Liszt の Etude

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今年はLisztの年と言うことでLisztを聞く。全部でCD100枚分位は曲を書いているので、なんだかんだ言ってたくさんCDを持っている。作曲家別に別けると多分一番多い。
Liszt というと最初に思い付くのはやたらと難しい曲なのではないだろうか。と言うわけでEtude。
有名なのはS139超絶技巧練習曲。最初に曲の存在を知ったときなんて凄まじい曲名なんだろうと思った。12曲のやたら難しいとされる曲が並び、特に4番目のマゼッパと5番目の鬼火が(難しいので)有名。練習曲といっても全て音楽的で単に音楽として聞いても非常に優れているところがLisztの偉いところ。私が好きなのは、余り難しくないらしく人気の無い11番目『夕べの調べ(Harmonies du soir)』。静かな美しいメロディーで始まって、段々盛り上がって行き最後は絢爛豪華に終わる。極度にロマンティックな曲。各種CDは出ているが、私が持っているのは左上の安物2枚組のCDに含まれるOvchinikov(オフチニコフ)さんの演奏。
もう一つ有名なのはパガニーニ大練習曲S141で、パガニーニの24のカプリスから主題をもらって来て技巧的なピアノ曲にしたもの。6曲有って3番目の『La Campanella』と6曲目の『主題と変奏』が有名。こいつにはもっと難しいパガニーニ超絶技巧練習曲S140というのもあってマニアに人気が有るのだが、両方聞くと確かにS140の方が難しそうだが、どちらが音楽的かと聞かれればS141の方だ。例えばS140とS141の『主題と変奏』を聞き比べれば、S141の方が軽快で全然いい曲に聞こえる。S140をS141の様に弾ける人がいればいいのかも知れないが。私は一応コレクターズアイテムとしてPetrovさんのS140のCDを持っている(右上)。
S141のCDはいくつか持っているが第6曲に関しては左下のHamelinさんの演奏が好きだ。例によってスマートでスピード感に溢れている。特に第8-9変奏あたりのスピード感は凄くて、これ以外に考えられない。
後は知名度は下がるがS144 三つのConcerto EtudeとS145 二つのConcerto Etudeがあってどちらも良い曲。特にS144はどれも、Etudeという気がしない。右下はLortieさんのLiszt集でS144全曲が含まれる。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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