Bach/Godowsky Piano Transcriptions

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先日のKEKコンサートで唯一知っていた曲がBachのチェロ組曲6番だったのだが、それも、編曲を知っているだけでオリジナルのチェロの演奏は聞いたことが無かった(このへんで私の音楽への知識の偏りがバレてしまう訳だが)。
というわけでまた最近Bachのピアノ編曲をよく聞いている。Bachのバイオリン族の音楽のピアノ編曲はBach/BusoniのChaconneが有名だが、余り知られていないと思われるGodowskyの編曲も大変良い曲だ。
GodowskyはバイオリンのソナタNo.1-3の3曲とチェロ組曲の2,3,5番の合計6曲をピアノ編曲している。私が好きなのはバイオリンソナタの1番とチェロ組曲5番の編曲。特に後者の第一曲目のPreludeとFugueは非常に良い曲で、この一曲だけ抜き出して演奏会で弾いても良いと思う。Godowskyの編曲は過剰なまでにピアノ音楽化されているので(Busoni編のChaconneのように)この曲を聞いて元の曲の姿を思い浮かべるのは難しい。チェロだけでどう弾くというのだろう?
CDはNaxos(Marco Polo)のScherbakovさんによるGodowskyのシリーズの2番目(写真左)がバイオリンの編曲で7番目がチェロ。もう一人Carlo Granteさんの演奏(右)もあって私の知る所全部弾いているのはこれらしかない。
演奏はGranteさんの方はもうちょっと素軽さがあってもいい気がするしScherbakovさんの演奏は所々タッチの荒っぽいところがある気がするのだが、まあ、いい演奏だと思う。
Hyperionで進んでいるBachのPiano編曲のシリーズにはなぜかまだGodowskyがない。HyperionでGodowskyといえばHamelinさんなのだが、録音する気はあるのだろうか?

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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