停電 2014

belle14081.jpg
今日まで3日間毎年恒例の受変電設備点検の為の停電。
昨年までは週末にすると高いからということで平日を休みにしてやっていたのだが、今年は週末に戻った。金曜日はオフィスのあるエリアは停電しないので、実質的には週末だけ仕事にならないので普通の人には影響はでない。
窒素ボンベへの非常時の切り替えは自動で行われるので復電の時のみ私は必要。来て、復電されるのを待ち、復電されたらコンプレッサー室にいってコンプレッサーとドライヤーの電源を入れ、下に降りて、エレキハット屋上の流量計のところで地上からの供給に切り替える。
写真左は土曜の朝ちゃんと切り替わっているか心配になって見にきたときに撮った写真。A側の窓からわずかに入る光だけなので薄暗い。停電前にクレーンを少し動かしておくともっと明るいのに。

今年の停電も無事終ったが、毎年停電の時にこれを繰り返すのがいいかどうかという問題はある。準備の時に別の実験グループの人がやはりCsI結晶を守るために発電機を手配していると聞いた。で、いくらくらいかかるものか調べたところ、機器のレンタル、燃料、一人3日分の人件費ということで2-30万とのこと。これからはそうしようかと一瞬思ったが、私がちょっとでてくれば窒素ボンベ8本で2.6万しかかからない。もっと安い方法は無いかと考えて見つけたのがLPガスを使った小型の発電機。連続運転時間が長いのが特徴で、どうも、東北の震災以降こういうLPガスで動かす小型の発電機が出てきたようだ。スペックを見ると、よく見る家庭用の50Lのボンベ一本でkW位の出力が72時間出るらしい。発電機は10-20万位の物なので、これを地上屋外に置き、搬入口の竪穴からB4フロアまで配線すれば震災の時に使った小型の乾燥空気システムが使える。KEKにおけるLPガスの取扱いがどれくらい難しいかによるが、これから10年使うならこういうのを買った方がいいかもしれない。

コメント

非公開コメント

プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク