23rd Belle2 open meeting (3) 終わり

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B2GMは終わった。
順調なグループ、そうでないグループいろいろあったが、Phase2開始時期の遅れにより少し余裕が出て助かった人は多かったように思う。
ECLグループは懸案だったTriggerボードの量産が開始されて、5月位にはinstallできそうなのでひとまず安心。
Pure CsIはイタリアの人のResolutionの評価が印象に残る。Resolution で Advantage を失えば、物理への寄与はなくなるのでこれは厳しい。放射線耐性は問題無いという結果が出ているのでこちらの線もない。
私の関係では Roll-in がクリスマスの頃になりそうだとPlenaryのtalkで言っていた。全く他人事だ。
他のグループに目を移すとSVDのLadder組み立てが遅れている。Phase3の開始時期は変わらなかったので、状況は全く変わってなくて、既に2年前の段階で剣が峰に立っているという感じ。ARICHグループも関係の無い契約問題のとばっちりで遅れに遅れていて、元々の予定では完全にアウトだったが、予定が遅れてギリギリ持ち直したというところか。ARICHが完成しないとEndcapのinstallationが出来ないので私にも他人ごとではない。

写真左は長くカナダの学生さんがやっていたECLのシールドのデザインに関する打ち合わせ。この後、Technical Boardで正式にゴーサインが出た。これからカナダで製作して7月位には出来る予定。この学生さんはとても真面目で優秀でECLのシールドの設計位だとちょっと役が不足している。正直もう少し重要な仕事をしてほしかった。これは、Forwardのモニターをやってくれているナポリの人たちもそう。その仕事量を別のところに発揮してくれれば物理の方に効果が現れるのだが、あまり物理には興味が無いようで『モニターが動けばBelle2が動かなくてもいい』という感じなのが残念。

写真右はビジターの人が借りて乗っているおびただしい数の自転車、Uses OfficeとBelleで管理している自転車は全部出払っているのでは?足りなくなるとKEKに用意しろとCollaboratorの偉い方々はおっしゃるのだが年に数日しか使わない自転車を買えとかどうしてそう図々しいことが言えるんだろう?

この後日曜からBelleのPACが始まる。SVDの問題を中心に議論されることになるだろう。ECLの話(Pure CsI含)は月曜日。

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プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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