RICH2016 @ Bled Slovenia 終わり

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RICH会議が終わった。
思っていたよりphoton関係の講演が少なくてその点は残念だったが、それほど深く知らなかった検出器について結構学べたので良かった。
Belle2にある二つのRICHのうち、TOPはとてもとても難しい検出器で名古屋以外の人がやって果たして作れるのか?と思っていたのだが、類似の検出器を作ろうとしている人が結構いるので驚いた。あまり成功する気がしないのだが、どうなることやら。
光検出器関連では大面積、短波長、単光子ということで、CsI photo cathode を使った検出器が結構あり、割と簡単に作っているようにも見える。そうなると、自分でも一回作ってみたくなる。小型のものなら何とかなるか?
分野外の話ではチェレンコフを使ったペットとmuon tomography。前者はチェレンコフを出す結晶とMCPPMTを組み合わせて50psとかそういうresolutionを実現する。もっとも511keVでは光がほとんどないのでエネルギー情報が使えない。だからトリガーが大変そう。
後者はチェレンコフの望遠鏡を火山に向けて火山を通り抜けたミューオンが発するチェレンコフを捕まえるというもの。既存の望遠鏡の再利用かと思ったら山を囲むように3台作るという。シンチレーションストリップと違って夜は使えないし、あまり安くもないから得する気があまりしないのだがどうなんだろう。

写真は会場のホテルのテラスでとった集合写真。後ろに左下のような城と教会が見えてとてもきれいな景色。湖の中央に小島があって教会がある(右下)。

こちらも思ったより暑かったが日本はまだ暑いんだろうか?

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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