総研大 オープンキャンパスとセミナー

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昨日は総研大のオープンキャンパスで所内の見学ツアーや研究本館で講演とポスターセッションが行われた。
私は総研大の教員でもあるので、ポスター係では無かったのだが顔を出してきた。過去の総研大の説明会の話を聞くとお客さんがとても少なかったとか聞くのだが、このオープンキャンパスはそれなりの客の入りで、素核実験に興味のある人を示す黄色い紐の名札をつけている人もそれなりの数いた。
写真左はBelleのポスターの説明を聞いている人で私が出没していた15分くらいの間にも数人の人が説明を聞いていかれた。
総研大はKEKにあるので研究環境としては非常に充実しているが、教育という側面から見ると、KEKの教員は基本的に研究者なので教育者としての経験値が低く大学と比べ見劣りがする。あと、大学としての機能が無いので、研究以外の学生活動に不自由があるのは覚悟しないといけない。KEKは大学共同利用機関法人なので、大学から参加されるかたにも等しく研究環境は提供される。進学される学生さんは、ここでの研究がやりたいなら、総研大だけではなく、共同研究をしている大学の大学院もあわせて考慮されるといいだろう。

右は今朝あった総研大のセミナーの風景。総研大の学生さん向けの講義だが、誰でも参加できるので勉強がてら聞いてきた。
今日の講義は加速器の先生で高周波加速について。
出席者はとても少なくて学生の半分も来てないのではないだろうか。先月春の学校で聞いた加速器の講義と共通点も多かったので、大変勉強になった。ただ、既に加速器が何かを知っていることが前提となっているような内容で、私にとってはちょうどいい内容だったが、修士の学生さんにとってはかなり厳しかったのではないかと思う。私の前に座っていた人は寝ていたし、左隣りの人は講義も聞かずひたすらMacに向かって何かやっていた。
このシリーズを聞いていて思うのだが講義のレベル設定が全くできていない。上に書いたようにKEKの教員の教育者としての経験値の低さが出ていると思う。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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