WH-6700 ハブの手入れ (1) 準備

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自転車に乗り始めてずいぶんたちいろいろなメンテも自分でやっているのにハブのメンテだけはやってなかった。最近自分でホイールを組もうと、ハブを買い漁っているのだが、最近の製品はデザインが気に入らないので、古い、6500,6600,6700アルテグラか7700 Dura-Aceを買っているので、必然的にハブのメンテもやらなくていはいけない。それに、今載っている自転車のハブ(WH-6700)も気になる。
まずは道具。
昔買った安物工具セットにハブレンチが含まれているのだが、シマノの一部のハブ(WH-6700のハブ)に17mmが使われていて必要となり買ったのが写真左に写っている5本組のセット。アマゾンで2000円弱。13,14,15,16,17。
グリスは高級なスピンのグリスを持っているのだが、今ひとつ粘性が低すぎるような気がして、短期決戦ならいいのかもしれないが耐久性に不安が残る。なので、シマノのプレミアムグリス。
ベアリングの綱球を扱うのに先の曲がったピンセットと、100均で売っていた磁石つきトレー。

写真右は交換用のベアリング用綱球。シマノの場合前が3/16"で後ろが1/4"。探したところ高いのから安いのまでいろいろあるが、単価が安いのは1000個単位とかなので、結局ヤフオクで見つけたばら売りで買った。3/16"が一個12円、1/4"が一個17円。一台分で600円くらい。送料があるので5台分、110個と90個。玉のグレードはまったく気にしてなかったのだがG3のようだ。

自転車にまつわるオカルトはたくさんあるのだが、ベアリングの玉もその一つでセラミックにしないとダメだとか、最高級のグレードにしないといけないとかいろいろ言う人は多い。しかし、自転車の受ける抵抗のうちハブの軸受けの回転抵抗の寄与はとてもとても低く、ここの抵抗を少しくらい小さくしたってあまり意味は無い。ゴリゴリ抵抗を感じるような状態になってなければそれで良い。
よく見かけるのは手で回して止まるまでの時間を計るとかそういう無意味なことをする人で、負荷がかかっていない状況なら、クリアランスを多めにして、粘性の低いグリスを使えば抵抗は減るに決まっている。重要なのはO(100)kgの負荷がかかった状態で使いつづけて、軸受けとして低抵抗を維持するということ。なので、粘性の高めの油膜を保持してくれるグリスを適切な状態で使うことだと理解している。どんな高精度の球でもオイル切れで傷がついてしまったら何の意味もない。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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