浜松国際ピアノコンクール2012 ニ次予選

週末にもかかわらず、来週の出張のスライドを作っている。web を見てたら3年に一度の浜松コンクールが行われているのを見つけて聞いている。今日は二次予選の最終日。ストリームとVODを駆使して聞いていく。自分の耳がどの程度のものなのかの Calibration にもなる。

課題曲は、委託作品を除くと
1) ショパン、リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、リゲティの練習曲より1曲ないし2曲
2) メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、フランク、ブラームスの作品より1曲ないし数曲
3) フォーレ、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、シェーンベルク、ラヴェル、バルトーク、ウェーベルン、ベルク、プロコフィエフ、ショスタコービッチの作品より1曲

フリステンコさん (28)
私の好きなScriabin Op.42-5。非常に良い。理想的。

實川さん。 (22)
Schumann の交響的練習曲。遺作無しなのは良かったが、演奏は外したり、ところどころ非常にゆっくりだったり、個性的な演奏だったように思う。私の好みではない。

中桐さん、(25)
Lisztのダンテを読みて。なかなかの熱演で良かったと思う。

シュさん。(21)
Liszt の鬼火の最初の方がうまくいかず。鬼火をわざわざ選んで外してしまうと印象が悪い。その後持ち直し、夜のギャスパールは良かったと思う。

タルタコフスキーさん (23)
ショパンのソナタ3番。4楽章は、テンポに一貫性が無いし、右手の速いところだけ妙に急ぐ感じで私の好みではない。

佐藤さん (29)
ショパンのOp.10-1は完璧ではなかったが滑らかで音楽的。良かったと思う。Schumannの交響的練習曲、メカニックが完璧、音楽的にも整っていて非常に良い。

チュウさん (26)
全て良く弾けていると思うがいまひとつピンとこない。きっと私の聞く能力のせいだ。

ソさん(22)
メカニックは良いので安心して聞いてられるが、La Valseなどは単調でちょっとつまらない。

私が気に入ったのはフリステンコさんの Scriabin Op.42-5と佐藤さんの Chopin Op.10-1 と Schumann Op.13。二人とも(特に佐藤さんは)曲がすっかり手の内に入っていて、音楽的。と思ったら28才と、29才。浜松コンクールって年令制限緩すぎじゃなかろうか? 29才の新人を発掘?したいのかなあ?

審査も発表されたようで、佐藤さんは通ってフリステンコさんは落ちた。私の素人の耳はまったく当てにならないようでwebに載っている感想や、審査結果とは全然一致しない。仕事しながらwebで聞くのと会場で聞くのでは全然印象がちがうのもあるだろうが。

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プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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