自転車で国宝 白水阿弥陀堂

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先日ふと茨城県に国宝建造物はあるのかと調べたらなかった。ではと福島を調べると白水阿弥陀堂というのがいわきにある。かつて、自転車で福島に行ったときは県境を越えたところで満足してしまったがいわき位までは行きたいと思っていたので阿弥陀堂経由いわき駅までで計画を立てチャンスを伺っていた。これからは日も短くなり、暑くなるのでなるべく早い方がよかったので、この週末天気が良くしかも風が南からだったので行ってきた。
例によって日の出とともに出発(4:30)し、いつもは出島の方を通って遠回りしていくところをほぼ真っ直ぐ石岡へ。霞ヶ浦の先っちょをかすめるようにして涸沼を経て大洗に出て、かつて東海方面に出張していたときによく使っていた平磯の海岸線を通って東海村の原研にたどり着いたのが9時くらい(左上)。ここまで約80km。記念に門の所で写真を撮ろうとしたらガードマンに注意されてしまった。
ここからの北上は道の選択肢が少なく細かい登り降りがあって脚にくる。海のそばを走るのでたくさん海水浴場があるが外海に面しているのでちょっと怖そう。多くの海水浴場は波を防いでと砂の流出をとめる波消しが設置されている。右上の写真は高萩の少し北、磯原の二ツ島。ここまで130km弱。
もうすぐ茨城県が終わるというところで右(東)に折れて五浦海岸の方に寄り道して第一の目的地六角堂へ(左中)。前回福島に行ったときにつかれていて行く気が起きなかったので今回はぜひ来たかった。天心邸や資料館含む天心遺跡の入場料300円。ここまで約140km。
見物に時間を使いすぎて出発したのが13:45頃、ここから白水阿弥陀堂まで約30km。20km/hで1.5時間なのでゆっくりしていると拝観受付終了の15:45に間に合わない。先を急ぐ。
県境を越えて福島に入り、前回の目的地勿来駅を14:00頃過ぎてここからは未知の領域。車で通ったときも思ったが福島に入るとカスミとかウエルシアを見なくなり景色が変わる。あと、福島の人は(当たり前だが)ちゃんと信号を守り赤になったら車が止まってくれる。
話がそれた。
時間があれば小名浜の方を経由しようかと思ったが間に合わないので最短距離で向かうと途中に温泉地いわき湯本がある。湯本駅に行くと駅長のユキちゃんが椅子にすわって迎えてくれた(右中)。ここまで約160km。
湯本を過ぎればもうすぐで目的地の白水阿弥陀堂には何とか拝観時間内の15:20に到着。167kmでおよそ11時間のうち走っていたのは約8時間。
白水(しらみず)阿弥陀堂(左下)は平安末期の建物で平泉の藤原家から嫁にきた徳姫が建てた物。写真の阿弥陀堂の回りはグルッと池に囲われていて入り口の橋の前にたどり着いた時に見える景色から既に美しい。建物も外観、内装とも品のある曲線で構成されていてとても美しい。天井や内壁の絵は失われているが建物の状態その物は良好。11時間かけて来た甲斐があった。満足。拝観料400円が安く感じる。外に出て池の縁を回っているうちに拝観時間は終わり閉門されてしまった。
阿弥陀堂からいわき駅(右下)まではゆっくり走って30分ほど。駅のまわりがかなり都会なので驚いたがいわき市は30万都市。茨城のどの街よりも人口が多い。駅もとても立派。17:37発土浦行きの普通列車で輪行。2.5時間と2600円かかる。
土浦から自宅までも含め約185km、走行時間はほぼ9時間、消費カロリーは4145kcal。
六角堂以降時間におわれ急いだのがきいたのか、房総に行ったときより脚へのダメージが大きかった。
次はどこに行こうか。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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