第21回素粒子センターシンポジウム@白馬八方

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B2GMの後は素粒子センターシンポジウムに参加していた。
今年で21回目。私は何回参加しているのだろう?多分12,3回。今回は前回に続いてプログラム委員ということで、Agendaを決めるところを手伝わせてもらった。参加者は約50人で最近では多め。
今年からKEKのサマーチャレンジの委員にもされてしまったので、春の学校と合わせると、業界の春夏冬三季のの学校にかかわっていることになる。秋にやっているB workshopにもなるべく参加しているので四季を制覇といっていいかもしれない。
今年のゲスト講師は島根大の先生で、昨年我々の研究会にも参加してくださった方。標準模型、標準模型を超える模型、ニュートリノという三コマ。大変面白い内容だったが、修士の実験の学生さんにはかなり難しすぎたのではないかと思う。それに加えて、初日と二日目の晩に講義でしゃべり切れなかったことを談話室で話してくださった。こっちは軽く酒も入っているので気軽に質問できるのだが、これも学生さんには厳しかったか?
126GeV Higgsの標準模型はとても良く出来ているが、説明できないことは多いので、標準模型を超える模型は必ず存在する。で、なるべくきれいに、なるべく少ない追加で模型を作るかが問題なわけだが、標準模型のあまりに良く出来ている偶然の一致を必然ととらえて新物理に制約をかけていくアイディアがあって、これはなかなか面白かった。
一般の講演はほとんど修士の学生さんだが、M1とは思えないしっかりした講演をする人がいて驚く。Dやスタッフのひとのはなしはあまり知らない小実験のこともいくつか聞けたので為になった。
写真右下はこの研究会の生みの親の先生の深夜のセッションでの講演。年度末で定年退職だそうで、一応今回が最後。研究会の歴史を簡単に語ってくださった。
来年から寂しくなる。先生がいなくなっても行く気になるだろうか?

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プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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