物理セミナー T2K 反ニュートリノの結果

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今日の物理セミナーは T2K の Anti nutrino disappearanceの結果。実施は東海で大穂キャンパスはビデオ。
ハドロンホールの事故からJ-PARCが復活してからはホーンマグネットの極性を逆にして反ニュートリノモードでデータをとっていたのだがその最初の結果の発表。世界初公開だそうだ。
データ量はとても多くて、ニュートリノモードと同じくらいある。それくらい最近のJ-PARCが好調だった言うことだろう(今340kWくらい出ている)。
今回はDissapearanceの結果ということでビームとND280の結果を使いFar(SuperKamiokaNDE)のmuon eventの数を予測するとOscillation無しで58.9event、Nutrinoと同じOscillationを仮定するとグッと減って19.9eventになるそうだ。SKでの解析の結果見つかったのは17eventでOscillationの仮定と完全にconsistentと言う予想通りの結果になった。(予想通りでなかったらもう少し華々しい発表になったはずなので。)
Neutrinoグループの解析はいつもSolidなので、結果が予想通りということもあって質問もあまり出なかった。
現在 Anti-Nu-e appearance の方の解析も進んでいるそうで、これもneutrinoのパラメターで予想すると2-3event期待できるそうで、そう遠くない将来に発表があるだろう。

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Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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