EASIROCモジュール Setup (2)

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ファームウェアが焼かれたら基本的には動作可能な状態になっているので、次はネットワークの設定。EASIROCモジュールのネットワークはFPGAに実装されているのでファームウェアを書き込まないと動作しない。実装されているのはKEKのOpen-itにいる方が開発されたSiTCPと言うもので、テスト向けには無料で利用が可能。
もう少し正確には、機能制限は無いがIPアドレスが固定になる。なので、PCと1対1でつないでデバグやテストや簡単なデータをとる分にはいいのだが、複数台使いたいとか、既存のネットワークに組み込みたいときには、ライセンスを買ってMacAddressをもらう必要がある。
ライセンスはBeeBeans Technology (BBT)という会社が取り扱っているのでそこから購入する。(確か1台1.5万円)
BBTのwebにはSiTCP User Communityというのがあって各種softwareの配布などを行っているので、SiTCPをよく使う人は登録しておく。
購入するとMacAddressの設定ファイル(.mpc)が送られてくるのでこれをBBTが提供しているMPC書き込みツールを使って書き込んでやる(写真右側右下)。
やり方だが、モジュールのFPGAのそばにDIPスイッチがあるのでこれの1番をoffにする(写真右)。こうするとSiTCPは固定のIPAddress(192.168.10.16)になるので、起動し、PCとつなぐ。PCの方のネットワークの設定をやってPingが通るようになっていれば、書き込み可能な状態なのでMPC書き込みツールを使って書き込む。
後は、これもBBTが供給しているSiTCP Utilityというのを使って、IPaddress を書き換えれば良い(写真右左上)。パネルの右側に書き込みたい値を書いて書き換えボタンを押すと、EEPROMに内容が書き込まれる。左側のパネルのEEPROMにアクセスすると言うラジオボタンをチェックして、表示ボタンを押すとEEPROMに保存された値が表示されるので書き換わったことが分かる。
これで、IPAddress情報はEEPROMに書き込まれたので、モジュールの電源を切って、DIPスイッチの1番をONにしてから電源を入れ、EEPROMの値を使ってSiTCPを立ち上げると、書き込んだIPAddressになる。ネットワークにつないでpingが帰ってくればちゃんと設定されている。
問題が起きたときはDIPスイッチをOFFにすればいつでもDefaultのIPAddressになるので、それで確認すれば良い。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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