EASIROCモジュール バイアス電圧調整 (1)

easiroc15021.jpg
ずいぶん間が開いたがEASIROCモジュールはつながるようになったので電圧のかけ方をテストする。
EASIROCモジュールには内臓のバイアス電源(90V/2mA)が搭載されていて全チャンネルに共通の電圧がかけられるようになっている。各チャンネルの電圧微調整はASICで行う。外部から電圧供給することもできるがDefault では内蔵電源を使うようになっている。写真右上の茶色いケーブルの下にある小さいチップがLT3482という電源でその右側にある二つのジャンパーで接続のしかたが変えられる。外部から電源を入れたい人はフロントパネルのHVとかかれたLEMOから供給し、JP2のジャンパーを1-2間にセットする(Defaultは2-3間がショートされている)。接続された電源は内臓のモニター用ADCでモニターされているので、内部/外部に関わらず電圧はADCで読むことが出来る。
JP3は内蔵HVを外のLEMOに出すための線で、今は電圧計に接続するためにここをショートしてLEMOにも電圧が出るようにする。
写真左下はフロントパネルの下部でHVの線にLEMOがつながっている。
内蔵電源の制御は udp コマンドで、電圧値を入れる。udpコマンドは tcp 接続が確立していないと動作しないようになっているそうなので、別のターミナルにeasirocコマンドを立ち上げて tcp 接続しておく。tcp接続が確立するとLEDの1番が赤から緑に変わるので確認できる。また、内蔵HVを20V以上に設定するとLEDの4番が緑に点灯する。udpコマンドでADCで読んだ電圧と電源電流が分かるので外で計った値と比べてみてほしい。
右下はLEMOから出した電圧を電圧計で読んでいるところ。udpコマンドの指定電圧はそれ程 calibrate されていないが、線形性はあるので、一度確かめてUDPControl.ccあたりを書き換えてほしい。
次はEASIROC ASICの電圧調整機能。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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