ロールイン作業 測量と位置調整

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大体の位置に来ていて、ターゲットも見えるようになったのでさっそく測量(左上)。ここからの作業の方が、ただ力任せに引っ張ればいいロールインなんかよりも100倍難しくて重要だ。うまくいかないと実験のスケジュールが遅れることもあり得るので非常に気が重い。
測量作業だが、ロールインしてしまうと測量器を置ける場所が限られてターゲットが見えない、あるいは見えても測量器を覗きにくくて視純が難しいということが多い。予想されたことだが実際困難そうだ。
結果はExcelで即座に目的の座標と比較されるので(右上)それを見て移動させる量を決める。
今日はとりあえずレールの向きの移動だけと決めたので、その向きへの変位量の平均値を出して、その分を仮固定に使った手動のジャーナルジャッキを使ってゆっくり動かしていく。実際に動いている量は床に固定したダイヤルゲージで見てストップをかける。ダイヤルゲージ(左下)の表示は一周1mmで10um位の精度では測れる。1400tのものを10umで測るというのは結構クレイジーだと思うが、それくらいの気合でやらないと位置合わせが出来ないということ。
これで、一応レール方向は正しい位置付近に来ているはずで、他の方向は基本的には回転したときを再現するはずなので、ここに仮固定して、慎重に測量してもらう。
右下はその結果を吟味して明日の作戦をたてているところ。
明日も測量と位置調整。それと同時に、ロールインに使った機材の搬出。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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