感がある。
左下は集合写真を撮っているときだが背景に移っている建物と右上の図書館にも共通点が見られる。

Belle2 TRG/DAQ workshop @ NTU 台湾 (1)

belle14039.jpg
台湾のNTU(National Taiwan University)に来ている。年に一回行われているTrigger/DAQ workshopに出席するためだ。実のところECLのTRG/DAQの専門家ではないわけだが、ECL内でも両方のexpertが集まることはあまりないし、Belle2全体としてのcomissioningのプランなどもこれに出ると良くわかる。
昨年も出たかったのだが、旅費がもらえなくて来れなかった。今回も旅費は厳しかったのだが、ありがたいことに、やさしい共同実験者の方が出してくれた。多謝。
会場は国立台湾大、起源をたどると日帝時代に建てられた帝国大学になるはずだ。会場となった建物もとても古いのでひょっとすると帝大時代のものかもしれない。構内にあるレンガ造りの建物など京大と雰囲気が似ているのは偶然ではないだろう。
会期は3日で20分くらいの講演がほぼ休みなしにずっと埋まるくらいたくさんあり、installationが近づいていることを実感する。時間が足りなくて明日はパラレルが予定されているくらいだ。
私はもちろんECLのことを気にしている。予定では今年の夏までにある程度まとまった数の読み出し装置をinstallして、DAQのコミッショニングをはじめるわけなのだが、それに向けてのECL以外の準備状況を把握しておきたいというのがある。ECLの方の準備は遅れ気味なのだが、無理して追いつかないと何か取り返しがつかないことが起こるのか、あまり問題にならないのか、把握しておくのは悪いことではない。

見学対応 近江鍛工と日立パワー

kengaku14032.jpg
ポールピースカラーのinstallationが終わり、請負業者(日立パワー)の代表の人と部材の粗加工をしてくださった近江鍛工の方が仕上がり具合を見にこられたので、ついでにBelleを見学。
B1から見学しながら歩いてB4まで下り、大穂側は足場が無いので、日光側の足場を上がって据え付けの具合を見てもらう。近江鍛工の工場に比べると迫力では大したこと無いと思うのだが、検出器の面倒くさそう(精細な)な部分には関心いただいたようだった。
この後、20日前後に報告書や素材の成績書などを納めてもらって終わりとなる。

大穂実験棟実験室片付け

belle14038.jpg
今年度の後半にいろいろと納品があって、大量の木箱が大穂の実験室に運び込まれた(左上)。送る方は運送会社に頼めばおしまいだが、荷ときをした後の処理はやってくれない(あたりまえ)。部屋は木箱で溢れ、このままでは作業する場所もない。仕方ないので、人を雇って処分してもらう。
KEKでのゴミの捨て方は結構ややこしくて、1) 金属等売れる物 2) 産業廃棄物 3) 普通の可燃ゴミ で扱いが違い、担当部署も違う。1)は管財、2)は統括契約 3)は清掃会社に連絡し、1),2)は専用のゴミ捨て場の鍵を借りて捨てにいき、3)は担当者に電話して持っていってもらう。
一般社会人からすると全く理解不可能だろうが、これがいわゆる縦割りの弊害というものだ。
話がそれた。
木箱自体は軽い物なのでトラックに積み、ダンボールはたたんでまとめ、大量の梱包材は掃除のおばさんに袋をもらって詰めていく。トラックに乗りきらなかったので、二回に分けて捨ててもらう。ちなみに今回の場合、木箱が2)の産業廃棄物で、それ以外のダンボールと梱包材は3)普通のゴミだ。
1時間くらいで作業は完了。実験室はとてもすっきりした(右下)。

Collector Board 納品

belle14037.jpg
今年度最後の大物案件であるところのECL読み出し用Collector Board 55台(52+予備3)が納品された。一台40万なのでもちろん政府調達。ハードウェアの設計としては昨年度末に作った最終試作機とまったくといっていいほど変わっていないが、入札を準備していたときには、このモジュールをつなぐ側のモジュールの開発の遅れのせいで、動作確認が一部できていなかった。最終的には発注後、製作を開始する直前に滑り込みですべての動作確認がとれて何とか見切り発車せずにすんだ。
今回も配達はDHLだが、このボードは6Uなので55台でも木箱が二つ。荷受けも簡単で良い。
これで、今年度の大物案件はすべて無事終了。安心した。
ECLの読み出し装置で残る大きな買い物は、エンドキャップ用の読み出しボードとバレル用のボードの残り。合わせて200枚位。こちらは来年度夏前に入札予定で進行中(のはず)。

蛤のパスタとしじみのパスタ

ryori14031.jpg
ひな祭りにはあまり縁がなかったのでそういう習慣は無かったのだが、ひな祭りには蛤を食べるそうでその時期になるとスーパーに蛤が並ぶ。
料理法はいろいろあると思うのだが安直にパスタ。作り方はあさりのパスタ、いわゆるボンゴレビアンコと同じ。青味を入れたかったがベランダのイタリアンパセリが枯れてしまって久しいので、なぜかまたあった赤ネギを使った。蛤もアサリ同様良い出汁が出る貝なので味は良いし、身を食べるのが楽で良い。
右は、アサリ、はまぐりとくればしじみでしょうと言うわけでシジミのパスタ。このへんだと涸沼の蜆が有名で、見つけると買うのだが今回は売ってなかった。涸沼のしじみのいい奴は小さめのあさりくらいの大きさがあって良いのだが、今回は普通サイズのしじみなので身は食べようという気にならない。でも、贅沢にたくさん使ったので濃い出汁が出て味はなかなかだった。
はまぐり、あさり、しじみどれもおいしいのにどうしてパスタといえばあさりなのだろう?

EASIROCモジュール講習会打ち合わせ

easiroc14031.jpg
完成したEASIROCモジュールは皆さんのところに届いたようなのだが、そのモジュールの使い方の講習会を18日から大阪大学でやる。その打ち合わせを関係者でやった。
参加予定者は20人と少々、モジュールは15台位集まる予定で、思っていたよりは大がかりな物になりそうだ。
持ってきてもらう物、準備してもらうこと、用意するもの、実習内容等を確認。
モジュールが15台もあるとfirmwareをダウンロードしてもらうだけでもずいぶん時間がかかってしまうし、ケーブルを作るのも大変だ。何分勝手がわかってないので、やりながら考えるという感じになって、どのくらいまで進むかも未知数だが、初日にファームウェアのダウンロードを終わらせ、ネットワーク接続くらいまで。翌日にケーブルを作って信号取得とMPPCのダークノイズのデータくらいがとれれば大成功ではないかと思う。
私はASICとモジュールの機能とテスト結果について話すことになっているのでそのスライドをこれから作らなければ。

ポールピースカラー取り付け作業 (5)

belle14036.jpg
月曜日に始まった作業も順調に進んで今日で終わり。据え付け作業自体は終わっているので大した作業は無い。最後の作業は塗装。左上は塗装するところのまわりをマスキングした状態。
塗装が終わったところで一応見て回ってOkeyを出し、取り付け作業自体は完了。作業のため組み替えた足場を元に戻し、資材の搬出をしておしまい。
右上と左下は足場と養生シートが取り払われた状態でポールピース付近の写真。違和感が無いので鉄が増えたことに気づく人はいないだろう。
右下は作業していただいた皆さん。日立パワーソリューションズ、木村管工、マルワの皆様ありがとうございました。
まだ手続き上は完成検査が残っているが、終わったも同然で、今年度の大物がもう一つ終わり、肩の荷がもう1/3下りた気分。

VME改 クレート納品 最終便

belle14035.jpg
二月に半分届いたBelle2 ECL 読み出しボード用に改造したVME クレートの残り25台が届いた。
棚は40台分しかないので、仕方なく10台は床と机の上に置いてもらった。
クレートのファンにフィルターをつけろとロシアの人が言う(言うだけで何もしない)のでお願いしたところ、エアコンや換気扇につけるためのフィルターを探してつけてくれた。はくり紙を剥がすと貼り付けられる(右下)。ラックにマウントする時に取り付けることになる。
これで、クレートの納品は完了。今年度の大物の一つが終わり、肩の荷が1/3おりた気分。

ポールピースカラー取り付け作業 (4)

belle14034.jpg
今日は据え付けたポールピースカラーとポールピースの接合部を円弧状に溶接していって強度をあげる作業。リターンヨークには当たり前だがソレノイドの磁場がかかっていて、それに加えてQCSの漏れ磁場の影響もある。これらの静的な力と、超電導電磁石がクエンチしたときの動的な力、両方から接合部にかかるので、それなりに強固な固定が必要らしい。この辺の計算は加速器の人がしてくれているので詳しいことは私は知らない。
万が一にも金属かすが検出器の方に飛ばないよう養生してもらっているが、TIG溶接なので静かなものだ。落下防止を重視して足場も組んであり、とても段取りが良い。溶接材はTG-S50というもので、調べても良くわからないが鉄の合金のようだ。
所要時間は一ヶ所1時間くらいで、段取り替えしながら一日で作業は終わった。左下は溶接直後の接合部の様子。開先加工されていた部分が溶接材で埋まっている。溶接工が次の場所に移動したら別の人が溶接したまわりを削って綺麗にし、サビ止め兼プライマーを塗っていく。右下はプライマーが塗られた後の様子。
明日は塗装して仕上げたのち、足場等を元に戻して撤収の予定。
元々の予定では来週の火曜までだったのだが順調に進み明日中に終わる事になった。

見学対応 豊田通商 KEK担当

kengaku14031.jpg
ECLのエレキや結晶を国外から買うときお世話になる豊田通商のKEK担当の方が見えたのでBelleを案内した。
割と長い間担当してくれていた人が配置換えになってしまったあと担当してくださっている人で、前の担当者は見学してもらったことがあったのだが、今度の人はまだ見てもらった事が無かった。やはり、担当の方にもどういう仕事をしているのか知っておいてもらった方が力になってくれそうな気もするので。
B1回廊から螺旋階段でB2回廊ヘ降り、渡り廊下でエレキハット屋上を通ってB4フロアに降りるガリレオコースで案内してみた。途中、輸入してもらったECLのエレキの据え付け予定場所なども見てもらう。一般の見学と違って展示ホールでの説明をしていないので30分弱。
この見学が功奏して落札額が下がるといいのだが、きっと世の中はそんなに甘くない。

ポールピースカラー取り付け作業 (3)

belle14033.jpg
昨日に引き続き大穂側の取り付け作業。品物を吊った後エレキハットの上を越えて反対側に持っていかないといけないことを除いては何の変わりもないので特に問題なく作業は進み、取り付け自体は13:30頃に終わった。
写真右上は取り付けられたところのクローズアップ。わざわざ型まで作ってもらって採寸した甲斐があってほとんど隙間は無い。右端が少し欠けているのは溶接のための開先。取り付け強度を稼ぐためこの後ここをグルッと溶接する。
左下は固定するためのネジ。M42なのでとても大きい。ネジも磁器回路の一部なので同じ材料(SC10)で作ってもらった。
右下は今日の作業が終わった段階での写真で、ちゃんと足場が組まれて溶接の準備が整っている。明日から溶接だが、二ヶ所同時にやることになったので一日で終わりそうだ。

ポールピースカラー取り付け作業 (2)

belle14032.jpg
大穂側の塗装はがしは後回しにして足場を整え後方側から取り付けていく。手順は、
治具をチェーンブロックで吊り逆さにしてポールピースカラーに取り付ける(一段目左)。
チェーンブロックを使って回していき治具を水平にする(一段目右)。
クレーンで所定の位置まで持っていく(二段目)。
チェーンブロックで角度を調整しながらはめていく(3段目左)。
ネジが入ったら軽く締め、チェーンで段差が無いところに追い込み増締(3段目右)。
4段目の写真は取り付け前後のポールピースの様子。
今日は後方の二つを取り付けてネジ止めしたあと、前方の塗装を剥がしたところで終わり。
思ったより順調で明日午前中には前方二つもネジとめまで終わりそうだ。

REVOLのグラタン皿

revol14031.jpg
フランスやイタリアのように料理のうまい国は例外なく料理の道具も充実している。このグラタン皿はフランスで見つけたものだが、長方形で深めでラザニアを作るのに最適な形なので非常に気に入った。その場で買っても良かったのだが、ちょっと調べると日本でも手に入ることがわかったので(持って帰るのが面倒なので)その場は自重し、最近買った。
REVOLというフランスの耐熱皿(耐熱磁器)メイカーのグラタン皿でREVOLの公式Webサイトによるとレクタンギュラーロースティングディッシュ 19cmというものだ。直販ではなく値引きされた販売店経由で買って送料込み2500円くらい。フランスで23EURO位だったので大して値段は変わらない。
さっそくラザニアを買ってきて作ってみたが、長さ幅深さも理想的。ハンドルもついていてオーブンから出すのもやりやすい。今回は4枚で作ったが、具を欲張らなければ5層でいけそうな感じ。非常に気に入ったので、楕円形のも買おうかな?

ポールピースカラー取り付け作業 (1)

belle14031.jpg
今日からいよいよポールピースカラーの取り付け作業が開始。
午前中は安全教育や道具の搬入があって、午後工場からポールピースカラーが到着。さっそく搬入口からB4に下ろす。現在B4では、配管の復旧作業とEndcap KLMの組み立てが行われていて置き場がないので、とりあえず搬入口下の移動テーブルに置いておく(中右)。
その後、加工時にでる金属粉がBelleの方に飛ばないよう養生してもらう(左下)。思ったよりも作業は進んで、日光(後方)側の溶接面の塗装はがしまで進んだ(右下)。わかりにくいが中央の青くないところが塗装を剥がしたところで、ここに新しい鉄の部材がはまり、溶接される。
明日は、大穂(前方)側の塗装を剥がしたら、足場を段取替えりして取り付けにかかる。良そうでは午後には開始出来るのではないだろうか?
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク