自転車で奈良の国宝を回る (1) 室生寺 宇太水分神社

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この年末は天気が非常に良くて自転車を苦労して持って帰ったのは正解だった。
年末の自転車行第二段は奈良。古い建物はすべて見ることを目標として回り始めて、一年前に奈良の大部分は制覇したのだが、一つ残していたのが室生寺。なのでこれを中心に時計回りに周辺にある歴史的建造物を回ることにする。
出発点は近鉄大阪線の室生口大野駅(一段目左)。室生寺の拝観が9:00開始なのでスタートは8:30。近鉄電車で行ったのだが八木で大阪線に乗り換えると行商と思しき人が大量に乗っていて、毛布をかぶって寝ていたのには驚いた。一般の電車にあんなにたくさん荷物をつんで大丈夫なのか?
室生寺までは宇陀川(一段目右)にそってずっと緩い登りで30分くらい。拝観料は600円。
播州の一乗寺ほどでは無いが室生寺も山の斜面にあり、階段を登るごとに建物がある。最初にあるのが国宝の金堂で平安時代の建築物。写真二段目左は側面から撮ったものだが、この側から見ると屋根のなだらかな曲線がとても綺麗。そこから一つ階段を登るとこれも国宝の本堂。これは鎌倉後期の建物で写真(二段目中)見てわかるように少し禅様式が見られる。本堂を廻り込むと階段の上に朱塗りの国宝五重塔が建っていて、見上げる感じがとても美しい(二段目右)。平安初期の建物で法隆寺五重塔に次いで古く、16.6mと一番低い。この奥に急で長い石段があって懸造の奥の院御影堂がある。
JRのCMに出てくるくらい有名な寺なので寒い冬の朝にもかかわらずそれなりに人はいたが、境内の雰囲気も建物も良くて満足。予定よりずいぶん拝観に時間を使ってしまった。
室生寺をでたらそのまま来た坂を登って国道369号線にでる。この坂もほとんどは緩いのだが10km位あるので結構脚にくる。そこからは下りなので、今度は寒さに耐えながら下り、県道218号を通って10km程行くと次の目的地宇太水分(みくまり)神社。街の名前は宇陀なのだがここは宇太。
拝殿でお参りを済ませて裏へ廻り込むとそこに春日造の本殿3棟があり、これが国宝(下段左)。春日造りで古いものだから春日大社から移設されたものかと思ったらここのオリジナルだそうだ。鎌倉時代の創建。
宇太水分神社は中社といわれていて、自転車で2-30分ほど県道31号を登ったところに上社(惣社水分神社,下段中)が、榛原駅の方に降りていくと下社(下段右)があるが、特に見にいくほどの物は無い。
ここまで40kmと少し。見物に時間をかけすぎて予定よりだいぶ遅れたが後は楽なので何とかなる。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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