Beamtest @ 大阪大 (2)

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今日はビームが出る日。
ビームの下流を使って4年生が実習を行うのだが、何となくその場の雰囲気で私が実習を指導することに。
実習では二枚のシンチレーションカウンターを使ってTOFを測りビームの運動量を測定する。豊中のキャンパスの研究室でカウンターを探し、カウンターを抱えて吹田に運んでもらう(左上)。エリアに入ってビームの下流に適当な置き場を見つけてカウンターを設置し、カウンター間の距離を測る。電源をつないでHVをかけオシロで宇宙線の信号が見えることが確認できたら(中左)ケーブルをパッチパネルにつなぎかえてエリア外に信号を送りそちらのオシロでもちゃんと信号ができることを見ておく。
右中は設置したカウンター二枚。間隔は学生さんによると約140㎝だそうだ。
午後6時ごろにビームが出たので、オシロを見たらきれいに二つの信号が見えている(左下)。パッと見ると大体二つの信号の時間差は20ns。140㎝だとすると光速が30cm/nsなのでベータは0.22位。
これをもとに粒子の運動エネルギーと運動量を計算してもらった(右下)。この辺で夜も遅くなってきたので帰ってもらい明日、もう少しちゃんとデータをとってもらおう。
本流の方のテストは阪大担当のビームモニター部分は予定通り動いているようだが、それを使って試験する予定のSOIセンサー部分ははかばかしくなくいようだ。全体を合わせてのテストが明日できればよいのだが。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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