筑波実験棟2015年度見学者数 10756人

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1月に10000人を越えた2015年度の筑波実験棟の見学者数だが、年度末までに来ていただいた方々を加えて10756人となった。
見学に来てくださった皆様、大変ありがとうございました。

私の今年度の見学を振り返ると、合計で27件対応しているようだ。平均20人とすると500人くらいで、全体の5-6%位になると思う。

新年度もどしどし見学にお越し下さい。Belle2スタッフがお待ちしております。

GIOS Ampio ホイール組み Mavic Open Pro + Dura-Ace 7700 (2)

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ホイールを組む前にハブの手入れ。
リアハブ(左上)は中古なのでばらしてキレイにしてベアリングの球を新品に交換。軸を戻す前にグリスを盛った状態が左下。球と当たる面にダメージは無かったので、機能的には良い状態。
フロントハブ(右上)は未使用品なのでスポークの穴にも傷は無い。一応開けてみたのが右下。思ったよりグリスは少ない。新品でもこれくらいの物かと確認し、少しグリスを盛り増しして元に戻す。
あたりの調整は未使用品だった前ハブの感じを覚えておいてそれに近いなめらかさで軸方向のガタが出ないよう慎重に調整する。

物理セミナー SUSY Searchs in LHC-ATLAS

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今日のセミナーは ATLASでのSUSY Searchの話。Speaker は今年の物理学奨励賞を受賞された方で今はペンシルヴェニア大学(UPENN, University of Pennsylvania)のポスドクをされている。東大在学中にHiggs->WWでヒッグスを見つけて!その論文で学位をとり奨励賞をもらって、有名大学のポスドクになって今度はSUSYを探す。なかなかの経歴だ。
測られた(自分で測った)Higgsの質量をいわゆるcMSSMに入れると、種々の constraintを考慮すると light stop というのが有力になるのでそれを探しているのだそうだ。極めて straight forwardで健全な考え方。
小一時間のセミナーでややこしいSUSY Searchを話すというのは困難なのだが、大変スマートな説明で、ATLASを専門としていない私のような人にはちょうど良かった。良くATLASの人が見せるSUSYのexclusionがどういう仮定、どういう解析で作られているのかが良く理解できた。
13 TeVでの解析の速報のうち gluino と自分のやっている stop, sbottom の部分の結果を見せてくれたのだが、(現在騒がれていないのでわかるように)どのチャンネルも大きなexcessは無し。何十もチャンネルはあるのでもちろん2sigma程度の効果はあるのだが、当たり前だが統計的には優位ではなくて、CMSと同じところにexcessというのは無いようだ。
Light stop が今年いっぱい位でケリがつくとして、見つから無かったらどうされるのだろう? EWな SUSY粒子か?

見学対応 サマーチャレンジ在り方検討会

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KSC在り方検討会には二年前に私が担当した演習の参加者が二人いた。二年前、演習が終わって帰る前にBelleを見せてあげたのだが、その後ずいぶん変わっているのでそれも見せてあげようと見学を申し出たところ7人参加してくれた。
私が案内する研究者の卵に一般と同じように遠くからみるだけでは申し訳ない。二年前は入域の手続きまでして筑波直線部に入ったのだが、今はそれは無理なので、見学届けを出して周辺監視区域まで行けるようにしてB4に降りる。
ここまでくれば、Belle2は間近で見れるしCDCやTOPも見せることが出来る。
業界に残る人、別の業界に移る人、就職する人もいると思うが、良い記憶を持って帰ってくれれば幸い。

サマーチャレンジあり方検討会

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この週末サマーチャレンジ(KSC)在り方検討会というのが行われて、企画実行委員の人はなるべく参加せよということなので見物に行っていた。今までも行われていたことは知っていたのだが、基本的に誰にもアナウンスされないので初めての参加。
参加してみてわかったのだが、KSCの参加者が同窓会をしたいから会場を貸してくれと言ったのが始まりだそうだ。
ただの同窓会ではなくて二つの意味がある。参加者はサマーチャレンジの二年後と四年後で、自分の卒論、修論を発表するというのがひとつ(左下)。もう一つは未来のKSCについてOBOGで議論して企画実行委員に意見をするというのが一つ。
今回は参加者が少なかったそうだが20人で、旅費は親切なことにKEKから出ている。
最後の議論のところで学生さんの意見はいろいろいただいた。わざわざKSCみたいなイベントに参加するのもすごいと思うが、終わって四年経ってもまだ関わりを持ってわざわざ未来への提言をしてくれるなんて、たいしたものだ。いろいろ感じるものはあった。
上がってくる意見を聞いて、消化し、どう生かしていくかは主催する側の責任。

GIOS Ampio ホイール組み Mavic Open Pro + Dura-Ace 7700 (1)

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我々の業界に生きている人のサガとしてハードウェアのバックアップが無いととても不安になる。自転車は赤と白と二台持っているのでそれ自体がバックアップなのだが、それぞれの自転車の主要パーツのバックアップが欲しくなっている。
大概の物は持っているのでよいのだが、一つ欲しかったのが白い自転車のホイールでそのことは既に書いた
で、集めたパーツが左上。
なるべくクラシカルでシルバーにしたいということで、リムはロープロファイルで定番のMavic Open Pro 32Hのシルバー。日本で買うと7-8000円くらいするが、ヨーロッパの通販(Bike discount)を見つけて37Euro。当時のレートで5000円くらいだったと思う。残念ながらもう日本へは送ってくれなくなってしまった。
ハブは白い自転車の方は7700Dura-Aceで揃えているのでヤフオクで購入。前後合わせて1.3万位だったと思う。
スポークの組み方はいろいろ考えたが結局一番平凡な前後6本組(3クロス)のタンジェント組みにすることにした。この条件でスポーク長を計算すると前が296mm位, 後ろが293mmと295mm位になる。一本ずつ売ってくれるタキザワに注文。DT Swiss Champion 1.8mm(15番)。一本60円なので64本で3840円。
リムテープは安直にSHIMANOの18mm。760円。
合計すると大体2.8万くらいで今使っているWH-6700を買った値段(2.3万)よりは少し高いが依然安物レベルの値段。
恒例の重量測定をしたところ、リムは450g位、ハブは前が120g、後ろが316gだった。スポークとニップル32セットでおよそ240g、リムテープが16g位。なので、前が830g後ろが1022g位になると思われる。ちなみにWH-6700は690gと960gなので少し重くなる。スポークの数が前12本後10本違えばしょうがない。

始動 2016

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冬は寒くてあまり自転車に乗らないのだが、3月になっても週末に用事があったり天気が悪かったり学会に行ったりで全然乗れてなかったのだがようやく乗り始めた。そろそろ走り始めて体を慣らしていかないとGWあたりから暑くなりすぎる前のいい時期に乗れなくなる。
で、赤い自転車に乗って不動峠の方に走りに行った。
GarminのActivitieリストを見ると最後に不動を登ったのは12月5日。なので約4ヶ月ぶり。
坂に入った瞬間から息の切れかたが尋常じゃなかったので無理することすら出来ず、ひたすらゆっくりと登ったので25.5分もかかった(左上)。普通に走っている人から見たら止まりそうなスピードだと思う(平均9km/h)。それでもこの間の平均心拍数は175なのでAT程度で走っていることになる。
その後風返し峠まで行って(右上)上りは終了。湯袋峠の方に降りていく。元気な時はつつじヶ丘に登って、さらに帰りに椎尾山を登るのだが、これでもある程度のトレーニングにはなっただろう。
これから一ヶ月かけて体を慣らしていく。
帰りはいつものように筑波道の方に回ったのだが、筑波山神社に車で登る道の途中にある沼田のセーブオンがつぶれていた(左下)。暑いときはいつもここでアイスを買って休憩していたのだが、困った。筑波山観光の人で繁盛していたのにどうしたんだろう?
いつものように北条の野菜屋で野菜を買ってKEKに戻るときすれ違う人が私の方を見て笑うので何かと思ったらカバンにさしたネギをみておかしがっているのだと気づいた(右下)。おいしそうな赤ネギをみつけるとつい買ってしまうのだが、確かにネギを背負ってスポーツタイプの自転車に乗っている人がいたら可笑しいかもしれない。まあ、この程度の事で笑いが取れるならこちらもハッピー。

物理学会 2016春 @ 東北学院大学

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学会で仙台に来ている。会場は東北大ではなく東北学院大学というところ。地下鉄南北線で北の終点泉中央まで行き、そこから、シャトルバスで会場に。仙台の中心から片道4-50分、600円かかる。ちょっと不便で、高い。
写真左上は大学の門でここからしばらく上り坂を進むと会場の建物(右上)たどり着く。
今日は二日目で午後のみ。私は前半に自分の講演があり、後半は座長だったのでずっとカロリメターのセッションにいた。セッションの会場は写真左上の割と大きな部屋で、裏にはノーベル賞の梶田さんもやってくるニュートリノのセッションやATLAS Higgsのセッションがあったので出席者は少ないと想像できたが、予想よりは多くの人がいて空気に向かってしゃべるような感じはなくてほっとした。右下は自分が話す直前の会場の様子。15分の講演で話をするのはとても困難で急ぎ目に話したが、最後の方を飛ばさざるを得なかった。
学会はあと二日続く。

測量打ち合わせ

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測量の打ち合わせをするので顔を出せといわれて筑波へ。
今TOPのinstallが進行中でこの後CDC,EECL,VXDと中に向かって検出器がinstallされていく。このとき、検出器を想定している位置に固定するのに測量が必要。その測量は自分たちでやるのだが、今日はその基準点を作るための測量をやってもらう業者の人に来てもらって現場で打ち合わせ。
業者は回転の時にお願いしたところなので要領がわかっていて話が早い。回転のときはバレルヨークの外側のふちについているターゲットを基準にしたのだが、それが、足場などのせいでいつも見えるわけではない。また、そのターゲットが本当に正しいのかどうかも確信があるわけではない。
実はBarrel ECLの構造体にケガキがあってどうやらそれはBelle建設時にIHIがけがいたものらしく、それと、外側のターゲットの関係を調べた上でソレノイドの容器あたりに新しい基準点を作ろうかという話になった。
作業には上部足場の解体が必要なのでそれなりの作業になる。来年度早々予算が使えるようになったら実行することになりそうだ。

EASIROC モジュール新 firmware meeting @ 東大

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先週の金曜、月曜に続いてまたまた東大に出張。
今回はEASIROCモジュールの新firmwareについての打ち合わせ。昔を思い出して池之端門から入ったのだが取り壊された旧一号館の跡に新一号館の東棟の建設工事が始まっていた。
東北大のVME EASIROCモジュールからfirmwareを移植して一応動いていたEASIROCモジュールだが、単にADCをとるためだけでも適切なタイミングで3つの論理信号を入力しなくてはならず、ちょっと使いにく過ぎた。Firmwareを書いてくれた本人もテストしていて不便を感じていたらしく、何とかしようということになり、実際にどう実装するかを相談。書き換えの困難さと、使うときの便利さを秤にかけてという感じでいくつかの案を出して議論したのだが、結局実装は一番面倒(書き換えが多い)が一番straightforwardな案が採用となった。ご本人の研究の都合もあるのでそれほど急がなくてよいといったのだが来月(4月)中くらいにはやってもらえそうな感触。ついでに、簡単に実装できる便利機能もおねだりして meeting 終了。
うまくいけば随分と使いやすい(常識的な使いやすさの)moduleになるはずだ。

見学対応 つくばサイエンスツアーオフィス

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今日の見学はつくばサイエンスツアーオフィスの方3人。サイエンスツアーというのは茨城県科学技術振興財団という怪しげ?な財団が運営している科学技術支援事業の一環でやっている一般人向けのツアーで財団は他にも江崎玲於奈賞を主催したりエポカルつくばの指定管理団体になったりしている。
今日見学に来られた中の一人が素核研広報の人がやっているサイエンスカフェを先日見に行ったときに見にこられていて、その時立ち話した成り行きで、広報の人経由で私に依頼がきた。私が普通の人が連れていかない奥深くまで見学させるのをご存知だからだ。
案内するのは3人と引率の広報の方の合計4人で、検出器をそばで見たいとおっしゃるので放管に届けを出してB4まで見にいく。運の悪いことに共通架台の足場改良作業と重なって不便をかけたが、いろいろ細部にわたって見学いただいた。これだけ手厚いサービスをしたのはもちろんKEKを好きになっていただいてサイエンスツアー事業でKEKを推してもらうためだ。効果が出るかは疑問だが満足はして帰られたと思う。

SOI光ミーティング@東大

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先週の金曜日に続きまた東京に出張。
今回は東大にSOI光のミーティング。メインで仕事をしていた学生さんが年末からバルセロナに遊び(インターン)に行ってしまったのでしばらく間が開いたのだが先日帰ってきたので再開。
バルセロナでのインターン中に得た知識を披露いただいて、今後どうしていくのかという議論。
作ったはいいがまだ測定されていないいろいろな構造のセンサーがあるのでまずはそれの基礎特性を測り、理解を深めたうえで、ちゃんとAPDとして働くようないい構造を考えるという極めてまっとうなプランが提示された。
次回のミーティングを3週間後くらいに決めてそれまでは今持っていて測っていないセンサーを測るということになった。

情報センシング研究会 @ NHK技研

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今日は早起きして東京に出て映像情報メディア学会というのがやっている情報センシング研究会というのにでていた。
デジカメやビデオ用のセンサーの研究会で畑違いなのだが、一つ興味深いセンサーがあったのでその話を聞くのが目的。
会場は祖師谷大蔵という駅から歩いて10分ほどのところにあるNHK技研というところ。祖師谷大蔵は円谷プロがあったところだそうで駅前にはウルトラマンの像がある。
会議場はNHK技研の立派なホールで、240人参加者があってほぼ満席だったので小林ホールくらいか?
目的のセンサーはパナソニックが2月頃に発表したAPD増幅機能付きのCMOSセンサーで資料を読む限りはSingle Photon SensitiveでAvalanche Gain が10^5あるというのでガイガーモードだと思われた。ガイガーモードAPD(GAPD)を小さいピクセルにすることは結構されていて10um位までは製品が存在するが、これは3.3umピッチでしかも個別に読出し回路がついている。我々の業界にも使いたい人が出そうなスペックだ。
講演によると資料で読んでいた通りAPD部分はガイガーモードでBreakdown 電圧の 2V上で使っているそうだ。また、2V下で読むリニアモードというのもあってこの場合もavalanche gainがあって数倍あるそうだ。発表にはクエンチングについて触れられていなかったので質問してみたのだが、今一つ納得のいく答えはもらえなかった。
講演後の休み時間に講演された方を直撃したところかつてSpring8にいたことがあるそうでKEKのことをご存じだった。学術応用できる可能性があるのでぜひ一度KEKに来て話を聞かせてほしいとお願いをしたら前向きな返事をいただいたので、帰ったら早速連絡してセミナーの準備をして講演依頼しよう。
このセンサー以外にも色々と、(学術的というよりは、カメラのセンサー技術として)興味深い講演が多く中には業界に応用がききそうなものもあった。主には将来の8K 撮像に向けた高速読み出しと、目指せsingle photonの高感度低ノイズ技術などだが、これもよく話題に上る有機センサーの話もあった。パナソニックの発表では実際に動くセンサーになっている。有機センサーといってもシリコンの読出し基板の上に生成された光電荷変換層だけが有機素材でできていてその上にはベイヤーフィルターやマイクロレンズが同じようにある。講演では有機センサーの利点欠点などまとめてくださっていたので色々理解できた。中でも有機センサーの最大の利点だと思ったのはグローバルシャッターの実装が簡単なことで、有機センサー膜の上にITO電極があってここに電圧をかけることにより光電荷変換を抑制し、シャッターとするそうだ。ほかにも色々な仕掛けがあってすごいセンサーなのだが、商品化される気配がないのは、まだ、何か製造上の問題とか耐久性の問題とか解決できていない問題があるのだろう。

産業界のセミナーはこれが初めてだったのだが、講演の前に登壇者の紹介が必ずあって、学歴、職歴、研究歴、受賞歴が発表される。講演も過剰に言葉遣いが丁寧なので効率が悪い。きっと発表できることに制約があるのだろう、中には原稿を読んでいる人もいた。そういう雰囲気の中でも私は自分の興味に負けて何度か質問をしたのだが、いつものように不躾にやったのできっと違和感があったと思う。

Mac Mini (Late 2009) を El Capitan に (1)

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古い mac mini (Late 2009)を持っている。
昔softwareを書くのにmacで動かないと嫌という人がいて買ったものだ(嘘)。業界にはMacの信者が多くてMacで使えなきゃ嫌だとか、Macでsoftwareを開発するのでそれを使えとか無茶な事を言う人がいて困る。(まともなMac使いの人も大勢いらっしゃいます。) それ以外にも keynote でスライドを作る人は案外多いので、それをもらって読むのにも使う。
"About this Mac"を元にAppleのwebで調べると一番安い仕様(Intel Core2 Duo 2.26 GHz, 2GBメモリ, 160GB HDD)で購入記録によると6.2万円。最新のmac miniの一番安い仕様は Core i5 1.4GHz, 4 GBメモリ, 500GB HDDで6.35万円。メモリはDDR3のままだし、HDDがSATAなのもそのまま、なのでCPU位なものか?あまり進歩が無いような気もする。
これを無謀かと思ったが最新のMacOS10.11(El Capitan)にしてみた。upgrade しろとうるさいのと、サポートが打ちきられていて、おそらくKEKのSecurity Policyに違反しているのが主な理由。
話はそれるがMacのOSのバージョンは10.?だ。しかし、信者の方は数字はお嫌いなようで名前で呼ぶため、webをみてもあまり数字は使われていない。だが、信者でない私はabout this macを見ても数字しか出てこないのでいちいち古いOS(10.6)がSnow Leopardと呼ばれることを調べなくてはならない。面倒な事を押し付けるのはApple様の得意技だが本当に不便だ。
アップグレードしようとするとAppStoreにアカウント(Apple id)を作れといわれ、クレジットカード番号を入力さされそうになる。無料のアップグレードにクレジットカードは必要ないが、これは、Apple様に今後お布施するのを簡単にするための方便だ。Webを調べるとちゃんと逃げ道は残されていて、iTunesで無料の本を買うためにcheckoutしようとするとクレジットカード番号なしでアカウントが作れる。
後は画面の指示にしたがってやるとものすごく時間がかかるがちゃんとアップグレードされる。途中画面がブラックアウトしてキーボードの入力等何も受け付けなくなったときは電源断しようと思ったが、放置して仕事をしていたら1時間くらいで自動的に再起動され無事アップグレードは終わった。
About this macには OS X El Capitanバージョン10.11.3と書いていある。最近は名前と番号を両方名乗るようになったようだ。

第22回素粒子センターシンポジウム 2016 @白馬八方

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毎年恒例の素粒子センターシンポジウムに参加していた。今年で22回目だそうだ。
今年は参加する学生さんが増えて随分講演の数が多かった気がする。学生さんの顔に見覚えがあるのは春の学校に来てくれていた人が結構いるからだ。顔を覚えてない人に声をかけられると若干戸惑うのもいつものこと。学生の参加者は40人弱だったと思うが例によってBelle2からの参加者は少なく大変残念。
今年の講義は東北大の先生によるインフレーション理論。例年内容が詰め込み過ぎの感があって私くらいだと全く歯が立たないのだが、今回はインフレーションだけで210分だったので、いつもより理解できた気になっている。インフレーションの話は何度も聞いているのでインフラトンとか、スローロールとか加速膨張とかテンサー揺らぎとか門前の手習い的に単語を覚えていることが役に立つ。スタッフにとって少し難しいというレベルは修士の学生さんにとってはかなり厳しかったと思われるが理論の先生に実験物理屋の『わかってなさ』を理解してもらうのは非常に難しい。
今回は学生さんの発表が多かったので連日夜中までセッションがあって体力的にはかなり厳しかった。何しろ最後の講演が終わるのは夜11時に近いのだから。春の学校の時には修士に上がりたてで講演は厳しいという感じだが、2月ともなると皆さん立派な講演をされるので感心する。
私は講演はしなかったが、春の学校の宣伝はしておいた。ここからきてくれると確実にM2以上なので例年M1率が高すぎる歪な世代構成を少しは是正できていいのだが。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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