データロガー納品

keysight14121.jpg
一月ほど前に注文していたデータロガーが届いた。基本的にはECLの"VME"クレート電源スイッチ/モニター用のものと同じもの。
ただ会社の名前が変わった。Agilentから測定器部門が分離してKeysightという会社になったらしい(写真右上)。
買ったのは、主には前と同じ34980Aメインフレーム二台とマルチプレクサ8台。メインフレームが25万でマルチプレクサが一台15万。なので、チャンネルあたりの単価は2800円くらいになる。私が見つけた中では一番安価だった。
メインフレームの一台はECLの環境モニターに使う。モニターするのはECLの温度と湿度、温度センサー3個と湿度センサー1個がセットになっていてこれがバレル72+エンドキャップ8x2で合計352ch。これを70ch マルチプレクサ8台で読むことになる。
もう一台はPhotodiodeバイアス電源のコントロールとモニター。バイアス電源はクレート毎に芋づるケーブルを使って供給しているのだが、ほとんど電流は流れないので現状8台の電源でタコ足配線している。この電源とクレートの間には電流をモニターする回路が挿入されていてPhotodiodeに流れる電流をモニターすることができるようになっていて、これを使って、放射線の量を概算している。現状は全体を16分割しかしていないのだが、それをもっと細かくすることを考えていて、現在はバレルを48(3x16)、エンドキャップを16分割(2x8)にして、それを16台の電源でまかなうことが提案されている。とすると、16ch分のスイッチモジュールと、48+16+16+16 = 96ch分のマルチプレクサが必要となる。具体的には32chスイッチモジュール一台と70chマルチプレクサ2台が必要。
写真左下はまた別の目的のデータロガーでこれは40ch位しかモニターできない。
右下は34980A用のラックマウントアダプタで只のL型の金属部品だが驚くことにこれが1.2万円もする。あまりにバカにしているので切れ気味にメーカーに文句を言ったが、価格は自分たちでは決められないと言われて埓が開かない。日本キーサイトは連絡役をしているだけのようで、商品について質問しても返事に一週間位かかる。最終的には個別でなく全体の値段からということで値引きを勝ち取ったのだが、まあ、すさまじい殿様商売もあるもんだ。
Keysightテクノロジー、あまり関わり合いにならない方が良さそうだ。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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