自転車で奈良の国宝を回る (2) 長谷寺 石上神宮

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話は前後するが宇太水分神社の中社から下社へ坂を降りていると左手に八咫烏神社というのがある。八咫烏は日本サッカー協会(JFA)のシンボルに使われているのだが、下段左の写真のようなサッカーボールを頭に載せた石像がある。特にJFAに関する記載は無かったので協会とは無関係か?
榛原駅で近鉄線を渡って、国道165号線に出てしばらく下ると長谷寺。総本山というだけあって入り口からして立派。修理中の仁王門の前で拝観料500円を払って中に入る。仁王門をくぐって本堂までは長い階段なのだが、屋根がついている(一段目左)。登廊を出ると国宝の本堂(一段目中)。何度も消失を繰り返して今の本堂は江戸時代に作られた8代目らしい。見るからに立派で、大きすぎて写真にとるのが困難。御本尊は11面観音でこれは大変立派なもの。仏像の前はかなり大きな礼堂になっていて、さらにその前に懸造の舞台がある(一段目右)。これ以外にも建物はたくさんあるのだが最近の建築が多い。
長谷寺を出てさらに国道を下りるとそうめんで有名な三輪でJR桜井線の三輪駅のそばに日本最古の神社と言われる大神(おおみわ)神社がある。日本最古の神社の割にはあまり有名では無いので小さい神社かと思っていたら大層立派な神社で驚いた(参拝者が階段を使わなくていいようエレベーターがある!)。東向きに建っている拝殿(下段中)の後ろに神殿は無く東にそびえる三輪山が御神体となっている。
神社を出て三輪そうめんを食べようと思ったが年末だったのか時間が悪かったのかどこも開いてなくて断念。
後は国道169号線、県道51号線をへて天理駅そばにある最後の目的地の石上(いそのかみ)神宮(二段目左)へ。
国宝は写真二段目中の拝殿。鎌倉時代の建物。楼門をくぐって外に出ると摂社の出雲建雄神社があって、この拝殿が国宝指定されている(二段目右)。1300年頃の建造で別の寺にあった建物を移築して拝殿としたらしい。
石神神宮から天理駅までは2-3km位なのだがその間すべての建物が天理教関連でちょっと異様な雰囲気。
近鉄天理駅から輪行で京都へ帰る。
およそ70km位で、前半は上り坂だが、後半はずっと下り坂ばっかり、道路脇の温度計は零下だったところもあってとても寒かった。正直室生寺の印象が強すぎて残りはあまりパッとしない。三輪に出た後は天理ではなく橿原に向かった方がいいかもしれない。
これで奈良にある平安より古い建物で拝観可能な物はすべて制覇した。次は地元京都に残しているのを潰しに行くか。

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Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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