科学と音楽の饗宴2015@ノバホール

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日曜日はノバホールに科学と音楽の饗宴というKEKのイベントを見に行った。
webによると小柴さんのノーベル賞のあたりに始まって今回で10回目らしい。私が見にいくのは昨年に続いて2回目。
去年も思ったが結構お客さんが入る。演奏目当てなのか、講演目当てなのかはわからないが、やはり無料と言うのがいいのだろうか?
前半の講演はKEKの先生による宇宙背景放射の話。話のほとんどは宇宙の大きさに関することで、正直物理はほとんど無い。話自体はおもしろかったらしくお客さんはとても満足されているようだった。
左下の写真は宇宙背景放射の揺らぎを球面調和関数で展開した有名なグラフだが、これを適当に音波の周波数に改変して音にして聞かせる。それはいいと思うのだが、実際は音では無いのにそのあたりの説明を一切しないので、お客さんは宇宙でそういう音が鳴っていたと信じて帰ったのではないだろうか。ちなみにその音はこのsiteで聞くことが出来る。38万年から76万年までのあいだらしい。何でもいいから適当な分布をフーリエ変換して周波数帯を可聴領域に割り振れば基本的にどんな分布でも音にできるので、試しにやってみるといいかも。
後半はチェンバロによるバッハの演奏
チェンバロによるバッハと聞けば、例によってバロック的アゴギクを予想していたのだが、モダンピアノ的演奏で(私には)良かった。最後は演奏者自身の編曲によるシャコンヌだったのだが、ブラームス的にミニマルな編曲ではなく、ブゾーニ的な豪華絢爛な編曲でかなり壮大な音楽になっていて素晴らしかった。人によってはバッハの精神性がとか言い出しそうだが。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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