自転車で国宝 (2) 聖天山歓喜院 と 鑁阿寺

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福島の国宝を見に行ったので今度は関東の他の国宝を見にいこうと調べたら埼玉(熊谷)の聖天山歓喜院、栃木(足利)の鑁阿寺、東京(東村山)の正福寺が何とか自転車でいける距離。一度に行くルートも考えたのだがしんどいので正福寺は諦め、残りの二つを攻めることにした。自転車のみだと160kmくらいでいけなくは無いのだがこのあたりから西に進むルートはあまり自転車に取って楽しく無いので古河総合公演まで車で行ってスタート。暑くなる前に距離を稼ごうと4時半に起きて家を出る。
利根川橋を渡って右岸を走ろうとするのだがこのあたり工事中のようで自転車道の案内が実に不親切。
しばらく走ると左に富士山が見えた。四段目左の写真は武蔵大橋のあたりから撮った写真。富士山とくまがやドームが見える。ずいぶんたくさんの自転車に乗っている人を見たが誰も富士山のことは気にしていないようで、珍しくないのか、自転車以外の事に興味が無いのかどうなんだろう?
聖天山までは45kmくらいでついたのは8時半頃(写真一段目)。国宝の本堂は享保年間の再建らしいので300年とたっていない新しい建物だが文科省への働きかけが効いてか国宝指定されている。平成に入ってから修復された部分を見ようと思ったが10時からという、寺にしては遅すぎる拝観開始で断念。国宝建造物な割には縁結びを売りにしてるとか、文化財へ対するrespectが感じられない。
ここから北へ約20km、群馬県をまたいで足利で渡良瀬川を渡ると鑁阿(ばんな)寺(写真二段目)。鑁阿寺は足利氏が鎌倉時代に建立した寺で、足利市の館だったそうで、敷地の周囲は土塁があって堀に囲まれている。本堂が国宝指定されている他、経堂、鐘楼、多宝塔と立派な建物が多い。ただ、文化財保護という点では境内に普通に車が入れたり、本堂のすぐ裏が駐車場だったりと残念な点が多い。せっかく国宝指定されたのだからもうちょっと敬意を払ってほしいところ。
寺の南隣は足利学校(写真三段目)。一説では奈良時代の創建で、室町時代の1400年頃の記述が残っているそうで日本最古の学校だそうだ。儒教を中心とした教育をしていたらしい。江戸になって退廃し、西側半分だけがオリジナル。東側は小学校になっていたらしいのだが移転後再建され1990年に今の形になったそうだ。孔子廟(写真右)は江戸時代造営だそうで中国的な様式になっている。
足利を出たのは11:30頃で渡良瀬川沿いのサイクリングコースを東へ走る。このコースはちゃんとパンフレットがあったり、案内もしっかりしているので迷うことはない。このころから気温がぐんぐん上がって、Garmin Edge 500の温度計によると最高42度に達した。二時間弱で渡瀬遊水池の敷地に入る。ラムサール条約に登録されたとかかかれているのだが、地図も案内も乏しくてどこを走っていいかわからなくて困る。貯水池の周囲を走っていると綺麗に筑波山が見えた(4段目右)。見え方で筑波山のほぼ真西だということがわかる。南端の水門のあたりから敷地の外に出ようと思ったのだがどうもofficialには道は無いようで谷田川橋というところの歩行者用の門をくぐって外に出る。
14:30頃には古河総合公演にたどり着いた。走行距離105km。
次のターゲットは東村山の正福寺だが、どうやって攻めるか。直線距離で70km。自転車で行って武蔵野線で帰ってくるか?自転車はやめて西武球場に野球を見に行くついでによるか?

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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