素粒子センターシンポジウム@白馬 2011

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毎年恒例、白馬での素粒子センターシンポジウムに来ている。
今年の講義は『超弦理論入門』で、合計4.5時間。私が記憶しているだけでも過去2度同じような内容の講義を聴いているがいつも途中でついていけなくなってしまう。
点について記述する場の量子論の点を長さを持った元にすると、必然的に重力が取り込まれ、超対称性が必要になり、10次元になるといういつもの話で、さらに、弦にフェルミオンの自由度を与えて・・・4次元方向以外にコンパクト化された(内部)自由度が6次元あって・・・というような話しを快晴のゲレンデが窓からのぞく会議室で聞く。いつも、最後は少しわかったような気になるのだが、もちろんそんなことは気のせいでぜんぜん理解できていない。
今回は学生のtalkが多く昨日など合計11時間もセッションがあった。
Talkのクォリティーは平均すると例年より高いのではないだろうか。私の印象に残ったのは原子核乾板を使って行う方向に感度のある暗黒物質探索で、乳剤をより細密化した上で現像するときにフィルムを物理的に引き伸ばすことで光学限界を超えた分解能を得ることが可能となっている。乾板は重量も重いし、引き伸ばすことさえ可能ならスキャンのノウハウはあるのでうまく行く気がする。 1tクラスの検出器がたくさんプロポーズされているので、それに負けないタイムスケールでやって欲しいと思った。
まだ、シンポジウムは続く。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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