後方EKLM交換作業 (3)

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昨日やりのこしたB側のガイドの取り付け。
屋上に置かれているラックの背面にアクセスするために増設された床が邪魔で、一旦斜めにして挿入するという、非常にトリッキーな取り付け方を強いられる。
無事取り付けが完了して一応作業は終了。
明日エレキハットの電源が落とされ、ロールインへの準備が本格的に始まることになる。

後方EKLM交換作業 (2)

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昨日に引き続き後方EKLMの交換作業。交換が終わったモジュールはロシアの人たちがすぐに調べてくれるのだが、入れるときにコネクタにダメージがあったようで信号が見えないチャンネルがあるとのこと。運の悪いことに交換した二枚ともに問題が発覚したので、再交換。慎重に作業してようやくOkeyが出た。
取り出したモジュールは両方とも同じ原因で壊れていたそうで、これからも地震とか何かの拍子に同じように壊れる可能性がある。ちょっと厄介。
交換作業自体は無事終わったので、取り外したエンドヨークの蓋を元に戻し、エンドヨークのガイドのA側を苦労して取り付けたところで時間切れ。残りは明日。それでも予定よりは早めに進んでいるので明日中に終われそうだ。

後方EKLM交換作業

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昨日のうちに準備は出来ているので朝から交換作業。
急な作業で前回の交換をやってくれた人たちを雇うことが出来ず、リーダー格の人一人だけ来てもらった。
左上はモジュールを出しているところ。クレーンとホイストを使って巧みに出していく。
取り出したモジュールは作業を見守っていたロシアの人に渡してすぐに調べてもらう(二段目左)。開けてみたら原因はすぐわかったそうだ。写真二段目右は壊れていたところだが、シンチレーターストリップの固定(接着)が甘く、重力に負けてずり落ちてきて左上の方に写っているプリアンプ基板と接触、破壊していた。素人目に見ても良くない設計で、接着だけでなくLアングルのようなもので落ちてこないようにすべきだったのだと思う。
取り出したスロットにはあらかじめ動作確認していたモジュールを挿入する。三段目左の写真はケーブルを挿入しているところだが、このケーブルの量が多すぎて抵抗になるのと、コネクタの幅がスロットの幅より少しだけ大きくて下手するとつっかえてしまう。無理して引っ張ると三段目右の写真のようにコネクタがもげてしまう。これは取り出すときに外してしまった例。これも、ケーブルやコネクタの選定がまずかったということ。
交換作業はほとんど終わったようなので、明日の午前中にはモジュールの交換は終わるだろう。
その後の復旧作業が大変そうだ。

見学対応 サマーチャレンジあり方検討会参加者

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昨日からサマーチャレンジの卒業生がKEKにきてあり方検討会というのをやっているのだが、せっかくKEKに来てくれたので希望者にBelle2を見学してもらった。
それ程大人数でもなかったので届け出をして、B4まで降りてもらって、間近でBelle2を見てもらう。
わざわざサマーチャレンジの議論でKEKまで来る人たちなので、当たり前だが興味を持っている。楽しんでいただけたなら幸い。

後方EKLM交換準備作業

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昨日に引き続きEndcap KLM交換のための準備作業。
今日はA側のガイドの取り外しから。昨日で要領がわかっているので少し進みは早い。
その後、エンドヨークの黄色い蓋を取り外す。
外し方は若干トリッキーで、まず、上部にアイボルトをつけてチェインブロックで吊る。次にアイボルトにスリングをかけチェインブロックで横方向に引き出す(左下)。ヨークからふたが外れたらクレーンで移動。と言う塩梅。ヨークから外れる瞬間に大きく鉄板が動くので注意が必要。実際、最初の一枚はかなり危なかった。
無事二枚とも外れて、黄色い検出器が露出した。
明日は、調子の悪い二枚を交換する。

国宝 豊楽寺 薬師堂

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四国には6つの国宝建造物があるのだが、その中でもっとも古いのが豊楽寺薬師堂。平安時代の1151年の建立。
四国のほぼ真ん中で、香川から国道32号線を走って徳島を越え高知県に入ってしばらく行った山中にある。最寄り駅は土讃線の大田口駅だがそこからかなり急な細い上り坂を3km程登ったところにある。
なかなか立派な建物で境内が狭いので正面から写真に収めるのは難しい。
そのかわり裏の坂を登って回り込むと上の方から綺麗な屋根が見渡せる。これはなかなか良い。建物は外観上の状態は非常に良くて、境内の御由緒書きに述べられていた江戸時代の修理以降にも修理が行われているかもしれない。

坂の上の日当たりの良いところで桜が数輪花を咲かせていた。
行基の建立だが、現在は真言宗智山派。お遍路さんに組み入れられていないので落ち着いて参拝出来るのでありがたい。私が見ている間、a few人しか参拝者が無かった。
高知、四国、日本の宝なので今後も無事良い状態を保って保存してほしい。

私は、平安時代より古い建物をすべてみるという野望を持っていて、コツコツと塗りつぶして行っているのだが、おそらくこれで普通に公開されていて見ることが出来る国宝建物は、あと一つ残して見たと思う。残りの一つは遠くて手強いのだが、そう遠くないうちに見にいきたい。国宝以外もずいぶん塗りつぶしてあと数ヶ所まで来ている。

Nikon D600 退院

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修理に出していたD600が返ってきた。
連休前の16日に出したのだが、Nikon側の受け取りが休みの日は無いようで、連休明けまでヤマト運輸に留め置き。その後22日に見積り25466円のメイルがきた。とはいっても、連絡先も書いていないので、承諾も何も無しに修理は進むようで、実際24日に届いた。
修理自体は23日に終わって、23日付けの送付の案内が出されていたようだが、実際にメイルが届いたのは荷物を受け取った後。代引きなので突然金を請求されても非常に困る。修理代金は見積りよりもずいぶん安くて13346円。
修理伝票によると
- 破損のため、F-FO基板部組を交換した。
- ローパスフィルター洗浄
- 劣化のため外観ゴムを交換
F-FO基板と言うのが何なのか全くわからないが、レンズとのコンタクト周辺にあるものなんだろう。交換されたという外観のゴム製品なのだが、どこなのかわからない。見たところ外観に使われているゴム製品はどれも使い古された感じがしている。
当たり前だが、レンズは今までどおり使えるようになった。
D5100と比べると操作性が断然いいので助かる。

後方エンドキャップ引き出し装置撤去

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今日は週末だが年度末までに作業を間に合わせる都合上しかたなく作業。
後方エンドキャップの引き出し装置を取り外し、後方エンドキャップKLMの交換作業が出来るように準備する。
引き出し装置の取り外し自体は、ロールアウト位置だとやりやすいので特に問題は無い(一段目左)。引き出し装置は運転中もメンテ時に良く使うので実験ホールの片隅に場所を確保して置いておく(一段目右)。変な形をしているので、重ねるときに枕にする材木がうまく決まらない。
引き出し装置の取り外しは14時くらいに終わったので引き続き、KLM作業でクレーンを使うためにエンドヨークのガイドを取り外す。まずは前方と後方をつないでいるH鋼を外す(二段目左)。次に、ガイドをチェーンブロックで吊った状態でネジを外して巧みに障害物を避けながら外していく(二段目右)。元は無かったクレーとにアクセスするための拡張足場とか、新たにつけ加えられたものが邪魔して非常にアクロバティックな作業だった。
ここで時間切れ、A側のガイドの取り外しは月曜日。
取り敢えず後方側は足場の無くなって綺麗な状態なので3階回廊から写真撮影。三段目の左は18mm、右は15mm魚眼で撮ったもの。

仮衝突点架橋撤去

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作業で筑波実験棟に行ったら加速器の人の作業をやっていた。
Phase1ではBelle2は無かったので、ビームパイプを置くために仮の架橋が設置されていたのだが、Roll-inに備えて撤去された。
右側の写真が撤去後の衝突点付近、QCSはすでに後退位置にあって、架橋も撤去され、Roll-inの準備が進んできている。

Nikon 1 V3 (1) 購入

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Nikon 1はS1を常に携帯し、旅行に行ったりするときはV2を持っていくという、かなりのヘビーユーザーなのだが、ここへ来てまた古いNikon 1を(もう未来が無いかもしれないのに)買ってしまった。
Nikon 1 V3 のプレミアムキットからレンズを抜いたものと思われる。4.2万くらいだったか?今までで一番高いNikon 1。次に高かったV2が2.5万くらいだから破格だ。
買った理由は、
- ファインダー付き機種がもう一台欲しかった(バックアップ)。
- フリップするスクリーン
- タッチ操作による素早い設定変更
- 親指AF
ファインダーは必須なのでプレミアムキットを買ったがグリップは不要なのでおそらく使わない。
一応重さを測ってみると左上の写真の状態(グリップ、EVF付)で423g,グリップが63gなので外すと 360g。
実際に使う状態として、グリップ代わりの革ケースと6.7-13mmをつけると、539g。同じ状態のV2が541gなのでほぼ同じ。持ってみてV2の方がずいぶん軽く感じるのは握りやすいグリップのせいだろう。
10-30mm PDZをつけてEVFを外すと442gで同じ状態のS1が353gとさすがに90g程重い。
システムとして考えるとS1とV3はバッテリーが共通なので旅行に行くときなどは有利。
左下は旅行に行くときに行くセットでボディー二台、レンズ3本。これ全体で1240g。
右下はNikon 1 Vシリーズ3世代。全部持っている物好きは滅多にいないだろう。

Nikon D600 入院

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サービスセンターで先日ローパスフィルターのクリーニングをしてもらって快適に使っていたD600だが、不具合を発見した。
Gタイプのレンズ以外を取り付けると FEE という表示が出てレンズを認識しない(写真左)。絞りリングを最小絞りにしないときに出るエラーなのだが、レンズ側の絞りを最小にしてもエラーが消えないし、CPU無しレンズでも同じ症状。
手持ちのレンズを片端からつけてきたが、ボディーモーターを使うタイプのAFレンズはダメ、CPUが入っているMFレンズもダメ、CPUの入っていないマニュアルレンズもダメ。
接触不良を疑ってコンタクトを磨いたりしたが効果が無い。
仕方なく修理に出すことにした。
Nikon の web から修理申請をすると、箱が送られてくるので自分で梱包して、同梱されている問診票に記入して、これも同梱されている着払い伝票を使って送り返す。
標準修理代金は2.6万だそうなのだが、メカじゃなくfirmwareの問題でfirmwareを更新して無料で帰ってきたりしないだろうか?

後方エンドキャップ 確認測量

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引き出し装置を外したときにエンドキャップがずれていないか一応確認のために測量しておく。据え付けの説明書には、引き出し装置を外したときにずれたら適宜やり直して位置合わせせよ、とかかれているのでずれる可能性はあるつもりだったのだろうか?
いつものようにB3回廊に三脚を立てて測量器を置く。一人だと足場パイプをずらすのも面倒なので何とか見える3ヶ所を使って後方交会する。
精度がどのくらい出ているのかいつも自信が無いのだが、測量した値は最初に固定したときに測った値と非常にconsistentだったのでほっとした。これでよしとする。

ついでに、昨日問題があった水配管だが、昨日見つけた回ってないと思われたところは自然治癒したのか回復したようで水は回っていた。代わりに左上のセクターの水が回っていないようだ。カプラーを外して水が来ているかどうか調べて、問題が外なのか内なのか特定しようとしているのだが、良くわからない。困った。

後方エンドキャップ冷却水配管完了も

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引き出し装置が邪魔で取り付けられなかった場所にカプラを取り付けて(左上)一応冷却配管の取り付けはすべて終わった。
これで冷却水のバルブを開ければ水は回り出すのだが、離れた場所にあるバルブを回して水漏れが起きると悲惨なことになる。しかし、例によって一人で作業していて、手伝ってくれる人はいない。しばし逡巡した後、覚悟を決めてバルブを開けに行った。
素早く戻ってきたのだが、水が回っている気配が無い。途中にある分配器のところのバルブが閉まっているようだ。冷却水と乾燥空気の分配器は3ヶ所に分かれて設置されているのだが、後方エンドキャップの分配器は一番アクセスしにくいところにあった(右上)。バルブは閉じられていたので、昔エンドキャップを解体したときに私が閉めたのだろう。送りが4つ、帰りが4つ、合計8つのバルブを開いて戻ると流れている気配がある。
明らさまな水漏れは無かったが、慎重に見てみると一部つなぎ目のところに湿気を感じるところがあったので増し締めしておいた。
これでめでたしと思ったのだが、配管の半透明な部分を良く見ると水が流れていないように見える(左下)。チラーのところの流量計では回っているように見える(右下)ので、4つのセクターのうちこの部分だけ回っていないようだ。原因が中にあるのか外にあるのか、どうやって調べようか?

明日は取り敢えず測量から。

後方エンドキャップ最終固定 (2)

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工具の準備が出来たのでいよいよネジ締め作業。
最初にアダプタの向きを間違えように専用工具に取り付けて(左上)、手探りで六角レンチ部分をネジにはめ込み、確実にはまったのを確認したら(ネジを舐めてしまうと悲惨な事になる)、トルクレンチで締めていく(右上)。ラチェットにしてあるので狭いところでも一旦はまってしまえば締めることはそれほど困難ではない。
結局一番面倒なのは手探りで確実にネジに工具をはめるところで、すべてのネジをトルク管理して締め終わったのは14時頃だった。
これでECLの固定は完了したので、エンドキャップと引き出し装置をつないでいたネジを外し引き出し装置を20cm程後退させた(左下)。十分なトルクで締めたので不安は無かったが、特に何が起こるでもなく取り外すことはできた。
一安心。

これで、引き出し装置と干渉して取り付けられなかった水配管のカプラが取り付けられるようになった(右下)ので、明日以降配管作業と、一応念のため位置が大きくずれていないか測量して確かめてみる予定。

後方エンドキャップ最終固定 (1)

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いよいよ後ろがつかえてきそうなので後方エンドキャップのネジ締めを何とかする。
前に工具の強度が問題になったものは工作室に頼んで新しく作ってもらった。工具に使うような硬い素材でと面倒な事を頼んだらどうやら外注したようだ。
写真左上が届いたもの。見た目は前のものと全く変わらない。右に前のものと並べた写真を載せてみた。右端が新しい物。工作が作ってくれたときには工具っぽく角が丸められていたのだが、外注した業者はそういう気の利かせ方はしてくれなかったようで角ばっている。
左下はトルク管理に使った工具。一応ネジはトルクしていされていて、95Nmで締めろということになっている。しかし普通のトルクレンチは使えない。ということで考え出したのが左下の工具。
トルクレンチとして使うのはテーパー配管をしめるときに使うトルクレンチのセットで、別用途に買ったものだが、先端が取り替え式になっていてそれが一般的な9.5mmソケットのものだったのでピンと来た。
さっそく9.5mmのエクステンションバーとラチェット式のメガネレンチを工作室に持ち込んで、前に作ったのと同じように、90度折れ曲がったものを作ってもらい、トルクレンチに取り付けられるようにした。
これだけだとレバーアームが変わるのでトルクの値が当てにならない。そこで、どこか適当な穴にボルトを留めて、普通のトルクレンチと作ったトルクレンチで同じように締めてみて95Nmに相当するような設定値を見つける(右下)。95Nmと言うのは案外手強くて、やわいネジだと簡単にねじ切ってしまう。95Nmに耐えられる頑丈なねじを見つけるのに苦労した。
そんなに厳密なトルク管理が必要とは思わないので大雑把に同じくらいなところをようやく見つけて準備完了。

ECL冷却水生成装置修理

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ずいぶん前に壊れていたECLのチラーの修理が昨日あった。
こわれてからしばらくメイルでやりとりしていたのだが全く要領が得られず、別の作業で業者が来たついでにみてもらったのだが、それでも、良くわからなかった。端的に言って担当者の能力不足だったので業者に頼んで別の人をあてがってもらい、再び状況説明、、、とやっているうちに今になってしまった。
今回来てくれた人はまともな人で、少なくとも私が聞いたことについてはちゃんと説明してくれて半分位は状況は理解できた。しかし、結局のところ真の故障の原因はわからなかったので、怪しいところを交換することになった。症状が再現するのに1日くらいはかかるということで、午前中ずっと再現するのを待ってくれていたらしいのだが無理と判断したようだ。部品の交換自体はすぐに終わり、その後も特定した原因が間違っていたら再現するかもしれないので圧力計をみながら16時くらいまでずっと調べてくれていたらしい。
取り敢えず、その後チラーは止まること無く働いているので原因箇所は当たっていたということなのだろう。
結局現象確認もせず、数十分で部品を交換し、後は見ているだけという作業をしてもらうのに人件費だけで約10万円。あまりに高くて値切ろうとしたのだが出来ないと突っぱねられた。そろそろチラーも交換の時期に来ているので次の機種選定では別の業者を選ぶことにしよう。

後方Endcap 配管作業

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なかなか進まない後方エンドキャップの冷却水配管だがそろそろちゃんとやらないとヤバいので時間を見つけて進めている。
エンドキャップにはチラーから送りと戻り用の配管がそれぞれ4本ずつ計8本来ている。この終端部分のカプラが劣化しているので交換しながらつないでいくのだが、チューブの引き回しも具合が悪いところは直していく。この作業が一人だととても大変。捌く人と送る人が必要なのだが例によって孤独な作業なのでどこかで引っかかったらアクロバティックに足場からBelleに移ってさばき、逆プロセスで戻ってきて引っ張ってというのを繰り返す。当たり前だが面倒で苦痛だ。
チューブの引き回しが決まったらカプラ部分を交換。左上の写真のチューブにつながっている方が古い真鍮製のカプラでそばに写っているのが新しいステンレス製のカプラ。ステンレス製のこの組み合わせで8千円くらいするので結構高級品だが、最低10年劣化せずに持ってもらわないといけないので仕方ない。
簡単にはフェルールのところで変えればいいのだが、異種金属の接合は推奨されていないのでフェルールのところでチューブを切ってステンレス製に付け替える(右上)。手で締めたところから1.5回(540度)締めるということになっているので、間違わないようにしないといけないのだが作業環境が悪くて往生する。
できたら、昔の写真をみて作った配管図(左下)をみて適切なところに接続(右下)、配管をケーブルタイで邪魔にならないよう固定しておく。
8割くらい作業は終わったので15日を目処に冷却水をまわし始めたい。

キッコーマンしぼりたてうすくち

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私は京都の育ちなので料理に薄口醤油は結構使う。関西方面から来ている人が感じることの一つが薄口醤油が売ってないということで、スーパーに一種類売っていればいい方。醤油はあまり日持ちしないのでなるべく小さいものを買いたいと思うとこのキッコーマンのうすくちしか解は無い。
で、ラベルの原材料を見ると、大豆、小麦、食塩、みりん、アルコールとある。醤油なのにみりんが入っている。私は飲食に関しては原理主義者なのでまがい物の類は許せないタイプだ。どうして、みりんを入れて味をつけるのだろう?
そう思って関西ではメジャーなヒガシマルのwebをみるとこっちはブドウ糖と小麦たんぱくが添加されている。良くwebを調べると昔から甘酒などを入れていたようなのだが、小手先のごまかしにしか思えない。本来醤油の旨味は大豆や小麦からのアミノ酸に依るものなのに、人工的に味をつけてしまっては本末転倒だ。
そもそも最近醤油と名乗って売っているもののほとんどは味付けがなされていて、純粋な醤油を買うのは難しい。日本酒のように、純粋なものとそうでないものがすぐわかるように呼び分けてほしいところだ。
世界に誇る和食文化とか言っている割にその主たる調味料がまがい物だらけでは恥ずかしかろう。そういうところの真摯さみたいなのが日本の食文化には欠けていると思う。

測定器開発修士論文賞 2017 一次審査

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昨年やった修士論文賞の幹事は二年やることになっている。一年目に見習いをして二年目に表に立つと言う感じになっていて、今年は募集のメイルとか審査員への連絡などをやっている。
先日論文の応募を締切り、21編の応募があった。昨年が20編だったのでほぼ同じ。
これを素粒子、核、宇宙各コミュニティーから推薦された6名の審査員と委員長指定の6名計12名の審査員で一次審査する。委員長指定は応募論文の概要を見て、専門知識を持つ審査員を別途推薦してもらってお願いすることになる。
21編の応募論文は乱数を使って3つのグループに分けて審査するので、一グループ7編の論文を審査することになる。幹事も慣例で審査員もやることになっているようなので私も審査員の末席を汚すこととなり、審査するために7編の論文をプリントアウトした。
まだ、ただプリンとしただけなのだが、修士論文なのにページ数がすごくて、平均100ページくらいある。私など博士論文でも80ペイジくらいだったと思うので、凄いなと思う。
一次審査の採点締切りは今月末。今月はそれなりにいそがしいので頑張って読まなければ。

カーオーディオ Kenwood U350BT

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車は最近ほとんど通勤専用なのだがそれに付いていたカーオーディオを買い換えた。通勤時によく聞くのは野球中継なのだが、茨城県はAMラジオの入りが悪い。最近FMでも受信できるのを知り対応している機種にしようとしたのが動機の一つ。
前についていたのは古いHondaのもの(左上)。上下逆についているのは液晶ディスプレイの具合が悪くて正しい向きにつけるとコントラストが低下して何も読めないから。これも買い換えた理由の一つ。
機種選定だが、
- ワイドバンドのFMが受信できる
- USBメモリの音楽が聞ける
で、調べてみると Bluetooth のオーディオデバイスになるものがあるのに気づいた。今使っているスマートフォンやタブレットをつなげば音楽が聞けるので、良い。
Webでみると、Bluetoothつきだと1.2万くらい、無しだと8千円位。ちょっと考えてBluetooth付きにした。
買ったのは Kenwood のU350BTというもの。アマゾンで1.1万くらい。CDプレーヤーがついているものとついていないものでなぜかついている方が安かったのでこちら。
取り付けは昔使っていて壊れてしまったKenwoodのカーオーディオのカプラがそのまま使えたのでごく簡単。
Displayがケバいのだが、なるべく白っぽく、おとなしい感じにすると我慢できる程度に地味になる(右下)。ディスプレイがケバいのが売りな割には操作ボタンに照明がついていないので夜になるとボタンの意味がわからなくなるのは不満。
ワイドFMは問題無く受信できて快適。Bluetoothは一旦ペアリングしておくとエンジンを切ったときの状態を覚えていてくれて、次に接続されたときに最後の状態に戻ってくれる。タブレット側からTagも送られるので曲名がちゃんと表示されるし、選曲などの操作もできる。中々快適。
フロントパネルについているUSB端子はBluetoothが使えるのでおそらく使わない。車のスイッチが入っている間は常にDC5Vを出してくれるので今までシガーライターのソケットからとっていたナビの電源をこちらに付け替えた。1.5Aあるので二股にしてスマートフォンの充電にも使える。

取材、安全、ポリシー

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ここ数日の間に偶然たまたま筑波実験棟に取材に来ているのに二度も遭遇した。
どちらも線量計まで借りてきた気合の入った取材で、当然Belleのそばまで行く。しかし、誰もBelleの人が付き添う様子は無いので、邪魔だとは思いつつも勝手についていく。
理由はいくつかあるのだが一つは安全で、検出器を壊されたり、取材の人が危険な事をするのを止めたいからだ。広報の人の安全意識ははっきり言って全然足りてないので、見ていると注意したくなることは多い。
もう一つはポリシーの問題で、当たり前だが取材する人には取材する人の目的があり、広報の人には広報の人の都合があって、それはBelleの都合とは必ずしも合致しない。私個人としては、Belle2の取材に来てくれるのはありがたいのだが、たまにくる、あまりサイエンスにrespectの無い人には正直協力したいとは思わない。どういう取材を受けてどういう取材なら受けないのとかそういうポリシーはBelle及びKEKには無いみたいなので、アナーキーなのは正直不満。Mad ScientistがBelleを背景に取材を受けて狂ったことを言っているのかもしれない。
(右上の写真で取材を受けている人は元所長でマッドサイエンティストではありません)

NIM EASIROC Module Firmware焼き

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先日いつもお世話になっている基板屋さんから今年度分の注文はすべて納品したとメイルが来ていてひと安心と思っていたら、モジュールが届いたのでfirmwareを焼いて欲しいという方がやってきた。早速使いたいということなんだろう。14時に実験室で待ち合わせしていたのだが、すっかり忘れてしまっていて、ずいぶん待たせてしまった。
京都でストレンジネスの物理をやっている学生さんだそうでファイバートラッカーのテストを大学でやるのに使うそうだ。話を聞くとサマーチャレンジの卒業生で私の事も知っていたとか。最近はサマーチャレンジの卒業生がたくさんいて驚く事が多い。
遅刻したのでかなりうろたえたが、何とかやり方は覚えていた。二台分 firmwareを書き込んで、せっかくKEKなので、一応動作確認。テストパルスで信号が見えて hold がかかるところまでやってみて、二台とも問題無かったので作業終了。
プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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