ケーブル続々届く

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またケーブルが届いた。
1mのLEMOケーブル(上)が600本、90cmのCat5eケーブル(左下)が600本。前者は 16chのanalog sumをトリガーボードに送るための信号線。readout ボード一枚につき1本いるので、576本必要。LEMOなので高く、ずいぶん負けてもらったが1本2000円くらいする。後者はECLのreadoutボードとCollectorボードを接続する。真に安いものを探せばもっと安いのはあったかもしれないがシールドくらいついていた方がいいと欲を出してしまい、1本300円。
右側の水色のケーブルは10Gbitネットワーク用の光ファイバーケーブル(いわゆるDLCというやつ)。2mと10mそれぞれ110対。検出器付近とエレキハットに設置されるパッチパネルから機器に接続する。検出器側はCollectorとFAMというTriggerボード。52枚ずつある。エレキハット側はそれぞれHSLBというBelle2共通のボードとTMMというTriggerボードに接続される。この光ファイバーケーブルと言うのが高くて特に10Gb用のOM3はとても高価で目が眩む。これも安いのを探して、2mが2000円、10mが3500円。
これで概ね揃ったがまだ、ネットワーク接続用のCat7ケーブルがまだだ。このcat7ケーブルというのもとても高く、160本くらいいる。調達せねば。
まだ親玉というべき長いファイバーが来てないが、全部合わせたらいくらになるだろう?
うちのリーダーはケーブルはなぜかタダだと思っていたようで、あるいはKEKならそこらに転がっていると思ったのだろうか、予算をほとんど計上していなくて、往生したのだが、何とか買えてよかった。

ECLクレート据え付け (2)

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先日の作業の続き。
今日はBelleとエレキハットの間の面倒なところから始める。
まずBelleとエレキハットの隙間を塞いでいる橋をクレーンで吊って外す(左上)。するとクレートを入れようとするところに足場パイプで作った梯子がかかっている(右上)のでこれもクレーンで吊って外す。するとようやくラックが露出する(左中)ので、今度はクレートをクレーンで吊っておろし(右中)、設置する。大変面倒くさい。
これが終れば後はそれほど困難なところは無いので順調に進み、午後の半分位を残して、設置は『ほぼ』終った(左下)。『ほぼ』と書いたのはクレートが52台必要なところ50台しかなかったからで、私がB2に置いてる他、富士か大穂に置いてあるのだろう。取り敢えず、この夏必要なBarrel部分はすべて設置し、Endcapの比較的設置しやすいところを残しておいた。
横ではロシアの人がケーブルをつなぎ始めていて、つなぎ終ったクレートもずいぶんある。右下はそうしたクレートの一台なのだが、残念なことにEndcap用のクレートとBarrel用のクレートを上下間違っていた。ケーブルの長さが足りているからいい、と助言したのだが、真面目にリーダーに相談したところ却下され繋ぎなおしになった。かわいそうに。

ECLクレート据え付け (1)

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筑波実験棟に運んであったECLの"VME"クレートを据え付けていく。アクセスの良い所は自分たちでも出来るので、困難なところから始めてもらう。最初はBelleの下。
写真左下はBelle B側の下にあるラック2つ。手前側にH鋼があるのでそのままでは入らず、ラックを一旦外して(ずらして)からクレートをはめて元に戻す。ファントレーの下にエアフィルターを忘れず貼ってもらう。この2台を合わせてBelleの下には合計7台installする。右上はクレートを運んだ所だがBelleの下の高さがよくわかると思う。
筑波実験棟は節電で空調されていないので結構暑い。大体室温29度、湿度60%くらいで、日本代表のブラジルでの試合くらいの環境だ。あちらは快適にユニフォームだがこちらは安全上長袖長ズボンなので、ジッとしている分には何とかなるが、少し作業をすると汗が止まらない。
思ったより時間がかかったがBelleの下部とA側の狭いところの大部分は終了。一ヶ所だけ、かなり困難なところがあったのでそこは日を改めることにした。
次の作業は水曜日。

うなぎ 松乃家

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松乃家は東大通りの柴崎交差点南東角にあるうなぎの店。どうでもいい事だが北向かいは『乃』の入ってない松家だ。つくばにはあまりうなぎの店は無いので、つくばでうなぎといえばここか小田の村山という事になるのではないだろうか?それ以外だときっと土浦か牛久の方に食べにいくのだと思う。私の記憶が確かなら松乃家は村山の暖簾分け。
店はかなり広く、客の入りも多く、いつも繁盛している。
うな重はかつてと比べるとずいぶん値上がりして並2400円、上3100円、特上3900円。かつては並が1800円、上が2400円くらいだったと思う。並を頼む(写真右)。
おそらく串打ちして白焼きし蒸すところまで処理してあって、注文後それを炭火で焼いて出すのだと思われる。私が店に入ったとき注文して待っている人がたくさんいた割には、思ったより待たされること無く25分くらいで配膳された。常に繁盛しているので慣れているのだろう。
身は蒸しが入っているので柔らかいが、焼きはそれなりに強めで、タレも茨城でよくみられる甘いやつではないので良い。

18th B2GM (3) 終わり

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1.5日のPlenary(纏めセッション)があってB2GMが終った。
すべてのtalkを聞いたわけではないが、乱暴に纏めると。

全体としては、
- 予算減の問題はrecoverされず、予定は半年程度遅れる。加速器の運転開始はおそらく2015年6月、もしくは夏休み後。Belle2ロールインは2016年の3-4月くらい。どちらの場合でも物理開始は2017年夏休み後。
- 来年度の予算がちゃんとつかなければさらに遅れる。
- 検出器の方は概ね順調に進んでいるがSVDとTOPが遅れている。
- 両方ともまだちゃんと動く最初のモジュールが出来てないので、それを作り、SVDは10月TOPは11月にreviewをやって量産に備える。TOPの遅れの方が深刻ですべてがうまく行ってもすべてreadyになるのは2015年12月。なので、(上記問題のため6ヶ月遅れたにもかかわらず、)roll-inには間に合わない。

ECL的には
- ECLはエレキはそれなりに順調に出来ている。それなりなのでそれなりに遅れるだろうが、たいした問題ではない。
- Hardware以外は遅れている。特にsoftwareのHuman Resource 不足は深刻。
- Pure-CsIは完全に頓挫した。upgradeの必要性を合理的に説明するのは簡単ではない。

構造体としてはあまり意見は無い。もう構造物は作らないので、今後はインストールのお手伝いがメイン。何をするかは偉い人が考えてくれるので、言われたことをやるだけ。

写真右は休憩で出された菓子の枇杷ゼリー。いつからか、参加費を取るようにして、コーヒーを外注するようになり、お菓子も豪華になった。コーヒーのクォリティーは確実に上がったが、気にしている(気づいている)人がいるかどうかは疑問。

次のB2GMは11月3-6日

18th B2GM (2) ECLパラレル

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今日はパラレルの日で、私は少しDAQを見た後ECLのセッションに。
会場は小林ホールの前の会議室1。ブラインドをあげると竹林がありきれいな会議室。プロジェクターの見にくさと引き換えだが。参加者は20人というところか?昔からいるロシア韓国の人とイタリアの人が半々くらい。カナダの人はカナダの学会だそうで参加者無し。
午前中はEndcap Upgradeの話。一大事件としてはCanadaが金を出すのをやめることが決まった。深い経緯は知らないが、予算要求が通る気がしないので、出すのをやめたそうだ。Belle2に参加以来、かなり強引な感じで進めてきていただけに意外。しかし、事前の相談とかそういうのは一切無く、単にやめたと通告するというのは社会通念上どうなんだろう?これで、Endcap upgradeはかなり厳しくなった。というか、可能性は一旦ゼロに戻ったというべきか。
午後はElectronics upgradeの話が中心。特に新しい話は無い。あまり私が意見すると会議が荒れるのでなるべく発言しない。
パラレルが終った後、トリガーの人を交えて、宇宙線をどうやるかの相談(右上)。主にどういうハードウェアが必要かと言う話で大概の物は既にあるのできっと大丈夫だろう。Triggerをどう作るかとか、Firmwareはどうするのかとかいろいろあるみたいだが、物理ランの開始が早くて2017年秋(3年後だ)なので全然急ぐ必要を感じてない。
筑波実験棟から電話で荷物が届いているのでみにいくと大量のダンボール箱(16箱)が届いていた。1ヶ月くらい前に頼んでいたケーブルで、VMEクレートをコントロールする為の長いDsub25のケーブル55本と、E-hutとネットワークスイッチをつなぐCat5eの長いネットワークケーブル20本。
ダンボール箱の山の左側の台車に乗っているのは5台のネットワークスイッチでネットワークケーブルはこれにつながる予定。これらをinstallしてもらうのはおそらく7月下旬の予定。

ECLクレート Mon/SC テスト (2) 実機試験

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B2GMのPlenaryの後はパラレルをスキップしてECL仕事。先日Datalogger(DL)に配線したDsub ケーブルをECL-"VME"クレートにつないで実際に動作するか試してみる。
本当は自分の部屋でやるのが一番楽なのだがクレートうるさいし、運ぶのも大変なので、筑波B2に空いている机を見つけてセットアップする(左)。クレートの上にDLを置いて、Dsubケーブルでつなぎ、DLのnetworkを小さいルーターを介して私のLaptopとネットワーク接続する。LaptopにWirelessしかついていないので面倒。USB経由でnetworkにつなげるアダプタを買わないと。コントロールするプログラムは私のLaptopにinstallされたVMware上のCentos5からVXI11を使って書く。このへんはAgilentのオシロをコントロールするのと同じことなので問題ない。
図右は計算機の画面のダンプで、SCPIコマンドをinteractiveに送るプログラムを使った。スイッチユニットのRemote on/offがつながっているチャンネルを閉じるために、
ROUT:CLOS (@8001)
とやると、クレートのフロントパネルのLEDがちゃんと光り、電源が出力された。めでたい。
調子に乗って、電圧を読もうと
MEAS? (@1001)
とやると、ちゃんと+3.3V付近の値がかえってくる。
では、温度計はどうだろうかと
MEAS:RES? (@1006)
とやると、5.13kohmとかえってきた。サーミスターの仕様表を見ると5kohmで25度らしいのでreasonableな値。
非常にprimitiveなテストだが、取り敢えずは使えることは解ったので良しとしよう。
残りのモジュールを買い、接続用のパッチパネルの配線を考えて作ってもらえば、ハードウェアとしては完了だ。

18th B2GM (1) スケジュール

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今日からB2GM。出席者は200人はいないと思うがそれでも非常に多くて小林ホールがそれなりに埋まる。
最初はPlenaryで、いつものように今回話し合うべき issue についてと加速器の reportがある。
最大の関心事はもちろんスケジュールで、Belle側はおそらくTOPとSVDが厳しくて、加速器側はおそらくQCSが厳しい。それに追い討ちをかけるように今年度の運転予算が大幅に削られたというのが前回のB2GMでの話。機構長は4月中をめどに金を取ってくるといっていたのだが、それは無理だったようで、今年度の加速器の運転は完全に消滅。来年度早々からの運転開始も厳しくて、今すぐにでもextraな予算が使えるようにならなければ(契約等に時間がかかるので)難しいだろうとのこと。
来年度予算がどうなるかも予断は許さないが、来年度早々から運転経費が使えるような状況ならば2015年夏休み明けから加速器の運転開始となる。この場合でBelleのroll-inは2016年4月、物理の開始は2017年夏休み明けになる。夏休みをうまく使えばBelleのroll-inには二ヶ月くらいの自由度があって、少しくらい遅れても物理の開始(2017年10月)は変わらない。
このスケジュールだと、TOPは最悪の場合2015年11月くらいまでにreadyになれば良いのだが、TOP Groupの人はもっと前を目指しているので大丈夫だと力強く宣言してくれた。ほんまかいなとツッコミを入れそうになった人もいたと思うが、まあ、気合が入っていていいのでは?とりあえず、遅れた代償として、半分だけTOPを入れて走ろうとかそういう無茶なアイディアが消えそうなのは不幸中の幸いと言える。
加速器の建設の方は着々と進んでいるようでBeam pipeの85%はもうinstallされたらしい。私が見る筑波のあたりにはまだビームパイプは無いのだが、その筑波の周辺以外はほとんどできているそうだ。

B2GMはこれからパラレル。ECLは明日の10:40から。

ECL VME クレート運搬

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配管作業の後はECL用"VME"クレートの運搬。昨年末に納品されて以来、大穂実験棟で保管されていたのだが、そろそろラックに取り付けないといけないので筑波に運ぶ。運ぶ作業は晴れ必須だから、梅雨の時期にあらかじめ頼むのもリスキーで、どうしたものかと悩んでいたら、別の人がいつも頼む業者と作業をやっているのを発見、お願いしてちょっと割り込ませてもらった。
3人がかりで一時間少々で終了。B4の床にずらずらとクレートが並んでいる。特にエレキハットの前に整然と並んでいる様(右下)はなかなか幾何学的美しさがあり、若干シュール。
これで天気の縛りはなくなったので、人を雇って取り付けてもらおう。

ECL配管復旧作業

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BKLM installのために外してあったBarrel ECLの冷却水配管(左上)の復旧。宇宙線テストの為にECLに電源を入れるなら冷却水を回さないといけないが、そのための準備をする様子は無いので、勝手にやっておく。
配管をさばく人とコネクタをつなぐ人がいるので一人でやるのは面倒。さりとて人を雇ってやるほどのことでもない。ロシア人に頼むとかえって面倒なので奈良にヘルプを出したらB2J学生勉強会から居残って一人手伝ってくれた(右上)。
作業としては左上の写真で外れている配管二本ワンセットをつないでいくだけだが、設置するときに余裕を持たせずに配管してあるので、それなりに頑張らないと管が届かない。そうやって悪戦苦闘しているときに配管から内部に残っていた水が吹き出しこぼしてしまった。完全な不注意で申し訳ない事をした。その後は最初に容器に水をこぼしてからやったので水漏れはminimumだったと思う。無事ほとんどの配管が終ったのが14:30頃、時間が少しあったのでついでに環境モニタの配線も戻しておく。外したときにマーキングしてあったので迷うこと無く戻すことができた。配管のリーク試験をしないといけないがどうしよう。

B2J 学生勉強会

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W杯で早起きしたし、外は晴れていたので、北の方に走りにいこうとKEKに来たら、B2J学生勉強会と言うのをやっていた。
年に何回かB2GMの前後にやっているようなのだが、覗いてみると30人くらい参加者がある。KEKにいてもほとんど学生の姿は見ないし、学生60人以上を集めた春の学校でもvisibilityはminimumだったので、案外いるんだと変に感心した。
走り終って疲れた身体を休めがてら学生さん(上級生)による講義を聞いていたら、間違いもたくさんあって、訂正しようかとも思ったが、ジジイの出る幕ではないと自重した。講師に選ばれた上級生の方はどうして間違いの無いようにあらかじめ回りにいる人にきかないのだろう?間違ったことを教えられる下級生が可哀想じゃないか。
最後に明日の予定が告知されていたのだが、驚いたことに10:00から加速器見学が入っている。しかもそれを見て誰も文句を言わないと言うのもすごい。私なら皆で観戦するか、せめて休憩にしろと意見するところだ。いまどきの学生の真面目さを見た気がした。

ECLクレート Mon/SC テスト (1) 配線

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ECLの宇宙線テストを7月にやるらしいのだがそのための準備が全然出来ていない。どうもうちのリーダーはミーティングやメイリングリストで7月にテストをするといえば、誰かが勝手に物事を整えてくれると考えているのか、仕事を何も割り振らない。なので、ECL用VMEクレートはずいぶん前に納品されたのだが、そのモニターや遠隔操作に関しては、まったく何も準備されていないし、誰かがやっているという噂も聞かない。きっと彼は52台の電源をいちいち入れにいき、モニターもしない気なのだろう。
ロシア人的にはそれでもいいのかもしれないが、私は嫌なので、頼まれたら何とか出来るよう準備だけはしておこうと、Agilentの計測メインフレームにマルチプレクサとスイッチモジュールを買ってあるので、試しに動かしてみる。
まずは配線。
スイッチモジュールの分かりにくい説明書を読んでみると、電源が落ちたときに回路をopenにするかそのまま保持するかはジャンパーで決めることになっているので、確かめてみるとopenにするよう設定されていた。左上のモジュールの隙間から覗いたのだが、ネジを外してもふたがとれなくて設定を変えるにはどうしたらいいのかわからない。
ケーブルはケーブルダイレクトから買ったDsub25pin 10mのケーブル(右上)を半分くらいのところで切って使う。この会社、在庫があるとその日のうちに送ってくれるし、とても安いので気に入っている。
後は、Twisted Pairの細い線を配線図を見ながら端子台に配線していく(左下)。モニターするのは電源が五種類、温度計が二個、後はファンとフューズの状態で9対。これはマルチプレクサにつなぐ。スイッチモジュールの方はremote on/off の一対だけ。つなぎ終ったらテスターで導通を確認して作業終了(右下)。
これで、クレートとは電気的には接続されるはずだ。

エンドヨークシールド取り付け金具取り外し (2)

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昨日の作業の続きをやってエンドヨークの黄色いシールド固定具はすべて取り外された。
写真上は取り外し前後のC(日光)側から見たBelle。ずいぶんすっきりした。
左下はビームライン側から撮ったもので、手前左側に見えている架橋から張り出しているターコイズっぽい色の塊が新しいコンクリートシールド。近くで見てもわからないくらいだが回転したBelleに合わせて斜めになっているそうだ。ロールインするときは外さないといけないと思われる。
右下は取り外した部品。このまましばらく放置したのち、発生材置き場に移動し屑鉄として処理してもらうことになる。

エンドヨークシールド取り付け金具取り外し (1)

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今日は筑波実験棟で作業。
ほとんどの時間は実験棟内の整理と安全関連の作業。Belle関連では、今年度共通架台据え付けがなくなったので架台の上に設置される衝立と呼ばれる治具を筑波実験棟から物置に移動(左上)。要は外に転がしておく。あまり錆びてしまうのは良くないのだが置き場が無いので仕方ない。次に、EKLM用のシンチレーターの移動(右上)。たくさん山のように積まれていたシンチレーターもこれで最後。それほど遠くない未来にモジュールは完成するだろう。もっとも、予定では昨年度中にinstallまで終っているはずだったのだが。
午後に表題の金具を取り外した。この金具は加速器運転時にBelleと加速器側架橋の隙間に渡していた放射線シールド用の鉄板を支えていた物。このページの右下の写真で吊り下げられている鉄板がそうだ。Belle2の時には厚さ70cmくらいのコンクリートに置き換わりそれは架橋側に取り付けられる。写真下側は取り外す前後の様子。ずいぶんさっぱりした。
今日は1ヶ所だけ。残り3ヶ所は明日取り外す予定。

ラーメン 銀の豚

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銀の豚は東大通りと平塚線の柴崎交差点の南東側、うなぎ松乃家の東隣にあるラーメン屋。店が出来たのはそんなに昔ではないと思う(2011年だそうだ)。通勤時通るので気にはなっていたのだが、いかにもしつこそうなスープが出そうな名前と、車で行くと入りにくいところにあるので行って無かったのだが最近行った。
東京背脂、九十九里煮干しと書いてあり、いったいどこのラーメン屋なのかわからないが、調べてみると千葉の方にある店の系列らしい。
背脂醤油、背脂濃厚味噌、かつお、九十九里煮干しと4種類ある中、安くてあっさりしてそうな九十九里煮干し醤油ラーメンを頼む(650円)。注文を採りにきてくれるお兄さんがいちいち大声をあげるのが耳障り。
黄色っぽい麺、薄口(あるいは白)醤油のたったスープで甘味は少ない。煮出した煮干しのエグイ感じがでている。
11:00-23:00と営業時間が長いので便利そうではある。

道祖神峠と上曽峠

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KEKから笠間方面へ行った帰りの通った峠。
KEKから笠間は45km位だが、間に筑波連山と、愛宕山道祖神峠吾国山と連なる山がある。行きは前者を不動で越えてフルーツラインを北上し道祖神峠は西へ回避して行った。道祖神峠は南からより北からからの方が傾斜がゆるいので帰りに通ることにした。
峠は標高300mくらいでどこをスターとのするかによるが200mと少し登る。途中で坂が急になるところに9.5%あと1.5km位のところに11%(左上)という心温まる交通標識がある。一番軽くして登りつづけ何とか登りきると道祖神と書かれた石碑(右上)がある(きっとこれは道祖神ではないと思う)。南から登ると高度差は同じくらいだがずっと10-11%位の坂なのだと思われる。わかってれば越えられそうだ。
KEKへ帰るには上記の通りもう一つ筑波連山を西に越えないといけなくて、コースとしては北から上曽峠、湯袋峠、不動峠(いわゆる裏不動)とある。上曽峠の上り口はきのこ山か足尾山からのパラグライダーの着陸地点になっているらしく、たくさんのパラグライダーが降りてくる(左下)。その地点を越えて坂が始まったなと感じるところから約3kmで250mほど登る。平均斜度は8%位なのでゆっくり登れば何とかなる。途中、西光院や東筑波ユートピアへの分岐がある。峠は鞍部になってきて南北は両方登り。北へいくときのこ山-加波山方面、南へいくと湯袋峠へ出る。写真右下は峠から湯袋方面にいく道で縦走した時はこれを降りてきた。これも東からの方が楽で、反対に西から越えると平均斜度が9.5%くらいになる。
私が通った日はツールドさくらがわだったらしく降りていったところにある真壁福祉センターのところにゴールがあった。
KEKから笠間往復約100kmだが、峠を3回越えるので結構きつい。しかし、これに慣れていかないとこの辺を走る自由度が減ってしまうので仕方ない。

蕎麦 一兵衛 笠間

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そば切り一兵衛は笠間の陶芸美術館などがある工芸の丘を北側に降りたところにある蕎麦屋。
白い自転車をいじってから乗りに行った。笠間はKEKから50km弱だが、間に山が二つある。
せいろは普通のそば(840円)、ひきぐるみの田舎(840円)、白雪(945円)といういわゆる更科がある。普通のやつと白雪の合い盛りがあれば良いのだが無いので、仕方なく、白雪に普通のおかわりそば(525円)を頼む。
開店前から団体のお客さんがいて私は10番目の客だったのだが、最初の客の蕎麦が出るまで30分かかる。そこからはスムーズに流れて私の蕎麦はさらに10分後くらい。開店して客からのオーダーが入ってもまだ蕎麦を伸して切っているのでそれは時間がかかるだろうという感じ。茨城の田舎らしく、客を待たせることは全く気にしない。暇つぶしのKindleを持っていたし、帰りの峠越えの前の良い休憩だと思って黙って待つ。
写真右は順番が逆さになって後から出た白雪で更科らしく白くぴんぴんした感じ。食感も固い更科の感じが出てて良い。盛りは田舎らしく非常に多く、二枚食べるのは苦労した。ここは、白雪を食べるのがよいと思う。

ボルドーといえば

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ボルドーといえばやはりワインだと思う。
出張は前泊で早くついたのでどこかに見にいこうと、webを調べてマルゴー村へでもいこうと思ったら案外遠い。ボルドーの街から北へ約1.5時間電車でかかり、しかもあまり電車が走っていないのであきらめた。ちなみにポイヤックはマルゴーよりさらに北。
観光案内所でバスによるツアーも申し込めるのだが面倒なのでパス。
で、さらに良く調べると、ボルドー市自体がグラーブ(Grave)の一部であることがわかり、バスですぐのところにペサック-レオニャンがあることが解った。旧市街のバス停から4番のバスに乗って15分くらいの Parc Haut Brionというバス停(写真右上)で降りれば進行方向に向かって右にChateau Haut-Brion左後ろにChateau La Mission Haut Brionがある。Mission Haut-Brionの門(写真左中)から中を覗くとラベルと同じ建物がある(写真中央)。どちらも事前に予約しておくと見学できるらしいのだが、週末はやっていない。見学するとほんの少しChateau Haut-Brionを飲ませてくれるらしいのでその点は非常に残念。写真上中はChateau Haut-Brionのぶどうの木で、樹齢どれくらいなのわからないがとても低い。
到着後30分で帰り方向のバスがくるので滞在時間30分、片道15分のワイナリー(の前)見物だった。
下段は会議のディナーで訪れたサンテミリオン(聖エミリオン、St. Emilion)のワインメーカー。Les Cordeliers というところで、中世に立てられた僧院の跡地らしく、建物自体も古くて趣きがある。ちなみにサンテミリオンの街も世界遺産。サンテミリオンで唯一泡を作っているところだそうで、その泡と近所のシャトーの普通のワインが振る舞われて立食式のディナー。泡ワインは白とピンクがあってセパージュは白がセミヨン、ピンクがカベルネフランだそうだ(飲んでもあてられないが)。構内の直売所では15Euro位で売られていた。とてもおいしいが、雰囲気込なので、これを日本で飲んでおいしいかどうかは良くわからない。
右下は街のランドマーク、モノリス(monolithe)教会の塔。モノリスという名の通り(塔でなく)教会は大きな岩で出来ているらしい。会議が2時間おしたので、街を散策する時間が全く無かったのが残念。会議のチェアが無能過ぎた。
ディナーが終ったのが22:30、それからバスでボルドーの街に1時間かけて帰るのでホテルについたら日付が変わる。それでもディナーを大事にするのがヨーロッパ流。

Agilent 汎用スイッチモジュール 34939A

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出張前に頼んでいたスイッチモジュールが届いていた。34939Aという昔ECLの環境モニターを考えていたときに買った34980というメインフレームの拡張スロットにさすものだ。右側は専用の端子台。ネジ式とハンダ付けがあってこれはネジ式。モジュールと合わせて15万。このモジュールで64対の配線をスイッチできるので、これを使ってECL VMEクレートの電源のリモート管理をしようという考え。ECL VMEクレートにはDsub25ピンのコネクターがついていて電圧、温度などのモニターとともにDC電源を制御する線が出ていて、これをショートすることによりon/offできる。一応長いケーブルも買ってon/off出きること自体はテスト済み。
34980はマルチメーター付き汎用メインフレームで、拡張スロットが八つあり、これに70チャンネルのマルチプレクサモジュールをさしてECL VMEクレートのモニターをしようと昔考えた。このアイデアは塩漬けにされていて、宇宙線で7月にデータを採ろうというのにまだ何も動いていない。

ボルドーで撮った写真

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ボルドーには身軽にいくということでNikon1 V1 と S1に10-100mmと6.7-13mmをつけて持っていったのだが、この二本のレンズのコンビはとても快適でほとんどのシチュエイションで問題なく使える。
問題があるとすれば、V1の方はファインダーのアイセンサーがうまく働かなくて液晶ディスプレイに切り替わらないことがあり、そうなると切り替える方法がないこと(ほとんど不良品のレベル)、それと、二本のレンズの広角側は歪曲が結構あるのだが、それの補正がないこと。ViewNXに実装することは簡単だと思うのだが、もちろん不親切なニコンはそういうユーザーの為になることはやらない。S1の方はファインダーが無いのはしょうが無いとして、バッテリーがすぐ切れることと設定を変えるのが(V1より)面倒だということ。
写真の方は、ブルス広場(Palace de la Bourse)。月の港ボルドーの中心ともいえると思う。おそらく三日月をモチーフにした建物が両翼にあってとても綺麗。左の写真は前を走る通りの向かいにあるLe Miroir d'eau(水の鏡)という広場から撮った物。水が出るようになっていて、鏡のようになるらしいのだが、ディナーの後撮りに行ったときはあいにく水が出ていなかった。曜日によるのだろうか?
左下の写真の右側に緑色に移っているのはゴーストで6.7-13mmの欠点の一つ。普通に撮っていても逆光ぎみだと写り込むことが良くある。ちなみにこのとき6.7mm/f3.5/ISO800で1/8s位。5fpsにして何枚か撮っていいのを選ぶのだが、VRのおかげで歩留まりは高い。

Bordeauxの門

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Workshopの会場は旧市街の中にあったので、運動不足解消を兼ねて良く散歩した。
ボルドーの旧市街にはそれなりに大きい門が(多分)5つあるので門の多いところと感じなくもない。
写真上左がアキテーヌ門(Porte d'Aquitaine)。旧市街の南西の角にあるヴィクトアール(Victoire)広場にある。アキテーヌはこの辺の地方の名前。県よりは大きい。ボルドー市はアキテーヌ地方-ジロンド県-ボルドー郡-ボルドーとなる(と思われる)。MOUの調印式が行われたのはアキテーヌ地方の建物。上右のディジョー門(Porte Dijeaux)は旧市街西側のガンベッタ(Gambetta)広場にある。これらと写真下左のブルゴーニュ門(Porte de Bourgogne)はかつての城塞の門で18世期末頃に現在の形に改造されたそうだ。ブルゴーニュ門はナポレオンが作らせたというピエール橋(Pont de Pierre)のところにある。
中央の二つが門なのかどうかはわからないが、良く似た作りで門の上に人が入るスペースがあり白の一部という感じ。上がGlosse Cloche(大鐘楼)、下がカイヨー門(Porte Caihau)。どちら15世紀に立てられたかつての城塞の門だと思われる。
右下は門ではないがカンコンス(Quinconces)広場の川側に立つ二本の塔。門に見えなくもない
こんな感じで古い石造りの建物がたくさん残っていて旧市街は雰囲気がいい。さすがに世界遺産に選ばれるだけのことはある。

研究会@栗東

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学校の後は恒例の研究会。学生さんを見送った後、南草津駅まで移動してそこで他の参加者と待ち合わせ、会場の栗東こんぜの里に向かう。
研究会は二年前と同じ未来館というところで行うのだが、宿泊施設がとれなかったので、レセプションと宿泊は隣接する森遊館(写真左)で。
研究会の方は朝一から会議室でみっちりと。研究会を始めたときは何の考えもなかったのだが、今回はあらかじめ聞きたいこと知りたいことを考え、それを招待者中心に議論する形をとった。キーワードは加速器、BICEP、SUSY(の未来)だったのだが、加速器の方は不参加となった。
午前中はCMBに詳しい人を招待してBICEP2及び近未来の話を伺う。理解できるまでいくらでも話してくれるので大変ありがたい。その後、現象論の人にどんどん厳しくなっていくSUSYと近未来に起こる現象論の話をしてもらう。これも、わからないことを何でも聞けるので大変為になる。
夕刻南草津まで送ってもらって解散。参加者にはそのまま国外に旅立つ人、翌日旅立つ人、そのまま別の研究会にハシゴする人などいて、皆さんお忙しだ。
これで、7泊10日の出張はようやく終わり。とてもとても疲れた。代休をリアルにとって休むことにしよう。

高エネルギー春の学校 2014@北小松 (2)

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春の学校は無事?終った。
例年にも増して学生さんあるいは講師の先生の講演に対する質問が多くて活気にあふれた学校になったと思う。
上左の写真はIceCubeの話をしてくださった千葉大の先生。学会などではエキサイティングかつエンターテインメントあふれる講演をされる方でどうなるかと思ったのだが、非常にまともで教育的な講演、最後の5分で爆笑につぐ爆笑。素晴らしい。先生も学校の雰囲気は気に入ってくださったようでなにより。
ポスターセッション(上中)は2日目の夕食後。23枚のポスター発表をいただき、昨年同様大変盛り上がった。
毎年恒例の表彰だが、今年はポスターも採点に入れることにした。最優秀賞は投票で決めることにしているので投票一位の名古屋大F研M2の学生さんにすんなりと決まった。残りの賞をどうするかはその場で決めるのだが、今年は講演投票の上位者、ポスター投票の上位者、質問数上位者の中から印象に残った人を二段階に分け、優秀賞3人、特別賞2人とした。全体に優秀であったが、飛び抜けた人はいなかったという印象。写真上右は特別賞の2人。最優秀賞の方が途中で体調を崩されて離脱されたのが残念だった。吉報(と賞金)を受け取って早く元気になってほしい。
今年も何とか開催できたこの学校、素粒子センターシンポジウムと違って安定した予算は無いので、いつまで続くかわからないが、学生さんが楽しんでいただけるうちは何とか続けられるようにしたい。
(今年はKEKの大学連係事業というので御支援いただきました)
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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