磁場測定 (1)

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今日からCERNの人が乗り込んできてBelleIIソレノイドの磁場測定。
まずは顔合わせのミーティング(上左)でスケジュールを確認、その後したに降りて作業開始。
私は測量の係のはずだったのだが、責任者が用事があるといっていなくなってしまい今日一日全体の面倒をみることになってしまった。またまた罠にかけられたようだ。
最初の仕事は開梱。CERNからは必要な物一式が2mx4m位のアルミ製のコンテナに詰められて昨日届いていた(上右)。CERNからやってきたテクニシャン二人は荷物を確認するが早いか早速仕事に取りかかる。
まずはECLのフランジにレールを取り付けるためのガイドを取り付けるのだが、この寸法が合わなくて現場で加工することになる。フランジ周辺の設計をしたKEK側の技師の先生によると、図面のやりとりがうまく行ってなかったそうだ。
大まかにはあっているので細かな修正をしてもらって、何とかガイドが取り付いたのは午後になってから(中左)。
ここにロボットが進むリニアガイド(レール)を取り付ける。これが結構重そうだった(中右)。両側のレールが仮止めされたら(下左)次は位置合わせ。まずは左右のレールの位置と間隔をあわせる。これはレール間の距離とセンターを決める治具を作ってきているのでそれを当てて、間隔を決めつつセンターを合わせる。センター合わせは彼らは垂球でやろうとするのだが、治具のセンターにターゲットを固定する穴が開けてあったので測ってあげた。レールの高さは下右の写真のようにターゲットを置くための白い治具があるのでそれで合わせる。レールの上端をソレノイドの中心の高さに合わせるのだが、治具の厚みが2cmで私が用意したターゲットの高さが1.25"なので合わせて51.75mmに合わせる。
測量器を回廊に置いて測っては500um上げろ等と指示を出して合わせていく。ネジを使って微調整出きるように治具が作ってあるので合わせるのは比較的簡単で、数回の調整で十分な精度に合わせられた。と思う。
私に測量を依頼するということはそれほど精度を要していないということなんだと理解している。
明日は磁場測定用のロボットの設置。

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プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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