EASIROCモジュール講習

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たまに依頼のあるEASIROC moduleの使い方講習。今回は早稲田大の学生さん。
Moduleの使い方を知るということが一つと、InputDACの様子がおかしいのでどこが悪いのかをはっきりさせるというのがもう一点。
持ってきたモジュールをつないで電圧を測ってみると、main のHVは問題なく安定している。Input DACの値を計装用のADCで測ってみると値がおかしい。測る度に値が変わる。
ADCの不良かもしれないのでケーブルを接続して実際にコネクタから出ている電圧を測ってみるとやはり変動する。さらに、オシロにつないでみると2.5Hz位で電圧が振動していることが分かった。
私自身はなったことが無いのだが人に聞く InputDAC が壊れたときの症状だと思われる。今までの経験則では過剰な電流をInputDAC経由で流すとあるところで調子が悪くなるとのこと。なぜ、二つあるEASIROCの両方でそれが起こるのかは良くわからないが、そういうことがあったのだろうか?
もう一つはTDCをとりたいということで試験中の新しいFirmwareを焼いて試してもらうことにした。Rubyのinstallでしばらくつまづいていたようだが何とか動くようになったようだ。
写真右は久しぶりに行った南実験準備等でのOPOレーザー。セットアップは激変している。よくもここまで、私へ相談もなく変えられるものだなとあきれる。キャリブレーション済みのPMTを壊されてはこまるので注意する。私にも使う予定があるのだ。

辛麺 桝元 と 輪 宮崎

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学会期間中、宮崎大学の学生に飲みの締めは何だと聞いて『釜揚げうどん』という答えを期待していたら辛麺だと言われた。どうやら『釜揚げうどん』は年寄りの食べ物のようだ。で、さらに聞くと桝元というのと輪というのが二大派閥だそうで、実際飲みの締めとして食べてきた。
上が桝元、下が輪。店の見た目、雰囲気も似ているが、この二店直線距離で100m位しか離れていない。
両方ともメニューのシステムは同じで、サイズ、辛さ、麺の種類を選べるようになっている。
桝元にはトマトの辛麺というのがあったのでそれの普通サイズ頼んだ。麺はデフォルトはコンニャク麺と呼ばれるそば粉を使った韓国冷麺みたいな麺で、中華麺、うどん、ご飯が選べる。
辛さは辛味成分のない0から25までメニューに載っている。1が小辛、3が中辛、5が大辛、8が特辛、12が極辛、15が激辛と表記されているので5辛を選ぶ。トマト辛麺900円、普通の辛麺でも800円とかなり高い。12辛なら950円もする。
写真のように真っ赤で辛そうに見えるが5辛だとまったく辛くなくて、トマトの入ったスープに甘味が加えてあるので却ってそっちの方が支配的。一緒に行った人の普通の辛い麺も食べたがこっちは甘味はなかったが旨味もあまりないものだった。辛さはこちらもあまり感じない。具は卵とニラ、底の方に半生のにんにくの塊が5かけくらい入っている。
輪の方は普通の辛い麺しかなくて辛さ5倍だと750円、もう少し辛い8倍は800円。学生さんにハーフを選んで別の種類の麺のハーフを替え玉するという技を教えてもらったのでハーフ650円を頼む。
こちらは桝元よりスープに旨味があってキムチ鍋の残りに麺を入れている感じ。具はまったく同じ。辛さ8倍を頼んだがこれもあまり辛くなくてまったく物足りない。中華麺の替え玉ハーフ(100円)を頼んでみたが、やはりコンニャク麺の方があっている感じ。むしろ、ライスを頼んで雑炊のようにして食べた方がいい。
二店を比べると圧倒的に輪が好みだが、辛さ12倍レギュラーが900円と高い。
これなら600円台の釜揚げうどんの方が断然良い。

釜揚げうどん 重乃井、織田薪、戸隠、五味八珍 宮崎

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学会で行った宮崎、一般的には地鶏と牛が有名だと思うが、うどん好きの私にとっては宮崎と言えばうどん。宮崎の人がうどん好きなのはまちなかのうどん店の多さでも明らか。
私の観察だが、宮崎のうどんは釜揚げうどんの店と普通の汁うどんに分かれている。前者は概ね飲みの締めとして食べられ店も夜遅くならないと開かない。後者は普通の食事で早い店は朝6時からやっている。
私は一人で外食するのが苦手なので一人で入ってもおかしくないうどん屋が多いのはとても助かる。なので、宮崎での食事の半分はうどんという感じだった。
宮崎の釜揚げうどんは大体同じスタイルで、細くて加水率の低い麺。釜揚げで絞めてないので柔らか目、加水率が多分低めで麺も細いのでそれ程もちもちという感じではない。熱いつゆは少し甘めでネギ(青ネギ)と天かすが入っている。
写真一段目は重乃井。県庁と大淀川の間くらいにある店。ここは珍しく昼からやっているみせで、着いた日の昼に行ったがとても人気があり広い店がほぼ満席。並600円。
二段目は宮崎の繁華街にある織田薪。ビルの奥の方にあって昼間に行っても店があることすら想像ができないが、夜8時位になると写真のように店が出現する。並620円。
三段目も繁華街にある店で戸隠。ここも夜のみの営業。ここの麺がこの中で一番細い。食感から乾麺かと思ったが違うようだ。並620円。
4段目は五味八珍という店でこれも繁華街にあって織田薪、戸隠とは歩いて1-2分の距離だと思う。ここも、夜のみの営業。ここはつけ汁が変わっていて、まず、生卵を割り、そこにネギとわさびを入れてよく混ぜて待つ。熱いつゆは麺と同時に供給されるのでつゆを混ぜていおいた薬味の方に入れ、それに麺をつけて食べる。一見麺が多そうに見えるが丼がせいろ状になっていて途中にすのこがありかさ上げされている。面倒な手続きがあるが麺の味の方が支配的。並700円。

麺の感じが讃岐的な釜揚げうどんとは全く違うので最初は戸惑うが食べやすいし、おいしい。ただ、ちょっと値段が高い気がする。居酒屋の食べ物も焼酎も銘柄ものが多くて単価は高めだったので、宮崎の文化として食べ物の値段は高めということなのかもしれない。

物理学会2016秋@宮崎大学 (2)

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物理学会は無事今日で終わり。
宮崎空港のラウンジは学会帰りの物理屋であふれていて雰囲気が若干下品になっている。
写真は私が幹事をしている測定器開発修士論文賞の表彰式と記念講演。
二人とも大変立派な講演だった。前も思ったがこういう学生さんを持った先生は幸せだ。

物理学会2016秋@宮崎大学 (1)

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物理学会で宮崎大学(左上)に来ている。台風が直撃して、これなかった人もいたようだが、私は飛行機の便を変更して何とか無事たどりついた。
宮崎大学は2011年に巡業でセミナーをしに来て以来。
大学は宮崎の郊外の不便なところにあってホテルのある宮崎市街からバスで40分と600円くらいかかるのが大変。
素粒子実験の会場は教育学部(右上)で、結構大きな講義室があてがわれている(左下)。
初日のセッション後には恒例のBelle2 Japan総会があった(右下)。同時刻に別会場で行われていたATLAS Japan総会と比べると出席者が少なくて寂しい。いつものように学生数の報告があり、修士が32人、博士が8人の合計40人で去年と比べると二人の微増。このうち修士の5人が博士課程に進学するそうだ。
学会は24日まで。

ラーメン 麺堂稲葉 古河

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麺堂稲葉は古河にある茨城では有数の有名店だと思う。古河にはたまに走りに行くのだがその時車を駐める古河総合公園のそばにあることを知り、マーキングの意味で走りにいったついでに食べてきた。
朝から走って開店少し前のちょうどいい時間に戻ってきたらまだ1人しか待ってなかったので、すぐそばのコンビニに行って戻ってきたら10人以上の列が出来ていて人気店だというのを思い知らされた。
時間どおりに開店、私が15番目くらいでぎりぎり最後のカウンター席に着席できた。
濃い鶏がメインの店で、鶏白湯をつかった汁そばとつけ麺があり、頼んだのは一番スタンダードそうな鶏そば(750円+大盛100円)。
待たされるのは覚悟の上だったのだが、私の前にいた5人の団体がもたついている間に、先に回してくれたようで、20分程で配膳された。10番目くらいだったので1杯作るのに1.5-2分というところ。一度に作るのは少なそうな感じで、あまり急ぐ風でもない。
麺は加水率の低い粉っぽい物。スープは濃い鶏白湯。予想通りで最近ではそれほど珍しいものではないと思う。大盛りにすると麺の量はそこそこ多く、スープが濃厚なので結構お腹にくる。
今回塩の汁そばを食べたので次いくなら醤油味の鶏白湯つけ麺あつ盛りか。

サンダル Keen Newport H2

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暑い夏を生きていくのにちょうどいいサンダルが欲しくてずいぶん前だが買ったもの。
希望としては、車にも乗り、そこそこ歩き回れるよう、かかとが固定できてそれなりのソールがついている物が良かった。近所の靴屋とかスポーツ用品店を見て回ってよさそうだったのがKeenのNewport H2。同じようなデザインで Clearwater CNXと言うのもあったのだがこちらはちょっとやわそうだった。
で、webを探して買ったのが写真左の Brindle/Sunset といういまいち良く分からない色の名だが用は薄茶色のもの。円高を活かし海外通販で8000円弱。サイズはUS9/EU42/CM27というもの。前にSPDサンダルを買っていたので迷いはない。
右がSPDサンダルのCommuter2との比較。非常に似ているがcommuterは足首部をベルクロで締められるのに対してNewport H2は固定となっている。ソールは自転車用金具がないので当然違い派手なオレンジ色のソールがついている。
履いてみた感じはちゃんと覆われ、固定されている感があって悪くないし、ちゃんとしたソールもついているので歩くのも楽。Keenだから雨天時のグリップには期待していなかったが、案の定滑りやすいのは×。
それでも結構満足したので円高が続いているうちにもう一足買おうか考えている。

見学対応 放送大学東京文京学習センター

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今日の見学は放送大学東京文京学習センターの皆様。全体で90人位で私の担当はその1/4。だから、20人と少し。
大学というと若い人を思い浮かべてしまうが、放送大学なのでむしろ年齢は高めの人が多い。おそらく、希望して幾ばくかの金を払って見学に来られているので割に熱心。
残念ながら見学時間は30分なのでいつもよりコンパクトな説明を心がける、展示室10分、F1ロビー10分、B1回廊10分の時間配分。話は簡単になってしまうがまあ、うまく行った方ではないだろうか?

EASIROC講習@早稲田大

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スロベニアから帰ってきてKEKに出勤するまもなく今日は早稲田に出張してEASIROCモジュールの講習。
モジュールの使い方を教えてほしいという人は結構いてそのたびに呼んでくれたら出張して教えに行きますといっているのだが実際に呼んでくれたのは初めてのケース。
早稲田の理工学部は西早稲田のキャンパスにあって(左上)西早稲田駅に専用の出口がある。
研究室につくと部屋の片隅でミーティング中(右上)。この部屋の全体像は左下で隅にミーティングしている場所が移っている。この一部屋に先生二人、秘書と学生が10人以上いる。KEKだと、6-8人くらいで使って狭いと苦情が出るレベルなので都会の私学は大変だと思った。
その後の講習の相手はモジュールを使う予定という学生さん。先輩と指導する先生も一緒にいつもやっているように、回路の構成、電源のかけ方、モニターの仕方を教え、あとはテストパルス機能を使って、信号を見ながらいろいろとパラメーターを変更していく。
今日の講習の前にある程度予習をしてくれていたようで順調そのもの。2時間ほどで一通り使えるようになってもらって終了。
呼んでくれれば教えに行きますのでご希望される方は連絡ください。

RICH2016 @ Bled Slovenia 終わり

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RICH会議が終わった。
思っていたよりphoton関係の講演が少なくてその点は残念だったが、それほど深く知らなかった検出器について結構学べたので良かった。
Belle2にある二つのRICHのうち、TOPはとてもとても難しい検出器で名古屋以外の人がやって果たして作れるのか?と思っていたのだが、類似の検出器を作ろうとしている人が結構いるので驚いた。あまり成功する気がしないのだが、どうなることやら。
光検出器関連では大面積、短波長、単光子ということで、CsI photo cathode を使った検出器が結構あり、割と簡単に作っているようにも見える。そうなると、自分でも一回作ってみたくなる。小型のものなら何とかなるか?
分野外の話ではチェレンコフを使ったペットとmuon tomography。前者はチェレンコフを出す結晶とMCPPMTを組み合わせて50psとかそういうresolutionを実現する。もっとも511keVでは光がほとんどないのでエネルギー情報が使えない。だからトリガーが大変そう。
後者はチェレンコフの望遠鏡を火山に向けて火山を通り抜けたミューオンが発するチェレンコフを捕まえるというもの。既存の望遠鏡の再利用かと思ったら山を囲むように3台作るという。シンチレーションストリップと違って夜は使えないし、あまり安くもないから得する気があまりしないのだがどうなんだろう。

写真は会場のホテルのテラスでとった集合写真。後ろに左下のような城と教会が見えてとてもきれいな景色。湖の中央に小島があって教会がある(右下)。

こちらも思ったより暑かったが日本はまだ暑いんだろうか?

RICH2016 @ Bled Slovenia 始まる

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RICH2016という国際会議に来ている。カロリメターの私がなぜRICHの会議に来ているのかと何度も聞かれたが私の目的は光検出器。光検出器の会議はNDIPというのとPDというのが3年おきにあり今年はそれがない年。それならRICHがいいと何人かの人に言われたので来てみた。
今回はBelleもやっているリュブリアナ大がホストということで会場はスロベニアのリゾート地Bled(ブレッド)。ブレッド湖という湖がアルプスの麓にあって周りに教会や城があるという大変風光明媚なところ。
会場はそこにあるリゾートホテルで100人くらい入れる会議場がある。会議の名前がRICHなので会場のホテルはそれなりに高級そうな施設。もちろん泊まれることも可能なのだが高いので私は近くの安ホテル(とは言ってもそれなりに高い)に滞在している。参加者はいろいろな実験でRICHをやっている人だが、Belle2とLHCbの参加者が目立つ。
写真右下は参加者に配られたもの、カンファレンスバッグは無くて名札とTシャツ、白いのはレセプションの立食バーティーで使う皿にワイングラスをひっかけるもの。便利そうなものだが、テーブルがたくさん置いてあったのでそんなに役には立たなかった。
会議は金曜まで続く。

見学対応 日本医療科学大学

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今日の見学は日本医療科学大学の皆様45人の半分(B班)。我々の後にもう一台バスが来ていたので大体100人前後だったと思われる。
何となく覚えのある大学の名前だったので調べてみると2011年に一度見学を担当している
どういう大学なのか知らなかった(忘れていた)のだが埼玉にあってこの学生さんたちは放射線医療関係の技師になる方々なのだそうだ。
朝埼玉から出てきて、KEKだけ見学して帰られるそうだ。お疲れ様。
見学時間は30分だったのだが、少し早めにこられたので、展示室部分を少し短めにして対応した。
スーツ着用みたいなドレスコードがかかっていたのか黒い上着を来ている人もいて暑そうだった。

KEK一般公開 2016

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今年も恒例のKEK一般公開が近づいている。
公開されるものは徐々にしか変わっていかないので毎年あまり代わり映えはしない。効率の良い見物の仕方は過去に書いたことを参考にしてほしい。特にまわりかたに特化した説明はこのリンクに、写真のとりかたについてはこのリンクに書いてある
毎年同じことを書いているが、無駄無く見るには
1) 11時までは人が少ないので朝早くくること。
2) 加速器の施設はどれも似ているので整理すること
がポイント。

今年は運悪く日程が研究会と重なってしまい、私を含め、多くのBelleの物理屋がいない。なので、筑波実験棟での説明は簡単なものにならざるを得ないのはあらかじめご了承いただきたい。
筑波実験棟は去年書いたことを見てみると、今頃ロールインしていると書いてあるのだが、予定はどんどん遅れてまだBelleはビームラインの外にあるだけでなく、CDCもinstallされていない。ビームラインの方にはQCSという最終収束用の超伝導電磁石が置かれたのでそれを上から眺めることが出来る。
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ひとつ残念なのは講演の方に素粒子系の話が一つもないことだ。どういう経緯でこうなったのかは知らないが何とかならなかったのだろうか?
サマーチャレンジでも感じたがこういう催しに対する積極性は素核研より物構研の方が高い。素核内でも素粒子は原子核よりアクティヴィティーが低い気がする。あまり、皆さん積極的でないということだろう。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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