TOP 配線場所確認

belle15061.jpg
月後半のB2GMを前にいろいろな検出器の人がKEKにきている。実物を見て設計を確認するチャンスなので『現場ミーティング』をやる。Belle2では現場ミーティングは英語化されていてGemba Meetingで通じる。
今日はTOPの配線の現実性の確認。
Belleに上がるのは一応高所作業なので安全帯をつける(左上)。我々は日本で一般的な一本釣りタイプのものだが、アメリカの人からそれでは安全じゃないとクレームがついてモンキーハーネス(フルボディーハーネス)も用意されていて、アメリカ人のスポークスパースンは仕方なく面倒くさそうに着用していた。
問題となっているのはTOPのケーブルで、モジュールにはコネクターをつけるスペースが無い?ので、ピッグテール(豚の尻尾)と呼ばれるケーブルが直接出ている。そのケーブルをなぜか短いものにしてしまったのでケーブルの非常に混み合っているところで長いケーブルとつながないといけない。問題はもしそのコネクタを外したくなったときで、コネクタの上にはTOPのあとにinstallされるCDC/SVD/PXDのケーブルや配管が覆い被さることになるので、そこでつなぐのはやめたほうがいいというのが我々の意見。現場で見てみてもケーブルはまだ無いので本当に大丈夫なのか結局良くわからない。なので、『やめといたほうがいい』『いや、原理的にはうまく行くはずだ』で平行線。問題になるかもしれないがコネクタを外すのが不可能であることを証明するのは無理なのでどうしようもない。
右下はBarrel ECLのケーブルで、自重で垂れ下がってきているのを指摘された。確かに隣のケーブル束と比べるとずいぶん下がっていて Endcap の installation に支障があるかもしれない。Belle解体のときにケーブル留めを外してしまったのでもう一度取り付ける必要がありそうだ。

コメント

非公開コメント

プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク