後方EKLM交換作業

belle17034.jpg
昨日のうちに準備は出来ているので朝から交換作業。
急な作業で前回の交換をやってくれた人たちを雇うことが出来ず、リーダー格の人一人だけ来てもらった。
左上はモジュールを出しているところ。クレーンとホイストを使って巧みに出していく。
取り出したモジュールは作業を見守っていたロシアの人に渡してすぐに調べてもらう(二段目左)。開けてみたら原因はすぐわかったそうだ。写真二段目右は壊れていたところだが、シンチレーターストリップの固定(接着)が甘く、重力に負けてずり落ちてきて左上の方に写っているプリアンプ基板と接触、破壊していた。素人目に見ても良くない設計で、接着だけでなくLアングルのようなもので落ちてこないようにすべきだったのだと思う。
取り出したスロットにはあらかじめ動作確認していたモジュールを挿入する。三段目左の写真はケーブルを挿入しているところだが、このケーブルの量が多すぎて抵抗になるのと、コネクタの幅がスロットの幅より少しだけ大きくて下手するとつっかえてしまう。無理して引っ張ると三段目右の写真のようにコネクタがもげてしまう。これは取り出すときに外してしまった例。これも、ケーブルやコネクタの選定がまずかったということ。
交換作業はほとんど終わったようなので、明日の午前中にはモジュールの交換は終わるだろう。
その後の復旧作業が大変そうだ。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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