ECLチラー起動 (2)

belle14106.jpg
純水の準備も出来たのでECLチラー起動の続き。
検出器B側はほぼ空気も抜けて圧力も上がっていたのでしばらく注水しながら回しつづけると水位のエラーは止まって、まわり続けるようになった。冷却水の温度もほどなく設定の20度まで下がった。
検出器A側はまだ水が足りてないはずなのでどんどん注水するのだが、こちらのチラーにはなぜかリザーバータンクの水位ゲージが無くて水位が分からない。仕方なくトライアンドエラーしながら水を足していき何とか止まらず運転できる状態になった。
写真左はその時の流量計の状態でBelleのときよりも流量が減っている。今回のメンテでゴミを取るストレイナーを入れたのでその分少し下がったのだろうという推測。
しばらくは問題があるかどうかわからないので昼間だけの運転。
継続運転したかったら、環境モニターを動かさないといけないと思うのだが計画性の無いロシア人からそういう話は一切出てこない。
現在のところ、クレートもバイアス電源も、センサーの温度も、湿度も何もモニターされていないので、いつCatastropheが起きても不思議ではない。

写真右はBelleの屋上から撮ったビームラインの写真。鉄製のステージの上にコンクリートのシールドが置かれている。確か、厚み70cm。上にビームパイプなどを並べてから『小型門型』と呼ばれるシールドをかぶせることになる。

コメント

非公開コメント

プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク