磁場測定

belle15094.jpg
朝から磁場をあげてもらって加速器の人による磁場の測定。Belleのソレノイド磁場がどうなっているかというのは加速器にとってはとても重要なことなので、外で一回測って、またロールイン後も測定するそうだ。
Belleの方では、昔大規模な測定をやったそうなのだが、磁場計算(simulation?)で得られた値とconsistentだったので、計算値を使って tracking はやっていた。
測定はBelleを貫いてパイプを通し、そこにリニアガイドでホール素子(左下)とNMRを動かしていってZ軸上の磁場を測定して行く。中心付近ではZ(ソレノイド)軸に平行でさえあれば少々ずれても磁場の強さは変わらないのだが左上の写真のようにちゃんと測量して1mmよりは良い精度でセンサー位置が決まっている。
右上はデータをとっているところでリニアガイドを制御するパソコンと、位置のエンコーダーと磁場測定器の値を読むパソコン二台でデータをとっている。
測定自体は1点12秒かかり、20mmごとにとるので、パイプのつなぎ代えを含めて5時間くらいかかっただろうか?
右下は測定したばかりの磁場。-1mで1.49Tの磁場が緩やかに強くなって+1mで1.54T位ある。それなりに場所依存があったんだという感想。
測定が終わったので、磁場を落してソレノイドの励磁試験も終了。
次の作業は学会がおわった28日から。ヨークを開けて、TOPのインストールにむけて足場を組む。年度内いっぱいかけてTOPがinstallされることになる。

コメント

非公開コメント

プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク