物理セミナー Neutrino天文@KamLAND

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KamLANDのLow energy anti-electron-neutrinoをつかって天文に役立てようという話。
講師は東北大の先生。宇宙とつくと客は多いのだが今回も345号室がほぼ満員。
一つは超新星爆発の予兆をとらえるというもの。超新星爆発を起こす前に既にneutrinoの対生成がかなりの強度で起こり始めるそうで、それを捕まえて、超新星爆発のAlarmを出すという物。また、超新星の重さや距離が分かっていたら直前ニュートリノの数も予想できるそうでその数を数えることによりneutrinoの階層構造がわかる可能性があるとのこと。
数としては数個から数十個くらいのneutrinoが数日前くらいからくるそうで、普段の計測数が0.2 event/日とからしいのですぐにわかる。
もう一つはGRB(Gamma Ray Burst)で、これは GRB の起こるメカニズムによってはneutrinoが出るということで、他で観測されたGRBの起きた付近の時間のデータを解析するとGRB起源のneutrinoが観測されるはず。解析したところそういうneutrinoは見つからず、GRBの理解に役に立ったということだ。
Sensitivityが高いNeutrino検出器にはアイデア次第で色々な事がわかるという例。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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