20th Belle2 General Meeting (3) Monitoring Device

belle15023.jpg
B2GMが再開。
今日はSlow Controlのセッションに出ていた。Slow ControlはクレートやモジュールのLV電源(いわゆるローボル )の制御、HVの制御と、DAQ/Triggerの制御(いわゆるRun Control)と、それらのモニターに関すること。
昔のBelleではS/CにはNSM(network shared memory)と言うのを使っていて、Run Controlはこれを踏襲する。これに対して外から出来合いの検出器を持ってくる人達の多くがEPICSというのをつかっていて、変えるのは嫌だというので両者が並列することになっている。
ECLのように何もないところから構築する場合どちらを使ってもいいのだが、今のところどちらにするかは決まっていない。もっともECLの場合基本的にS/Cは必要ない。というのも、クレートもPDも常にONだから。
写真はイタリアの人が売り込んでいるmonitoring deviceでuSOPという。ARMコアののったボードコンピューターでLinuxが走りネットワークとシリアルI/Oがついているので、シリアルI/Oに測定器をつなぎ、ネットワークでデータを送るというもの。Raspberry Piとかと良く似ているが、uSOPはuSOP自身のコントロールをする為の独立なネットワークを持っていて、死んでしまっても遠隔操作で生き返らすことができる。デモの為に一台持ってきて、富士に置かれているendcapの環境モニターとして動かして見るという。I2Cのポートにつなぐものにも依るが、100ch位の電圧は読めると思われる。これでいくらなのか尋ねてみたら300(多分Euro)と言うので、5万円もあれば買えそうだ。こうやって動いているのを見てみると、中々良くできていて、各VMEクレートにこれを設置して電源の制御とモニターをしても良かったなと思わせる。2,3年前にこの状態で見たかったという感じ。

コメント

非公開コメント

プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク