Fuji Feather チェーン引き

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冬は寒く、日が短かく、この辺は風が強いことが多いのであまり走れていない。
こういうときは何かいじって遊ぶのが良いということでチェーン引き。
Fuji Featherはシングルなのでチェーンの張り具合を調節出来るよういわゆるトラックエンドとかピストエンドとか言われる奴になっている。普通そういう自転車には後輪を仮止めしてからネジで張り具合を調整できるようになっているのだが、Featherはなぜかそうなってなくてタイヤが斜めになるのを(一人なので苦労して)押さえながらネジを締める羽目になる。
で、そのチェインの張り具合を調整する道具を探したのだが、名前が分からなくて苦労した。どうやら、チェーン引きというそうでいくつか売りに出ていた中で、比較的凡庸な絹川製のものを見つけて買った(送料込み700円くらい)。一応、NJS認定商品だそうだ。
取り付けは簡単で一旦後輪軸のナットを外してチェーン引きの輪っかをはめて締め直すだけ。
次は、競輪用で使いにくいハンドルを交換したい。

ECLクレート電源S/C用パッチパネル納品

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ECLの"VME"クレートの電源をコントロールしてモニターするためのケーブルは既にクレート側には接続されていてエレキハットの二階に引いてあるのだが、その先はとりあえずスイッチと一部の温度計だけが接続された状態になっている。
それを、ちゃんとつなぐためのパッチパネルの『部品』が届いた。完成品じゃなくて部品なのには訳ががあるのだがそれは組み立て時に。データロガー側のコネクターにケーブルがつないだ状態になっていて反対側にはpinがつけられた状態になっている。これをケーブル側のD-sub25のコネクタにさしていく。データロガーの方のコネクタがあまり一般的でないDsub78ピンなので売ってなくて結構な時間とお金がかかっている。
これを組み立てて線をつながないといけないのだが、それをいつどうやってやるか考えないと。私には学生はいないし、他所様の大学の学生につまらない作業はさせられないから、きっと、一人寂しく線をつなぐことになるのだろう。1000本くらいのことなので修行と思えば何とかなるか。目標は年度内完成。

写真の右は大穂実験棟に並べられているチェックが終わったエンドキャップのボード。

見学対応 多摩六都科学館

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今日の見学は多摩六都科学館の皆様。80人くらいでそれがバス二便でやってくる、後半の半分(約20人)を担当。
多摩六都科学館の館長の高柳さんは昔KEKの広報室長を努めてらっしゃったのでその関係では無いかと推察する。見学に来られたのは科学館でヴォランティアをされている方々だそうだ。
見学時間は40分あるので、展示室の方からいつものように説明して、筑波実験棟へ。ヴォランティアで科学館に勤めるくらいの方々なので、科学に対する理解もあり、非常にやりやすかった。
KEKの後はJAXAへ行かれるそうで、KEKとの落差を感じられたのではないだろうか。
写真右側は、B1回廊を回っている時に撮った写真で、加速器のC側のビームパイプをInstallしているところ。ちょうどDマグネットを半割にしてクレーンで吊るしている所を見られた。おそらく、もう90%以上のビームパイプはinstallされているはずで、筑波直線部が最後。去年までは今頃ビームを回すつもりでやっていたわけだから、終わりかけで当然ではあるのだが。

EASIROCモジュール Setup (3)

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ネットワークにつながるようになったら、ソフトウェアの準備。
モジュールの通信はすべてSiTCPを介してTCP/IPにより通信するので、特別なライブラリーは必要としない。なので、いろいろなプラットフォームで動くはず。
少なくともMacOS XとLinuxで動くところは何度も見ている。
最低限のサンプルコードが用意されているのでそれを試す。
まずはソースコードをEASIROCのプロジェクトページからダウンロードし展開する。
コードの作者の MacOS 関連のゴミや、コンパイルされた機種依存のオブジェクトファイルがなぜか含まれるので綺麗にしておく。一度 make clean すれば問題ない。
make すると私は src/class_ParameterManager.cc のところでエラーが出た。atoi 関数がdeclareされていないと文句をいわれる。man atoi すると stdlib.h に含まれていることが分かるので、#include を加えればコンパイルは通るはず。
無事コンパイルできたら easiroc という executable ができているはずなので、例えば
% ./easiroc 192.168.16.10 3
とやれば、図の用になるはず。
ネットワーク接続されるとモジュール前面のLEDの左端が緑色に変わるのが確認できる。

内蔵のHV電源やモニター用のADCは別のプログラムでアクセスするようになっている
UDPcontrol というdirectoryに移ってmakeすれば問題ない。
ソースを見るとわかるが IPAddress 192.168.10.16 がアグリーな形でハードコードされているので別のIPAddressにしている人はソースを二ヶ所書き換えてコンパイルし直さないといけない。
適当な時にオプション指定出来るように書き直すことにしよう。
%./udp
とやると、接続されてメニューが表示されると思う。
ここまでくればもう、電圧もかけられるし、データもとれる状態になっているといってよい。

EASIROCモジュール Setup (2)

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ファームウェアが焼かれたら基本的には動作可能な状態になっているので、次はネットワークの設定。EASIROCモジュールのネットワークはFPGAに実装されているのでファームウェアを書き込まないと動作しない。実装されているのはKEKのOpen-itにいる方が開発されたSiTCPと言うもので、テスト向けには無料で利用が可能。
もう少し正確には、機能制限は無いがIPアドレスが固定になる。なので、PCと1対1でつないでデバグやテストや簡単なデータをとる分にはいいのだが、複数台使いたいとか、既存のネットワークに組み込みたいときには、ライセンスを買ってMacAddressをもらう必要がある。
ライセンスはBeeBeans Technology (BBT)という会社が取り扱っているのでそこから購入する。(確か1台1.5万円)
BBTのwebにはSiTCP User Communityというのがあって各種softwareの配布などを行っているので、SiTCPをよく使う人は登録しておく。
購入するとMacAddressの設定ファイル(.mpc)が送られてくるのでこれをBBTが提供しているMPC書き込みツールを使って書き込んでやる(写真右側右下)。
やり方だが、モジュールのFPGAのそばにDIPスイッチがあるのでこれの1番をoffにする(写真右)。こうするとSiTCPは固定のIPAddress(192.168.10.16)になるので、起動し、PCとつなぐ。PCの方のネットワークの設定をやってPingが通るようになっていれば、書き込み可能な状態なのでMPC書き込みツールを使って書き込む。
後は、これもBBTが供給しているSiTCP Utilityというのを使って、IPaddress を書き換えれば良い(写真右左上)。パネルの右側に書き込みたい値を書いて書き換えボタンを押すと、EEPROMに内容が書き込まれる。左側のパネルのEEPROMにアクセスすると言うラジオボタンをチェックして、表示ボタンを押すとEEPROMに保存された値が表示されるので書き換わったことが分かる。
これで、IPAddress情報はEEPROMに書き込まれたので、モジュールの電源を切って、DIPスイッチの1番をONにしてから電源を入れ、EEPROMの値を使ってSiTCPを立ち上げると、書き込んだIPAddressになる。ネットワークにつないでpingが帰ってくればちゃんと設定されている。
問題が起きたときはDIPスイッチをOFFにすればいつでもDefaultのIPAddressになるので、それで確認すれば良い。

見学対応 韓国国家研究施設装備振興センター

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今日の見学は韓国国家研究施設装備振興センター(National Research Facilities and Equipment Center)という大層な名前のところからのビジター。Belleに来る前には管理棟で理事と懇談するというのでどんな偉い人なのかとかなりあせったが至ってフランクな方々で安心。
通訳が間にはいるということで、展示室は諦めて筑波実験棟へ。放射線の手続きもされているのでB4までお連れして一通り説明差し上げる。Belle2における韓国のcontributionはとても大きいので、そういうことも紹介しておく。どういう素性の方だったのかよくわからなかったので一般人向けの話に終始したのだがもし業界の人がいたとしたらつまらなかったかもしれない。
理事との懇談が伸びて15分遅れだったのを5分くらい取り返して見学終了。

見学前の連絡など手際が良くないので、広報の担当じゃないというのは気づいたのだが、メイルを見てみると国際連携推進室という最近できた部署だった。今後は国外の人はここを通ることになるのだろうか。 広報、総務に加えて3つ目のチャンネルができたわけで、引き受ける側としたら面倒が増えたなという感じ。

EASIROCモジュール Setup (1)

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EASIROCモジュールの講習会に向けて、リハビリ開始。あまり使って無いので思い出さないと教えられない。
まずはファームウェアのダウンロード。
EASIROCモジュールを買って、ACアダプタをつないでもファームウェアが載ってない状態だと何も起こらない。LEDも光らないので動作しているかどうかすら分からない。外に出てなくて中でも良かったので何か光らせれば良かったと今思う。
ファームウェアを焼くのに必要なのはXilinx ISE Webpackの 14.4以降。それとファームウェア自体をOpen-itのEASIROC Moduleのプロジェクトのページからダウンロードしておく。
モジュール側の準備としてはJP1というジャンパーの1と2をショートしておく。基板のシルクを見ると2-3をショートするように思えるがこれはミスプリント。
後はUSB2プラットフォームケーブルをJTAGのコネクタにつないで ISE を起動。『プロジェクトを開く』でダウンロードしたファームウェアの中にあるEASIROCMODULE.xiseを開く。
MCSファイルを書き込むにはiMPACTを立ち上げてFPGAを認識させると、上のスクリーンキャプチャのようにFPGAのアイコンの上に『SPI/BPI?』というのが現れるのでここを右クリックしてSPI PROM M25P32というのを選んで書き込む。時間がかかるので進捗を表すバーが全然動かないので不安になるが、じっとまてばうまく書き込まれるはず。
その後一旦電源を切って入れ直し、5秒くらい待てばLEDの左端が赤く点灯するはずだ。
ファームウェアは買ってから一度だけ書けばいいので、私や道具立てを持っている人に頼んでやってもらえばいいと思う。3月の講習会にくればもちろん、書き込みはできる。

今年買う?レンズ

昨年は余りカメラもレンズも買わず撮る方に専念していた。
Nikon 1 S1 + VR 10-30 PDZ を持ち歩くようになってすっかりD600の出番が減っている。D600はおもにBelle周りの仕事時に写真を撮るときと写真を撮るのを目的に外出するときに持っていく。
現状に余り大きな不満は無いのだが、今年はレンズをいくつか買い足したいと思っている。

一つめは明るい望遠レンズ。
年に何度かスポーツイベントを見に行って写真を撮ることがある。この時は Nikon1 に安物VR55-200をつけて撮ることが多いのだが、Nikon1はセンサーが小さいので高感度に弱く、ISO800を越えると明確に画質が劣化する。現状普通の体育館で1/500秒くらいで撮りたければISO1600-3200が必要。なので、もう1,2段明るいレンズがあれば良い。
候補は高い方から安い方まで沢山あって、ニコン純正だと
- 70-200 F2.8 VRII
- 70-200 F4 VR
- 70-300 F4.5-5.6 VR
- DX 55-300 F4.5-5.6 VR
これに3rd party を加えると
- Tamron 70-200 F2.8
- Tamron 70-300 F4-5.6
など。
300mmが欲しいと思えば70-300だがちょっと暗い。70-200F2.8は重い上に値段がかなりする。なので、この中だと 70-200 F4。でも、ちょっと高いし、一段暗い。
中古に目を向けると、
- AF-S 80-200 F2.8
- AF 80-200 F2.8D (New)
があり、前者が7万くらい、後者が5万くらいで取り引きされているようだ。D600につける分には違いは無くて後者の方が軽くていいが、Nikon1につけるときは前者しかAFが使えない。
現段階ではこの二つからどちらかを買おうと計画中。新品なら70-200 F4だと思う。

次は魚眼で、筑波実験棟やBelleを魚眼で撮りたいと言う只それだけの理由。
レンズは色々あるみたいだが候補は
- Tokina ATX107 Fish Eye
DX用だが、15mm位からはFXでも使えるそうなのでそれで良い。
これは何とかそのうち手に入れたい。

最後は明るいボケるレンズで、せっかくフルサイズを持っているのでメリットを生かさないと持っている意味が無い気がしている。出来ればF2より明るいレンズと言うことで、
- 35mm F1.8
- 35mm F2
- 50mm F1.8
- 85mm F1.8
- 105mm F2 DC
- 135mm F2 DC
あたり。

実は50mmを越える画角の単焦点距離はうまく使える自信がない。だとすると35mm、でもボケをとれば50mm。悩ましい。

プロジェクターランプ LMP-F270

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先日325でやっているミーティングに行ったらプロジェクターのランプの寿命がきているから交換せよというメッセージが出ていた。経験があるが、ランプは急に切れるし、Murphy's Law により重要な局面で起こりがち。なので、備えあれば憂いなしということであらかじめ買っておくことになった。
プロジェクターはSONYのVPL-FX40というXGAのかなり明るいプロジェクターで2009年に買ったものだと思われる。ランプを探したところLMP-F270というのが相当し、定価48000円+税。出入りの業者に見積りを頼むと税込み4.1万。普通のKEK職員なら買ってしまうだろうが、私は小市民なので、高いなーと思ってWebを探してみるととても安いのがある。きっと互換品だろうなと思いつつも、SONYと陽に書かれているところから買ってみたのがこれ。非常に安くて一個13000円。222でも同時に買った同じプロジェクターを使っているので二台分。
業者の人によると、在庫整理だと思うとのことなのだが、箱にはどこにもSONYの文字は無し。ランプ自体にもどこにもSONYとは書かれていない。
1/4の値段なので2年持てば元はとれる訳だが、果たして良い買い物だったのか、安物買いの銭失いなのか?

EASIROCモジュール講習会2015

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今年度製作したEASIROCモジュールも出来てきたようで注文してくださった人の元に届き始めているようだ。
モジュールは買ったままだとファームウェアも書き込まれてないので使えないし、書き込むには専用のダウンロードケーブルが必要だったりする。
なので今年も講習会をすることにした(写真は昨年の講習会の様子)。
場所は、外でやると手伝っていただける人が必要なので、参加する方はつまらないだろうがKEK。KEKにしてしまうと日程を決めるのを(私が暇過ぎて)悩むのだが、あらかじめ参加したいといってくれた人の都合で決定。会場を押さえて、メイリングリストにアナウンスしたところ。昨年から追加で買っている方とかもいるのでおそらく参加者は少なくなると想像しているし、KEKでやると道具には事欠かないのでその点は気楽だ。
一番の問題は講師で、昨年はモジュールを開発してくれた人が講師をしてくれたので何の問題もなかったのだが今年は仕方なく私。はなはだ頼りないのでこれから復習しなければ。

全日本卓球@東京体育館

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土曜日に筑波山に走りに行った後、webを見ていたら全日本卓球のニュースが目に入った。調べてみると日曜が決勝、チケットをしらべたら、アリーナとSS席は売りきれていたがS席は手に入ったので見に行ってきた。
S席(自由)2100円といい席でも安い。
石川さんが注目されているとはいえ、福原さんは腰痛で欠場しているので、ちょっと早めにいけばいい席が取れるだろうと会場の30分程前に行ったら、すでに長蛇の列で驚いた。最終的に私は列の真ん中くらいにいたのだが、私の前に1000人は並んでいたと思う。幸い一人で見に行っていたので二階席の前から7番目位、SS席のすぐ横に席を確保できた。東京体育館はとても広いので満員とはいかなかったが、アリーナと二階席は満席で、4000人位は入っていたと思う。
この日の日程は10時から女子の準決勝、続いて男子の準決勝。15時から女子の決勝、男子の決勝。
試合だが注目の石川さんは準決勝で前田さんに大苦戦。写真右下は追い詰められた石川さんがタイムアウトをとったとき。(nikon 1 V1 + 55-200 VRの135mmなので換算350mm相当。) このころ、首を振ってコーチに向けて声を発したり明らかに冷静さを欠いていた。結局この後大逆転して勝つのだが、勝利が決まったとき安堵のあまり涙ぐんでいたし、顔も青ざめていたように見えた。劇的な試合でこれだけで見にきた価値があった。
会場は照明が落とされ卓球台周辺だけがライトアップされる。まわりが暗いのはやりにくくないのだろうかと素朴に思っていたら、どうやら選手から見にくいという意見がでていたらしい。明るさがどれくらいかというとF5.6/ISO1600でSSが1/200とかそういう感じで、他の屋内スポーツと大して変わらないので、少なくとも台の周辺は十分明るかったと想像する。
途中男子の試合は3階のA席から見ていたのだが、正面なら十分楽しめる。安いのと対象が小さい卓球だからと二階席にしたのだがこれなら席種にこだわる必要は無かった。
東京の近くにすんでいてよかったと思う日曜だった。

2014年に飲んだ酒

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アパートで飲んだ酒はなるべく記録しているのだが、試みに2014年に飲んだ日本酒とワインの写真を集めてみた。必ずしも全てをとっているわけではないが、日本酒の写真が18枚ワインの写真が33枚見つかった。合わせると週に一本程度で想像してたより全体の量としては少し多い。あと、思ったよりワインが多く日本酒が少なかった。
ビールは24本入りの箱を買うのだが、一年で4箱だったので100本強。概ね週二本となる。
これらをアルコール量に換算すると合計でだいたい7.54L。これをもう一回350mlのビールに換算しなおすと390本、日本酒だと24.5升、ワインだと71本となる。一日あたりにすると、缶ビール一本、日本酒0.7合、ワイン150ml。まあ、モデレートなドランカーと言っていいでしょう。
日本酒は二本に一本は茨城の酒と決めているので、近所の来福酒造の酒が多い。曙酒造の天明を3回も買っているのは最初に飲んだものの印象がよかったからだ。ワインはイタリアの安いSangioveseスペインの安いTempraneillo、第三世界の安いPinot Noirが中心。写真を見ても、明らかに安そうなワインばっかり。
今年は少し単価を上げて本数を減らそうか。

セミナー GEMを使った中性子3Dイメージング

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昨日あった測定器開発室セミナーの備忘録。
講師は北大の工学部の方で材料関連。中性子を使って材料を分析する研究。中性子を検出する検出器にGEMを使う。この検出器部分はKEK測定器開発室で開発したものだと思われる。
原理としてはパルスの白色中性子を材料に打ち込み時間情報を持った2D検出器で透過中性子を検出。パルスビームだと検出時間(ToF)は中性子のエネルギーなので、試料の有り無しで比較すれば、各点毎に透過率とエネルギーの関係が測れる。その分布に金属の結晶構造からくるいわゆるブラッグの干渉パターンが現れるので、既知の金属のパターンとフィットして金属の組成や結晶の大きさが2Dで分かる。つまりイメージングできる。というのが原理。
検出器は4種類紹介されて、Liシンチ+MAPMTのもの、He3+uPIC、ボロンを塗布したGEM、中性子に感度のあるMCP。大体1mmから100umくらいの読み出しピッチで10cmx10cm程度、計数率は10^4 n/cm^2/s程度。
件のGEM検出器は 両面にボロンを塗布したGain 1のGEM二層+ガス増幅用のGEM一層に800umピッチのXYストリップ読み出し。これをおそらくBelle2 CDC用のものを元に開発された読み出し装置で読む。800umピッチで10cmなので大体XYそれぞれ120chとなる。GEM自体はO(10ns)程度の信号なので10^6位のヒットレートなら何とかなるのかもしれないが、読み出しの方が律速しているそうだ。時間情報を何ビットとるのか知らないが1event 32bitとすると、10^4だと100cm^2なので10^6x32bitで32Mbps。100Mbitのネットワークだと10^4程度が限界なのが分かる。
実験結果をいろいろ見せてもらったがなかなか興味深いし、医学の方面にも応用できそうな技術。
可能な性能向上としては解像度と計数率。解像度はとりあえず読み出しピッチを細かくして、アナログ情報から重心演算などすればよくなるだろう。計数率はプリアンプの時定数とか、信号処理の速度とかということになるだろうか?読み出しピッチを200umにして、10Gbpsで読み出せば10^6位までは行けるだろう。
誰か学生さんが1-2年くらいOpen-Itで頑張ればできそうな気がする。
そういう検出器の開発を材料の人はやらないのかと聞いたら、まったくやらないのだそうだ。我々の業界にいると研究のための測定器は自分で作るというのが当たり前なのだが、分野が違うとそういう考えは無いらしく検出器は『先生に作っていただく』ものなんだそうだ。もったいない。

バレーボール Vチャレンジリーグ @ 桜体育館

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日曜日はアパートから自転車で5分の桜体育館にバレーボールを見に行っていた。きっとつくば市民にもしられていないと思うがつくば市にはつくばユナイテッド サンガイア というバレーボールチームがあって。プレミアの一つ下のクラスの上位なのでそれなりに強いチームといっていいと思う。
つくばにはカピオという立派な施設があるのに桜体育館でやるというのが集客力(あるいは財力)をあらわしているということか。全席自由1500円。
この日は3試合あってつくばは第一試合で相手は首位の大分三好。
11時の試合開始10分くらい前に行ったのだが、それなりにお客さんが入っていて驚いた。観客席は一階二階合わせて500席位で8割以上は埋まっていた。
試合の方は、つくばが3-1で勝ちかなり盛り上がった。バレーボールはそれ程詳しい訳じゃないのだが、つくばのほうがプレーは多彩でそれはセッターの浜崎さんに負うところが大きいのでは無いかと思った。
写真右下は勝利チームインタビューに華を添えるつくば市のマスコットつくつく。つくば市は最近フックン船長推しでつくつくは忘れられたのかと思ったがまだ活躍しているようだ。
写真は1/100より速いシャッター速度で撮るとフリッカーがひどくて諦めた。客席を見ると望遠ズームをつけた一眼レフを持った女性がたくさんいて驚く。
チャレンジリーグのホームゲームはたった4試合しかなく今シーズンはこれで終わり。主催試合の入場料収入は4試合2000人として300万円。これでは選手一人の給料すらまかなえない。

富士山と東京スカイツリー

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連休中に筑波山方面に走りにいったら梅園のところから綺麗に富士山と東京スカイツリーが見えた。
KEKの展望室からも見えるという人がいて、自分が見つけられていなかったから信じていなかったのだが、双眼鏡で見えると信じて探すと割と簡単に見つかった。ただ、送電線の鉄塔に埋もれているのではっきりは見えない。一旦見つけてしまえば肉眼でもはっきりと分かる。
写真左はnikon 1 S1 + 200mmでとったものの中央1200pix分トリミングしたもので換算すると1700mm程度。ここまでくると間の空気の状態が解像度を決めているみたいなものなのでぼやっとしか見えない。
右は富士山でこれはトリミング無しの200mm(540mm相当)。

見学対応 素粒子センター

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年明け最初の見学は東京大学素粒子センターの皆様。
素粒子センターだから大学院の人だと思い込んでいて何の準備もしてなかったら、学部3年生だそうで、最近は素粒子センターも学部生をとるようになったのか?
準備もしてなかったし、見学時間も30分だったので展示室はスキップして筑波から。線量計も持っていたので、B1回廊から螺旋階段、渡り廊下、エレキハットと通ってB4フロアに下りるガリレオコースで案内してみた。
レーザーポインターを忘れたので説明がしにくかった。
正月ボケであった。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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