Belle2 TRG/DAQ workshop 2015 @ 大阪 (2)

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TRG/DAQ ワークショップは無事終わった。
出席者はおそらく30人くらいで、パッと見るとほとんど日本人に見えるが、実際は韓国と中国から人が来ているので半分以上外国人。基本的に出席者はTRG/DAQをやっている人で、各検出器の重要人物は来ないから、最後の踏み込んだところの議論には至らないのが歯がゆい感はある。
二日目のDAQ関連では ECL Cosmic の話も当然あって、基本的には年末からあまり変化はない。というのも、年末でロシアの人が国に帰ってしまったのと、本当にボードのfirmwareを書いている人が別のことをしていたので、進みようもなかった。
問題はいろいろあるみたいで宇宙線のrunが a few 時間しか続かないのだが、あまり心配はしていない。何しろ物理まではまだ3年以上ある。このworkshopからロシアのエキスパートがやってきてしばらく日本にいるはずなので状況は好転すると思われる。
最終日にはslow controlとmonitor関連の話もあって、ECLのモニターシステムをどうやってつないだらいいのか聞いたのだが、二つあるプロトコルのうちどちらで書くべきなのかはまだ定まっていないような感じだ。
Belle2全体としては近い未来に二つのsub systemでDAQを走らせないといけなくなるのでそれをどうするかという話があった。たとえばECL/KLMが宇宙線のデータを撮るのと同時にCDC/TOPが別の宇宙線をとるということはあり得る。最初からそのようにデザインしておけば良かったのだがそのようにはなっていないようだ。因みにCDF RunII では複数のトリガーコンディションで複数のRunを走らせ複数のデータストリームとして書き出すことができた。解決策はあったみたいなので問題でもないようだが。
次回の会場と時期は決まらずに閉会。来年の年明け年度末という感じなのでできればKEKでやってほしいところだ。

写真右上は会場の大阪駅前第二ビルとその奥の丸ビル。
左下は私の泊っていたいささか怪しいところにあるホテルのそばにあるお初天神。右下は昼食後腹ごなしに散歩しに行った中央公会堂で、確か明治末の建物。

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プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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