データロガー配線確認

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データロガーの配線作業で、一応、クレート側から出ている信号の確認をしておこうと思って筑波実験棟へ調べに行く。
データロガーのチャンネル数は70chマルチプレクサー7台なので490ch。これをクレート数52で割ると9種類の信号をモニターできる。クレートからの情報は5種類のDC電圧、2つの温度計、あと、ファンとフューズのstatusでちょうど9種類。
これらに関しては試作機を作ったときにロシアの人に試してもらってokeyが出ていたのに加え、自分が仮配線をしたときに電圧と温度計は調べたが、フューズとファンのstatusはどうなるのかは自分では調べていなかった。
余っているクレートに前にテストしたときに使った片側がバラになったケーブルをつないで、テスターで調べていく。
FANのStatusを調べようとFAN statusのケーブル間の抵抗を見ながら、5個あるFanのうち一つの電源ケーブルを外す。これで、エラーが出るはずなので変わるはずなのだが変化が無い。前にやったテストではファンのインターロックは働いていたはずなので、再現するか調べたら、DC電源の方はファンを一台止めるとちゃんと止まってくれる。何かおかしいなと配線図をよーく見てみたら、FAN statusと称するチャンネルはDC電源のスイッチに使っているリレーにつながっていた。つまり、FANではなく電源のstatusを伝えている。
この、クレートのコントロール部分を実装してくれた会社とは、何度もミーティングをしてこちらのやりたいことは理解してもらっていたつもりだったのに。試作段階でこちらの意図と全然違うロジックを組んだり正直不安ではあったのだが、Interlockの動作は確認していたのでFanのstatusを出すという単純なこと故チェックを怠ってしまった。
しかし、Fanのstatusを出してくれと頼んで、FAN以外のstatusを出力するとどうやって想像すれば良いのだろう?
残念だが仕方ない。あった方が良かったが別に無くても困らない信号と思って我慢する。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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